店長日記

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MA-1カスタム
MA-1の右胸に22要撃飛行隊の刺繍パッチを取り付け。
内ポケットの玉縁を3センチほど縫い留めることになるので、ポケット口が若干狭くなります。
N-1カスタム
今回は、無地のN-1ジャケットの左胸にU.S.N.のロゴを描き入れ。
文字の大きさに合わせた平刷毛を使用します。
A-2デッキカスタム
N-1の後継、A-2デッキジャケットにVF3のフェルトパッチを縫い付け。
コインリング完成
中断していた12角の白銅硬貨を使ったリング制作。

画像1/焼き鈍しを繰り返し、王冠型の形状に成型。

画像2/漂泊。

画像3/ルーターでポリッシュ。

画像4/作業完了。
ジーンズ裾上げ
続いてトロフィークロージングのダブルニーデニム。
こちらもやや地厚の生地。
特徴的なのは端始末で、チェーンで重ね縫いした後、そのままステッチを斜めに進め、外側に流しています。
縫い止まりを作らず、端を数センチ出したままでカットしています。
ビンテージなどでこういった仕様があったのかどうかわかりませんが、同様に始末しておきました。

画像1、2/ビフォー。

画像3、4/アフター。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ジーンズ裾上げ
持ち込みでサムライジーンズのデニム。
ご来店前に電話をいただいていましたが、生地の厚さによってはチェーンでの裾上げはお断りしているので、店頭で可否を判断させていただきました。
何とか可能と判断し、指定寸法で上げさせていただきました。
極端に地厚なものであったり、シームが巻き伏せ縫いされて厚みが増すものは機械が作動不良を起こす可能性があります。
そうしたケースはお断りするか、革用地縫いミシン(シングルステッチ)での対応になります。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ベルクロ縫い付け/CWU-45P
米軍放出のCWU-45P。
パッチを脱着するためのベルクロを前胸、左右上腕に縫い付け。
袖への取り付けでは、ショルダーポイントからの寸法が左右同じになるよう固定しますが、ざっくりした縫製で袖山のアールが左右で異なっていることが多いです。
視覚的なバランスを取りながら作業しております。
レンタル工房にて
ワークショップでのコインリング制作。
今回は、以前ファニーが生産していたオリジナルの純銀コンチョを、お客様がリングに成型しました。

画像1/中央部に穴を開けたコンチョの縁をリーマでバリ取り。

画像2/穴を開けたコンチョをアーバープレスで成型。

画像3/焼き鈍しと治具での成型を繰り返し、形が整ったら縁のバリ取り。

画像4/今回は凹凸感を際立たせるため、硫黄溶液で黒染めし、スチールウールでポリッシュして完成。
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レンタル工房につきまして

モノ作りが好きな方、手持ちの衣料や小物を修理したり、リフォームしたい方、当店の作業スペースとミシン、工具類を時間でお貸しいたします。
初心者や工具の使い方がわからない場合も、きちんとサポートいたします。

*ジーンズの修理やリメイクを自分でしてみたい。
*レザーの鞄や袋物を縫ってみたい。
*スタッズベルトを作ってみたい。
*コインリングを作ってみたい。

等々、自宅では困難な作業もここでなら可能です。
趣味でモノ作りをしている方やセミプロの方でも、プロ用のツールをすべて揃えるのは大変です。
当店で、お好きな時間に必要なツールをご利用いただけます。

地縫いミシン2台、革用ミシン、チェーンミシン、横振りミシン、ロックミシン2台、革漉き機、リベッター、レザークラフト工具一式、シルバークラフト工具一式を揃え、あらゆる作業に対応できます。

<要予約> 平日のみ 1時間/1650円
縫製糸以外の材料代がかかった場合は別途申し受けます。

平素当店とお付き合いの無い方、身元の分からない方のご利用はお断りいたします。
ジーンズ裾上げ
ノーコンプリーのブラックデニムはセレクトショップさんからの依頼品。
上糸側は金茶色で、下糸側は金茶と黒の虎縄状。
オリジナル同様にチェーンステッチで裾上げ。

画像2/虎縄状のチェーンステッチ。金茶の糸(20番コアヤーン)×黒糸(30番カタン)。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ワークパンツ裾上げ
持ち込みでストロングアームのダックパンツ2本。
微妙な糸色ですが、手持ちの糸で出来るだけ近い色を選択して対応させていただきました。
ステッチ幅はやや広めで、1,1センチほどの仕上がりです。
コインリング鋭意制作中
今回使用するのは外周が12角の白銅硬貨。
縁を起こしていくと、独特の形状に仕上がりますが、成型の際に角を潰さないように注意が必要。
厚みがあるので、念入りに焼き鈍ししながら作業を進めます。
G-1カスタム
ビンテージのフライトジャケットG-1(G55J14)。
見本でお預かりした同型G-1を元に、衿裏にU.S.N.のロゴをペイント。
年代相応にヤレた感じも再現します。
G-1は戦後も長い間、海軍のフライトジャケットとして生産され続けますが、後年には衿裏のペイントは無くなり、代わりに前立てにU.S.N.の文字がパンチングされるようになります。
B-15Aカスタム
コットンフライトジャケットではB-10の後継にあたるB-15A。
大きめの衿と、ファスナー位置が中央から右見頃側にオフセットされた身頃。
特徴的な三角タブをすっぽり覆うように、フライングタイガースの刺繍パッチを取り付け。
G-1カスタム
G-1最初期の55J14。
レプリカではなく、当時モノ(1950年前後)です。
今回のご依頼は、消えてしまった衿裏のステンシルをリペイントするというもの。
見本として、同じ年代のステンシルが残っているものも一緒にお預かりしています。
これを元に、同じようなタッチで模写していきます。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
昨年末にお預かりした修理品。
2本ともシュガーケーンのSC42021で、緩くなったボタンホールの補強を行います。
このSC42021は、ロングセラーSC41947と共生地の14,25オンスデニム。
裾にかけてすっきりしたテーパードシルエットです。
昨今は同じ14,25オンスのセカンドジャケットと、上下セットアップでお買い上げいただくことも多くなりました。
コインリング完成
手順通り、焼き鈍し→成型を繰り返してリングの形にしていきますが、今回は治具の使い方を変えて、少し膨らみのある甲丸型にします。
曲面の内側は手では磨き難いので、ルーターにブラシを取り付けてポリッシュしました。
コインリング制作
ご注文いただいた50セント銀貨を使ったリングを制作中。
今回は表面が平らな平打ちリングではなく、少し膨らみを持たせた「甲丸」タイプ。
サイズもお客様の指に合わせて20号で仕上げます。
ベースとなる50セントケネディコインは、1964年発行の900/1000シルバーのもの。
ちなみに1965年以降も、ケネディコインは全く同じデザインで発行されていますが、品位は落ちて400/1000シルバーとなります。
流通価格が1964年製と1965年以降のものとで大きく違うのは、コインの成分が異なる為です。
本日の修理品/エターナル52252
通常のデニムは経糸のみブルーで緯糸は生成ですが、こちらは経緯ともにインディゴブルーの糸を使って織り上げられた生地。
左ポケットの袋布が大きく裂けているのを、裏側から補修して使用できる状態にリペアします。

画像1/ポケット口で袋布が千切れて落ち込んでいる状態。

画像2/袋布の底も大きく裂けています。

画像3/袋布の裂け目を整えて、接着芯で固定。この後、ポケット口を補修します。