2010年3月

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雑誌掲載の商品について
この時期、アメカジの専門誌では、夏の商材の特集記事が多く掲載されます。
しかしながら、雑誌に紹介されている写真は、以前にメーカーの展示会に出品されたサンプル品であり、現物の製品が出来上がっているとは限らないのです。
今週も、某誌に掲載されたサンサーフのスペシャルエディション・バックパネルについてお問い合わせをいただいておりますが、該当の商品が未入荷のため、お待ちいただいている状態です。スペシャルエディションについてはレギュラー品の生産が一段落した4月末〜5月初旬が納期予定で、まだ一枚も納品されていない状態です。
現物の店頭投入時期に雑誌が発売されればベストなんですが、どうしてもタイムラグが出てしまうものです。これは他のメーカー、他のアイテムでも同様で、雑誌には大きく取り上げられているのに、店頭に商品が無いということは良くあることなんです。
改善の余地はあると思いますが、一代理店の立場ではいかんともし難いことなので、何卒ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
カレッジリングが…
昨日、お客様さまからUSEDカレッジリングのご注文をいただき、今朝、めぼしいインポーターをあたっておりました。ところが極端に品薄でタマが見つからず、結果的にお役には立てませんでした。
インポーターの話によると、ここ数年の金地がねの極端な上昇(5年で2倍以上!)で、10K,14Kの大きめのカレッジリングやスクールリングは、溶かして地金で売買すると即金になるということで地金業者のほうにまわってしまうそうで、ビンテージの市場では枯渇状態なんだそうです。
そういえば、最近日本の街中でも、古物買い取り業者が、やたらめったら『金製品、高く買います!』と看板を出しているのを見かけますが、ぼんやりしていてそこまでの状況とは思いませんでした。
このまま地金の値段は上がり続けるのか、どこかで反転するのかは誰にもわかりませんが、現状では、ビンテージとしての付加価値よりも原材料の方が値打ちがあるということのようです。

画像のカレッジリングは、昔海外に買い付けにいき、自分のサイズにあった一点を手元に残したものです。リングは衣料品のようにかさばらず、ハンドキャリーで持って帰れるので、程度が良くて日本人に合う(小さめ)サイズのものはすべて買い付けてきて販売していました。
ハワイアンシャツの洗濯について
夏のマストアイテム、ハワイアンシャツの洗濯方法について、お客様からお尋ねいただくことも多いので少し書いてみます。
当店では主にSUNSURFの製品を展開していますが、これは東洋エンタープライズのブランドのひとつです。素材はほとんどがレーヨンで、ごく少数がシルク、またコットン製の物もわずかながらあります。そして、すべての製品(脇の内側)に必ず洗濯表示が付いています。コットン製を除く素材には水洗い不可、ドライクリーニング(石油系)のみとあります。
つまりメーカーの指示としては、クリーニング店に出して石油系の溶剤で洗ってくださいということなのです。
私共メーカーの正規取り扱い店としては、立場上、メーカーがドライクリーニングの表示をしている製品を家庭洗濯出来ますよと言って販売することはできません。
しかしながら自分が普段着用しているハワイアンシャツは、シルクも含めてすべて自宅で洗濯しています。ネットに入れて丸洗いし、脱水した後、退色を防ぐために裏返して干せば、多少皺が残るものの、全く問題ありません。近頃の洗濯機は高機能で、ウールものですら丸洗い出来るのですから、レーヨンやシルクでもよほど扱いを間違えなければどうということはないのです。ただし、レーヨン(再生繊維)、シルク(絹織物)はネットを使用しても、水中で撹拌されることによって縮みやねじれが出ますので、多少は風合いが変化します。蝶貝やココナッツの釦が破損する可能性もゼロではありません。そのあたりを含め、あくまで自己責任でということになります。
メーカー側は、少しでも扱いの難しい製品には、ドライクリーニングの表示を付けたがるものです。ある意味逃げなのですが、もし一定の条件ででも、洗濯O,Kの表示をすると、それが顧客側の不注意であっても、クレームになることがありえるのです。めんどうだから、ドライ表示にしてしまえという気持ちはよくわかります。
しかし実際のところ、自分自身ユーザーの一人として、夏服をいちいちクリーニングに出していたらコストがかかって仕方がありません。自宅で洗濯して、皺が気になる時は、衿と前立てをサラッとアイロンがけすれば充分だとおもっています。

(注)あくまで、一ユーザーとして自分の場合はというお話です。家庭洗濯される際は、以上のことをふまえて自己責任でおねがいしますね。
良書とはいえませんが…ご紹介
『殺人者たちの午後』トニー・パーカー著 沢木耕太郎訳 飛鳥新書

『深夜特急』などの著者、沢木耕太郎さんの訳書ということでおもわず手に取ってしまいました。
本書では、イギリス国内で殺人を犯した12人の殺人者が、自らの生い立ちや事件を起こす経緯、その後の人生を一人称でとつとつと語っています。年齢、性別、殺害に至った事情などさまざまで、多くのケースでは被害者にさしたる落ち度は無く、中にはたまたま通りかかっただけで被害にあったケースもあります。著者のパーカーは、服役中、あるいは仮釈放中の殺人者たちに慈愛の心で接し、秀逸なルポルタージュにまとめあげています。この種の犯罪者たちを、社会現象のひとつとしてとらえ、主に殺人を犯したあとの日々に視点を置いた作品です。

読後はしかし、どよ〜んと沈鬱な気分にさせられます。
こうもあっけらかんと語られてもな〜と…。
全く被害者に落ち度が無いケースでも、条件が整えば10数年で仮釈放になってしまうイギリスの司法制度も驚きですが、犯罪者が、被害者の心情に思いを寄せることがほとんど無く、済んでしまったこととして、これから自分はどう生きるべきかなどと前向きに語っています。
…さすが罪を憎んで人を憎まずのお国柄です。イギリスの犯罪者のみなさんは(神の愛)につつまれて、お幸せですね。

東洋の島国、日本には野蛮な死刑制度が存置されていて良かったと私は思っていますが…
DPCストローハット
WHAT'S NEWでもご紹介しましたが、DPC(ドーフマン・パシフィック社)の新着ストローハットです。
長い歴史のあるメーカーですが、本品の生産は中国でおこなっています。
形も良く、クラウン(頭が収まる筒の部分)の真ん中あたりは通気性を考えて編み込みが荒くなっています。ハットバンドもストローを捻って有刺鉄線風にしつらえてあり、なかなか気が利いています。内側はゴムバンドで頭にフィットするように出来ていて、日本人がかぶってもきちんと収まります。
実はアメリカ人の頭に合わせて生産されるウエスタンハット(テンガロンハット)は日本人の頭にはフィットしづらいものなのです。欧米人は頭の形が前後に長く、かっちり糊付けされたハットを日本人がかぶると、前後に少しあきが出来てしまいます。(当店では対策用に、前後の内帯の中にいれるスポンジ芯を用意しています)。
このDPCのハットはその必要がありません。
これからの時期、南国風にハワイアンシャツとコーデュネートしたり、実用的な日焼け対策として海やゴルフコースでも使っていただけるのではないでしょうか?
お値段 2800円(税込み)
マニュアルと接客
週に一回程度、食事に行く飲食店があります。
時間的な都合でそこにいくだけのことで、味に期待しているわけではないんですが、味よりもホールスタッフのあまりにも機械的な対応に違和感を感じてしまいます。いつもほぼ同じ時間に行き、対応するスタッフもいつも同じ人であるにもかかわらず、ご丁寧に毎回きちっ〜と同じマニュアル通りの説明を一からしてくれます。
『こちらのメニューからお選びください』から始まって『伝票をレジの方までお願いいたします』まで、杓子定規に一言一句同じです。朝礼で復唱するような内容を、ただただオウムのようにくりかえすだけ…。
毎回顔を合わせているのだから、『今日はどうなさいますか?』とか『いつもありがとうございます』程度の言い回しぐらい出来ないのか?…アンタはオウムか?
この恐ろしいまでの気遣いの無さ、愚鈍さはなんなのでしょう?
マニュアルは、均質なサービスをするための指針としてあるもので、あくまでもサービス向上が目的です。
何もお客とよけいな話をする必要はありませんが、ここまで機械的に、言われたことしか出来ない人間は、言われた以上の仕事はしようとしないものです。サービス精神に欠け、ルーティンワークしか出来ない人は雇用する店にとってもプラスにはなりません。それでも勤まっているのは、慢性的な人手不足に悩む飲食店では人材の確保が難しいからでしょうか?
都心部では、やる気満々、日本語ペラペラで、一見客にも愛想の良い東南アジアからの留学生がサービス産業に従事しているのを良く見かけるようになりました。
早晩、この流れは地方にも波及するのでしょう。これも雇用する側の様々な事情を考えればむべなるかなというところでしょうか?
スターリングシルバー・ウォレットチェーン
当店ではウォレット用のオプションパーツを多数取り扱っています。
H.P未掲載のものもたくさんありますが、その中で、今後入荷予定の無い名品がこのウォレットチェーンです。
すべてスターリングシルバー(銀の含有率92,5%以上)の無垢のパーツで構成され、ずっしりとした重みがあります。研磨されたシルバー独特の鈍い輝きは、レザーのウォレットとの相性も抜群。
この製品はインポートですが、ここ数年のシルバーの原材料の高騰で価格の折り合いがつかず、今後の入荷は見込めません。現在の相場感からすれば格安のこのチェーン、残り数本ですので、ご興味のある方は店頭にてお訪ねください。
価格36750円
ハトは天然
意外や意外。
まだ30%以上の政権支持率があるなんて、どういう訳でしょう?
民主党支持母体の日教組や自治労、その他の組合組織の周辺部分以外にも、まだ支持者がいるということなのか?…首を傾げてしまいます。
『日本は日本人だけのものではない』と言い放ち、フラフラと迷走を続けるこのヒトの視線の先には何があるのでしょうか。
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実現の可能性は置いておいて、私が最も日本の首相にふさわしいと思うのは平沼赳夫さんです。以下、思いつくままに書き連ねると、

総理大臣/平沼赳夫(衆・無)保守本流の代表格。誰もが認める高い見識と行動力。
法務大臣/鴻池祥肇(参・自)女グセは悪いが信念の人。罪人は市中引き回しの上、打ち首でお願いします。
外務大臣/小池百合子(衆・自)思想も節操も無い人ですが、ズル賢さと、交渉力は抜群。特亜対策の捨て石に…
文部科学大臣/稲田朋美(衆・自)伝統と創造の会会長。同じ弁護士出身でも、福島みずほ・千葉景子とは対極にある人。打倒日教組!
防衛大臣/西村眞悟(前衆・改ク)この方以外は全く思いつきません。前回選挙で子供手当に反対し、国防費にまわせと正論を吐いて玉砕されました。副大臣には田母神俊雄前航空幕僚長をお迎えしたい。

どうでしょうか?
注)メールでご意見をお寄せいただかなくてもけっこうです。WWW
本日の修理品
TUFNUT社のオーバーオールの裾の上げ直しを承りました。
股下の長さを変えずに、紺色のシングルステッチを白の綿糸でチェーンステッチに変更です。
裾線をほどいて紺色の糸を抜き、プレスで伸ばしてからチェーンミシンで裾上げです。一旦プレスするのは、最初の折り幅が若干広く、そのクセがついたままだと機械のラッパ(ガイド)にきちんと収まらず、不具合が出るためです。
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*WEB通販をご利用のお客様へ
当H.Pの買い物カゴで商品をご購入いただいた場合、自動的にご購入確認のメールをお送りする仕組みになっておりますが、なんらかのトラブルでそのメールがかえってきてしまうことがございます。その際は、ご記載いただいた電話番号に直接ご連絡させていただきますので、宜しくお願い申し上げます。
昨日ニュースでやっていましたが、名古屋・栄にリーバイスの直営店舗が出来たそうです。
ハイエンドの6万円台のジーンズも扱うようで、ニュースでは好意的な取り上げ方をしていました。低価格競争に一石を投じることになるのかどうか、暫く様子を見ないとわかりませんが、景気の動向とは無関係に、良い物を求め、長く愛用したいという層は確実に存在します。
当店もそういう方達に訴求力のある商材を提供していきたいと常々思っています。

ところでリーバイスが日本法人をつくって間も無い頃、学生だった私はアルバイトをしていたことがあります。今のようにアイテムも多くなく、パンツ中心の展開で、当時はまだアメリカ工場で生産していた品番が多くありました。この当時リーバイストラウスは日本円で3000億(たぶん)に相当する企業で、世界最大のアパレルメーカーであったとおもいます。その後凋落し、工場をすべて海外移転し、今は本国では全く生産していません。
現リーバイス・ジャパンは日本独自の商品企画で一定の顧客を獲得しています。
今後、どういう方向に向かっていくのか注目していきたいと思います。
ロンウルフ・ワイヤーマン
国内生産の本格的なブーツとして評価の定着した東洋/LONEWOLFブランドから、久々に新作ブーツがリリースされます。
今週の商談会で試作サンプルを見てきましたが、カーペンターに似たレースアップで、タッセル(革飾り)が無く、トゥが丸みを帯びたモンキーブーツタイプです。ソール&ヒールはおなじみのキャッツポウ、革はロンウルフでは今までにないガラスレザー(なめしの後、ガラス面に貼付けて成型する鏡面仕上げ)で、ドレスシューズのような光沢があります。色は黒と濃茶の2色。
メーカーの意向もあり、現物が出来上がるまでは画像でのご紹介が出来ませんが、当店では2色共、全サイズ展開いたします。既に生産にかかっており、6月頃には第一弾が入荷予定です。価格42800円(税別)。
(再び)がんばれ!トヨタ
アメリカのトヨタバッシングの根拠のひとつとなっていた電子制御システムの不具合について、実験時のデータの捏造が発覚しました。しかもそれに最大手メディアのABCが積極的にかかわっていたのは驚きです。これはもう国をあげてトヨタを貶める意図があったと思われても仕方が無いのではないでしょうか?
米メディアが捏造までして国策に加担するのは異常だと思いますが、これに対し日本のメディアに強く批判する姿勢が見られないのはどういう訳でしょうか?
でっちあげのデータをTV放映され、大きく国益を損なう可能性があったのにもかかわらず、他人事のような報道姿勢です。もう少し世論を盛り上げるような、強い論調があってもよいのではないか。
日本の大手メディアのスポンサーに、日本にアイデンティティーを持たない特定国の企業が多いことと関係があるのでしょうか?…勘ぐり過ぎか。
なんにせよトヨタが一日も早く失地回復することを期待しています。

注)画像は、かつて世界市場に君臨したゼネラルモータースのビュイック・スペシャル。実用性ゼロのおおらかなつくりが魅力です♪。
包丁一本 度胸千両
昨日、東洋エンタープライズでのフライトジャケットの展示会を終え、夕刻、恵比寿東口にある和食居酒屋、味彩(03−5449−0049 http:www.ebisu-ajisai.net)に立ち寄りました。
ここのオーナーは愛知県南知多の出身で旧知の間柄です。
私どもは開業当初、古着商をしておりましたが、地元の高校生でやたらとビンテージジーンズに詳しい子がおり、アルバイトで仕事を手伝ってくれるようになりました。やがて彼は料理人を志し、20歳そこそこで身体ひとつ、包丁一本で全くなんのツテも無い東京に出て行きました。向こう見ずな彼が、長い修業期間を経て3年前にオーナーになったのがこのお店です。
もともとこだわりの強い性格で、食材と酒には一切妥協せず、日々の研鑽の結果、専門誌の表紙を飾るまでになりました。旬の食材をとりそろえ、刺身、煮物、揚げ物、炒め物からサラダまで、どれひとつとってもハズレがなく、どんなにたて込んでいても絶妙のタイミングでサーブしてくれます。一人でふらりと立ち寄ってもカウンターでゆったりくつろげるお店です。
東京方面の方にはぜひ一度立ち寄っていただき、オーナーの心意気に触れていただきたいおすすめのお店です。
パッチ縫い付け
東京の方から、3着まとめてパッチ付けのご依頼です。
以前にも書きましたが、B-3のような羊革への縫い付けはミシンの調整に一手間かかります。
作業は、動力をオフにして手送りでゆっくりと縫っていきます。
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明日は店休日ですが、バズリクソンズのフライトジャケットの商談で東洋本社(両国)へ出張です。今年の秋冬のラインナップが全て出揃う予定です。
横振りミシン
11日にお預かりしたパンツの修理が完了しました。
今回ははげしくクラッシュしていたため、左右の前身頃を縦に50センチ以上も裏打ちしました。
表地のパックリ裂けた部分を始末するのには横振りミシン(ジグザグミシン)を使用しました。
これは本来パッチワークなどに使用する業務用ミシンです。ヘッドが左右に首を振りながら下糸をとらえて縫い進めていく構造で、刺繍ミシンに近いと言えます。当店では大掛かりな修理以外では出番が無く、普段はバックヤードに収まっています。ここぞというときに引っ張り出すのですが、これがメチャクチャに重いので出し入れだけで一仕事という感じです。
業務用のミシンは基本的に単一機能のものばかりですから用途別に何台も必要で、保守管理も大変です。
カスタマーサービスの頁、デニムリペア9として画像UPしました。
LIVE TO RIDE
ハンドメイドらしき重厚なヌメ革のベストに、イベントの記念パッチを縫い付けました(今回は前立て近くの一カ所)。
バイカーは、チーム名が背中に入ったベストを羽織って愛車を駆り、訪れた先々で手に入れたパッチをひとつづつ縫い付けていきます。それはそのバイカーの旅の記録であり、大切な儀式のようなものかもしれません。
その都度、ひとつひとつ縫い付けていってこそ意味があるというものです。
(→縫い付け作業をする方は、3年分ぐらいまとめてもらえると、ミシンのセッティングも一度で済んで楽なんだがなぁ…)
でも、常連さんなので気持ち良くお受けしています♪
毎度ご利用ありがとうございます。
一昨日、お立ち寄りになったレディースショップ店長氏とお話をしていて、今年の流行色は『白』だと教えられました。
ほぉ〜知らんかったわ!…というよりここ20年程意識したこともありません。
昔、アパレルメーカー勤務だった頃はそれにそってものづくりをしていましたので、意識せざるをえませんでしたが、今は全く興味すら無くなってしまいました。
この流行色というやつ、自然に流行するはずもなく、仕掛ける人間がいます。
流行色協会という組織があり、本部はフランスだったと思いますが、そこが先々の流行色を恣意的に決め、世界中のデザイナーや生地メーカー、マスメディアを集めて発表するのです。
そのご託宣をありがたがって持ち帰ったデザイナーたちが次シーズンにその色の商品を企画し、生地屋は生地を生産し、メディアはそれにそって煽り広告を打ち、シーズン到来とともに実際にその色が流行するというわけです。
そうです、流行はまさしくつくられるのです。
ある程度数が出回ってこそ、初めて流行となるわけで、そのためには生地の段階から仕込んでおかなきゃなりません。半年〜数年の準備期間が必要です。素材の流行、デザインの流行もリンクしてすすめられます。
あっさり書いてしまうと身も蓋もないですが、ファッション業界はそういった仕組みで成り立っています。TVでドン某とかいう誰がどう見てもダサい、メタボ気味のデザイナーが、いつもしたり顔で流行予測などしていますが、別にコイツが予測しなくたって結果の決まった出来レースみたいなもんです。

さて、今週も当店には流行に敏感な方にはイマイチな、ド定番商品が沢山入荷しております。流行ではなく、スタイルにこだわるお客様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。
本日の修理品
10年以上前にお買い上げいただいたバズリクソンズのXXタイプです。
メリハリのあるタテ落ち感、生地の耳部分のアタリなどまさにビンテージデニムそのものといった風格です。大きな穴が数カ所開いていますが、生反は厚みが残っており、大掛かりな補修をすればあと数年は着用出来ると思います。
加工品では出せないこの雰囲気を残しつつ、リメイクしていきます。

*当ホームページは2月より携帯電話でもご覧いただけるように設定しておりますので、ぜひご利用ください。
ジーンズ裾仕上げ(持ち込み品)について
当店では他社さんのパンツの裾上げも、時間的に都合がつく限りは対応いたしております。とくにチェーンステッチによる裾上げは対応しているSHOPが少ないこともあり、お受けする機会が多いのですが、実際に持ち込まれた状態を見てお断りするケースもままあります。それは主に以下の理由によるものです。

*着用後、洗濯されていない状態
裾線がしわくちゃで地面にこすったような跡がある場合は、生地にホコリや砂が入り込んでいます。裁ちバサミを入れれば『ジャリジャリ』と音がし、三つ巻きにして一回り縫うとそれだけでミシンの針がダメになります。例えて言うとサンドペーパーを縫っているような感覚で、ミシンの抵抗が強くなり、針だけでなく本体の調子もおかしくなります。ミシンは常に1ミリ以下のクリアランス調整が出来ていないと正常に糸を拾ってくれません(シングルミシンも同じ)。
きちんと洗濯されておらず、ハサミやミシンを傷める可能性がある場合はお断りせざるを得ません。

*生地が縮みきっていないと思われる場合
力織機で織られた生地の場合、洗濯によってタテに8〜12%前後の縮みがあります。現在ではほとんどのメーカーで、多くの品目が製品洗いされた上で店頭に出荷されますが、中には原反のままだったり、軽く水洗いをして糊を飛ばしただけの製品もあります。そういった状態で持ち込まれ、『あとどのくらい縮みますかねぇ?』『おまかせしますから、丁度良くなるように切ってください』などとサポートを求める方がいますが、率直に言って、他社の製品については責任が負えません。当方に生地のデータが無く、生地の特性や、縮み分について判断しようがないのですから。お客様の責任で、カット分を指定していただかない限り、ハサミを入れられません。

昨今は、WEB環境が整備されたこと、中古流通品が多くなったことなどで、購入したお店以外で修理対応が必要なケースが増えているのだと思います。当店では可能な限り前向きに対応していきたいと考えておりますが、何でも無条件にお引き受け出来る訳ではありません。
本日はそのあたりの事情を書いてみました。
気は確かか?
高校無償化が既定路線化され、子供が進学する親の立場としてはありがたいことではありますが…
鳩山政権下で、朝鮮高校も無償対象とすべきだというアホ議員がいて、議論が割れているのは理解に苦しみます。
犯罪国家の出先機関たる朝鮮学校を税金で支援してどうしようというんでしょうか?
朝鮮学校は日本の学校ではありません。
在日の子弟を集め、金正日マンセーの民族教育を施す、いわば反日分子の養成学校でしょう。
戦争ともなれば祖国に忠誠を誓い、日本人に銃口を向けるのです。
北朝鮮は、平時でも国家ぐるみで日本人を拉致し、船で麻薬を持ち込み、パチンコや消費者金融、風俗業の上がりをロンダリングして本国に送っています。こんな国の機関に、資金援助してやるバカがどこにいるのでしょうか?そんなことしたら正に盗人に追い銭ではないか。
これが差別の問題だというなら、差別されているのはむしろ日本人の側でしょう。
彼らは『ウリも税金払ってるニダ!』とか言うんでしょうが、生活者として様々な行政サービスを受けているのだから当たり前です。
自己理由で日本に住みつきながら、日本人に仇なす(敵性)外国人は早々に母国にお帰りいただきたい。
特別永住許可など取り消して、帰還事業を再開してもらいたいもんです。