衛星放送でたまたまやっていた懐かしい作品。
マカロニウエスタンのドゥッチョ・テッサリ監督が、フランスの大スター、アラン・ドロンを主役に据えて製作した73年のアクション映画。
ストーリーは、マフィアに妻子を殺害された元殺し屋が、愛用のビッグガン(コルト・ガバメント)を手に復讐を遂げていくという単純なもの。軍隊経験のあるアラン・ドロンの銃の扱いは堂に入っている。敵役には、前年の映画『ゴッドファーザー』で最後に射殺される、ドン・マランツァーノを演じた大物俳優リチャード・コンテを配している。
全編暴力的で虚無的な映像表現だが、現代のCGを多用したシャープな映像よりも、じわりとした怖さがある。ラストシーンも意外性があって強く印象に残る。
所謂フレンチ・ノワールとはちょっと異なり、やっぱりマカロニウエスタンのテイストだと感じる。
ところでアラン・ドロンは、かつてレナウンのブランド「ダーバン」のCMで多くの(というか、全ての)日本人に知られる存在だったが、現在20代の方達には全く知られていないようだ。
マカロニウエスタンのドゥッチョ・テッサリ監督が、フランスの大スター、アラン・ドロンを主役に据えて製作した73年のアクション映画。
ストーリーは、マフィアに妻子を殺害された元殺し屋が、愛用のビッグガン(コルト・ガバメント)を手に復讐を遂げていくという単純なもの。軍隊経験のあるアラン・ドロンの銃の扱いは堂に入っている。敵役には、前年の映画『ゴッドファーザー』で最後に射殺される、ドン・マランツァーノを演じた大物俳優リチャード・コンテを配している。
全編暴力的で虚無的な映像表現だが、現代のCGを多用したシャープな映像よりも、じわりとした怖さがある。ラストシーンも意外性があって強く印象に残る。
所謂フレンチ・ノワールとはちょっと異なり、やっぱりマカロニウエスタンのテイストだと感じる。
ところでアラン・ドロンは、かつてレナウンのブランド「ダーバン」のCMで多くの(というか、全ての)日本人に知られる存在だったが、現在20代の方達には全く知られていないようだ。