2024年6月

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サドルシートカスタム開始
古くからのお客様のご要望で、パンヘッドに取り付けるレザーシートをスタッズで意匠。
本日の所はざっとデザインの打ち合わせ。
このサドルシートはしっかり成型されて縫い込まれているため、解体はせずにこのままの状態で作業を行います。
刺繍パッチ次回分
毎回依頼している刺繍職人さんに渡す絵型と指示書を制作中。
職人のおっちゃんと前回電話で話したのは5月の後半。
その時、6月一杯マイカーで北海道一周の旅に出ると宣言された。
そろそろ帰着しているはずなので、週明けに事務所に生存確認の電話をしてみるつもり。
無事に戻っていればいいんだけどね…。
エクステリアもDIYで
続いて上端を丸柱に固定。
接点には接着剤の代わりにコーキングを塗布。
下穴を開け、M6のコーチスクリューをねじ込み。

画像3/作業完了。
エクステリアもDIYで
梅雨の合間に、チェーンソーを使って小作業。
く゚の字に曲がった流木を使って、デッキの端に手摺を取り付けてみる。
留め付けには六角のコーチスクリューを使い、デッキの床面と、太い丸柱にしっかり固定する。
仮留めで、角度を合わせて接点を削っていくが、チェーンソーの先端部分を使うと容易にアールを削ることが出来、実に効率が良い。
まずは下側を、ラチェットレンチを使ってコーチスクリューで固定。
エクステリアもDIYで
満開のエキナセアの後ろで、球根植物のグラジオラスも一気に開花。
「剣」が語源のこの花、開花期にここまで大きくなることを想像できず、南天の近くに植えたのは失敗だった。
何分素人だったもので…。
花季が終わったら、移設も考えなくてはなるまい。
ちなみに映画にもなった「グラジエーター」=剣闘士も語源は同じ。
カードケース制作
裁ち残りの革を利用したカードケース制作の続き。

画像1/ヤマト運輸のカードを挟んで、裏側から黒のオイルドレザーを仮留め。

画像2/コバを残したままで外周を縫い留め。ミシンでの合わせ縫いの場合は、この後にコバをカットした方が縁が奇麗に揃います。

画像3/完成、ちょっと持ち出しを付けて、鹿ヒモとビーズを取り付けました。

画像4/型押しクロコを使った表側。高級そうに見えなくもない。外周を縫い込んでいるため、カードは取り出せません。

ところで最近、パソコンを立ち上げると、ヤマト運輸を騙る詐欺メールが山ほど送られてきていて、実にうっとおしい。
カードケース制作
本日は休業日で、工房で材料の仕分けがてら、ショップで使う小品を制作。
ヤマト運輸で発送の際に使うビジネスメンバーのカードがヨレヨレなので、これを収めるケースを作る。
材料は裁ち残りの端革で、表側は型押しクロコにクリアファイルを縫い付け。裏側は黒のオイルドレザーで、カードをサンドイッチして四隅を縫い留める。

画像1/端革の中でギリギリ使えるサイズのものを選択。

画像2/型押しクロコを刳り貫いてカットしたクリアファイルを仮留め。

画像3/表側からコバ縫いでクリアファイルを縫い付け。
エアフォースパッチ鋭意製作中
ショルダーパッチに取り付けるリムを型抜き中。
材料の馬革は、昔からお付き合いのある工房エル・パソさんのご提供です。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
細身ストレートのSC42021。
前開きのコの字止めの糸切れ。綿糸縫製で、閂止めも入っていないビンテージ仕様のジーンズならではの弱点。
現代的なジーンズではポリエステルスパン糸で縫製し、閂止めで補強も入るので、こういったケースはほとんどありません。
同色の綿糸(カタン)で再縫製を行いますが、返し縫いして多少強度を持たせております。
エクステリアもDIYで
早朝からバルコニーの植栽作業。
手前に素焼きコンテナを設置し、エリゲロンとキンギョソウを交互に植え付け。
その後ろには海岸で拾ってきた平板で棚を作り、サルビアの大鉢を置いた。
棚板上にはまだスペースがあるので、梅雨が明けたら鉢を追加で置くかもしれないが、とりあえずはここまで…。
エアフォースパッチ鋭意製作中
今日は早朝から土砂降りで、購入した花苗を植え付けるのは諦めた。
午前中は、店頭で欠品中のショルダーパッチのペイント作業。
ネットでお買い物…宿根草苗
バルコニーに設置する素焼き鉢用の花苗をネット購入。
今回も長野県にある宿根草の専門店に発注。
多数の小花を咲かせるエリゲロンは繁殖力旺盛で、リピート購入。
シックな紅色のキンギョソウ・ブラックプリンスは初。生育してもあまり高さが出ないということで選択。
本日の修理品/ドゥニームXX
オリゾンティ時代のドゥニームXX。
神戸ワールドの関連会社としてスタートした最初期の物。
若干の色落ちはあるものの、全体のコンディションは上々です。
このモデルの弱点として、カタン糸で縫製されたボタンホールの芯糸切れがありますが、これもトップボタンホールがパンクしています。
使用に差し支えない様、タタキで補修。
本日の修理品/ロンウルフ エンジニアブーツ
スエードエンジニアの修理の続き。
捲れ上がっていたパイピングを接着し、ダメ押しでコバに沿ってミシンでタタキを入れておきます。
ミシン糸は目立たない様、生成り色を選択。

画像3/作業完了。
本日の修理品/ロンウルフ エンジニアブーツ
シャフト上端のパイピングが破れた状態のスエードエンジニア。
パイピング部分は別革で伏せ縫いされていますが、これを取り外して新しく付け直すのは、以下の理由で難しいです。

*メーカーの修理対象外であり、適合する材料の供給もないこと。

*パイピングは、シャフト後ろのバックステイと、脇の開口部に挟み込んで縫われています。パイピングを取り外すとなると、かなりの部分を解体する必要があること。

*革は布とは違い、繊維を切りながら縫製されているので、糸を抜いてもミシン目は残ったままになります。解体、再縫製で同じところを縫うと穴が増え、強度が落ちること。

現実的な方法として、擦り切れて捲れ上がった部分は接着し、コバ縫いの内側にステッチを入れて補強を行います。

画像1/擦り切れて捲れ上がったパイピング。

画像2/革用の接着剤を塗って乾かす。

画像3/ハンマーで叩いて圧着。

画像4/接着面が安定するようクランプで固定。
ネームプレート制作中
通販でネームのみご注文いただいた分を製作。
外回りには縫い付けの時の目安になるネン押し。
乾燥するのを待って郵便発送します。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3300円(税込み)
エクステリアもDIYで
気温の上昇とともに、夏の花エキナセアが開花中。
イガグリみたいな花芯が特徴的。一年半前に植え付けた苗はずいぶん大きくなり、今年の秋には株分け予定。
三週間前に買ってハンギングバスケットに寄せ植えしばかりのヒューケラと源平小菊も、しっかり根付いて小さな花を咲かせている。
ネットでお買い物…素焼きコンテナ
出来上がったパーゴラの下段に置けるよう、丁度良いサイズの素焼きコンテナを2個購入。
重量のあるものなので、出来ればホームセンターの店頭で買いたかったが、焼き物で横長のものはほとんど在庫していない。
プラスチック製のものはいくらでもあるが、出来るだけ通気性の良い、多孔質の素焼きのものが欲しかったのだ。
底の左右に水抜き穴が開いているが、真ん中にもあった方が良かろうということで、コンクリートドリルで追加の穴開け。
これにも宿根草を植え付ける予定。