2020年10月

40

LIXILが1200人の希望退職者を募集

住宅設備大手のLIXILグループは、1200人の希望退職者を募集すると発表しました。
LIXILグループによりますと、新築住宅の市場が縮小し、事業構造の転換が必要だとして、子会社のLIXILで1200人の希望退職を募るということです。対象は40歳以上で勤続10年以上となる正社員で、全体の7%に当たります。
(以上引用)

元々常滑市の地場産業だった陶器メーカーのINAX(その昔は伊奈製陶だった)が住宅関連メーカー何社かと統合されてできた会社。
旧INAXの工場は今でも地元にあり、当店のお客様も勤めている。
この時期に、40歳以上で自発的に退職を「希望」する人がどれだけいるんだろうか。
本日の修理品/バズリクソンズ スウェット
これは難しいケースで、右肘付近が薄くなって裂けている状態。
カットオフして半袖にするリメイクもご提案したんですが、なんとかそのままの形で補修してほしいとのご要望。
裂け目周囲を接着芯で裏張りして、ミシンで補強のステッチを入れて処理しました。

画像1、2、3/ビフォー

画像5/アフター。
パッチ縫い付け/CWU-36P
CWUの裏地は、ミシンの送りがスリップしやすいため、微調整が必要です。
糸色は、表側はパッチのコバに色合わせし、裏側は裏地の色に合わせています。
バックペイント鋭意制作中
肆式戦闘機のバックペイントは、ベースの国防色に色を重ねて、影や日が当たっている部分のトーンで塗り分けていきます。
各部のディテールを描き込むのはこの後です。
パッチ縫い付け/CWU-36P
次の作業は、CWUをパッチ仕様にカスタム。
両腕、左右見頃に合計7枚のパッチを縫い付け予定。
本日の修理品/ダブルアールエル ジーンズ
左右ポケットの底の穴を塞ぐために解体しますが、ポケット口左右に隠しリベットが打ち込まれているため、そこを残して取り外します。

画像1/穴の裏には薄手のデニムを挟み込んで糊付け。

画像2/接着芯地を圧着。

画像3/底穴の上をタタキで補修。ポケットの飾りステッチの上を目立たないように地縫いして、接着芯地を固定。

画像4/作業完了。
バックペイント鋭意制作中
ミシン作業はひとまず置いておいて、別件のペインティングを…。
レイアウトが決まっている肆式戦闘機のバックペイント。
とりあえずベースとなる国防色を作って地塗り。
大まかに陰影を加えておき、乾燥させます
本日の修理品/ダブルアールエル ジーンズ
ラルフローレンがビンテージラインとして展開しているRRLのジーンズ。
両ポケットの底に穴が開いているので、取り外して補修を行います。
○○リフォームさんからのご紹介案件。
パッチ縫い付け/M-65
難易度の高い部分もありましたが、8枚のパッチを所定の位置に取り付け、M-65のカスタム完成。
オンライン展示会
昨日、インスタ・ライブでおこなわれたダブルワークスの展示会。
この度の武漢肺炎の影響で、アパレルメーカーの4月以降の展示会は次々に休止となりました。ここにきてやっと通常開催されるようにもなりましたが、メーカーによってはこれを契機に従来の展示会による受注方式を改めるようにもなっています。
ディーラーサイトをより充実させて、そこで受注が完結するようにしたり、ライブ配信で企画商品を紹介したりといったやり方が、今後拡がっていきそうな情勢です。
パッチ縫い付け/M-65
無地のM-65フィールドジャケットに、8枚のパッチを縫い付け予定。
短冊状になっているパッチは、あらかじめアイロンでしっかり折り込んでおきます。
ベルクロ縫い付け/フィールドジャケット
テフロン系の表地にフリースの裏地が付いたハイテク素材のフィールドジャケット。
左胸と両腕には最初からベルクロが取り付けられており、追加で右胸に取り付けさせていただきました。
ネームプレート製作中
通販でネームのみご注文いただいた分を製作。
外回りには縫い付けの時の目安になるネン押し。
乾燥後、普通郵便で発送します。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
世界の軍用機史
現在進行中のピンナップガールのペイントに目途がつき次第、次のオーダーに移りますが、これが日本軍の肆式戦闘機(疾風)のバックペイント。
県外のお客様からはメールに添付した画像をいただいていますが、今一ディテールが読み取れないので、資料を探していました。
たまたまレシプロ機に詳しいお客様が、各国の軍用機を纏めた本をお持ちだったので、拝借しました。

画像1/世界の軍用機史。平成5年版。

画像4/とりあえず、いただいた画像を背中にレイアウト。
ネームプレート制作・縫い付け
オーダーでネームを刻印し、それぞれA-2の左胸に縫い付け。
お預かりしたA-2はメーカー違いで、見頃のサイズバランスもかなり違いますので、微調整してベストな位置に取り付けました。
バックペイント鋭意制作中
ピンナップガールの下塗りはこれで完了。
ここでいったん筆を置き、肩線に沿って入れる文字のデザインに移ります。