2016年8月

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真正日本国全図
♪千島の奥も、沖繩も、八洲の内の、護りなり♪
終戦の日の三ヶ根山参拝の際に、廟の管理人Iさんからお土産にいただいた日本地図。
「真正日本国全図」とあり、先の大戦後に掠め取られて他国に実効支配されたままの日本の領土を赤字で記している。
北は南樺太と北方四島を旧ソ連(ロシア)に侵奪され、島根県の竹島は韓国に軍事占領された。
あらためて地図で見ると、これらの領土は周辺の経済水域も広大で、その水産資源も相当なものだとわかる。
長年の経済的損失は計り知れない。
利息を付けて、返してもらいたいもんである。
ちなみにこの地図の発行者は、元東京都議の土屋敬之さんとなっている。
ディバイナー 戦禍に光を求めて
ラッセル・クロウの初監督主演作品をDVDで。
第一次大戦を扱った実話ベースの作品で、トルコのガリポリ半島の攻防戦が舞台になっている。
連合軍の志願兵として息子3人をオーストラリアからガリポリの激戦場に送り出した夫婦。3人ともぷっつり音信が途絶え、憔悴しきった妻は錯乱し、入水自殺する。残された夫は、息子たちの遺骨を何としてでも持ち帰り、妻の隣に埋めることを誓う。連合軍撤退後のガリポリを訪れ、敵軍の将校の助けを借りながら捜索を続けるが、様々な困難が待ち受ける(そもそもこの時代には、遺品や遺骨を回収して故郷に還す習慣自体が無かったように描かれている)。そして息子の一人が生き残って捕虜になったことがわかり、ストーリーは急展開。
多少テンポが早すぎるきらいはあったが、最後まで退屈させず、上手くまとめあげていると思う。イスラム教徒の描き方はあれでいいのかどうかわからないが…。
塹壕戦の描写は実にリアルで、武器は主にボルト式ライフルや拳銃といった小火器で、あとは白兵戦である。1910年代に開発されたばかりの軽機関銃はほとんど登場していない。
後半で盗賊みたいなギリシャ兵が使っていたドイツ製モーゼル96は、後に日本軍にも正式採用された自動拳銃。
オセアニア圏の人たちにとっては、ガリポリ半島の戦いは初の海外派兵になるようで、特に思い入れが強いらしい。
そういえば、オーストラリア人のメル・ギブソンも、ガリポリの攻防を描いた映画に主演していたっけ。
<日韓>通貨交換、再開へ 関係改善が追い風

日本と韓国の財務当局が経済・金融問題を協議する「日韓財務対話」が27日、ソウル市内で開かれ、金融危機の際に通貨を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の再開に向けて議論を開始することで合意した。通貨スワップ協定は昨年2月に終了したが、慰安婦問題などを巡る日韓の関係改善の流れが再開を後押ししたとみられる。
(以上引用)

関係改善って、10億円毟られたこと?
せっかく昨年スワップが終了して、喜んだ日本国民が多かったのに、あらためて「貸し」なんか作ったって、仇で返されるだけ。
本日のニュースより
PCデポ、Webでの中古品取り扱いを当面中止 古物取り扱いの届け出にミス

PCデポを運営するピーシーデポコーポレーションは8月27日、Webでの中古品買い取り・販売を当面の間停止することを明らかにしました。Web本店に関する古物取り扱い許可の「変更届け出に疎漏があったため」と説明。同社は店舗の所在する都道府県で古物取り扱いの許可を取得しており、店舗では買い取り・販売を引き続き行っていると述べています。
Web本店での買い取り・販売再開が決定したらあらためて告知するとしています。
(以上引用)

当店からも至近距離にあるため、時々利用するPCデポ。
高齢者に対する高額なサポート代請求に続き、古物商許可を取得していない疑惑も出て炎上中。
Web本店ということで実店舗を持たなくても、買い取る商品をストックしておく場所はあるのだから、所轄の警察に届けるだけのはずなのに…。
ちなみに当店も数十年前、古着商だった頃に許可申請した。
許可が下りると、札と古物台帳を渡され、買受の際に相手の身元を記載するように指導されるが、定期的にチェックが入るわけでもない。盗品故買の事件でも起きなければそれっきりなのだ。
所轄の担当者も、いかにもヤル気の無さそうな人だった。

画像/一応店頭に貼ってある古物商の札。
本日の修理品/ファニー ライダースウォレット
スナップボタンの修理でお持ちになりましたが、ウォレットレーンを留めるドロップハンドルも軸が摩耗して抜ける寸前なので、新品交換します。
ファニーが設計段階から試行錯誤し、実用化したこのドロップハンドルは、非常に良く出来たパーツです。
それ以前は本体にハトメを打って、それにナスカンを留めるスタイルでした。しかしポケットからウォレットを出し入れするたびにチェーンがねじれたり、ハトメ周辺の革に負荷がかかって傷み易いという問題があったのです。
しかしこれを装着することで、そういった問題はあっさり解消されました。
ただ回転軸は合金なので、徐々にガタがくる事は避けられません。軸を引っ張て3ミリほどせり出すようなら、交換時期です。
当店ではこのドロップハンドル(800円)を常時ストックしておりますので、即日対応出来ます。

*当店で販売した商品以外はお断りする場合がございます。

画像1/左側が交換時期のもの。

画像2/交換後。標準品のドロップハンドルは、このメッキ品と、真鍮素地を用意しております。
(勝手に)仕様変更
定番で展開しているエアフォースの刺繍パッチの追加オーダー分が本日入荷。
数か月前に、在庫が薄くなってきたので、バックオーダーしてあった。
とくに変更の余地も無く、むしろ先のロットと同じものでないと不都合なので、在庫分をサンプルとして一枚添えた上で、大きさ、リムの仕上げ、糸の番手、色番なども事細かに指示しておいた。
で、届いたものを開けてみると、刺繍面の仕様はほぼ指示通りだが、すべて裏側にアイロン接着用の樹脂が貼られている。
手芸センターなどで売られているパッチに付いている透明のシートである。
…頼んでないのに、余計なコストをかけやがって。
このアイロン接着シートは、どんなに手際良く張ってもいずれ剥がれるし、樹脂が繊維に浸透して硬くなる。それに、そもそもコットンにしか使えないので、応用範囲も狭いのだ。
販売においては、従来通り縫い付け前提ということで展開していきます。

画像2/左側が従来品の表裏、右側が今回の入荷分。

画像3/バズリクソンズのカモフラ生地に(手際良く)貼ってみた。
アイロンは中~高温で、要当て布。20秒ほど熱してシートの樹脂が溶けたら、素早く熱を冷ます。
これでピッタリくっつくが、激しい動きや洗濯によって剥がれてしまう。
エアフォースパッチ製作
続いてはポピュラーな第5空軍章。
このデザインは出隅入隅が多いので、実は描くのが大変。
エアフォースパッチ製作
引き続きペイントパッチを製作。
ちょっとマイナーですが、すっきりしたデザインの第3空軍章。
大戦中は米本土、現在はヨーロッパに展開する部隊だそうです。
エアフォースパッチ鋭意製作中
よくプリントものと勘違いされるのですが、当店で製作するレザーパッチは店内で「手描き」しております。
こちらは定番のウイングマーク。
べジタンの牛革でトリミングを取り付けました。
シン・ゴジラ
子供を連れて、近くのシネコンで鑑賞したが、所謂夏休みの子供向け怪獣映画とはかなり趣が違う。
私が子供のころ観たゴジラ映画は、あくまでゴジラが主役の単純な娯楽映画であった。
「シン・ゴジラ」では、突然の怪獣の出現に驚き、パニックになる人間側に焦点が当てられる。旧作には何のメッセージ性も無かったが、本作では「ポジティブリスト」で実行可能なことを厳しく制限され、不測の事態に即応できない日本の国防体制への痛烈な皮肉が込められている。
往年のゴジラ映画を期待する方には不向きだが、別物として観れば、これはこれで面白い作品であった。
A-2カスタム完成
出来上がったネームとフロントパッチ、第8空章を取り付けて、一連の作業完了。
エアフォースパッチ完成
描き上がった第8空章には、お客様の指定でヌメ革のトリミングを取り付けます。
この後、ネームとフロントパッチと共に、A-2本体へ縫い付け。
本日の修理品/レッドウイング875(外部委託)
クレープソールがすり減って、ミッドソールにかかる直前だったアイリッシュセッター875。
すり減ったオリジナルソールを取り外し、ビブラム社の4014ソールへの交換を依頼していました。お盆直前の忙しい時期に依頼しましたが、二週間足らずで綺麗に仕上げてくれました。
オーナーは、修理後に丸洗いしてオイルを入れ直すということです。

画像1、2/ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/ビフォー。

画像5,6/アフター。
革漉き機のメンテナンス
しばらく使いっぱなしだったので、切れ味が落ちてきたNIPPI社の革漉き機の刃を研ぎ出し。
刃は直径13センチくらいのドラム型で、それが回転しながら引き込まれた革を漉いていく構造になっている。
研ぎと言っても刃を本体から取り外す必要もなく、動力を入れて漉き刃が回転している状態で、内部にセットされた砥石を回転させながら刃に近づけて研いでいく。
ガリガリと火花を散らす研ぎが終わったら、仕上げに付属の棒砥石を軽く当てて刃面を調整する。あとは掃除機でゴミを吸い取り、機関部の注油口からオイルを差してやるくらい。
本職のレザークラフトマンは日々メンテナンスを欠かさないが、稼働率が低い当店ではたまにやるだけ。
しかしこの機械は本当に合理的に出来ていて、設計者はなんてお利口さんなんだろうと思う。
ずーっとこのNIPPI一社で寡占状態で、同一機種で使われ続けているが、特に改良の余地も無いのだろう。
漉きの作業を、革包丁やスカイバー(柄付きのカミソリ)などでやっていたら時間がかかって仕方がないが、この機械があれば短時間で均一に仕上げることが出来るのだ。

画像1/革漉き機は本体のみで購入し、木製のテーブルに固定した。モーターは工業用ミシンに付いていた日立製を取り付けた。クラッチは無し。

画像2/革は左から差し込み、右へ引かれながら押さえがねの幅で漉かれる。

画像3/内部の砥石と漉き刃が接触して火花を散らしている状態。

画像4/数か所の注油口からオイルを差す。

☆☆☆レンタル工房につきまして☆☆☆

モノ作りが好きな方、手持ちの衣料や小物を修理したり、リフォームしたい方、当店の作業スペースとミシン、工具類を時間でお貸しいたします。
初心者や工具の使い方がわからない場合も、きちんとサポートいたします。

*ジーンズの修理やリメイクを自分でしてみたい。
*レザーの鞄や袋物を縫ってみたい。
*スタッズベルトを作ってみたい。

等々、自宅では困難な作業もここでなら可能です。
趣味でモノ作りをしている方やセミプロの方でも、プロ用の機械工具をすべて揃えるのは大変です。
当店で、お好きな時間に必要な機械工具をご利用いただけます。

地縫いミシン2台、革用ミシン、チェーンミシン、横振りミシン、ロックミシン2台、革漉き機、リベッター、レザークラフト工具一式、シルバークラフト工具一式を揃え、あらゆる作業に対応できます。

<要予約> 平日のみ 1時間単位/1500円(+消費税)
縫製糸以外の材料代がかかった場合は別途申し受けます。

平素当店とお付き合いの無い方、身元の分からない方のご利用はお断りいたします。
終戦の日の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
台風が接近しているということで天候が心配されたが、全く杞憂だった。
早朝にT三等陸曹を乗せた車で西尾市に向かったが、道中は横風に煽られることもなく、渋滞もなかったので、すんなり現地に到着。到着時、廟の近くには公安警察の覆面車両が一台停まっているだけだった。車内にいた刑事さんは、多分昨年と同じ人。午後からはガチ右翼のみなさんが参拝予定なので、今日は終日警備にあたるのだろう。
廟は宗派問わずお参りできるようになっており、私たちより早く仏式で参拝した方の線香の香りが漂っていた。お酒をお供えして参拝を終えると、入れ違いに数人の参拝者の車も入ってきていた。しかし、まだまだ一般の人たちの認知度は低いので、さらなる情報拡散が必要ですね。
その後、お世話になっている慰霊碑の管理人Iさんのお店にご挨拶に伺う。コーヒーをいただきながらの地元政界の裏話で、民進党の元県連代表の恥ずかしすぎるスキャンダルを聞かされた。表に出ていない話だが、良いタイミングでリークすれば効果絶大だろう。
話は尽きなかったが、仕事があるので10時頃には帰路に就く。
今夜は市内にて直会予定。

画像1/入り口付近にある岸信介首相の揮毫による石碑。

画像2/殉国七士の廟。廟周辺はボランティアの方々によって綺麗に整備されている。

画像3/Iさんのお店の窓から見える三河湾一帯。

画像4/台湾から送られてきたお茶菓子をお土産にいただいた。
韓国議員団、15日に竹島上陸計画=「愛国心高揚」狙う

韓国国会の超党派議員団が日本の植民地支配解放記念日(光復節)の15日、竹島(韓国名・独島)への上陸を計画している。聯合ニュースなどが伝えた。強行すれば、日本国内で反発が強まるのは必至だ。
与党セヌリ党の女性議員、羅卿※(※王ヘンに爰)・前外交統一委員長を団長とし、同党のほか、野党「共に民主党」「国民の党」の議員も同行する見込み。現地に駐在している「独島警備隊」を激励し、市民団体が主催する行事に参加する。
聯合によると、関係者は「日本が独島に対する領有権を主張し続ける中、光復節に合わせ、わが領土を守る意志を国民に示し、愛国心を高めようという趣旨だ」と説明した。
(以上引用)

盗人国家が、掠め取った日本の領土にマーキングしようと目論んでいる模様。
こんな国に、根拠のない慰安婦見舞金をせびられ、10億円もくれてやる日本の外交。
かつて大日本帝国の情け深い併合政策のおかげで、土人から人間への仲間入りを果たした朝鮮人は、今日も恩を仇で返し続ける。

…と、不逞鮮人をこき下ろしたところで、お知らせです。
明日終戦の日の午前中、有志と連れ立って三ケ根山・殉国七士廟をお参りします。
現地駐車場に9時ごろの集合となりますが、時間の都合をつけて参加するという奇特な方、いらっしゃいましたらご一報ください。
尚、ショップの方は午後から通常営業いたします。
スコードロンパッチ完成
重ね塗りで刷毛跡がわずかに残るように描き込んでおります。
これでメンフィスベル(324BOMB)のパッチは完成。
続いて左腕に取り付ける第8空章の製作に入ります。
2016年テーラー東洋カタログ
久々のスカジャンのブレイクで、鼻息の荒い東洋エンタープライズがカタログを製作しました。
スカジャンだけをまとめたカタログは実に2007年以来です。
力が入っております。
平素当店で東洋の製品をご愛顧いただいているお客様に限り、店頭で差し上げております。
冊数に限りがありますので、ご入用の方はお早めにどうぞ。
ジーンズ裾上げ
持ち込みで、ウエストライドというメーカーの重量級デニムの裾上げ。
オリジナルは広幅のダブルステッチになっていて、ネイビーとイエローのチェーンステッチが平行してかけられているという変わった仕様です。
この部分は裁ち落として、1センチ程度の幅のシングルステッチで巻き直して欲しいということでした。股下寸法もロールアップせずに穿ける長さで裁断します。
インシームは巻き伏せ縫いされており、三つ巻きする時にゴロついて機械に収まらないので、あらかじめ木槌で叩いて押さえ込みました。