店長日記

6712

ポロータイ鋭意制作中
丸めた二本の平板を中心部でロウ付けしたタイコ(ラリエート)。
銀ロウの接合部を削って成型。
まずは粗目の鑢で形を整えていきます。
お祭りの日
昨日とは打って変わって早朝から土砂降り。
当地でも予定通り山車は出るが、画像は隣接する武豊町の武雄神社境内の山車。
午前中に徒歩で向かったが、足元が悪くて予想外に時間がかかってしまった。
開店時間が迫っていたので、すぐに折り返すようにして引き上げてきた次第。
ジーンズ裾上げ
持ち込みでウエアハウスの製品。
上糸側はオレンジで、下糸側は黄色。
共に20番カタン糸。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
お祭りの日
今日、明日は当地のお祭りの日。
知多半島では、他の多くの地区でもお祭りが開催されます。
それに伴い、交通規制がかかりますので、時間帯によっては渋滞が発生します。
ご来店の際はお気を付けください。
ポロータイ制作開始
ポロータイ(ループタイ)は紐状のネクタイで、ウエスタンファッションではおなじみのアイテム。
ファニーのビクターコンチョをポイントに使い、前合わせで二本の革紐を束ねることが出来るパーツ(タイコ)を制作します。

画像1/ファニーオリジナルの編み込みロープ。シルバーのテールキャップ付き。この状態でパーツとして販売されている。

画像2/シルバーの平板、端材のチェーンコマなどを組み合わせてタイコ(専門用語ではラリエートともいう)を作ります。

画像3/パーツを成型し、ロウ付け。
本日の修理品/ブラックホーク ショルダーバッグ
綻びたグログランのストラップをリッパーで取り外し、新しいストラップを縫い付けていきます。

画像1/取り外したサイズ調整用のカンを、新しいストラップに縫い付け。

画像2/本体のDカンへストラップ取り付け。

画像3、4/作業完了。
本日の修理品/ブラックホーク ショルダーバッグ
しっかりしたつくりのゴートスキンのショルダーバッグ。
グログランのストラップが綻びはじめており、同じ幅のグログランテープに付け替えを行います。
今回、オリーブカラーのテープはお客様の持ち込みです。

画像1/ビフォー。

画像2/生成テープの端が何箇所か綻びている状態。同幅でオリーブカラーのものと交換。

画像3/取り外した金具類は再利用します。
ネットでお買い物…工業用ミシン針方向チェッカー
前回ミシンのオイルタンクを購入した専門店のHPをつらつらと見ていたら、使えそうな商品を発見。
JUKI製のミシン針方向チェッカー。
工業用のミシン針を交換する際に、針の溝を切ってある方向を正確に真横(機械によっては真正面)にセットするためのチェッカー。
構造はいたってシンプルで、プラスチックの管の先端に磁石が付いており、針の側面にある平らな溝に貼り付けて、正しい角度で取り付けられているか判断するというもの。
針の方向がずれていると、糸調子が安定せず、縫製時に糸が切れたり、目飛びしたりする。
今までずっと、「勘どころ」でやってきたが、老眼が進んでからは正確にセッティングするのに手間取るようになっていた。
いつごろから販売されている商品化か知らないが、実に便利なアイデア商品。
開花間近
気温も上がり、今年も開花が近いメキシコ万年草。
開花間近になると茎が天に向かって急激に伸び上がる。
常緑で世話いらず、これが根を張っていることで雑草が生えないため、グランドカバーには最適。
シリコンオイルタンク設置
先日ネット購入したミシン糸の潤滑剤とオイルタンク。
汎用品で、糸道のどこかに取り付けたタンクに糸をくぐらせて加脂するようになっている。
タンクの底には強力な磁石が付いていて、ミシン上部が鉄製で平面なら取り付けは容易だが、丸みを帯びた旧型の工業用ミシンでは固定できない。
台座にステーを取り付け出来る持ち出しが付いているので、これを利用して取り付けを試みるもなかなか難しい。
何度かスチールのステーを万力で加工し、なんとかタンクを水平に近い状態で固定した。
ミシンはかなり振動もあるので、これでしばらく使ってみて様子を見る。
本日の修理品/ドゥニームXX
裂け目に裏張りをした状態で、表側からミシンてタタキを入れていきます。

画像1/破れ目をコバ縫い。

画像2/今回は右綾の綾目に沿ってタタキを入れます。

画像3、4/チェーンステッチで裾上げし直して作業完了。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日の修理品/ドゥニームXX
引き続き、裾が縦方向に裂けてしまっているデニムのカケツギ。

画像1/リッパーでチェーンステッチを解体(左右共)。

画像2/開いた裾線と裂け目をプレスで伸ばします。

画像3/裂け目部分で幅1センチほど生地が無くなっているので、短冊状のデニム地で裏打ち。

画像4/デニム地を挟んで接着芯地で固定。
本日の修理品/ドゥニームXX
2本目は同じく初期のドゥニームダブルエックス。
こちらも、バイクのキックスタート時に右裾が破れたもの。
シームではなく、見頃が裂けてしまっているためにカケツギが必要です。
66モデル同様、裾のチェーンステッチも解かねばなりません。

画像1/ビフォー。

画像2/旧ドゥニームのタグ。

画像3、4/右ポケット口の隠しリベット脇が解れているので、先ずはこちらを補修します。
本日の修理品/ドゥニーム66
初期ドゥニーム66の修理続き。

画像1/解れた脇を地縫い。

画像2/裾をチェーンステッチで再仕上。色合わせのため、破れていなかった左足も再仕上げしています。

画像3/作業完了。
本日の修理品/ドゥニーム66
オリゾンティ(神戸ワールド系)がリリースした初期ドゥニームの修理品を2本お預かりしました。
一本目は紙ラベル66モデルで、右裾が脇のシームに沿ってパンクしています。
生地は破れていないので、比較的軽症。
脇(耳)を地縫いし直すために、裾のチェーンステッチを一旦解体します。

画像1/ビフォー。

画像2/旧ドゥニームのタグ。

画像3/リッパーでチェーンステッチを解体。

画像4/年月が経っているので、膨らんだカタン糸が生地と一体化しており、全周リッパーで糸抜き。
スタッズベルト完成
定番商品として展開しているスタッズベルトはすべて店内で製作しております。
スタッズは真鍮製の二本爪(ツープロング)。
5ミリ厚の革帯は栃木レザーによる植物タンニング仕上げ。手染めの黒(画像)と濃茶、タン色素仕上げの3色展開。使い始めは硬いですが、使うほどに繊維が解れて柔らかくなってきます。

*卸売り先様との兼ね合いもあり、WEB上での販売はしておりません。
ネットでお買い物…シリコンオイルタンク+シリコンオイル
先月からミシンのセミオーバーホールで、バネを社外の強化タイプに替えたり、糸道の抵抗を減らすためにサンドペーパーで磨いたりと、様々取り組んでいる。
今回はミシンパーツの専用メーカーから、ミシン糸のシリコン潤滑剤と、それを収めるオイルタンクを購入。
ミシン糸の糸切れに対処するためのシリコンオイルは以前から使っていたが、先端にスポンジが付いた制汗剤みたいな形状で、チーズ巻きの糸に直接塗りつけるタイプだった。
今回購入したタンクを糸道のどこかに固定してオイルを入れ、タンク下部のフェルトに糸をくぐらせれば、満遍なく潤滑剤が行き渡る。
タンクの底には磁石が付いていて、それでミシン上部に固定できるようになってはいる。しかし、上面が平らになった現代的なミシンではなく、丸型の旧式ミシンには取り付けられない。
ステーを加工するなりして一手間かけねばなるまい。
スタッズベルト鋭意制作中
今回はブラック(茶芯)の革帯をベースに使用。
2月に革帯をまとめてバックオーダーしたが、加工してくれている職人さんの体調次第なので、まだ納品の見通しが立っていない。
一方で革の仕切値(輸入元は栃木レザー)は大幅に上がっている模様。
エクステリアもDIYで
ここ数日、寒の戻りで寒かったこと…。
今日からはやや春らしい気候が戻ったような。
店舗外周りに植え付けた宿根草達が、順次開花している。

画像1/昨年植えたオステオスペルマム。小さなコンテナに二苗植えたものが満開。

画像2/デッドスペースに差し芽した源平小菊は生命力が強く、爆発的に増える。

画像3/地植えのエキナセアとサルビアはもう少し先に開花。クレマチスも蔓を伸ばし始めた。

画像4/白く密集して開花している宿根イベリスと、今週咲き始めたガーベラ。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ70505
少し間が空きましたが、ビンテージ70505の衿の仕上げにかかります。

画像1/破れ目を補修した衿を、見頃に留め付けていきます。まず下衿(元々の上衿)を縫い付け。

画像2/上衿を被せ、下衿の付け線に被せるようにコバ縫い。

画像3、4/作業完了。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。