店長日記

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ウエスタンシャツリメイク
お預かりしているウエスタンシャツ3点はメーカーが異なりますが、縫製仕様はほぼ同じです。
まずはリーバイスのデニムウエスタンシャツ。
袖見頃は袖先に向かってテーパーしているので、カットして取り付ける際に付け寸法が違ってきますが、タックの部分で調整します。
ウエスタンシャツリメイク
袖丈詰めでお預かりしているウエスタンシャツ3点。
カフスを袖から分離し、袖側の取り付け部分を3センチほどカットして再縫製します。
仕上がりでは「のぼり」がやや短くなりますが、それほど違和感なく収まると思います。
バックペイント完成
レタリングを終え、背中のペイント完成。
この後、前見頃にペイントとパッチを取り付け予定。
本日の修理品/サムライジーンズ 25オンスデニム
サムライジーンズの20周年記25オンスデニムのリペア。
ポケット袋布を解体して底の穴を接着芯で塞ぎ、さらにタタキで芯地を固定します。
その状態で底縫いし、ひっくり返してコバステッチを入れて作業完了となります。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日の修理品/サムライジーンズ 25オンスデニム
お預かりになっていたサムライジーンズの超ヘビーオンスデニム。
左右前ポケットの袋布の底が破れているのをリペアします。月初にシュガーケーンのデニムで同様のリペアを行いましたが、手順は同じ。
ポケット底の部分は内側から袋縫いされ、さらにひっくり返した状態でコバに押さえのステッチが入っているので、当て布するために解体が必要になります。
バックペイント鋭意制作中
コットンジャケットのバックペイント続き。
錨にロープのデザイン。
乾いた下地の上にディテールを描き込んでいきます。
スタッズベルト完成
オーダーのスタッズベルト完成。
真鍮のスタッズは燻しを加えた上で取り付けています。

当店で展開しているスタッズベルトは店内で製作しております。
スタッズは真鍮製の二本爪(ツープロング)。
バックルは真鍮無垢のソリッド仕上げ。
5ミリ厚の革帯は栃木レザーによるベジタブルタンニング仕上げ。
革帯はタン、ブラウン、ブラックの三色、スタッズは6種の定型パターンで制作しており、ポイントのスタッズはカラー変更可能です。
スタッズベルト制作
岐阜県のお客様からオーダーいただいたスタッズベルト。
パターンは定番のフローラルデザインですが、スタッズは燻しを加えてエイジングを施した上で取り付けを行います。
屋外看板リペイント
梅雨の合間、オープン前に屋外のペンキ作業。
前回塗装したのがいつだったか忘れてしまったが、屋号が色焼けして気になっていたので、赤の部分を油性塗料でリタッチ。
駐車場東側の自立看板のロゴは、2010年頃に百均で売っていた工作用の樹脂板を文字型に切って制作した物。
庇に取り付けた看板は2016年に作り直したもので、ベースのアルミ板に、ロゴ部分はプラダンボールを切り抜いて張り付けてある。
いずれもDIY制作で超ローコスト。
バックペイント制作開始
コットンジャケットの背中に、U.S.NAVYのロゴと錨にロープのデザインを描き入れ。
デザインはお客様のお持ち込みです。
デザインを模写し、下地塗装から…。
コンチョベルト完成
昨年サンセットトレイルズのスリーピースバックルを取り付けたテーパードベルトの追加オーダー。
ファニー製の純銀コンチョをバランスよく割り振り、帯に取り付け。
革の厚みがあるので、ネジの収まりが良いように穴周囲をプレスで凹ませております。
ウォッチブレスケース交換
旧品のケイシイズウォッチブレスレット。
電池切れで不動状態ですが、機械自体が20年前のものと古く、電池交換しても稼働しない可能性があるので、今回は機械(ケース)ごと交換です。
ちなみにケースは2200円(電池入り)で、電池のみの新品交換は2026年現在880円にて承っております。電池のみの交換の場合、箱出しの新品電池を使いますので、仮に装着して稼働しない場合でも880円は頂戴することになります。
ケースが古くて内部の状態が分からなかったり、小傷が多い場合はケース丸ごと交換の方が良い場合があります。

*いずれの作業も、当店で販売した商品以外はお受けしておりません 。
八方ミシン サーボモーター化計画
2016年11月の購入だから、あっという間に10年も経ってしまった。
主に筒状のものや、立体の奥まったところを縫うときに使用する八方ミシン。
その名の通り、縫製作業中に、針の進行方向を四方八方360度自在に転回させることが出来る特殊ミシン。下糸の収まるボビンケースが突き出していて、そこに立体ものの縫製箇所を被せるように置いて縫うことができる。その当時(今もだが)、ほとんど流通していない特殊ミシンで、たまたま出物があったので、発作的に買ってしまったのだった。
手元に来てから分かったのだが、その扱いにくいこと。
糸調整ひとつにしても、地縫いミシンとは異なるので、試行錯誤の連続だった。革を縫うときに痕が残らない様、押さえガネの刃を削って調整したり、脱着式の平台を自作したりもした。
最大の難点はモーターレスで手回し式のため、右手でハンドルを回しながら、左手だけで縫う物を支えなければいけないところ。
物が大きくなると保持できないので、誰かに補佐してもらう必要があった。10年も使っていて今更なのだが、やはり使い辛いので、後付けでモーターを取り付けようと思い立った。本体の右側にプーリーは付いているので、天台になんとかモーターを取り付けてベルトで繋げば電動式になる。
それで、どうせならトルクがあって運針スピードを調整できるサーボモーターを取り付けようということで、三河から専門の業者さんに来店してもらって現状確認と打ち合わせ。
モーターの機種も様々あるようで、ご意見を伺いながら、選定に入る。
コンチョベルト制作
昨年2月に、ファニーのテーパードベルトを加工して、サンセットトレイルズの3ピースバックルを取り付けさせていただきましたが、その追加オーダー。
前回は、純銀の18ミリ(3/4インチ)用3ピースバックルを取り付けるために、革帯のバックル収まり部分(1インチ)3箇所の幅を、大幅に加工して細くしました。
今回は、帯の広い部分に丁度収まる大径のシルバーコンチョを10個取り付け。
後ろ中心から左右に均等に振り分けして、バランス良く取り付けを行います。
本日の修理品/シュガーケーン ブーツカット
シュガーケーンのブラウンデニムブーツカット。
バックポケットにアーキュエイト風ステッチ、赤タブの付いたモデルで、2003年頃にお買い上げいただいたもの。
右腰にぽつぽつと穴が開いていますが、おそらくバッテリー液によるもの。
全体の状態は良いので、リペアすればまだまだ穿いていただけます。
芯地で裏打ちし、地の目に合わせてタタキを入れて作業完了。
ジーンズ裾上げ
外国人の方からの持ち込みでORIGINというUSA製のブーツカット。
扱いにくいスパンデックス(ポリウレタン)混の伸び伸びデニム。
現状から2,5センチ短くということで、縫い代出しのため元の裾線を解体し、オリジナル通りやや広幅のシングルステッチで仕上げました。

パンツの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。

糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合(シングルステッチ)/¥1320(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うパンツの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ベルトサイズ詰め
漉き上がった根革部分に穴を開け、バックルとサルカンの収まりを作ります。
特大サイズの銅無垢リベットは、本来は馬の鞍の製作用。
カシメた後、打ち抜き部分にバリが残らないよう奇麗に削って作業完了。
ベルトサイズ詰め
サイズ詰めでお預かりしたヌメ革ベルト。
11センチ短くし、センター穴で留められるようにバックル留めを加工します。
現状は折り返しを手縫いで留めていますが、解体し、新たに折り返す部分を革漉きで漉いていきます。
家で洗えますか?
この時期なので、過去にも日記欄で何度かご紹介したアロハシャツの洗い方について、再掲載いたします。
レーヨン製アロハシャツの洗濯については、手洗い、またはネットを使用するなどして家庭用洗濯機でも対応出来ます。
基本的に製品(脇の内側)に付いている洗濯表示には、水洗い不可、ドライクリーニング(石油系)とあります。つまりメーカーの指示としては、クリーニング店に依頼して石油系の溶剤で洗ってくださいということです。それはデリケートな素材を水洗い可にしてしまうと、無造作に洗濯機に放り込む人も出てきますし、結果として大きな縮みやボタンの破損、衿外回りのパンクなどがありえるからです。メーカーとしては製品トラブルのもとになる家庭洗濯はできるだけ避けてもらいたいということがあるのです。
では現実に水洗い出来ないかといえば、そんなことはありません。むしろ汗や塩分など、水溶性の汚れは石油では落とせないので、夏の衣服は水洗いの方が望ましいとも言えます(脂汚れには石油系の方が有効です)。クリーニング店でも、あえて水洗いを指示すればやってくれる所もありますが、それなりに工賃もかかるので、自宅で行うほうが経済的です。
今回は洗面ボウルを利用して手で押し洗いするやり方をご紹介します。
以下参照。

画像1/洗面ボウルに洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯を張る。汚れがひどいときは、ごく少量の酸素系漂白剤(塩素系は不可!)を加えると効果的。しばらく浸け置きの後、濯ぎ洗いし、軽く絞って水分を抜く。

画像2/ネットに入れて洗濯機で脱水をかければ、室内干しできます。洗濯機を使わない場合は脱水が不完全になるので、室内干しは出来ません。外乾しの場合は裏返した方が日焼けによる退色を防げます。干す際に、衿の外周りや、前立て部分の皺を伸ばしてやると形が安定します。

画像3/今回は衿と前立てを中心に軽くアイロンを当てて仕上げています。当て布をした方がベターですが、裏から当てる場合はそこまでの必要はありません。

画像4/作業完了。