2013年3月

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ベルトサイズ詰め
サドルレザーの定尺ベルトのサイズ詰め、一連の作業です。

画像1/曲げ代を残し、バックル側で裁断。

画像2/革のループは再利用するため取り外す。

画像3/曲げ代を革漉きで二分の一程度に漉く。

画像4/バックルが収まる部分に穴開け。

画像5/革の角を落とし、縁を着色。革ループを手縫いで固定。

画像6/当初ステッチで留められていた折り返し部分は、馬具用の大径リベットで固定。

画像7/作業完了。
キャップのリフォーム
今回はキャップのサイズを大幅に修正するという、あまりやったことが無い作業依頼です。
製品はサブライムというアメリカ製のワークキャップ。ヒッコリー素材で未洗いの状態で流通しているようで、洗濯による縮み分を見計らいで購入したものの、何回洗ってもそれほど縮まらなかったというケースです。
これは東洋エンタープライズで当店を担当する野崎さんの個人的な依頼によるもの。
頭の周囲だけでなく、深すぎるので両サイドから後ろ中心にかけて深さも3センチほどカットしてほしいということです。前回の来店時に、ゆるゆるのキャップを置いて坊主頭で帰っていきました。キャップの縫製仕様は様々ですが、基本的にサイズ修正出来るようなつくりではなく、今回も解体するのにかなりの手間を要しました。

画像1/ビフォー(東洋エンタープライズの製品ではありません^_^;)。

画像2/後ろ半分を解体。帽体は6枚接ぎで、シームは裏からテーピングしてある。周囲は同素材でパイピング始末。

画像3/頭頂から後ろ中心にかけて幅を4センチカット、両サイドから後ろ中心に向かって深さを3センチカットした。

画像4/アフター。

画像5/今回の依頼人。野崎常男さま。九州出身。
パッチ縫い付け
無地のB-15Dをフルパッチ仕様にカスタムします。
難度が高いのはビニールでとじ込まれた階級章で、仕上りで右肩と左肩の階級章の並びが不揃いにならないようにこころがけています。4箇所の角をミシンで切り返していく間に縫いずれが起きないように慎重に作業します。
ベルトサイズ詰め
ベルトのバックル側でのサイズ詰めの依頼をいただいております。
お客様の体重が落ち、一番奥の穴でも用をなさなくなってしまった35ミリ幅の定尺ベルト。
しっかりとしたサドルレザーで、この先も長く使用可能なので、サイズを3穴分カットしてセンター穴にバックルピンが収まるよう仕上げます。
革の厚みがあるので、折代はかなり漉き取る必要があります。
リフレクターテープ縫い付け
軽く、保温性の高いCWU-7Pは中空域用のフライトジャケットです。
今回は本体とともに汎用品のリフレクターテープ(蛍光テープ)をお預かりし、前後身頃に縫い付けます。
ところで当店が資料としてストックしている実物のN-3Bにはこのテープを取り付けたものが4着あります。テープの規格は幅も厚みもバラバラで、縫い付けてあるものもあれば、裏側が接着面になっていてベッタリ貼り付けてあるものもあります。
本日の修理品
お買い上げいただいて数年経ったシュガーケーンのジーンズです。
販売時に裾上げさせていただきましたが、チェーンの糸切れで三つ巻きが開いてきてしまい、お持ちになりました。チェーンステッチは一カ所糸切れをおこすと、そのままバラバラと縫いはじめの方向に糸が抜ける事がよくあります。チェーンステッチ(環縫い)はシングルステッチに比べて強度の点でどうしても劣るのです。
今回は糸抜けの範囲が広いので、一旦すべての糸を抜いてあらためて巻き直しをおこないます。

*当店ではビンテージレプリカではどうしても外せないディテールということでチェーンステッチを採用していますが、パンツをご購入の際にお申し出いただければシングルステッチでの対応もいたします。
ビュイック始末記 (メンテナンス編)
そろそろオイルの交換時期がやってきた。
車検時以外のオイル交換は、近くに住むお客様で本職さながらの知識と専用工具を持っている方におまかせしている。多種多様のオイルの中から、このV8に適した品質のものをチョイスしてもらい、廃油の処理まできちんとやっていただけるので大変助かっているのだ。
今回はドレンボルトを抜いての下抜きで行い、抜き残しを極力無くすのとエンジン内の洗浄のために一度新しいオイルに交換してしばらくエンジンを回し、それを抜いてあらためて新しいオイルを入れてもらった。

画像1/近くに借りている駐車場で作業してもらった。ツナギ姿で車の下にもぐり込むお客様。

画像2/エンジン内の洗浄のために一度目に交換してフラッシングしたオイル。意外にもかなり黒い。

画像3/今回使用したエンジンオイル。
本日の修理品
前回カフスを修復したリーバイス・ビッグEジャケットの続きです。
上衿腰が完全に裂けて開いている状態で、これはいったん衿を外して上下逆に付け直すことで対処します。上衿と下衿は元々型紙上での寸法が異なり、上衿の方が大きくつくられています。そのまま単純にひっくり返すと、寸法差で衿の外まわりが浮いてしまうので、パンクした上衿の修理をする時に若干衿腰を縫い詰めてやる必要があります。

画像1/修理前の衿の状態。

画像2/いったん衿を取り外す。

画像3/パンクした上衿の穴を塞ぐ。

画像4/衿を抜け直した状態。穴を塞いだ元の上衿が下側に収まる。

画像5/修理後は元の下衿が上側に収まる。
うららかな日射しの中
支那による黄砂の波状攻撃も一段落し、春らしい気候にまどろむ黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。
ライダースカスタム完成
無地のボディにパッチを縫い付け、レタリングを入れる一連の作業は完了です。
今回は関東の方からのオファーで、メールと電話でのやり取りで作業を進めさせていただきました。
ライダースカスタム鋭意製作中
後ろ身頃にもお送りいただいた画像を元に、デザインを落とし込んでいきます。
先に文字を仕上げ、その下に文字のアールに沿わすようにフライホイールを描きこみます。
今回はオフホワイト一色の仕上げとなります。
本日の修理品
ここまで激しく傷んでいるのを扱うのは久しぶりです。
60年代末のリーバイス・ビッグEのジャケットですが、上衿とカフスが大きく裂けて口を開けている状態です。これをなんとか実用レベルに修復しようということで、まずは左右のカフスから取りかかります。

画像1/40年以上前の70505−02。オーナーは普段使いで洗濯機でガンガン洗っていたため、ボロボロ状態です。古いデニム製品は生地が劣化していますので、洗濯の際はネットを使うか、手で押し洗いするなどの対応が必要です。

画像2/修理前のカフスの状態。

画像3/パンクしたカフスにデニム生地を挟み込んでミシンでタタキ付け。

画像4/修理後。
本日のニュースより
平岡氏、無所属で出馬=民主は推薦へ—参院補選

民主党の平岡秀夫元法相は21日午前、山口市内のホテルで記者会見し、4月11日告示、同28日投開票の参院山口選挙区補欠選挙に無所属で立候補することを表明した。平岡氏は「穏健保守から中道リベラルまでの政治勢力の結集を目指す」と強調した。
(以上引用)

独特の人権感覚で犯罪被害者には暴言を浴びせる一方、法務大臣時代には死刑を一件も執行しなかった税金泥棒、平岡秀夫。
日本に仇なす中・朝・韓の太鼓持ちを長年務め、その実績をひっさげて国政復帰を目指す!
安倍総理の地元、山口のみなさんの良識が試される注目の選挙戦となろう。
ランドセルにもスタッズ
今春小学校に入学するお子さんのランドセルの蓋に、スタッズでワンポイント意匠してほしいというオファーでした。
今のランドセルは昔の重い本革製のものと違い、本体も蓋も合成皮革製で格段に軽くなっています。
左右のストラップの留めはデザインカシメになっていましたが、これをなんとか取り外してファニーのアンチモニのスタッズに交換し、ステッチ目に沿ってニッケルの二本爪スタッズを打ち込んでみました。

画像1、2/ビフォー

画像3/取り外したデザインカシメとファニーのスタッズ(ストラップを挟んで裏からネジ止め)。

画像4、5/アフター
レ・ミゼラブル
ミュージカル映画というのにはあまり興味が無く、ほとんど観たことがなかった。
この作品は評判が高かったので、たまにはいいかということで今回家族連れで劇場鑑賞してみた。
それが以外にも冒頭の迫力ある船着き場のシーンから引き込まれ、最後までダレる亊無く楽しめた作品であった。
ほとんど歌で繋がれた3時間近くの長い映画だったが、適度に緩急があり、たくさんの登場キャラクターも巧みに描き分けられ、わかりやすく物語りが進んでいく。
ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンの圧倒的な声量は胸に迫ってくるものがある。ラッセル・クロウもこの古典的作品の敵役をきっちり演じきっている。アン・ハサウェイが感情を絞り出すように歌う「夢やぶれて」はスーザン・ボイルが歌ったことで良く知られている曲だが、この女優さんの歌は期待以上に素晴らしかった。
こういった作品は自宅鑑賞ではなく、劇場で観てこそと思わせる大作だった。
ライダースカスタム鋭意製作中
両袖が仕上がったシングルライダースは身頃のペイント作業に入っています。
まずは前身頃から、レターのアウトラインを描き込んでオフホワイトで塗りつぶしていきます。被覆力に優れた塗料ですが、一回塗りでは下地の黒が映ってしまうので何度も薄塗りを繰り返します。
大雨の中…
東洋エンタープライズで弊社を担当する野崎さんご来店。
今年のバズリクソンズのラインナップを中心に商談を行う。
東京から朝一で名古屋に出て、レンタカーで県内各地のディーラーをまわって日帰りするという厳しいスケジュール。ご苦労さまです。
写真うつりは前回よりカッコ良いかも…。
パッチ縫い付け
ベースになるフェローズMA-1は最初期のもので、退色してシルバーがかった色をしています。
関東のお客様からの依頼品で、ジャケットと共にお送いただいたネームケースと刺繍パッチ、当店ストックのエアフォースパッチの3点を取り付けます。

画像1、2/ビニールのネームケースをコの字に縫い付け。中に既製品のレザーネームを差し込む。

画像3、4/馬革でトリミングしたエアフォースパッチを縫い付ける。元々付いていたプリントのエアフォースマークはほとんど取れてしまって、わずかに痕跡が残るだけ。

画像5/右胸には横振りミシンでつくられた雰囲気の良いパッチを縫い付け。
ライダースカスタム鋭意製作中
画像上、中/両腕のラインのペイントが出来上がりました。

画像下/続いて前後身頃にレターをペイントしますが、まずはアウトラインをマーキングしていきます。
パッチ縫い付け
今回は関東の方からの依頼で1970年代の実物L-2B(7448J)をベースに3枚のパッチを縫い付けます。
ジャケットと共にお送いただいたパッチは空軍パッチではなく、お客様の所属する集団の部隊章ということです。世界的規模で活動する「スターウォーズ」のコスプレ集団で、帝国軍の着ぐるみで各種イベントを行ったり、ボランティア活動をするそうです。
宇宙を舞台にした壮大なサーガは1作目の公開からずいぶん月日が経ちましたが、今だ人気が衰えていないようです。