2019年2月

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スナップボタン追加
しっかりした6号キャンバスを製品染めしたバトラー・バーナー・セイルズの2125ショルダーバッグ。
ワンショルダーでも、クロス掛けでも使いやすいミドルサイズのバッグです。
このタイプには元々開き口の留めがありませんが、ご要望によりスナップボタンの取り付けを承っております(無料)。

画像2、3、4/上端中央にスナップを取り付け。
流木拾い
常滑市の鬼崎海岸は、子供のころから慣れ親しんだ場所。
整備された船着き場の北側にある砂浜は、いつ行ってもほとんど人影がない。
漂着物が多くて荒れ放題だが、店舗で使えそうな流木をゲットしやすい場所。

画像1/棚板に使えそうなしっかりした平板、長尺の角材、波に洗われた節がいい感じの丸太を持ち帰った。

画像2/平板の端は割れて反り返っているので、カットしておくことにした。

画像3/丸鋸でカット。木の種類は不明だが、とても密度があって重い。何処に利用するかは検討中。
東洋・野崎さんご来店
東洋エンタープライズで長年当店を担当する野崎さん。
二か月ぶりに営業回りでご来店。東京からの日帰り出張で、新幹線で来名、名駅からレンタカーで県内の取扱店を回り、直帰するというハードスケジュール。
本日のいでたちは、バズのMA-1とシュガーケーンのダメージ加工デニム。足元は、長距離移動に不向きな自社製品を避け、実用本位な他社のスニーカーでコーデュネート(#^^#)。
パッチ縫い付け/L−2B
バズリクソンズが今期実名復刻したLAND社のL−2B。
鮮やかなスカイブルーのボディに、エアフォースマークと、米軍放出の刺繍パッチを取り付け。
本日の修理品/フェローズ ネルシャツ
ヘビーネルのワークシャツのボタンホール修理。
織り糸の太い生地ではありがちなんですが、ボタンホールが芯糸ごと抜けて、穴が広がっている状態。放っておけば穴が大きくなっていくので、細い綿糸でゆっくりタタキを入れて補修します。
見た目は元通りというわけにはいきませんが、ボタンを留めれば目立たないレベルです。
ベルトサイズ詰め
フェローズ新作ベルトのサイズ調整と、コンチョ交換の続き。

画像1/革帯をサンドイッチするように取り付けられたフラップを外す。二か所のカシメ打ちをリューターで削る作業。

画像2/革帯先端を3センチカット。シルバーコンチョの軸が収まる径のポンチで、二か所の穴を開け直し。

画像3/試しにコンチョをセットしてみるが、長ネジでも届かないので、その分革帯を漉き込んでやる必要がある。

画像4/革漉きの作業。革漉き機を使えば手早く均等に…。

画像5/革帯の漉き落した裏面を染色。

画像6/シルバーコンチョでバックルをネジ留めして作業完了。このベルトは着用時に剣先が内側に収まるタイプ。
ベルトサイズ詰め
船舶用の真鍮フックをバックルに流用したフェローズの新作ベルト。
ビンテージに存在したもののリプロダクト製品とのこと。
革帯にはフックの掛かるレザーループが4センチおきに3個付いています。お客様のウエストにジャストに収めるには若干長いので、バックル側で3センチほどカットが必要。
バックルはカシメ打ちで固定されているので、これを削って取り外し、ファニーの純銀コンチョで固定し直します。
純銀コンチョに合わせ、穴を開け直し、革帯を少し漉いて厚みも調整の予定。

画像1/着用時にフックを固定した状態。革帯の剣先は内側に固定されるデザイン。

画像2/ベルトを外すときはカンをずらしてフックを外す。

画像3/バックル側は、革帯端がカシメで固定されている。

画像4/カシメを外し、革帯をカットしたら、フラワーコンチョでネジ留め予定。革の厚みは調整が必要。
グレイテスト・ショーマン
ヒュー・ジャックマンはじめ、実績のある俳優陣によるミュージカルで、一級のエンタメ作品。
本当は劇場で観たかったところだが、DVDで鑑賞。
ジャックマン演じる実在のサーカス興行師、P・T・バーナムは、フリークス(先天的な障碍者)に活躍の場を与え、日陰者暮らしだった彼らも、所を得て生き生きと活躍している。
バーナム自身も、ショービズを通じて人生で大切なものに気付き、幾多の苦難を乗り越えてハッピーエンドとなる。

ところで、この映画の評価には関係ないが、P・T・バーナムのフリークスショーは相当に美化されているようだ。
戦前に制作されたモノクロ映画「フリークス」には、バーナムのサーカスに所属していた障碍者たちが出演しているが、芸を見せるというより、やはり人々の好奇心をお金に換えるというのが実情だったと思う。
この映画「フリークス」は内容がショッキングなため、英国などでは長らく上映禁止になるほどだった。
私は学生時代に、誘われて今池の左翼系劇場で観たが、確かにメジャーな映画館で上映できるとは思えなかった。
今はカルト映画の一つとしてDVD化されて流通しているので、映画好きな方はご存知かと思う。
本日の修理品/リーバイス 517
かなり広範囲のリペアになったブーツカット517。
一通りの作業完了。

画像1/脇を割った状態で当て布し、タタキで補修。

画像2/両膝とも広い範囲で裏張りしています。

画像3/千切れかけていたセンターループはストックしてあったものと交換。

画像4/左右のポケット口の穴を塞ぎ、力布で補強。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日の修理品/リーバイス 517
ずいぶん前に、股ぐり周辺をリペアしたブーツカット517。
今回は薄くなった両膝周りと、袋布が破れた左右のフロントポケット、千切れそうなセンターループの補修を行います。

画像2/まだ穴はあいていない膝周り。脇を割って広い範囲で裏打ちします。

画像3/ループはストックしてあるものと交換予定。

画像4/パンクしているポケット口はテープで補修予定。

画像5/両膝の当て布としてライトオンスのデニムを裁断し、端に解れ止めのロックをかけておきます。
本日のニュースより
日本は「盗っ人たけだけしい」と韓国議長

韓国の文喜相国会議長は、天皇陛下に謝罪を求めた発言を巡る日本の反発について「謝罪すべき側がせず、私に謝罪を求めているのは盗っ人たけだけしい」と批判した。複数の韓国メディアが18日、文氏のインタビューを報じた。
(以上引用)

ザ・朝鮮人。
これぞまさしくDNAに刻まれた民族性。
矯正は不可能で、日本人とは永遠に相容れることはない。
ネームプレート製作中
通販でネームのみご注文いただいた分を製作。
ネーム打刻後、乾燥させ、普通郵便(82円)で発送します。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ネットでお買い物…藤圭子CD「ゴールデン☆ベスト 艶歌と縁歌」
一昨年に沢木耕太郎さんの著作を読んで、あらためて藤圭子という歌手に興味を抱き、Youtubeで視聴するようになった。
動画の中の藤圭子は、オリジナル曲以外にもカバーの演歌から唱歌、浪曲、洋楽のポップスからロックまでと、驚くほど守備範囲は広く、何を歌っても「藤圭子の歌」 になっていた。検索するとCDもそこそこの数が出ている。
今回アマゾンで購入したのは、オリジナル曲集とカバー集の二枚がセットになっているもの。

以下、2017年7月3日の日記を再掲載。
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名著であるため、ご紹介

『流星ひとつ』沢木耕太郎著 新潮社

藤圭子の日本人形のような端正な顔立ちと、それに似合わぬハスキーボイスは強烈な印象で、今中高年を迎える世代にとってはまさに大スタアであった。
本書は、著名なノンフィクション作家の沢木耕太郎氏による昭和の歌姫藤圭子との対談を纏めたもの。
このインタビューがおこなわれたのは1979年暮れのこと。彗星のようなデビューを飾った藤圭子は28歳になっており、前川清との結婚、離婚を経て芸能界引退を唐突に発表、引退コンサートの直前であった。一方の沢木は『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞し、大きく注目されていたころ。諸般の事情でお蔵入りになっていたこのロングインタビューは、藤の自殺後の 2013年に出版された。
一対一の会話だけで構成されたこの本では、当時の芸能マスコミがまともに報じていたとは言い難い、藤圭子の人となりを垣間見ることが出来る。
両親ともに旅芸人の浪曲師で、父親は理由も無く妻子に手を上げるような粗暴な男、母親は全盲、三人兄妹の末っ子で、絵に描いたような極貧家庭に育つ。長期間両親が興行に出る間は、子供三人で暮らすこともあったようだ。今なら確実に児童相談所が介入するような家庭環境だった。10代になると両親とともに舞台に立たされる。生来頭が良くて学校の成績も良かったが、進学をあきらめて歌手の道に。当時無名だった作詞家の石坂まさをに見いだされ、18歳で本格デビューし、その年のうちにヒット曲を連発する。
沢木との問答では、
「たとえばさ、あたしの歌を、怨みの歌だとか、怨歌だとか、いろいろ言ってたけど、あたしにはまるで関係なかったよ。あたしはただ歌ってただけ」
「そこに、あなたの思い、みたいなものはこもっていなかった?」
「全然、少しも」
といった調子で淡々と語り出す藤。
物心つかないうちから、本人の意思とは無関係に芸能の世界に身を置き、スタアとしての気負いもなく、自分自身のことを突き放したかのように受け答えする。20代にして、ある種の諦観のようなものも身につけているように感じられる。
過剰なスキャンダル報道にさらされ、ジャーナリズムに対しては強烈な不信感もあったにちがいない。
しかし沢木とのウォッカを飲みながらのインタビューでは、酒が進むにつれ少しずつ打ち解け、やがて引退騒動の核心部分にも触れる。
ここまでの大スタアが、引退を決意するに至った理由は意外なものだった。
藤圭子はその後渡米するが、数年後に帰国してカムバックを果たす。一方で再婚して母親となり、その子も宇多田ヒカルとして歌手の道に進む。
しかし徐々に精神を病んで感情のコントロールを無くし、生活は荒れ、最後は自害に至る。
沢木耕太郎は、当時藤への配慮からお蔵入りとしたこのインタビューを、あらためて世に問うことにした。
類まれな才能と、美貌と、驚くほどまっすぐな心を持った藤圭子という女性。
表題通り、煌めく流れ星のように生きた昭和の歌姫の魅力が詰まった名著。
…合掌。
フェイク塗装(その弐拾)
先日、お客様の手で修理され、元通りウインドウを飾ることになったネオンサイン。
ネオン管を固定しているプラスチックのボディが、日焼けで白っぽくなっているのが気になったので塗装してみた。
以前にレジスターを塗装したのと同様に、テクスチャーと錆塗装で朽ちた鉄板風の仕上げ。

画像1/下地にプライマーを塗り、所々テクスチャーを盛り付けて凹凸感を出す。

画像2/金属粉が入った塗料でアイアン風に…。

画像3/ブラウンとイエローの錆塗料でボカシを入れてエイジング。
本日の修理品/バズリクソンズ A-2
経年劣化で糸切れを起こしているA-2。
衿元の前立て端が口を開けているのと、ファスナーエンドのステッチも解れてテープがはみ出しています。
当然着用にも支障があるので、元のステッチ穴を拾い、タタキで補修。

画像2/ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/ビフォー。

画像5/アフター。
ギャリソンベルト、リボーン!
ファニーのサドルレザーのギャリソンベルト。
元々刷毛でハンドダイイングされた製品ですが、10年以上の使用で退色が進んでいるので、染め直しを行います。
アルコール染料を希釈せずに使用し、二回染め。
乾いたら、保革油を薄く塗って仕上げとします。
ラッカー系などの顔料仕上げと違い、染め上げたものは必ず色が抜けます。部分的な補修は困難で、全体を再染色することになります。

画像1、2/ビフォー。

画像3/細部は筆で…。

画像4/広い面積はムラにならないよう、素早く均等に…。

画像5/アフター。
FUNNYインディアン・モカシン
ファニーのオーダーメイドモカシン。
店頭にご用意しているサンプルで、素材、色、デザインを選択していただき、ファニーの大阪工場で製作しております。
今回は女性のお客様のオーダーで、ロングセラーのフリンジブーツをベースに…。

画像1/鮮やかなピンクと、黒、紺、ベージュの4配色。

画像2/フリンジ部分はスムースレザーを選択。他のパーツはベロア。

画像3/舟形のソールが前後に延長されるツナエキソール。爪先は5セントコンチョで固定。
本日のニュースより
菅官房長官「甚だしく不適切で極めて遺憾」 韓国国会議長発言の謝罪と撤回要求

菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で、韓国国会の文喜相議長が天皇陛下による謝罪で慰安婦問題が解決すると発言したことについて、外交ルートを通じて抗議し、謝罪と撤回を求めたことを明らかにした。「甚だしく不適切な内容を含むもので極めて遺憾である旨を厳しく申し入れ、強く抗議した」と述べた。
(以上引用)

たとえ自分が200パーセント悪くても、絶対に謝らないのが朝鮮人の基本的性格。
「極めて遺憾」とか暢気なこと言ってないで、実効性のある報復措置を求めます。政府レベルでやれることはたくさんあるし、民間でも韓国製品や韓流コンテンツはオミットしましょう。
かつて大日本帝国の情け深い併合政策のおかげで、土人から人間への仲間入りを果たした朝鮮人は、今日も恩を仇で返し続ける。