今日も私としては精一杯早起きして、営業開始時間まで、可能な限りの作業を進めてみた。
現状グリーンメタリックの外装と、元色のダークブルーが残る内部をすべてオリーブドラブに塗ってしまおうという今回の計画。
まずは内部から手を付けようということで、外せるパーツは出来るだけ外すところから開始。
やっぱり固着しているネジがあり、ショックドライバーを使って何とか取り外した。
元々表面が荒れているので足付けは大してせず、シリコンオフで油分を除去して平刷毛でペイントに入る。全体は毛足の短いローラーで塗装するが、ローラーが入らない細部や凹面はあらかじめ平刷毛で拾っておくのだ。家屋を塗装するのと要領は同じ。塗装しない部分との接点は、吹き付け塗装ならマスキングするが、刷毛なら必要ない。二液性のウレタン塗料は硬化剤を入れたらその分は使い切らないといけないので、400mlだけ缶から出して使用した。
ところで作業が追い込みに入った10時過ぎ、見覚えの無いオッサンが車で乗り付けてきて、「ズボンの裾上げしてくれ」と言う。手を止められないので「12時から営業だから、出直して来てくれ」と、ぞんざいにあしらったら、キッチリ12時に再来店してくださった。
見ると化繊の作業用スラックス3本で、当店の機械では対応し辛い製品。余計な手間のかかるものだったが、二回来てもらって断るのも悪いので、気持ち良くお受けした。