2013年4月

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本日の修理品
素材、縫製ともにこだわりぬいた国産デニムの名品を補修します。

画像1/オリゾンティ(大手アパレル、ワールドの関連会社)時代のドゥニームが製作した501タイプ。オリジナル通りの仕様にこだわって、ボタンホールの芯糸まで綿糸を使用。そのため芯糸ごとボタンホールが滑脱することがよく起こった。この当時は当店も取引があり、企画室の方がボタンホールの糸については化繊に変更予定だと言っていた。その後しばらくして経営権が移ってしまったが…。
画像は修理前で、ホールの上側が芯糸ごと抜けて無くなり、ボタンが掛けられない状態。

画像2/修理後。

画像3/こちらはウエアハウスの製品。
腰帯を縫い付けているチェーンステッが解れ、口をあけている状態。トップボタンやポケット口のリベットがあるためチェーンミシンでの修理は困難。

画像4/縫い代を挟み込んで地縫いミシンで補修。
本日のニュースより
稲田行革相が靖国参拝 

稲田朋美行政改革担当相は28日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。第2次安倍晋三内閣の閣僚の参拝は麻生太郎副総理らに続き4人目。稲田氏は平成17年8月の衆院選で初当選後、毎年「主権回復の日」の4月28日に参拝している。
(以上引用)

かの渡部昇一先生からも高く評価され、「日本のサッチャー」の呼び声も高い稲田大臣は明確な国家観を持ち、その言動には一切ブレがない。
小泉チルドレンは玉石混交で、杉村太蔵みたいなアホもいたが、この人は間違いなく最高の人材。
本日のニュースより
山口補選、自民が圧勝=参院で民主に1議席差

第2次安倍内閣発足後初の国政選挙となった参院山口補欠選挙は28日、投開票され、自民党公認で公明党が推薦した江島潔氏(56)が、民主党とみどりの風の推薦を受けた無所属の平岡秀夫元法相(59)らを大差で破って初当選した。これにより自民党の参院会派勢力は84議席となり、参院第1党の民主党に1議席差まで迫った。
(以上引用)

めでたし、めでたし…W
山口県民の良識の勝利。
それにしても圧倒的な票差で、拍子抜けするほどあっけなくケリがついた。
本日の修理品
長くお使いいただいているファニーのライダースワレット。
ワレットレーン何かで引っかけて、留めネジごとドロップハンドルが引き抜かれて穴が広がった状態です。少し前にも同じような修理品を扱いましたが、その時は裏に補強のスペーサーを挟み込んだ上で留め直して対応しました。
今回は裂け目が大きく拡がっており、それではもたないので、別革でループを作って丸カンを取り付けます。

画像1/ドロップハンドルの裏ネジが付いたまま引き抜かれた状態。

画像2/茶系のタンニン革でループを製作。リベットは馬具用の打ち抜き式。

画像3/修理完了。
ビュイック始末記(キャブレター編その肆)
先日突然のキャブレター不調に見舞われたビュイックだったが、昨日静岡のガレージ井口さんより修理完了の連絡があり、夕刻、横殴りの雨の中納車された。
ホーリーキャブレターのセカンダリー側からのオーバーフローだったのだが、分解した時点では異物が詰まっているのは確認出来ず、はっきりした原因は特定出来なかった模様。湿りきっていたプラグを清掃し、機関も再調整した上、念のためフュエルポンプとキャブレターの間にストレーナーを取り付けてもらった。この車のガソリンタンクはプラスチック製で錆びることはないが、万一の微細な異物混入に一応備えたわけである。今日の午前中に給油がてらちょろっと走ったが、アイドリングは今まで以上に安定しており、エンジンもスムーズに回る。やっぱり本職の仕事である。
古いアメ車からフェラーリのような手のかかる車まで修理する井口さんは、現在の工場が手狭になったため、あらたに工場を建てるために確認申請中とのことであった。
パッチ縫い付け
久々にCWU-36Pをパッチ仕様にカスタムします。
ベースは左胸のネーム以外は何も付いていない状態で、前後身頃と両腕に14枚もの刺繍パッチを縫い付けます。

画像1/CWU系は袖の運動量を確保する為に後ろ身頃左右に深いプリーツが付いています。そして左右のプリーツの奥を繋ぐように平ゴムを縫い留め、そのゴムの伸び縮みでプリーツが開いたり閉じたりするようになっています(裏地側から手でさわるとわかります)。背中にパッチを縫い付けることでゴムが固定され、ある程度運動性能が制限されることになります。

画像2/右腕には円形パッチを三段に縫い付け。三つ目の肘付近が地縫いミシンで周りを縫い付け出来る限界です。これ以上先への縫い付けには八方ミシンという特殊ミシンが必要になります。

画像3、4/縫い付け完了。
本日の修理品
スティングレイを使用したキーホルダーのナスカンの軸が破損した状態でお持ちになりました。
ずいぶん昔に当店でお買い上げいただいたもので、当時ファニーでは汎用品のナスカンを使用していました。
ナスカンを今のタイプに新品交換しますが、取り付け部分はスナップのメス側でカシメられているのでスナップボタンごと交換になります。
当店ではナスカン、スナップ共、常時各サイズをストックしておりますので即時対応可能です。

画像上/修理前。破損したナスカンは、今のものと形状が全く異なる。

画像中/新品のナスカンを挟んでメス側を打ち直し。

画像下/修理完了。

*通販でお買い上げいただいた遠方のお客様も、修理品をお送りいただいて対応しておりますのでご利用ください。
本日の修理品
今回は難しいケースで、バズリクソンズのスウェットパンツの股ぐり付近の穴開き補修です。
シームの部分がほつれたわけではなく、身頃に穴があいているので、放っておけば大穴になってしまいます。裏から芯地を接着して穴が広がらないようにしますが、それだけでは保たないので、出来るだけ目立たないよう押さえのミシンステッチを入れます。
春の三ヶ根山・殉国七士廟再訪(その弐)
このところ心ある国会議員の靖国神社参拝が続いており、それに対して中・韓は発狂して喚き立てているが、この三ケ根山には連中の言う「日本帝国主義」の象徴たる人物たちが祀られている。
しかも分骨された骨も納められているのだ。
この場所に現職政治家がお参りするような状況が生まれれば、大騒ぎになることは間違いない。しかし近い将来、そういう政治家があらわれることをおおいに期待したい。
ところで私は東条さんら戦時内閣に指導責任が無いとは思っていない。戦略的な間違いも山ほどあっただろうし、結果において多くの国民が犠牲になったのだから責任は免れようがない。
しかし、それは終戦後に日本人が自ら総括して、日本人の手で追求すべきことで、戦勝国から事後法で一方的にA級戦犯とされて断罪されるのは不当だと思っているのだ。それを納得したかのように放置したままの体制こそがまさに戦後レジームなのだと思う。
なので、それに異を唱える意味でも、今後も山登りを兼ねた慰霊碑への参拝は続けたいと思っているのだ。

画像1/廟の案内人Iさんが運営する休憩所の内部。当日Iさんは不在だったが、奥様にいろいろとお話をうかがった。

画像2/ガラスケースの中には資料とともに三八式歩兵銃や軍刀などもおさめられている。

画像3/九八式軍衣ととんびと呼ばれる外套。

画像4/三ケ根山には猫を捨てに来るバカが後をたたず、Iさんは自腹で避妊手術をして世話をしている。そのため休憩所周辺にはいつも猫がうろうろしている。

画像5/休憩所内では書籍の他、いろいろなグッズも販売している。教育勅語の豆冊子と日の丸シールを購入。
春の三ヶ根山・殉国七士廟再訪(その壱)
なかなか日程の調整がつかずに順延になっていた三ケ根山へ今年初めて登頂した。
トレッキングを兼ねた殉国七士廟正参道ツアーを再開したのだ。
東條大将のお孫さんである東條由布子さんが先日亡くなられ、廟を管理している東條さんのNPO法人がどうなってしまうのか、部外者ながら気になっていたところでもあった。

画像1/JR三ヶ根駅から徒歩で登山口に向かう。国道から見えるリッパな三ヶ根山全景。

画像2/登山口に向かう道沿いに咲き乱れている花々。先鋒は元◯察官のHさん。

画像3/登山道はいくつもあるが、前回と同じルートで1時間ほどかけて頂上へ。ロープウェイの跡地から見渡せる東側の絶景。

画像4/山頂付近からは渥美半島も一望出来る。

画像5/岸信介元首相が揮毫した殉国七士廟の石柱。

画像6/殉国七士廟の由来が書かれた石板。

画像7/いつ訪れても美しく手入れされた慰霊碑周辺。
レザー材料高騰&円安につき
先週大阪でおこなわれた東洋エンタープライズの展示会では、定番ラインのロンウルフブーツがかなりの幅で値上げとなっていました。
皮革材料は輸入に頼っており、材料自体の値上がりと、円安傾向で現状価格の維持が困難になったのです。とくにホーウィン(HORWEEN)社のアニリン・クロムエクセルレザーを使用した製品は値上げ幅が大きくなっています。

カーペンター/41790円→48090円

ハンター/40740円→44940円

ファーマー/48090円→52240円

ロガー/52290円→62790円

エンジニア/52290円→62790円

メカニック/44100円→48090円

ワイヤーマン/44940円→52240円

上記以外のモデルは価格据え置きとなっています。
尚、今月以降のメーカー受注分から新価格となりますが、店頭にストックしている商品につきましては現状価格のまま引き続き販売いたします。
キル・ザ・ギャング
最近の犯罪実録モノとしては出色の作品。
舞台は70年代のクリーブランド。アイルランド系のスラムに育ち、肉体労働者から腕一本で組合を牛耳るまでになった男と、イタリア系マフィアとの抗争が激化し、爆弾戦にまで発展した実際の事件の映画化。
原題はキル・ジ・アイリッシュだが、レンタルDVDには『キル・ザ・ギャング〜36回の爆破でも死ななかった男』と長ったらしく観たくなくなるような邦題がつけられている。しかしこの作品は当たりの部類だった。
たくさんの個性的な人物が登場するが、なんといってもキャスティングが素晴らしい。いずれも性格俳優としてキャリアを積んだ面々が多数出演し、出過ぎず、引っ込みすぎず、バランス良く演出されている。主演はアイルランド系のレイ・スティーブンソン。助演にはかなり太くなったヴァル・キルマー、怪しさ満点のクリストファー・ウォーケンはじめ、メソッド系演技派ヴィンセント・ドノフリオ、ボブ・ガントン、ヴィニー・ジョーンズ、マイク・スター、ポール・ソルビノ、ロバート・ダヴィと、印象深いが映画好き以外には名前までは知られてなさそうな俳優陣。懐かしの70年代ファッション、鋭角的なフォルムのキャデラックやリンカーン、スラムの街並み、この時代のデコラティブなインテリアもそつなく再現されていて、娯楽映画としての完成度は高い。
ビュイック始末記(キャブレター編その参)
支那による黄砂の攻撃も止み、気候も良くなってオープンエアでゆるゆる走るのに丁度良くなった今日この頃。
駐車場で走行前のアイドリング中、突然エンジンがストールしてしまうという事態に見舞われた。
ガソリンも入っており、バッテリーにも問題は無い。しかしセルをまわしても起爆して数秒でエンストしてしまう。しばらく時間をおいて試してもダメで、キャブレターを見ると側面からガスがポタポタ滴り落ちている。
…げげっ。
完全にオーバーフローしてかぶっている状態である。しばらくジタバタと色々試してみたが、やっぱり復活せず。何らかの原因でキャブが目詰まりしているとしか思えない。もうこうなるとキャブレターを外しての修理となるので、技術的に私の手には負えない。
あっさりとあきらめて、いつもお世話になっている静岡のガレージ井口さんに引き取りに来てもらうことにした。昨年10月のマスターバッグの故障に続き、またもや入院することになってしまったのだ。それでも走り出してからのトラブルでなくて良かったと考えるしかない。
…とほほ。
最近はフェラーリやランボルギーニといった成金カーの修理でいそがしい井口さんだが、ここはひとつ、アメ車整備のプロとしての原点にかえって、バッチリ腕を振るってもらおう。
いただきもの
現在東洋エンタープライズ本社でサンサーフの企画を担当する中野さん(ブログ→http://lunkerrush.blog21.fc2.com/)は、元々ご実家が当店の隣町で、昔からご縁があります。
マウナケア・ギャラリーズを経て、ハワイアンシャツのスペシャリストとして活躍中。
帰省の合間を縫って久々のご来店。
お土産に日間賀島産の海苔をどっさりいただきました♪
パッチ縫い付け
今回は奈良県の方からのご依頼で、ベースはバズリクソンズのB-15Cです。
右上腕にF-102の三角パッチ、左上腕にはAIR DEFENSE COMMANDのパッチを縫い付けます。
日焼けでやや退色したブルーのシェルと刺繍パッチの組み合わせが絶妙です。
ワークパンツ股下延長
シュガーケーンUSAのキャンバス製ワークパンツをリメイクします。
お客様は身長があり、同社のジーンズをいつもカットせず着用されていますが、このワークパンツは他製品に比べ若干股下寸法が短いようです。
今回は別のキャンバスの布を接ぎ合わせ、一見すると折り返した状態になるように3センチほど延長する方法でおこないます。

画像1/元の製品状態で股下83センチと若干短め。

画像2/用意した別のキャンバス地。横幅を合わせて二つ折りして袋状に縫製しておく。

画像3/元々の裾上げ線を解体して袋状の別布を挟み込んで縫い付ける。インシームとアウトシームがピッタリ合うようにして、折り返した状態に見えるように固定。

画像4/折り返し風に3センチ延長。

画像5/右足が延長した裾線。
パッチ縫い付け
今週も県外からいくつか仕事をいただいております。
まずは米海軍のフライトジャケットであるG-1へのレザーパッチ縫い付け。

ところで昨日は大阪で商談があり、荒本にあるファニー本社と、本町での東洋エンタープライズ展示会場をまわってきました。
以前からの原材料の高騰と、円安のダブルパンチで輸入皮革やシルバーを使用する製品は軒並み大幅な値上げ確定です。
円安傾向はトヨタ依存の当地にとって悪いわけではないですが、やっぱり利益が末端まで還元されるのにはタイムラグがあり、インポート商材の値上がりタイミングがあんまり早いと市場が付いてきてくれないので難しいところです。
桜は散れど…
これから初夏にかけて開花予定のメキシコ万年草。
昨年からの緑化計画で、ショップ周辺のあらゆるところに植え付けられ、メキシコ人並のしぶとい繁殖力でしっかりと根をつけた。
手間要らずなら植えてみたいということで、先日お客様が自宅のガーデニング用にたくさん摘んで持って帰られたが、もうその隙間もつぼみで埋め尽くされている。
今からしばらくの時期だけ、黄色い小さな花は盛大に開花する。
昨日のニュースより
流れ止めるな」「ブレーキを」=自・民幹部ら舌戦—山口補選

参院山口選挙区補欠選挙(28日投開票)が告示されて初の週末となった13日、自民、民主両党の幹部らが選挙区入りし、激しい舌戦を展開した。選挙戦は、自民党公認で公明党が推薦する江島潔元下関市長と、民主党などの推薦を受けた無所属の平岡秀夫元法相による事実上の一騎打ちの構図。共産党公認の藤井直子氏らを合わせ、計4新人が立候補した。自民党の小泉進次郎青年局長は岩国市内で街頭演説し、「民主党と言うと人気がなくなるから、無所属で選挙に臨んでいる。皆さんをばかにしている」と平岡氏を批判。「自民党が政権を奪回し、日本の将来に対する明るい希望が咲き始めた。この流れを止めたくない方は応援してほしい」と支持を訴えた。一方、民主党の菅直人元首相は宇部市内で開かれた集会で、安倍晋三首相と日本維新の会が憲法改正問題で接近していることに触れ、「憲法問題は場合によっては戦争につながる。今の自民、維新両党が圧倒的な力を持っていく方向にはブレーキを踏んでいかないといけない」と強調。自民党の議席獲得阻止に全力を挙げる考えを示した。
(以上引用)

夏の参院選は、このままいけば民主党の残党を国政から追放する落ち武者狩りのようなイベントになりそうで、期待感で一杯なのだが、この補選はまさにその前哨戦であろう。
天下御免の税金泥棒平岡秀夫は、小狡く民主党の看板を外して無所属で立候補しやがった。
ところが応援弁士に菅直人なんかが加わってしまって、まったく応援になっていないというコントのような選挙戦を展開中。
二週間後の選挙結果が楽しみである。
本日の修理品
穴だらけのエターナル811、身頃を開いて全面的に裏張りします。

画像1/間隔を置いて地の目に沿ってステッチがけ。大穴の開いた部分は縫いつぶさず、周りをステッチで押えこんでおきます

画像2/左膝にはお客さ物持ち込みの洗いざらしのキャンバス地でパッチワーク。

画像3/作業完了。

画像4/デニム生地で広範囲に裏張り。
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ところでエターナル(株式会社マエノ)と同じくジーンズの聖地、岡山の倉敷児島に本拠を置く大手ジーンズメーカー「ビッグジョン」も、先頃のエドウィンに続いて経営が傾き、地元金融機関とファンドの支援を受けて経営再建中だそうだ。
工場も中国移転ということで、国産ジーンズメーカーは死屍累々といった状況である。