ビュイック始末記(キャブレター編その肆)

ビュイック始末記(キャブレター編その肆)
先日突然のキャブレター不調に見舞われたビュイックだったが、昨日静岡のガレージ井口さんより修理完了の連絡があり、夕刻、横殴りの雨の中納車された。
ホーリーキャブレターのセカンダリー側からのオーバーフローだったのだが、分解した時点では異物が詰まっているのは確認出来ず、はっきりした原因は特定出来なかった模様。湿りきっていたプラグを清掃し、機関も再調整した上、念のためフュエルポンプとキャブレターの間にストレーナーを取り付けてもらった。この車のガソリンタンクはプラスチック製で錆びることはないが、万一の微細な異物混入に一応備えたわけである。今日の午前中に給油がてらちょろっと走ったが、アイドリングは今まで以上に安定しており、エンジンもスムーズに回る。やっぱり本職の仕事である。
古いアメ車からフェラーリのような手のかかる車まで修理する井口さんは、現在の工場が手狭になったため、あらたに工場を建てるために確認申請中とのことであった。