2024年5月

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家で洗えますか?
この時期なので、以前の記事を再掲載。
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レーヨン製ハワイアンシャツの洗濯については以前も何度かご説明しておりますが、手洗い、またはネットを使用するなどして家庭用洗濯機でも対応出来ます。
基本的に製品(脇の内側)に付いている洗濯表示には、水洗い不可、ドライクリーニング(石油系)とあります。つまりメーカーの指示としては、クリーニング店に出して石油系の溶剤で洗ってくださいということです。それはデリケートな素材を水洗い可にしてしまうと、無造作に洗濯機に放り込む人も出てきますし、結果として大きな縮みやボタンの破損、衿外回りのパンクなどがありえるからです。メーカーとしては製品トラブルのもとになる家庭洗濯はできるだけ避けてもらいたいということがあるのです。
では現実に水洗い出来ないかといえば、そんなことはありません。むしろ汗や塩分など、水溶性の汚れは石油では落とせないので、夏の衣服は水洗いの方が望ましいとも言えます(脂汚れには石油系の方が有効です)。クリーニング店でも、あえて水洗いを指示すればやってくれる所もありますが、それなりに工賃もかかるので、自宅で行うほうが経済的です。
今回は家庭用洗濯機を使わずに、洗面ボウルを利用して手で押し洗いするやり方をご紹介します。
以下参照。

画像1/洗面ボウルに洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯を張る。汚れがひどいときは、ごく少量の酸素系漂白剤(塩素系は不可!)を加えると効果的。
シャツをしばらく浸け置きした後、濯ぎ洗いし、軽く絞って水分を抜く。

画像2/洗濯機を使わない場合は脱水が不完全になるので、室内干しは出来ません。外乾しの場合は裏返した方が日焼けによる退色を防げます。干す際に、衿の外周りや、前立て部分の皺を伸ばしてやると形が安定します。

*乾燥後の皺が気になる場合は、2016年06月10日の日記欄をご参照ください。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
シュガーケーンのスリムフィットSC42021。
生地はロングセラーSC41947、セカンドジャケットSC11953と共地になります。
定番のボタンホール修理ですが、諸事情で対応ミシンが使えない状態だったため、しばらくお預かりになっていました。

画像3/作業完了。
タンカースカスタム
昨年お買い上げいただいたバズリクソンズのタンカースジャケット。
慎重に水洗いされて、絶妙なアタリが出ています。
今回は両腕と前胸に橫振り刺繍のパッチを取り付けて、CBI仕様にカスタム。
タンカースは陸軍(戦車隊)用のコンバットジャケットですが、航空隊でも着用実績があり、それに準じた仕様です。
ネットでお買い物…宿根草苗
ネットで苗を購入するのはこれで3回目。
今回も長野県にある宿根草の専門店で購入。過去2回はエキナセアの花苗中心だったが、今回は半日向でもいけそうなヒューケラというカラーリーフ。
小さな花も咲くが、主に色付きの葉っぱを鑑賞する。これを普通の花では日照時間が足りなくて育ちにくい場所に配置する。
雨も上がったので、早速先週購入したアイアンのハンギングバスケットに植え付けてみた。
本日の修理品/シルバーブレスレット
クラスプが破損したスターリングシルバーのブレスレット。
クラスプ内部の小さなバネが折れると、クラスプごと交換になります。
デザインは異なりますが、汎用品のシルバークラスプで大きさの近いものに取り換えいたしました。
「STIHL」チェーンソー購入
先日、鬼崎海岸に流木集めに行った際、従兄弟に借りた充電式小型チェーンソーが思いの外使いやすく、久々に購買意欲が沸いた。
チェーンソーと言えば、エンジン付きの大きなもので、やたらうるさいイメージがあった。フル装備でゴーグルを付けて使う、山の職人の専用道具で、手軽にガーデニングで使うような印象はない。それを小型化したハンディタイプで充電式となると、どの程度の能力があるのか見当がつかなかった。だが実際に使ってみると、十分にパワフルで、曲面の切削も容易、当たり前だが鋸の手引きとは全く効率が違う。そして何より静かなので、周りを気にせず作業出来る。
これは買うしかない。
GW前に立ち寄ってくれた幼馴染が、常滑市で薪ストーブ販売の傍ら、ドイツの造園機器メーカーSTIHL(スチール)の代理店もしているので、充電式のハンディタイプのものを取り寄せできないか昨日メールで問い合わせてみた。折り返し電話があり、「売れ筋のハンディタイプを在庫しているので、今から持っていくよ!」とのこと。なんとレスポンスの早い事か。
製品はGTA26という型式で、宇宙銃みたいなフォルム。従兄弟が使っていたものよりさらに軽量でハイスペック。8センチの丸太までカット出来るそう。
基本的な使い方やメンテナンスをレクチャーしてくれた。
今後はこれをフルに使って、店内什器やガーデン周りを作り込んでいく。
本日のニュースより
小池百合子都知事、3期目めざし立候補の方針固める

東京都の小池百合子知事が、来月20日に告示される東京都知事選挙に3期目をめざして立候補する方針を固めたことがわかりました。
東京都知事選挙は現職の小池知事の任期満了に伴い、来月20日に告示され、7月7日に投開票が行われます。
小池知事は、これまで都知事選に立候補するかどうかについて明らかにしていませんが、複数の関係者によりますと、3期目をめざして都知事選挙に立候補する方針を固めたことがわかりました。
週明けにも、区市町村長の有志から出馬要請を受けるものとみられ、今月29日からの都議会の定例会で正式に表明する方向で調整しているということです。
(以上引用)

普通にものを考える人間なら、こんな詐欺師に投票するはずがないのだが…。
今回も自身の経歴に「カイロ大学卒」を謳うつもりなのか。
詐欺師だった父親が反社に追い込みをかけられ、逃亡先に選んだエジプトでカイロ大に編入学した小池百合子。
「2歳児レベル」の語学力では進級すらままならず、ドロップアウトしたものの、帰国してからはカイロ大卒の才媛のイメージでTV局に食い込み、代議士を経て首都の長にまで成り上がった。詐欺師二世としては、頂点を極めたと言っていい。
息を吐くように嘘をつき、罪悪感を覚えることは一切無く、ツラの皮は鋼鉄で出来ている。
「公約」はひとつも実行されず(そもそも実現不可能)、都民や国のことは頭の片隅にも無く、徹頭徹尾自分ファースト。
残念ながら、今回も有力な対抗馬はおらず、「組織票」でこの女帝が再選の見込み。

重い病気にかかるか、不慮の事故にでも遭えばいいのに…♡
ウエスタンシャツリメイク/リーバイス7205
ウエスタンシャツの丈詰め続き。
裁断後の裾線は、工場の製造ラインでは「三巻きラッパ」というアタッチメントを使いますが、元の裾線を一部残してのリメイクなので、手で巻いていきます。
アールのきつい部分では、インカーブは縫い代が足らず、アウトカーブでは余ったりしますが、指先で調整しながら縫っていきます。

画像2/作業完了。
ウエスタンシャツリメイク/リーバイス7205
本国生産のリーバイスのウエスタンシャツ。
本来タックインしての着用が前提ですので、一般的なワークシャツより裾が長くなっています。
これを裾出しで着用出来る程度にカットして欲しいというご要望。
鏡の前でピン打ちし、前中心で7,5センチほど短くなるように仕上げ直し。
脇部分は元の長さを残すので、自然に三巻きが繋がるようにアールを取ります。
ジーンズ裾上げ
セレクトショップさんからのお預かり分。
国産メーカー品をチェーンステッチで裾上げ。

ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。

糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
スコードロンパッチ鋭意製作中
531夜間戦闘飛行隊パッチ制作の続き。
今回は背景の明るい色から描き始め、黒猫は最後に描き込む手順で進めております。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
当店別注のミリタリーパッチが入荷しました。
いにしえの刺繍パッチを元に店内で下絵を製作し、熟練職人さんが一点ずつ横振りミシンで刺繍を入れています。
コンピューター制御の自動刺繍機でつくられた量産品と違い、一点一点微妙に表情が異なります。
この魅力溢れるハンドメイドのパッチは、フライトジャケットのカスタマイズに最適です。
台座となるレーヨンのエンブロイダリークロス(デッドストック)の在庫が少なくなる中、工夫を凝らして制作しております。
ところで、今回の納品前に職人さんから電話があり、「俺はしばらく旅に出る」と宣言されました。
何でもマイカーで本州からフェリーを使って北海道に渡り、道内をゆっくり一周する予定との事。
「6月中は連絡がつかないけど、よろしくね~」ということで、まもなく後期高齢者の仲間入りのはずですが、意気軒昂です。
完全なアナログ人間で、インターネットには無縁、携帯電話も持たない刺繍職人のおっちゃんの無事を祈るばかりです。
流木ハンター
店休の昨日、久々に常滑市の鬼崎海岸にて流木拾い。
店舗の内外で使っている流木は、ほとんどここでゲットしたもの。
最近のガーデニングブームで需要が高まり、ここにも流木拾いの人がたびたび出没するらしい。
母方の祖父が戦前から昭和50年代まで、この海岸沿いで旅館業をしており、今も親族が暮らしている土地。
昨日も親族宅に寄り、居合わせた従兄弟にチェーンソーを借りられたので、長すぎるものは車に積める大きさにカットして持ち帰った。
早速その内の一本を使って、出窓上の植栽コンテナを意匠してみた。
ネットでお買い物…ハンギングバスケット
またまたアイアンのハンギングバスケットを購入。
昨年12月に壁面に取り付ける大型のものを初めて購入し、1月にミドルサイズ(60センチ幅)のものを二つ追加購入、今回が三度目。
今回も60センチ幅で、同じ業者さんからだが、デザインが多少異なっていて、受けのアイアンが角棒でツイストしているタイプ。バーエンドには「ギボシ」みたいな丸玉が溶接してある。
仕上げは粗いが、ガーデン用品としてしっかり作りながら、ちょっとデザインも加えてみましたみたいなバランスが良い。
あくまで花が主役ではあるが、器のフォルムが良いと、植栽の時のモチベーションも違ってくる。
ウッドデッキの柱に横木を渡して取り付け予定。
スコードロンパッチ鋭意制作中
ご注文の、531夜間戦闘飛行隊パッチ。
ボクシンググラブをはめた黒猫が、月に跨っている絵柄です。
今回は猫の絵柄を最後に描き込む手順で進めます。
ジーンズ裾上げ
リーバイス501の製品染めブラック。
80年代以降の化繊縫製で、裾上げもチェーンではなくシングルステッチです。
難しいのが色合わせで、ポリエステルスパンの縫製糸は染まりきらず、グレーっぽい色合いになっています。
今回はブルーグレーのカタン糸を使って、シングルステッチで裾上げ。
スコードロンパッチ鋭意製作中
お客様のオーダーで新柄のレザーパッチ制作開始。
ご指定のデザインは、しっぽの部分だけサークルから飛び出した変形モノ。
取り付けの際の縫い代分も考慮して大きめに裁断し、下絵を描いていきます。