2015年6月

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エンブレム塗装
レギュレーターハンドルの塗装の下地として吹き付けた「染めQ」のプライマーは、ステンレスや亜鉛メッキにも使用出来るとなっている。
それなら真空蒸着メッキの上にも塗れるだろうという事で、グリル中央の『S』のエンブレムを塗り替えてみた。やっぱりMB仕様にするからには、キラキラ光るパーツが残っていてはいけないような気がするのだ。
もうメッキが残っているのはマフラーエンドくらいだが、耐熱塗料は持ち合わせがないのでお預けとしよう。

画像1/ビフォー。

画像2/フロントグリルに二本ピンの差し込みと、両面テープで留められているのを慎重に取り外す。

画像3/念のため、800番のペーパーで表面を軽く足付けして「染めQ・ミッチャクロン」を吹き付け。乾燥後に、半ツヤ黒の塗料を重ね吹き。

画像4/アフター。
緑化計画進行中
梅雨入り前に剪定予定だった外壁周りの蔦が放置状態だったのだが、今朝、脚立をかけて手入れをおこなった。
植えてから10年以上は足踏み状態で、たいして伸びなかったので剪定の必要も無かったが、ここ数年でなぜか爆発的に伸び出した。3年前の撮影画像を見ると、まだ軒下まで枝先が届いていないぐらいなのだが、今は壁面のタイルを覆い尽くし、軒下に枝を這わせている。
ここまできたら、美観を維持するためにも定期的に剪定せねばなるまい。

画像1/ビフォー。

画像2/裁ち落とした枝先でたちまち袋一杯。

画像3/アフター。画像で見るとあんまり変わらないな…。
内装張り替え
ウインドカバー用にネットで買ったカモフラ生地の余りで、JA11のドア内側パネルを張り替えてみた。
張り替えといっても、元のチープなビニール材を剥がさずに、上に重ねて貼っただけなので、大して手間はかからない。
簡単な工具があれば短時間で出来る作業。

画像1、2/ビフォー。

画像3/取り外したパネルに生地を貼り、必要な穴をあける。

画像4、5/アフター。
本日のニュースより
安保法制 足を引っ張る安倍応援団 身内からも抗議の声 肩落とす木原氏ら

「安倍政権の応援団が後ろから鉄砲を撃っている状態と言われても、仕方がない」。自民党の若手議員らが立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」の代表を務める木原稔衆院議員は26日、記者団にこう漏らして肩を落とした。懇話会初会合に講師として招いた作家の百田尚樹氏の発言などを野党が問題視し、この日は衆院平和安全法制特別委員会が紛糾。木原氏は、身内の自民党議員からも抗議を受けるはめになった。
(以上引用)

沖縄二紙の論調は、ネットで読んだ限りではあきらかに偏向しており、本土との分離を画策しているようにすら受け取れる。
支那が食指を伸ばしている現状では外患誘致にもつながりかねず、百田氏はそのことを踏まえて偏向報道を指摘しただけでは?
いちいち揚げ足を取って問題化させるほうが言論弾圧ではないのか。
コースター製作
今月中に納品予定のレザー小物は追い込みの段階。
マウスパッドとキーホルダーは必要数を製作し終え、残りのコースターを製作中。これも5月にファーストサンプルを作った時には手裁断だったが、今回は工場のプレスで金型裁断。同じ革厚でも、プレスで裁ち落とした方はコバが薄く仕上がっている。手でカットして曲線を出すのは難しいが、これなら一発で美しいラインが出る。
当店でスタッズを打った後は、靴の工場で裏にラバーソールを貼る予定。

画像/右側が手裁断のファーストサンプル。
レギュレーターハンドル塗装
JA11のウインドカバーを作るためにネットで買ったカモフラ生地はまだ相当余っている。
そこでドアの内張りも、これを使って張り替えてしまうことにした。
と、そのついでに、経年で白ボケしたウインドレギュレーターのハンドルを塗り直す事にした。
どうせ内張りのパネルを取り外す前に、このパーツを外さなければいけないのだ。樹脂パーツには専用のプライマーがあり、今回使用したのは「染めQ」の製品。下地の足付けも不要で、高い密着性が得られるというふれこみ。上塗りには黒の半ツヤアクリルスプレーを使用した。
本日の修理品/ファニー タバコケース
お買い上げいただいたのは15年ほど前。
現在はカタログ落ちしていますが、当時はこのタイプがタバコケースの主流でした。昨今はタバコを吸う人も減り、タバコケースやジッポーケースの流通量も減ってきております。
底の一隅が糸切れをおこして口を開けているので、手縫いで元の穴を拾ってサドルステッチで補修します。
機械で縫い直すと同じ穴を拾うのが難しく、余計な穴を開けて強度が落ちることがあるのです。またミシンステッチよりも、手縫いで2本の糸を交互に渡すサドルステッチの方がより強度があります。

画像1、2/ビフォー。元色はタンのブライドルレザー。

画像3/8番糸を使用。

画像4、5/アフター。コロニルで艶出しして仕上げ。
友、遠方より来る
昨日、閉店間際に旧友のH君がふらりと訪ねてきた。
前回会ったのはもう3年ほど前になるだろうか。ちょっと見ない間に、ホームレスのようなザンバラ髪はさらに白髪化が進んでいる。タイで手に入れたというレッドブルの本家オフィシャルシャツに、よれよれのブーツカットジーンズ、腕には金無垢のロレックス・デイトナ。さらに使い込んでボロボロのエルメスのバッグという不思議なコーデュネートが怪しさ満点。
彼は若い頃の商売で一山当て、その後度胸一つでドバイに渡り、レアメタルや石油の商売でさらに一儲けして億万長者になった。
もう自分のために働く必要は無く、せっせとボランティア活動に励んでいる。ここ数年は当市の赤レンガ建物(旧カブトビール半田工場)の保全と周辺の再開発にも関わっているらしい。
近くのダイナーK's Pitに所を移し、「なんか怪しいオジさん達だな…」という視線を背中に感じながら、深夜まで語らった。
良書とはいえませんが…ご紹介
『熔ける』井川意高著 双葉社

名門企業の御曹司がバカラ賭博で106億円も擦り、そのうち50億円以上を傘下の会社から用途を偽って用立てたとして逮捕され、特別背任として立件された事件。
一時のマスコミ報道の過熱ぶりも相当なものだった。
その事件に至る経緯とその後を、当の本人が綴った書。
かなり客観的に自己分析し、真摯に反省をあらわす一方で、事実無根の報道にはきちんと反証している。
本書を読んでみると、巷間言われているような甘ったれのボンボンとはかなり印象が違う。幼少期から父親のスパルタ教育でトップエリートとして育てられ、大王製紙入社後は本人の懸命な努力もあり、新商品の開発、赤字会社の立て直し等で手腕を発揮している。社内改革にも熱心で、企業経営について一家言持ったビジネスマンである。バクチに嵌り、関連会社から電話一本で何億円も調達出来たのは、オーナー企業であると同時に、それなりの信用があったとも言えるのではないか。本人の弁では背任の意図は無く、現に事件後、井川氏は私財を処分して特別背任罪に問われた55億円を金利も含めて完済している。それでも執行猶予は付かず、懲役4年の実刑が確定したのは、ずいぶん厳しい印象である。マスコミによる過熱報道で必要以上に社会的制裁も受ける羽目になった。
しかし生来論理的で抑制の利いた人間が、勝てるはずの無いギャンブルに嵌ってしまうのは、本人も語っているように病気である。そしてギャンブル施設には、その病人をがっちり取り込むノウハウがあるのだ。
金額の多寡は別にして、日本を蝕むパチンコ依存症も同じである。
キーホルダー鋭意製作中
ベルトと同じベジタンの革を使い、スタッズで縁取りしたマウスパッドやコースター、キーホルダーを商品化する企画モノ。
キーホルダーは5月にファーストサンプルを作り、修正を加えて裁断用の金型をレザー屋のおっちゃんに依頼してあった。曲線的なデザインでは、プレスを使ってスウェーデン鋼の金型で裁断する。サンプルのように一つずつ手でカットしていては、時間がかかり過ぎて商品にはならないのだ。金型代はバカにならないが、ある程度の数を製作する際には必要なコストである。
おっちゃんの工場のプレス機で裁断、裏の糊打ち、スナップ釦付けまでやってもらい、当方でスタッズを打ち、ブランド印を入れて商品化する。
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そんな訳で、今週末も作業台は革材料が占拠して散らかっておりますが、いつもどおり販売商品の修理には即応しております。
どうぞお気軽にお持ちください。
ウインドカバー完成
ネットで購入したカモフラ生地を使って、JA11のフロントウインドを倒した時のカバーを製作。
上下二枚を袋状に縫い合わせ、ウインドフレームから突き出しているパーツ(上二箇所、下三箇所)の部分は、生地を額縁状に抜いて逃げを作った。
ウインドを立てたときには、カバーは折り畳んでアルミのトランクに収納する。

画像1/切り抜いた部分の裏側始末。

画像2/左右二箇所で、ウインドを倒した時に支えるステー。先端にゴムが付いている。

画像3/ウインドをボンネットに固定するハーネスは、カバーを掛けてから留める。

画像4/助手席側に大きく突き出したワイパーのモーター。

画像4/少し走ってみたがバタツキもなく、フィット感は良好。
ジーンズリメイク/シュガーケーン ロンスタージーンズ カウボーイズ 
同型を何本もお買い上げいただいているお客様で、その都度ベルトループの位置の変更をおこなっています。
メーカーの企画意図はともかく、尾錠が邪魔をして事実上ベルトが使えないデザインのため、尾錠の位置をベルトに干渉しないところまで下げて付け直し、納品します。

画像1/ビフォー。

画像2/移動して縫い付け。銅リベットも打ち替え。

画像3/アフター。
ジーンズ裾上げ
持ち込み品でお預かりになっていたジーンズの裾上げ2本。
アクネというヨーロッパの新進ブランドで、当節流行のスキニータイプのレディース。2本ともポリウレタン(エラスティン)を含んでおり、扱いにくい伸び伸びジーンズです。
物性的に、裁断、縫製の段階でどうしても裾線が横伸びしてしまうので、その点をご了解いただいた上で承りました。
大阪出張
時折雨が降ったり止んだりだった昨日の大阪。
いつものように、まずは近鉄線荒本にあるファニー本社を訪ねて現物商品を前にしての商談。昨日は当社担当の営業次長と、居合わせた若社長とも情報交換させていただく。市況は厳しいが、ファニーは独自の商品展開で平常運転。新しい企画モノもいくつかご紹介いただいた。
入荷していたインディアンジュエリーの中で手頃なものをいくつかピックアップしたので、近々ご紹介の予定。
その後の東洋エンタープライズの秋冬物の展示会は、デニムなどワークウエア中心の展開。
国内でのモノづくりは、工場の減少で年々難しくなっている。織りも、染工も、縫製も、二次加工出来るところも減っていく一方なのだ。
いいところあと10年くらいしか出来ないかも…と、悲観的な話になった。

画像1、2/ファニー本社2階のホールセール場。

画像3/フロントにボーンビーズとフリンジをあしらった新作モカシン。

画像4/新作のチャイルドモカシンは動物モチーフ。

画像5/D・E・オスカーはファニーメキシコ工場で製作されるシルバーブランド。この馬蹄形のリングはスターリングシルバー製。綺麗にエッジが出ており、彫刻も美しい。36000円。

このあと訪ねた東洋の展示会は撮影禁止なので画像はありません。
ウインドカバー製作開始
本日も早起きして、昨日届いたばかりのカモフラ生地を使ってフロントウインドのカバーの製作に取りかかった。
ウインドフレームには、ラジオのアンテナや、ワイパーのモーター、ウインドを起こした時のフックなどが付いており、左右比対称で凹凸がある。そこで一応パターンメイキングと縫製のプロとしての腕を振るい、何箇所か突き出しているパーツの逃げをつくって、出来るだけフィット感を高めるつもり。
ところで明日は店休日を利用しての大阪出張。
午前中にFUNNY本社で商談、午後は東洋エンタープライズの秋冬商品の展示会(二回目)を訪問。

画像1/粗裁ちした生地を実際に置いてみて、洗濯バサミでフレームに留めてみる。

画像2/まず両サイドのフックの逃げとしてホールをつくる。生地の裏に芯地を貼り、表側には見返しになる生地を重ね、縫い付け。

画像3/切り込みを入れて見返しを裏側に引っ張り出す。これは切りポケットの製作と同じ要領。

画像4/出来上がったホールからフックの先端が出ている状態。
ネットでお買い物…カモフラプリント生地
コットンツイルにカモフラージュをプリントしたパンツ用の生地を、JA11に使うために購入。
フロントウインドを倒して固定した時に、それをすっぽり被うカバーを製作する事にしたのだ。
軍用のジープには帆布で出来たフロントウインドカバーがあり、それは平面ガラスに光が反射して敵の航空機から発見されるのを防ぐために付いている。当方の場合はあくまで埃避けで、無地ではつまらないのでカモフラを選択してみた。ウインドフレームには突起物が何箇所か出ているので、逃げもつくってやり、出来るだけフィットするように製作する。
走るホビーとして、内外装にかなり手を加えたジムニーJA11だが、まだやり足らないところがいくつかあるのだ。
良書とはいえませんが…ご紹介
『ヘイトスピーチ』安田浩一著 文春新書

著者は、ヘイトスピーチと言われる在特会の街宣活動を長年取材してきたジャーナリスト。
在特会前会長の桜井誠さんとは厳しく対立してきた関係にある。
その主張するところを一応押さえておきたくて読んでみたが、あまり説得力のある内容ではなかった。
どうしてこのヒトが在日勢力に肩入れするのかわからないが、自分ではどうすることも出来ない属性を攻撃することは許せないという。一見もっともだが、長年日本に居続けながら、良き隣人として努力するどころか、日本社会に毒をまき散らしてきたのが彼らである。その積み重ねが、本来世界一寛容な日本人を怒らせているのだ。
数年前まで彼らが唱えてきた嘘八百(曰く半島から強制連行されてきた者の子孫)はもう完全に論破され、ほぼ全てが自己理由で渡ってきた(しかも密入国が多数)のだから、そもそも被害者ヅラしつづけてきた主張の前提が崩れている。
それに属性は変えられないと言っても、彼らには選択肢がある。
日本社会にまじめに溶け込んで正式に帰化する、あるいはさっさと本国に帰る、又はどこか他所の国に出国することだってできる。どれもイヤで、特別永住制度の上に胡座をかいて日本に居続けながら、外国籍のまま日本人と同じ権利をよこせと言っているのだ。現に本来日本人固有の権利だった生活保護を行政を恫喝して奪い取り、日本人より高い割合で受給している。
韓国系はあろうことか参政権まで要求する。国境の島の議会が彼らの影響下に置かれたりしたら国防上の脅威になるのは言うまでもない。
北朝鮮系は長年本国の薬物を密輸して日本を汚染し、日本人拉致の手引きまでしている(筆者はこの期に及んでも在日コリアンは拉致には無関係と言い切っている)。
南北どちらも通名報道の影に隠れているが、人口比(全体の0,5%以下)からいっても圧倒的に常習犯罪者が多い。
また筆者は不法滞在の支那人にも同情的で、栃木県で研修先から逃げ出していた支那人が、職務質問された際に警官に襲いかかり、逆に射殺された2006年の事件でも、警察側に非があると主張している(支那人遺族が刑事、民事で告訴するのを支援→刑事は無罪確定、損害賠償も退けられる)。
このように敵性外国人に対して危機意識も無く、人権がどうの、差別がどうのと、ずいぶん暢気な事を主張しているのが本書である。
著者はいわゆる左翼文化人、リベラリストの典型で、マイノリティには無条件に寄り添う姿勢を見せるが、逆差別され、踏みつけにされる日本人の権利には無頓着である。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ517
色味は残っているものの、太腿から膝にかけて生地が薄くなっているリーバイスのブーツカット。
今回は膝に大穴があいた左見頃をリペアします。
穴の周辺だけでなく、見頃全体を裏張りしてタタキで補強しておきます。

画像1、2/ビフォー。

画像3/大幅に裏張りするため、腰から膝下までサイドシームを切り開きます。

画像4、5/アフター。
ウインドハーネス
ジープのなごりで、フロントウインドを倒したまま走行出来るジムニーJA11だが、倒したウインドをボンネットに固定するハーネスが購入時から付いていなかった。
ウインド自体はかなり重いが、しっかり固定出来ていないと、走行時に風圧で起き上がってこないとも限らない。
ハーネスを固定するためのステーはボンネットとウインドフレームに取り付けられているので、汎用品の金具とトートバッグのハンドルに使う特厚テープを使ってハーネスを作ってみた。

画像1/特厚のテープと鉄製のバックル。

画像2/テープの端を折り込んでガッチリ縫製。

画像3、4/ウインド中央部のステーに通して固定。
梅雨の合間に…
昨日の休業日は昼過ぎまで雨だったが午後には止んだので、急遽JA11のペイント作業を行った。
アルミの地肌のままだったトランクと、リアの内張りを剥がし、剥き出しになった鉄板の内側(両サイドとリアゲート)を刷毛塗り。
トランクは密着を高めるためにバインダーを塗った上で塗装した。リアの内側は見窄らしい樹脂製の内張りで被われていたが、この際取り払って鉄板剥き出しでいく事にした。ついでに取り外したままになっている両サイドのピラーも元色のままだったので、軽くペーパー掛けして塗装。
これでもう、オリーブドラブでペイントする箇所は残っていない。
あとはこの車を道具として使いながら、自然にヤレていくのを待つだけである。