店長日記

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ネットでお買い物…ハンドグラインダー
先月、指輪のサイズ修正のためにリングストレッチャーを導入したが、火を入れた後のポリッシュに使えるハンドグラインダーも欲しくなり、ネットのレビューを参考に購入。
「Proxxon」はドイツブランドだが、日本でOEM生産しているらしい。
従来シルバー製品のポリッシュは、漂白剤に付けたり、研磨剤の付いた布でチマチマと手磨きしていたが、こちらの方が断然早い。
ビットを変えれば、ロウ付け後のバリ取りにも使える。
性能も格段に進歩しているようで、コードレスで一定時間使えるものも出ていたが、小型でコンセント式のものを選択。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
シュガーケーンの旧品M41119のリペア。

画像1/経糸が切れて穴の開いた部分は細かくタタキを入れます。

画像2、3/脇を閉じて作業完了。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
シュガーケーンM41119のリペアの続き。

画像1/今回は擦り切れた両膝にタタキを入れるため、脇のステッチを解いて開きます。

画像2/穴の開いたところにデニム地を裏張り。

画像3/周辺部分まで覆うように芯地を張り、ステッチで固定。
JA11自家塗装中
昨日の店休日は天気も回復していたので、長らく放置中だったJA11の自家塗装に着手。
錆止めしてパテで下地を作った状態の上に、ローラー刷毛を使って重ね塗り。
前回はサフェーサーを挟んだが、今回は足付けのサンディングだけでサフェは省略。
3度塗りしたので、下地のパテは完全に見えなくなった。
調色はせずに缶から出してそのまま塗ったので、やはり色味が強い。
色が定着した段階で、あまり違和感があれば、少し色味を落として上塗りする。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
シュガーケーンの旧品デニムのリペア2本目。
まずはボロボロの裾を裁ち落としてチェーンステッチで裾上げ。
今では考えられないことですが、この当時は全品目ノンウォッシュのみの販売で、販売時に裾上げ出来ず、洗濯の上で再度お持ちいただいておりました。
力織機で織ったデニムは、洗濯により10%前後の縮みが出ます。
縮み切るまでロールアップで穿いていた方も多く、このM41119は裾上げしないまま、年月が経ってしまったようです。
ジーンズ裾上げ
お持ち込みで、尾州・一宮のテーラーメイドのデニムパンツ。
ゆったりとしたブーツカットで、サイドシームは曲線になる為、耳付きではなく、ロック始末されています。
色味の近いカタン糸でチェーンステッチ仕上げ。

ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。

糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
先週、シュガーケーンの旧品デニムのリペアを行いましたが、引き取りの際に、追加で数本リペアを承りました。
こちらは同型のM41119。
裾の破れは同様ですが、今回のモノは左右の膝が擦り切れて穴が開いています。
他にシームの糸切れが数か所。
工賃は総額で10000円を超えますが、手を入れればこの後数年はご着用いただけます。
本日の修理品/バズリクソンズ トラウザーズ
2003年頃のM品番デニムトラウザーズ。
現行品とは異なり、打ち抜き式の尾錠付き。
ライトオンスデニムが擦り切れて膝が抜け、各部のステッチも解れています。
膝周辺は裏打ち修理の方向でご相談いただきましたが、傷みが酷いため、結局膝上でカットしてショートパンツにしました。
ステッチの糸切れはカタン糸でリペア。
ネットでお買い物…車両用シリコン塗料
お盆前に取り掛かったJA11のレストアだが、フェンダーの錆を除去し、パテ盛りした状態で止まっている。
前回(6年前)同様、ローラー刷毛で塗装するが、今回は2液のウレタンではなく、硬化剤不要で扱い易い水性塗料で発注した。全塗装ではないので、最小単位の1キログラム。
同じ色番だが、車両の方は当然退色しているので、色がピッタリ合うことは無い。部分的に塗ってみて、あまりに違うようなら調色の必要があるが、水性なら何とかなる。
台風が過ぎ去ったら手を付ける予定。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
画像1/裏張りをしっかり固定したら、表に返して穴周辺にタタキを入れます。

画像2、3/作業完了。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
ウォッチブレスレットの電池交換
当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはシチズン製クオーツで、販売時に、内蔵されているボタン電池で針を動かし、動作確認の上でお渡ししております。
電池の寿命は最長2年で、電池切れの場合には店頭に常時交換用の電池をストックしておりますので、格安にて即時対応いたします。

画像1/ヌメ革×ブルーの文字盤の方は古い製品で、ケースを開けると機械がプラスチックのカバーで覆われています。コンチョは純銀製。

画像2/ディアスキン×シルバー文字盤。こちらは最近の製品。

画像3/どちらも電池交換で正常に作動しました。

*工賃込みの価格660円(税込み)

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
2001年頃まで製造販売されていたシュガーケーンのスタンダードモデルM41119。
当時はノンウォッシュのみの販売で、税別19800円でした。現在まで続くSC41947は、その後継として翌年からラインナップされています。
当時お買い上げいただいたもので、後ろ裾とヒップが破れているのをリペアします。
裾は長さに余裕があるので、破れている部分を裁ち落として巻き上げ。
ヒップについては広い範囲で補強が必要になります。

画像1/この当時の定番としては、他に太めのM41200、細身のM41300がありました。いずれもノンウォッシュのみでの販売。

画像3/カタン糸で裾上げ。
レザーバッグペイント進行中
馬革ミニトートバッグへのペイント作業。
グラデーションやハイライトを入れて細部を描き込んでいきます。
エクステリアもDIYで
2022の5月に、近くの園芸店で「野放し球根」の名称に惹かれ購入したレインリリー(ハブランサス)。
8月に入ってからボチボチ開花が始まり、今週になって一斉に咲き出した。
花期は短く、数日で枯れてしまうが、すぐに次の花が立ち上がる。
植え付けてからというもの、実際に「野放し」状態で、ちゃんと開花する。
名称に偽りなし。
2024年フェローズカタログ
フェローズから、秋冬ものの商品カタログが到着しました。
平素当店で同社の製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げております。
ご入用の方はお早めにご来店ください。
本日の修理品/ケイシイズ ウォッチブレスレット
10年前にお買い上げいただいたもので、電池交換でお持ちになりました。
しかしボタン電池を替えても機械が作動せず、結局ケース(文字盤)ごと交換いたしました。
近年非常に多くなった磁気帯び(スマートフォンなどの磁気による帯磁)なのか、機械故障なのかは判然としませんでしたが、どちらにせよ買い直していただいた方が安く済みます。
交換用の文字盤(2200円)は店頭にストックしております。
私の道具達
ネット購入したリングストレッチャーを、早速テーブルに固定した。
ストレッチャー自体が鋳物で相当重いので、固定せずにハンドル操作してみたが、ハンドルを前に倒せば後ろが浮き、後ろに倒せば前に浮いてしまい、自重だけでは全く無理だった。 
地縫いミシンの天台にしっかり固定できるよう、四隅の固定用の穴に合わせて天台にドリルで穴を開け、8ミリの長尺ボルトナットで固定。
この天台は、元々横幅120センチあったものを、ミシンが増えたために丸ノコで90センチに切り詰めていた。
その端にストレッチャーを固定したので、さらに手狭になってしまったが、致し方ない。
レザーバッグペイント進行中
納期に余裕をいただいているので、少しづつ進めている馬革ミニバッグのペイント。
外枠がブルーグレーで塗り上がったら、ブルドッグの絵柄を入れていきます。