店長日記

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本日のニュースより
尖閣・竹島で動画配信=外務省

外務省は、沖縄県・尖閣諸島と島根県・竹島が日本固有の領土であることを内外に理解してもらうための動画を初めて作成し、インターネット動画サイト「ユーチューブ」に掲載し始めた。領土に関する対外広報戦略の一環。再生回数は23日までの1週間で、合わせて12万件を超えた。
動画は中国が領有権を主張する尖閣諸島と、韓国が実効支配する竹島の歴史的経緯について、音声や写真などで説明している。音声は日本語だけだが、来週以降、英語や中国語、韓国語、スペイン語、アラビア語など10の言語に順次翻訳する。
今後は、ロシアと交渉中の北方領土や、韓国が「東海」と主張している日本海の呼称についても、日本の立場をアピールする動画を作成し海外広報に努める。
(以上引用)

外務省が国益にかなった本来の仕事をしている。
…実に珍しい。
動画では江戸時代まで遡って竹島が日本の一部になった経緯を解説していて、わかりやすい。各国語に翻訳したものが、「正式な日本政府の主張」として広がっていくことは重要だ。
今まで無為無策だった分をせいぜい挽回してもらいたい。
私の道具達
20年以上も使っていた鉄製のスチームアイロンをついに買い替える事にした。
構造が単純で長持ちしたが、ついに内部にサビが回ってしまったようだ。
新しく購入したのは職業用ではなく、近所の家電屋に並んでいたTOSHIBAの家庭用アイロン。テフロン加工されたプレス面とプラスチックボディでとても軽量。たぶん長時間の使用には耐えられないが、縫製作業の合間におこなうような部分的なプレスには充分だと思われる。
さっそく今日の作業から使ってみようと思う。
ライブハウス・名古屋ケントス再び♪
8月にツイストダンサーとして初陣を飾ったYさん(還暦間近)らとともに再び名古屋、栄のケントスへ。
今回は現役ロッカーのお客様もメンバーに加わり、多少だが平均年齢が下がったような気がする。
台風間近の栄周辺は渋滞も無く、すんなりと入店して席に案内されたのは前回同様一回目のライブの終盤だったが、やっぱり数人のロートルの方々がステージを取り囲むようにヒョコヒョコとツイストを踊っている。よくよく見ると前回と同じ顔ぶれがいる。「あのおじさん達、この前もいたけど毎日来てるんじゃないの?…(^^♪」などとささやきながら席につく。今回は同窓会かなにかの流れなのか、かなり年配の盛装した男女の一団もいて、平均年齢をさらに押し上げていた。
出演バンドが前回とは異なり、フリンジスカートにハット姿のカウガールと、もみあげのおにいさんがメインボーカルだった。サックスとドラムは女の子が担当している。もちろんなつかしの50〜60年代ポップスのカバーが中心。
インターバルに酒をあおりつつ、ピザを頼んでみた。私の古い記憶では、ここのピザはチーズで固めた煎餅のようなものだったのだが、すっかりまともな味に改善されていた。フロアスタッフの接客も如才なく、きちんと教育が行き届いている。バンドマンも演奏の合間には客席をまわって気軽にコミュニケーションに努めている。
当日の客層にあわせたのか若干おとなしめのナンバーが多かったが、「バーニング・ラブ」などパンチの効いた曲の演奏もあり、ライブの楽しさを堪能した一夜だった。

画像2/オヤジダンサーズにまぎれて踊るYさん。ツイストのために革底のスリップオンを新調した。リーゼントのヅラがどこかに売ってないか探している(情報求ム)。
ジーンズリフォーム
ブーツカットの膝下を幅ツメしてストレートにリフォームします。
このエターナルのブーツカットは一般的なブーツカットと異なり、アウトシームが耳付きとなっています。つまりアウトシームは腰から裾にかけて生地の耳を使った直線となっており、インシームの側だけで膝を絞ってブーツカットのシルエットをつくっているのです。これはパターンメイキングの基本からすれば少々無理のある手法でもあります。
今回はこれを単純なストレートにという事なので、インシームの方だけ削って修正してやります。シルエットをストレートにする事で、長さも2センチ程短く仕上げ直します。

画像1/ビフォー。

画像2/インシームでのカット分は裾まわりで4センチ程。

画像3/膝を基点に裾まで幅を絞ったら、余分な縫い代をカット&ロック始末。

画像4/インシームは縫い代を片倒してコバステッチで押さえる。裾は短くしてチェーンで巻き直し。

画像5/アフター。
本日の修理品
ツイルのカーゴパンツの後ろポケット口が破れているケース。
片玉縁ポケットの角は見返しの端とポケット口の縫い代をまとめて縫い留めていますが、ここが破れて穴が空いてしまうと綺麗に補修するのは困難です。
針痕は目立ちますが、裏に補強布を挟み込んでミシンで叩いて始末しました。
アメリカンポスト移設
平成12年から使っているカマボコ型の郵便ポストを、ランバーデッキの手すりに移設した。
今までは、正面階段を上がった店舗入り口右側のタイル壁にL字ステーを取り付けて固定していたが、ツタが成長して壁面を覆い出し、ポストもツタに埋まりそうになってきたのだ。
外したついでにリペイントし、道路側に対して取り付け方向が今までと逆になるので、番地の表示を反対側にペイントした。
今回は駐車場に接する低い位置に取り付けたので、これで郵便局員が配達時にいちいちバイクを降りなくても済むはずである。
本日の修理品
年季の入ったM41119はシュガーケーンのかつての定番商品。
ややゆとりのあるシルエットで、当時はノンウォッシュのみの販売でした。
このパンツは以前にも股ぐりを修理していますが、今回は左右のフロントポケットの破れを補修します。

画像1/糊付け状態でお買い上げいただき、10数年経過した状態。

画像2/左右ポケット口を修理。ビフォー。

画像3/アフター。
長尺モノ
ファニーの超ロングセラーのバスケットスタンプベルト。
サイズに関しては38インチ(ピンからセンターの穴まで約95センチ)までが通常のラインナップとなりますが、別注にて長いサイズの生産も承っております。
価格は40〜44インチまでが20%のアップ(9500円→11400円)、45インチ以上は40%アップ(9500円→13300円)となっております。
受注より納品までに2ヶ月ほどかかります。
本日の修理品
デニムの修理品がたまっているので順次仕上げていきます。
これはエターナルのリメイク加工を施した商品で、元々太腿に穴をあけ、裏にスレキを当ててタタいた状態で製品化されたものです。
その下が口を空けてしまったので、一度シームを割って新たにタテ20センチ程当て布して始末します。
本日の修理品
先週、ボタンホールと股ぐり、両膝のリペアを終えたドゥニーム・ダブルエックス。
ご要望により、両方の後ろポケット周りと両裾の破れも追加でリペアしました。
裾は擦り切れて生地が無くなってところがあるので、いったん解体してカケツギの後、チェーンステッチで巻き直します。

画像1/ビフォー

画像2/アフター

画像3/ビフォー

画像4/アフター
パッチ&ネームプレート縫い付け
裁断した革のトリミングをパッチの上に縫い合わせ、A-2本体へ縫い付けします。
ネームプレートは先週製作しておいたもので、パッチの上の定位置に取り付け。同じオーナーからの発注で広幅(タテ25ミリ)のネームプレートも製作済みで、別のA-2に縫い付けます。
パッチ縫い付け…難あり
先週、ネームプレートの製作・縫い付けと同時にお手持ちのパッチも縫い付けてほしいという事でご依頼いただいておりました。
ところがA-2とともに送られてきたパッチはトリムの幅が狭く、パッチ本体の厚めで柔らかい革の端から浮き上がった状態で、縫い付けの際の押さえガネで固定することが困難なものでした。
仕方がないのでオーナーにご了解いただいてトリミングを別革でつくり直して取り付けます。

画像1/取り付けられているトリミングのステッチをほどき、取り外す。

画像2/絵柄がプリントされたもので、剥がした痕に地色が出ている。

画像3/パッチの外回りにあわせて用意した革にマーキング。
大阪出張
昨日は4ヶ月ぶりの大阪出張。
一日でファニー本社と東洋エンタープライズのS・S(スプリング・サマー)展示会をまわり、台風とともに夜愛知へと帰ってきた。
近鉄線の荒本にあるファニー本社ではウエスタン関連のインポート雑貨を見て回る。

画像1/ファニー本社前。実物大のFRPで出来た馬がお出迎え。

画像2/アメリカから輸入された中古のガラスケースが入庫していた。中は雑貨用の棚になっており後ろに引き出せる。適度にボロくて私好みなのでつい目が行ったが、これは直営店で使用するらしい。

画像3/新入荷の楕円形のブリキのバケツ。レプリカで中古風の塗装がしてある。

画像4/ウエスタンというよりメキシカンカルチャーのカラフルな髑髏のフィギュア。

画像5/ブリキ製のブーツは花瓶として使えるようになっている。

画像6/トラクターの椅子を模した鉄製のスツール。赤サビ風の塗装がしてある。

このあと訪ねた東洋の展示会は来夏のハワイアンシャツなどの商談が中心。
撮影禁止なので画像はありません。
パッチ縫い付け
続いてはかなりレアなビンテージのAN-6552。
取り付けるのは、これもレアなモール刺繍されたフライングタイガースのパッチ。モール刺繍は、帽章やエンブレムを製作するときの手法で、熟練工の手作業によるものです。
非常にデリケートで、ミシンの押えがねがあたると切れてしまうことがあるため、モールが張り出している部分は手縫いを併用して取り付けます。

画像1/取りつけ位置を確認。

画像2/左手部分は外側に飛び出しており、コバぎりぎりにモール刺繍が施されているためミシンでの縫い付けが困難。

画像3/ミシンステッチは左手の上下までで止めて返し縫いしておく。

画像4/モール刺繍の周りは手でまつり付け。

画像5/作業完了。
パッチ縫い付け
バズリクソンズが20年前に製作したB-15D。
元々セージグリーンだったとは思えない程、表地はすっかり退色してオレンジ色に変化しています。今回は左腕のプリントステンシルの上にビンテージものの刺繍パッチを縫い付けます。
パッチは横振りミシンで仕上げられた手作り感溢れるものですが、横方向にテンションがかかって若干卵形になっています。
いただきもの
三重県からご来店頂いたお客様からのいただきもの。
四日市名物の太白永餅(たいはくながもち)。餅米で出来た皮で小豆を包んだ細長い生菓子。
歯ごたえも良く、上品な甘さでコーヒーブレイクの時においしく頂きました。
本日のニュースより
慰安婦問題の拡大阻止 92〜93年、東南アで調査せず

旧日本軍の慰安婦問題が日韓間で政治問題になり始めた1992〜93年、日本政府が他国への拡大を防ぐため、韓国で実施した聞き取り調査を東南アジアでは回避していたことが、朝日新聞が情報公開で入手した外交文書や政府関係者への取材で分かった。韓国以外でも調査を進めるという当時の公式見解と矛盾するものだ。
「河野談話」が出る直前の93年7月30日付の極秘公電によると、武藤嘉文外相(当時)は日本政府が韓国で実施した被害者からの聞き取り調査に関連し、フィリピン、インドネシア、マレーシアにある日本大使館に「関心を徒(いたずら)に煽(あお)る結果となることを回避するとの観点からもできるだけ避けたい」として、3カ国では実施しない方針を伝えていた。
(以上引用)

ま〜たアサヒか。
そもそも、(旧日本軍の慰安婦問題が日韓間で政治問題になり始めた)のは、売春婦を従軍慰安婦と言い換え、火の無いところに煙を立てて旧日本軍を貶めた朝日の捏造報道が発端ではなかったか。
今回は国連総会で韓国のバカ閣僚が謝罪要求してきたのに呼応するようなタイミングで報道している。
しかしインターネットの普及で朝日の反日性はあまねく知れ渡ってしまったので、国内ではまともに取り上げる人は少なかろう。周辺の反日国にタカリのネタを提供したことにはなるが…。

一日でも早く、朝日新聞社が潰れるのを願ってやみません。
パッチ縫い付け
マッコイズのA-2、サイズは希少な32。
通常サイズの刺繍パッチが大きく見えます。
フェローズ定番商品カタログ、唐突に入荷
「STANDARD」と銘打たれた立派なカタログが着荷。
はて?
…この時期に、継続生産している定番商品のみを纏めたカタログなど出した事があっただろうか?
しかも上質な紙を使っている。
不景気もなんのそのという感じで好調なフェローズの事、宣伝経費が余っているのかもしれない。
ということで平素当店でフェローズ製品をご愛顧いただいているお客様にお渡しいたします。ご入用の方はお早めにご来店ください。
パッチ縫い付け
奈良県のお客様から複数のご依頼をいただいており、そのうちの1点。
実物のG-1(7823)で、50年代のものと思われます。
大きめのVAH-6の刺繍パッチを右胸に取り付けました。