店長日記

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「南京大虐殺」展示撤去へ ニセ写真、歪曲相次ぎ… ピースおおさか

大阪府と大阪市が出資する財団法人「大阪国際平和センター」(ピースおおさか、大阪市中央区)で、日中戦争中に旧日本軍が行ったとされ、信憑(しんぴょう)性をめぐって議論が分かれる「南京大虐殺」に関する展示が撤去される見込みであることが18日、分かった。25日から始まる府の9月議会で基本設計案(中間報告)が報告され、戦後70年となる平成27年度までのリニューアルを目指す。自虐的な「偏向展示」で知られた同施設は、ようやく正常化に向けてかじを切る。
(以上引用)

遅きに失したとはいえ、方向転換が進んでいるのは喜ばしい。
こういうのは一種の情報戦で、今まで日本側が全く無為無策だったためやられっぱなしだったのだ。20年以上も根拠のない虐殺説をまき散らし、小中学生の校外学習でも利用されてきたのだから、税金で運営しながら反日思想を育成してきたようなもの。実にバカげている。
おそらく他の施設でも同じような内容のものがあるだろうから、これを端緒に色々見直しが進めば良いがと思う。
パッチ縫い付け
バズリクソンズの比較的新しいA-2。
ベジタブルタンニングの馬革をラッカー仕上げした製品で、所々角が剥がれ落ちてリアルな雰囲気になっています。

画像1/レザーのネームプレートと刺繍パッチを縫い付け。下糸は裏地のブロードに近い色を選択。上糸はパッチ類のコバの色に合わせて選択しています。

画像2/縫い付け完了。
本日の修理品
今回は裾の再仕上げのご依頼でお預かりしました。
某社のジーンズで、すでに裾上げされていますが、巻き幅があまりに太い上にたよりないポリ糸で縫ってあります。なつかしい昭和のジーンズショップのような裾上げですが、そこそこ高額なジーンズにはちょっと残念な仕上げです。

画像1/ビフォー。

画像2/長さを変えずに仕上げ直すので、一旦解体してプレス掛けで折れ山を伸ばす。この後余分な縫い代をカット。

画像3/チェーンステッチで巻き直して作業完了。
パッチ縫い付け
表地がコットングログランのB-15はバズリクソンズ1998年の製品。
コルビネックスのレプリカでは最初のモデルです。
右胸にレザーのネームプレート、左胸にはフェルト製の手刺繍パッチを縫い付けてカスタムします。このフェルトパッチは波形にカットされていますが、コバが裁ち切りで柔らかく、ステッチが滑脱しやすいので、若干内側に縫い込む必要があります。
パッチ縫い付け
こちらは朝鮮戦争時に民間向けに生産されたB-15を模した変わり種で、バズリクソンズ2005年の製品、BR10975。
表地はコットンツイル、裏地がナイロンキルティングになっています。背中には販売時からモスキートのバックペイント入り。
今回は右胸に革製ネームプレートと、ホースタブの横ギリギリに大きめのモスキートパッチを縫い付けました。
パッチ縫い付け
バズリクソンズ2006年のモデル、アニリン染料で仕上げられたナチュラルな色合いのA-2。
ネームプレートと共に刺繍のエアフォースパッチを取り付けます。

画像1/パッチはヌメ革のトリミング付き。装着前にコバに下穴をあける。

画像2/縫い付け作業中。

画像3、4/作業完了。
シャツ着丈詰め
お買い上げいただいたシュガーケーンのソフトフランネルのシャツ、ご要望により着丈を3センチほどカットします。
このシャツは脇裾に力布が付いていないので、並行にカットして三つ巻きします。

画像1/ビフォー。

画像2/巻き代分を残し、裾線に沿ってハサミを入れる。

画像3/アフター。
本日の修理品
ファニーのキーホルダーのスナップが破損したということでお持ちになりました。
見てみるとワンウェイスナップのメス側が紛失しています。
通常キーホルダーのメス側はカシメ打ちされていますが、このモデルに関してはネジ留めになっており、ネジがゆるんで紛失したものと思われます。
レザークラフトで最上級のフィリグリーウォレットの対になるキーホルダーで、スナップメス側にもレギュラー品とは異なり、マーキュリーのコインコンチョをネジ留めし使用しているのです。
コインコンチョは本体にくっついて残っていましたので、新品のワンウェイスナップのメスを平頭ネジで留めるだけで完了です。
本日の修理品
美しく色落ちしたシュガーケーンのSC41947。
このお客様には、毎回同型でワンウォッシュのものをお買い上げいただいていますが、お仕事で日々着用されているので、一年足らずでビンテージのような色落ちです。
股ぐりが擦り切れて開きかかっているので、タタキ&テーピングで補強します。

画像1/加工品ではなかなか出せない、棚ジワやヒゲ。

画像2/股ぐりの片倒しされた縫い代が擦り切れている状態。身頃全体に白くポツポツした色抜けがあるが、職場で使う次亜塩素酸溶液(消毒液)の飛沫の痕らしい。

画像3/地の目に沿って綿糸でタタいて補強する。

画像4/裏側は縫い代に沿ってテープで補強。
パッチ縫い付け
続けて古いバズリクソンズのB-10、M13395。
クリーム色のムートン衿が付いたB-10は、この1997年に製作されたものが初めてだったと思います。コットンのツイル生地はかなり退色し、オリーブグリーンだったものがキャメルのような色合いになっています。

画像1/レザーのネームプレートとイーストマン製の手刺繍パッチを縫い付け。パッチ類のコバの色に合わせて上糸の色を変えて縫い付けをおこないます。縫い始めと、縫い止まりの糸端は内側に引き出して始末。

画像2/縫い付け完了。

画像3/衿裏やエポーレットの下側に元の色が残っている。
パッチ縫い付け
今週になって店頭には各メーカーの秋冬の商材が沢山入荷しています。
また店頭販売のみでWEBではご紹介しておりませんが、インポートの雑貨類も各種入荷しております。合間に修理品や加工の仕事にも対応していますが、なかなかまとまった時間が取れない状況です。
画像はほどよく色焼けしたバズリクソンズのN-1デッキジャケット。
右胸にUSNのキャラクター、フィリックスの刺繍パッチを縫い付けました。
アナログ、コツコツ、マニフォールド
名古屋の中川区にあるマニフォールド(http://www.manifold.jp/ )さんが先頃新店舗に移転、広くなった工房兼店舗で日々レザー製品をつくり続けている。
社長と女性スタッフの二人だけで、材料の切り出しから縫製、仕上げまですべての工程をおこない、販売までこなすというスタイルは従来のまま。お客様の反応を直接受け止めて、ものづくりしています。
当店は一応知多半島での販売協力店なのですが、お客様には距離もそう遠くはないので、できれば直接行って買ってきて下さいということでカタログ紹介にとどめております。
今回はワレットレーンのお取り寄せ希望があったので手配させていただきました。独特の鋭角的なフックはここのオリジナルです。
ネームプレート鋭意製作中
今回はネームプレート単体のご注文で、県外のお客様のため通販で対応させていただきます。
A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
パッチ縫い付け
フライトジャケットの実用時期も間近ということで、いろいろオファーをいただいています。
バズリクソンズが2007〜2008年に製作したAN6552は植物鞣しした山羊革を明るいキャメルで染め上げたもの。ラッカー仕上げとは異なり、素仕上げに近い革は色合いの変化も楽しめます。
今回はイーストマン社の手刺繍パッチを縫い付けてカスタム。
ネームプレート縫い付け
今回は、左胸にウイング章を取り外した痕が残っているB-15に、ピンの痕をカバーするようにネームを縫い付けます。
県外のお客様から送られてきたバズリクソンズのB-15は初期のM品番、11121で、1994年に製作された希少なものです。取り付けられているパッチ類もバズリクソンズのものですが、2000年代以降にB-10などに取り付けられてリリースされたものから外され、後付けされたと思われます。
フライングタイガーのパッチの周囲に手作業で取り付けられているモールが傷んでいるので、折り曲げないよう注意しながら作業を進めます。
本日の修理品
女性のお客様からの裾上げ依頼ですが、製品はLee(エドウィン製作)のベルボトムです。
昨今レディースのジーンズは多くがポリウレタン混のノビノビ系で、裁断、縫製でも伸びが出易く、扱いづらいのですが、これはレディースとして製作されていながら、メンズ同様綿100%で各部もしっかりつくり込まれています。
Leeのジーンズの裾の三ツ巻き幅はリーバイス系に比べ若干広く、裾線から1,2センチ程のところにステッチがきています。
それに準じて三つ巻きし、仕上げにアタリをつけてお渡しします。
祝!五輪招致決定
まずは良かった。
万一招致に失敗していたら、経済が失速してしまうことになる。
ところで、ウザい隣国が日本の足を引っ張ろうと、開催地選考にぶつける形で福島県を含む8県からの水産物輸入を全面禁止した。放射能の危険を過大にアピールしたかったようだが、いつもの彼ららしいやりかたであった。
日本も黙っていないでなにか報復措置を講ずるべきだと思うのだがいかがだろうか。
2013年秋冬シュガーケーン&フェローズカタログ
シュガーケーン(東洋エンタープライズ)とフェローズの2013年カタログが出来上がりました。
平素当店でこれらのブランド製品をご愛顧いただいているお客様にお渡ししております。冊数に限りがありますのでご入用の方はお早めにご来店ください。
ところでカタログ掲載されている商品群は、各メーカーが秋冬展示会用に前もって製作したサンプルを撮影したものです。現物の製品として仕上がっているものもありますが、まだ生産の途中段階のものも多くありますので、お届け出来るまでに時間を要するものもございます。
ベルトサイズ詰め…仕上げ
バックルの固定には3種類共、オーナーの了解のもと打ち抜きリベットを使用。

画像1/銅無垢のリベットは表側から通し、長さをカットした上でワッシャーで固定。カットした先端を叩きこんでワッシャーと一体化させる。

画像2/ヌメ革のベルトも同様に。

画像3/細幅のベルトは、手縫いのための菱目打ちの痕を避けて、中央を大きめのリベットで固定。

画像4/完成。銅のリベットは次第に色が変化していきます。

画像5/裏側。
ベルトサイズ詰め…つづき
曲げ代を残して裁断したベルトの加工をおこなっています。

画像1/革漉き機でバックルが収まる部分を薄くする。一回で漉ききれない場合は圧力を変えながら何度もおこなう。

画像2/漉き終わったらバックルの形状に合わせ、ピンとリベットの収まる穴をあける。

画像3/漉き取った部分の毛羽立ちを抑えるため、糊を打って磨く。