店長日記

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グレイニングツールお試し塗装
先日ネット通販で購入した擬似塗装のツール。
試しに1×4の端材を使って塗装してみた。
塗料は水性のカゼインで、専ら店内の備品を塗るのに使っているもの。
下地をブルーグレーで塗り、それが完全に乾いてから、クリームで上塗りし、直後に塗面にツールを当ててスライドさせる。
多少コツは要るが、慣れれば誰でも簡単に木目調の塗装は可能。
難を言えば、ラバーの溝にすぐ塗料が溜まってしまうので、こまめにメンテナンスする必要があることくらいか。
いずれショップの内装にも利用するつもり。
謎のレザージャケット、リボーン!
二週間ほど前に、10箇所以上あった糸切れを縫い直し、リブも交換したビンテージジャケット。
このまま着用できなくもないが、表革の色がスカスカに抜けている所があるので、化粧直しすることにした。
部分的に色を入れ直す作業なので、エアブラシを使って境目をボカし、程ほどのヤレ具合に仕上げる。

画像1/ビフォー。

画像3、4、5/アフター。
本日のニュースより
ロシアとウクライナ、初の捕虜交換 

ウクライナのベレシュチュク副首相は24日、自身のSNSで、ロシアによる侵攻開始後、同国とウクライナの間で初めての捕虜交換が行われたと明らかにした。ゼレンスキー大統領が大統領令を出し、互いに10人ずつの捕虜を相手側に引き渡したという。
(以上引用)

ウクライナ副首相がSNSに投稿ゼレンスキーのSNSを駆使した宣伝戦も奏功したんだろうが、ウクライナ国民の士気は依然として高い。
悲惨な歴史が長かった国だからこそ、ナショナリズムの精神が末端まで行き渡っているんだろうか。
ウクライナに義理は無いが、あのマトリョーシカ売りの青年が再びあらわれたら、敬意を表して大人買いさせてもらおう♡
プーチンのウクライナ侵攻をあらかじめ知っていた支那は、それを横目で見ながら、尖閣侵略のシミュレーションでもしてやがったに違いない。
有事の際に、日本人がウクライナ人のように断固とした決意で戦えるだろうかと考えると、正直心許ない。
とりあえず、次の選挙で、9条真理教の議員を国会から放逐すれば、日本人の意思を示すことにはなるのかも…。
パッチ縫い付け/N-1
ベースのジャケットは、前中心のボタンが内側に納まっていて、IDEALのファスナーが表側に露出しています。
ファスナーが右見頃側にオフセットされるので、パッチの縁がファスナーテープのパイピングに重なる状態での留め付けです。
このVF5の刺繍パッチは製品染めしており、エイジングの進んだジャケットにマッチします。
子のパッチも、在庫は残り1枚です。
パッチ縫い付け/MA-1
刺繍職人が横振りミシンで刺繍したスコードロンパッチ。
この図柄は、職人さんの手持ち資料にあったものですが、結局部隊などの背景はわからずじまいでした。
4枚のみの制作で、在庫は残り1枚です。
ネームプレート製作中
通販でご利用いただいているお客様。
ネームを制作し、刺繍パッチと共にジャケットに縫い付けさせていただきます。
打刻後、乾燥するのを待って縫い付け作業を行います。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3300円(税込み)+縫い付け工賃/1650円(税込み)
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
定番のスリムフィット(SC42014)の股ぐりのリペア。
曲面に合わせ、前後左右それぞれに接着芯で当て布をします。
タタキは、基本的に縦地の目に合わせて、ステッチ痕が目立たないように作業をしております。

画像1/ダンガリーでセルフリペアした苦労のあと。取り外すのが困難なので、そのまま残して上から芯地で接着します。

画像2/股周辺の薄いところをカバーするように大きめに裁断した芯地を接着。

画像3/表から地の目に沿ってタタキ。

画像4/穴の開いたところ以外は、間隔を開けて芯地を固定。

画像5/アフター。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
定番のスリムフィット。
やや薄地の12オンスデニム。
股ぐり周辺が擦り切れており、前後左右ともに当て布してタタキを入れる必要があります。
セルフリペアで裏からダンガリーのような生地で当て布されていますが、仕掛かり前に取り外すかどうか思案中。
エルパソサドルブランケット
久々に入荷した特大サイズ(150×210センチ)のエルパソ・サドルブランケット社のブランケット。
サドル(鞍)ブランケットの名は、もともと乗馬の際に、馬の背中と鞍との緩衝用に挟み込んだことによるもの。
当店では、大阪ファニーさんを通じて輸入したものを長年取り扱ってきましたが、ここ数年の武漢肺炎の影響で世界中の流通が滞っており、入荷状況が悪くなっております。
加えて今後は、戦乱による輸送コストの高騰は必至であり、価格維持も困難になりつつあります。
リビングの床敷きやソファのカバー、車のラゲッジスペースでの利用など、様々なシーンで使える便利なブランケット。
ご興味のある方は、各色揃っているタイミングで、是非店頭にてご覧ください。

価格/6600円(税込み)。店頭販売のみとさせていただきます。

画像/ソファーベッドでの利用例。
ネットでお買い物…グレイニングツール
擬似塗装の分野では、わりとポピュラーなツール。
ラバーの表面に溝が切ってあり、乾ききる前の塗面にこれを当ててスライドさせると、綺麗な木目調の塗装が出来るというもの。
色々なメーカーから同じような製品が出ているが、ラバー面が脱着出来て手入れし易そうな国内メーカーのものをチョイス。
スコードロンパッチ完成
同デザインで背景を変えてペイントした海軍パッチ。
厚手のジャケットに縫い付けるのを前提に、あらかじめ革厚を1ミリで漉き入れ。

画像1、2/背景をヌメのまま残したパッチ。シボの多い革をあえて使用。

画像3、4/ブラウンで地塗りした後、絵柄を入れたパッチ。重ね塗りにより、表面がフラットになり、若干艶あり。
SS追加企画
半袖Tシャツが入荷中のフェローズから、早くも新柄Tシャツの企画書が届きました。
これから生産に入る分ですから、カタログ未掲載の柄ばかりになります。
イレギュラーなサイズにも対応可能ですので、ご興味のある方は店頭にてご覧ください。
スコードロンパッチ鋭意製作中
下描きが出来たら、明るい色から順に着色していきます。
同デザインで背景をヌメのまま残すパッチも、同時進行で…。
店内備品もDIYで
店内北側の天井近くに取り付けたガラスケースは、奥行きが15センチほどしかない。
懇意にしていたミシン屋さんが店舗を建て替える時、長年使っていたこのガラスケースを廃棄するというので、貰ってきたもの。
元々はチーズ巻きの糸を陳列するのに使っていたらしい。それがもう26年も前。
ミシン屋さんは高齢になるまで営業されていたが、数年前に廃業し、すでに鬼籍に入られた。
ガラスケースは、引き戸の木枠だけ白に塗装し、ずっとビンテージの参考品を収めていたが、この度ディスプレイ変更で中身を移動した。
空いたスペースには、軍用のサブマシンガンなど長物を収め、ミリタリーウェアの一隅を演出することに…。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ70505
こちらは店頭で販売しているリーバイスのヴィンテージジャケット。
レプリカではなく、当時物のビッグEです。
店頭でのみの販売ですが、同年代の在庫が数枚あります。コンディションは様々ですが、半世紀前のものですので、どこかしら糸切れがあります。
着用上不都合な部分は補修し、実用レベルに仕上げた上で販売しております。

参考価格/22000円(税込み)
スコードロンパッチ鋭意製作中
以前にもペイントした海軍SS-411のパッチ。
同じ絵柄で、今回は背景色をブラウン系で塗ったものと、ヌメ革の地をそのまま残したものの二種を制作。
ノベルティのご案内
バトラー・バーナー・セイルズのノベルティアイテムのご案内です。
バトラー・バーナー・セイルズのバッグ、革小物をお買い上げのお客様に、馬革製のブックマーク、またはコードなどを束ねるマルチクリップいずれかを差し上げます。
数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。
本日の修理品/バズリクソンズ L-2
袖リブに一箇所、小さな穴あき。
放置すると拡がってしまうので、簡易な方法で対策します。
このレベルの穴であれば、接着芯地にも使われている樹脂を粉末にしたもので塞ぐことが出来ます。

画像1/ビフォー。

画像4/アフター。
B-15Cカスタム(追加)
先月、左胸にペイントしたB-15C。
「Fighting eagle」の文字の上に、イーグルの足型を追加しました。
露、北方領土を「特区」指定 日露関係、さらに悪化へ

ロシアのプーチン大統領は9日、ロシアが不法占拠する北方領土を含むクリール諸島(北方領土と千島列島の露側呼称)に進出する国内外の企業を対象に、所得税などの各種税を原則的に20年間免除する法案に署名し、発効させた。ロシアは北方領土を事実上の「経済特区」として企業を誘致し、実効支配を強める思惑だ。
同法案に対し、日本は北方領土での共同経済活動を目指すとした日露合意に反するとして抗議してきた。一方、ロシアはウクライナ侵攻で日本が対露制裁を発動したことに反発。7日には、自国通貨ルーブルによる外貨建て債務の返済を認める「非友好国・地域」のリストに日本を含めた。
日露関係は極端に悪化しており、日露平和条約交渉の先行きは極めて不透明となっている。
(以上引用)

火事場泥棒が、分捕った領土に勝手に外国企業の誘致を始めたが、今の状況でどこの企業が手を上げるというのか(支那の企業?)。
ウクライナ侵略の結果がどうあれ、ロシアの経済破綻は確実。
そういえば、かつて笹川良一氏が、日本領海内に沈んだ帝政ロシアの財宝船「ナヒモフ号」を引き上げて、どん底の経済不況に喘ぐソ連に対して北方領土との交換を提案したことがあった。結果的にサルベージが成功しなかったため、笹川氏が私財を何十億か損しただけで終わってしまったが…。
その後、ソビエトが崩壊し、大混乱の中でエリツィンがロシア大統領になった時にもチャンスがあったが、この時は日本の政権交代で頓挫した。
プーチンが失脚するか暗殺されるかした後、失地回復のチャンスが巡ってくるかもしれない。