店長日記

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パッチ縫い付け/B-10
続けてこちらもベースはバズリクソンズですが、2017年頃に当店でお買い上げいただいたフライングタイガースのモデル。
メーカーオリジナルの豪華なモール刺繍のパッチが付いています。
これに大判のブラッドチットを取り付け。
背中の広い面積を覆うブラッドチットは、慎重に位置決めし、仮留めした上で作業を行います。
パッチ縫い付け/L-2
バズリクソンズが製作した、官給品とは異なる素材で仕立てられたL-2。
本来のナイロンではなく、フィールドジャケットなどに使われるヘリンボーン(杉綾織り)を使用。
サイジングは、ワンサイズ大きめの仕上がり。
このモデルにはレーヨン糸の刺繍パッチを取り付けて納品します。
名著であるため、ご紹介
『言ってはいけない』橘玲 新潮新書

「残酷すぎる真実」と副題がついているが、個人の努力では如何ともしがたい生来的な「格差」を明言した本書。
誰もが認識しながら、表立って語られることの憚られる現実…。
*見た目の美醜はそのまま経済格差に反映される。女性の美貌格差だけではなく、男性も生来テストステロン値が高いと横幅の広い精悍な顔立ちになり、人は無意識にリーダーと認識する。結果的にリーダーシップを取っていく。
*運動能力や、音楽(音感)や芸術(色感、空間把握)分野の遺伝的才能は努力に勝る。
*知能や犯罪性向も遺伝の影響は避けられず、幼児教育、矯正教育はほとんど無駄である。
全く身も蓋もない説が続くが、橘玲が本書を通じて言いたいことは、本人の努力や周囲の人たちのサポートでは乗り越えられない壁が厳然としてあるということ。それを社会が認めないのは、一種の欺瞞ではないかということだ。
橘玲は小説家であり、学者ではないが、脳科学や行動遺伝学の分野では、最近いろんな研究者がYoutubeなどで同様の発信をしている。
フェイク塗装(その弐拾肆)
カゼイン塗料のグリーンが乾いたら、日本ペイントのパリパリベースを塗布してからベージュで上塗り。
上塗りのベージュが収縮して経年劣化したようなひび割れが表面に現れる。
カゼイン塗料は乾きが早く、油性塗料のように臭いも無いので扱い易い。
フェイク塗装(その弐拾肆)
メンテナンスオイルの陳列棚は、お客様からのいただきもので、もう8年ほど使っている。
いただいてすぐに、合板の表面をガッシュで白く塗装した。
今回は配置の変更ついでに、エイジング塗料「パリパリベース」を使って古ぼけた感じに再塗装する。
まずは下地として、カゼイン塗料のグリーンでペイント。
本日のニュースより
東京・武蔵野市長が再提案の意向 「外国人投票権」条例案否決

東京都武蔵野市議会本会議で21日、日本人と外国人が同条件で参加できる住民投票条例案が否決された。全国的な関心を集めた議論の結末を見届けようと、本会議場には多くの市民が足を運んだ。松下玲子市長は条例案を再提案する意向を示した。【李英浩、南茂芽育】
(以上引用)

頭のおかしいリベラル市長を援護射撃するような報道が多い。
特定外来種みたいな外国人が、日本人と同等の権利を行使した時のリスクには意図的に触れていない。
地元愛知でも、思想傾向の近い知事が、なにやら企んでいる模様。
N-1カスタム完成
背中のペイントも仕上がり、バズリクソンズ/DEMOTEXのN-1カスタム完成。
過去制作したオリーブボディに黒でペイントを入れる場合とは工程が異なり、塗面が多少厚くなります。
N-1カスタム進行中
作業はバックペイントに入っております。
試しに型入れした位置でご了解いただいたので、アウトラインを描き込んで本塗り。
前胸のロゴと同様に、オフホワイトの下塗りした上で色付け。
N-1カスタム進行中
引き続きバズリクソンズN-1のペイント作業。
薄れていた左胸のステンシルをリタッチし、イエロー系で仕上げ。
バックペイントも同様の手順で進めていきます。
N-1カスタム進行中
バズリクソンズ/DEMOTEXのブラウンN-1。
背中にペイントする文字の配置を決めるため、ステンシルを使って型入れ。
位置が定まったら、オフホワイトで下塗り予定。
ワークパンツ裾上げ
フェローズ定番のバックサテンのベイカーパンツ。
ミリタリーのテイストですが、タウンウェアとしての着用を前提にしたすっきりしたシルエット。
通常、ベイカーパンツの裾上げは広幅のシングルステッチですが、これはチェーンステッチになっているので、同様に仕上げます。
セットする糸の太さ、撚りが異なるので、調整に少々時間をいただきました。
N-1カスタム進行中
このN-1の左胸には「USN」がプリントされていますが、この上をリタッチして色を入れます。
仕上げはパッチの背景色に近い黄色の予定ですが、まずはプリントの跡をなぞってオフホワイトで下塗り。
N-1カスタム進行中
バズリクソンズ/DEMOTEXのブラウンN-1。
右胸にペイントパッチを取り付け、左胸と背中にはステンシルでペイントを入れる予定。
以前製作したレザーパッチは、厚手のグログランのボディに合わせてコバを薄く漉き、縫い付けしました。
ネームプレート制作・縫い付け
打刻後、乾燥させた革ネームをバズリクソンズのA-2に縫い付け。

価格¥3300(縫い付け工賃はA-2の場合1650円)

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
ネームプレート製作中
こちらは県外のお客様からの受注分。
打刻後、乾燥するのを待って、バズリクソンズのA-2に縫い付けを行います。
B-10カスタム完成
お買い上げいただいたバズリクソンズの赤リブB-10に、パッチを取り付けて納品します。
飛虎のレザーパッチは当店のストックで、ヌメ革に手描きしたもの(14300円)。
CBI章は職人が横振りミシンで一点ずつ製作しております(4400円)。
L-2カスタム
ベースはバズリクソンズL-2のテストサンプルモデル。
正式採用されたL-2はナイロン素材ですが、こちらは当時の試作品ということでコットン素材。両胸には革製のホースタブ付き。
先週仕上がったばかりのファイティングイーグルのSQパッチと、エアフォースマークを取り付け。
革製のホースタブは取り外さず、その上にかぶせるようにSQパッチを縫い付けております。
Mooneyes横浜ホットロッドカスタムショー
月初に開催されたらしい。
言わずと知れたキャルルックの一大イベント。
興味はあるが、遠いし、一度も行ったことがない。
昨晩、Youtubeで動画がアップされているのをTV画面で見ていたら、ギャラリーの中に見覚えのあるバックペイント。
相当昔に描いたもの。
後ろ姿だけで、着用者の顔は見えず。
日向ぼっこ
近所のおばちゃんが放し飼いしている老猫。
毎日来るので、ボンネットの上は肉球の痕だらけ。
奇麗に磨くような車じゃないので、別にいいんだけどね…。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ70505
古いデニムジャケットでは、このように衿腰が傷んでいるものが多いです。
リペアの仕方は色々ありますが、今回は最も簡易なやり方で、解体せずに穴あき部分を叩いて塞ぎます。
綿糸を使って地の目に合わせて叩くので、修理痕はほとんど目立ちません。
ただ裏衿まで貫通で縫ってしまうことで衿腰が硬くなり、衿の外回りが若干浮き気味になるきらいはあります。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。