店長日記

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本日の修理品
持ち込みでブーツカットの裾上げ依頼ですが、仕上がりで3センチ短くなるようにご指定いただいています。
購入時にカットせずにそのまま穿いていた為に裾が擦り切れています。丁度仕上がり線あたりまで擦り切れていますので、三つ巻きの縫い代部分を継ぎ足してやらなければなりません。元の裾線を解体し、開いた状態で別布を当ててカケツギします。仕上がり線に縫い代をプラスした位置でカットし、シングルステッチで三つ巻きします。やや太めの巻き幅、ステッチの配色も元の仕上げに準じています。最後に裾線を軽くシェービングして、アタリをつけて完了です。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
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本日のニュースより

拉致絡みの献金で陳謝=「付き合い控える」−菅首相 
菅直人首相は21日の参院予算委員会で、自らの資金管理団体「草志会」が北朝鮮による日本人拉致事件容疑者に関連する政治団体に献金していた問題に関し、「団体が(拉致事件と)関係あることを知らなかった。(政治団体と)連携活動をしていたことについて大変申し訳なく思う」と陳謝した。同時に「そうしたことがあるのであれば、政治的な付き合いは控えたい」と語った。自民党の山谷えり子氏への答弁。
(以上引用)

政党助成金から北朝鮮のシンパ組織に6000万円以上流していたわけで、これぞ売国の見本。
産経ではトップ扱いだったが他の新聞では全くスルーしていたのが不思議。
誰かコイツを撃ち殺してくれないかな…。
カスタムブーツ鋭意製作中
お買い上げいただいたロンウルフのエンジニアブーツを、新品のままお預かりしてスタッズワークを施しています。 
ロンウルフのラインナップの中でもこのエンジニアのブラックのみ、ホーウィン社のクロムエクセルという工法で生産された鞣し革を採用しています。刃物を入れた時の粘り感が、充分に加脂された革質の良さを感じさせます。
裁断、縫製は東洋エンタープライズの管理する国内工場でおこなっており、接ぎ合わせ位置やパーツの縫い付け位置も左右均等です。これは当たり前の事のようですが、海外生産の物では左右で縫い上がりにバラツキが出ることは珍しくありません。スタッズを打ち込むのにも左右で接ぎ目の位置が違ったりすると若干間隔を調整してやる必要もあります。その点、ミリ単位で縫製指示書通りに仕上げることが出来るのは日本のメーカーぐらいのものです。
まあ過剰品質と言えなくもないですが…。

画像上/フロントストラップに打ち込み。センターはアクリルのクリアを使用。

画像中/シャフト前面にもクリアスタッズを中心に円形にスタッズを配置。
パッチ縫い付け
今回は元々パッチの付いていたバズリクソンズのカスタムラインのL-2Aに、さらにパッチを付け加えてフルデコレーションとします。
群馬県のお客様から届いたL-2Aは、全体に若干の日焼けで退色しています。この日焼けは、進みすぎると最後にはエアフォースブルーが海老茶色のようになります。これは実物のL-2Aと同様で、紫外線によってナイロンは変色を起こしてしまうからです。
しかしほどよい退色感は、穿き込んだジーンズのような風格をフライトジャケットにあたえてくれます。
ペンドルトン バスタオル
ペンドルトンといえばヴァージンウールを使用したジャケットやシャツ、ブランケットなどで一世を風靡したネイティブ系王道ブランドです。
ウールマークの付いた高級なカジュアルウェアの代名詞でもありました。
しかし近年ではウールだけではなく、コットンとの混紡や、コットン100%のリーズナブルな製品をリリースしています。画像のキャニオンランドコレクションをはじめ、このバスタオルのシリーズは、プリントではなく織りによってペンドルトン独特の美しい柄を出し、表側が肌触りが良いベロアで、裏側は吸湿性の良いパイルになっています。
海やプールへお出かけの際、またインドアでも色々な用途でお使いいただけます。
180センチ×100センチと大きさも充分。コットン100%。全8柄で展開。

価格/7245円
ウォレットジュニア+ドロップハンドル
たまにコンチョストラップの付いていないシンプルな長財布のご要望があります。
FUNNYのウォレット(長財布)にはライダースと比較すると長さと幅を1センチほど短くしたジュニアというタイプがあります。一万円札をギリギリ折らずに入れられるサイズ設定で、カード収納もやや少なくなりますが、このタイプのみストラップ無しのモデルがあります。
今回はこのジュニアタイプでBLKのラティーゴレザー製の物を納品させていただきました。
基本的に本体のみでキーホルダーもチェーンも付属しませんが、お手持ちのチェーンに連結するということで真鍮製のドロップハンドルを店頭で取付けました。上端中央に穴を開けて裏からネジ止めしますが、弛みやすい部分なので念のためネジ山には弛み止めを塗っています。

価格/ウォレットJr.14500円+ドロップハンドル600円
本日の修理品
今回は他社製品の裾上げ依頼ですが、シングルステッチ(地縫いミシン)で対応します。
かなり長いまま穿いていた為に裾が擦り切れていますが、破れている部分にハサミを入れてカットし、そこから三つ巻き仕上げにします。細巻きでも縫い代が2,5センチ必要になりますから、この場合は元の裾線から都合3,5センチほどは短くなってしまいます。今回はそれでも短すぎるほどではないという判断でこの処理としました。仮にもう少し長さを残して裾上げするとなれば、擦り切れて無くなった部分をカケツギしてやらなければなりません。
ちょっと変わった生地で、おそらくパラフィン加工されています。生地の表面にロウをコーティングする加工で、主に帆布などに防水の意味で行うことがあります。
あまりジーンズに採用する例を知りませんが、当然通気性を阻害する面があるので、今の時期の着用はキツいかもしれませんね。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日のニュースより

<国民年金>未納率40.7%…最悪を更新 
厚生労働省は13日、10年度の国民年金保険料の未納率が40.7%(09年度40.02%)となり、過去最悪を更新したと発表した。2年連続で4割を超え、5年連続の悪化となった。要因として、比較的未納率が低い55〜59歳の加入者割合の減少や、所得が低く、保険料(10年度1万5100円)負担が難しい非正規雇用労働者の増加などを挙げている。
(以上引用)

今の制度では確実に破綻することが目に見えているので、払いたくても払えないというよりも意識的に払わない人も多いのではないか。
私の年代ですら、よほど長生きでもしない限り、払った分の給付は受けられません。それでも払い続けているのは、この制度は年金だけではなくて、死亡したときの遺族年金や大怪我を負ったときの障害年金がセットになっているからです。つまり最低限のリスクコントロールの意味があるのです。このことは調べれば誰でもわかることですが、政府が上手く広報しないので、自営業者でも知らない人がいるのです。マスコミも給付制度にのみ焦点を当てて報道するので、よけいに納付率の低下を招いてしまいます。

追記/「消えた年金問題」の追及で民主党政権実現に功績のあった長妻昭氏を最近見かけませんがお元気なんでしょうか?
制度改革など夢のまた夢、そもそも社保庁内で年金記録をメチャクチャにしたのは民主党支持母体の自治労で、それを政権奪取のためのパフォーマンスに都合良く利用しただけのことだったと思います。
ウォッチブレスレットの電池交換
昨年お買い上げいただいたKC'Sのウォッチブレスの電池交換です。
1年経たずに電池切れとなってしまいましたが、当初に組み立て工場でケース内にセットしてあるのはモニター電池で、寿命については補償の限りではありません。このことは販売時にご説明していますが、当たり外れがあり、半年足らずで止まってしまうこともあれば、2年以上そのままご使用いただけることもあります。電池の寿命がくるまでは一定の電圧できちんと作動しますが、突然ピタリと止まってしまいます。
新品交換すれば、その後2年ほどはご使用いただけます。
当店では常時交換用の電池をストックしておりますので、即時対応いたします。

工賃込みの価格500円

*基本的に当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。 

画像上/はめ込み式の裏蓋をあけたところ。

画像下/内蔵されているボタン電池。直径7ミリほど。
ホワイトツイル・ウエスタンシャツ
テーラーさんに縫製をお願いしている(秋冬物)ウエスタンシャツが少数仕上がってきました。
このところチェックものばかりだったので、今回は無地のツイル生地で製作しました。左綾(逆綾)のデニムと同じ織り方の生地で、ヨコ糸が非常に太くてざっくりした風合いのものです。生地屋さんも正確なデータを持っておらず縮率もはっきりしなかったので、縫い上がりの状態で水通ししたところ、5%ほどの縮みがありました。
ザラザラした素朴な表情のウエスタンシャツです。後ほどスナップ釦を取付け、アイロンプレスをおこないます。
夏真っ盛りですが、秋の立ち上がり商品の企画も徐々に進んでいます。
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本日のニュースより

中国“パクリ”新幹線もう故障…1時間半の立ち往生
中国国営新華社通信によれば、北京から上海に向かっていた高速鉄道(中国版新幹線)「京滬(けいこ)線」の列車「G151」が10日午後6時10分(日本時間同7時10分)ごろ、山東省内で電気系統の故障のため停車した。激しい落雷の影響によるとみられる。運転は約1時間半後に再開されたが、午後10時半ごろまで運行遅延が続き、少なくとも11本の後続列車に影響が出た。
6月30日に開業した京滬線で、営業運転中の故障が報じられたのは初めて。京滬線については、中国鉄道省の元幹部が中国紙に対し、「安全よりも(営業速度など)『世界一』を優先させた設計だった」と暴露し、安全性を疑問視する声も出ていた。
(以上引用)

日本の技術をパクっておきながら独自開発だと強弁し、国際特許の申請までしているのにメンツ丸つぶれじゃないか…W。
今後も運行トラブルが多発するのは間違いない。
NARK(ナーク)
時々、大した期待感もなく観た映画が意外な力作だったりする。
この「NARK」も、そんな見つけものの一作。
デトロイトの警官で潜入捜査に従事していたテリス(ジェイソン・パトリック)は捜査の過程で一般人を銃撃してしまい、深い苦悩から立ち直れずにいる。そんな中、未解決の捜査官殺害事件の捜査を命じられ、殺害された捜査官の相棒であったオーク(レイ・リオッタ)とコンビを組むことになる。荒くれで抑えの効かないオークとともに徐々に事件の核心に迫っていくが、ラストには予想を裏切る展開が待ち受けている。
ナークとは密告者の意であるらしい。
製作にあたっては、あまりにも低予算で撮影中に資金がショートしたと解説にあったが、機材の故障でハンディカメラで撮ったような映像表現も臨場感があってとってもいい。主演の二人意外は全く知らない俳優ばかりだが、ジェイソン・パトリックは人生が破綻しかかったボロボロの刑事役を見事に演じているし、レイ・リオッタはこういう狂気を帯びた刑事役にはぴったりの性格俳優だ。「サムシングワイルド」の頃から、端正な容姿ながらサイコがかった凶暴なキャラクターを演じ続けてきた。もしかしたら生来こういう気質の人で、それを上手く演じ手として表出しているのかもしれない。
ハードボイルド作品としては一級の出来映えで、観終わった後になんともいえない余韻を残す2003年度の傑作。
ビュイック始末記(車高調整編)
この車はリアショックのシリンダーに空気を送り込んで車高を調整する仕組みになっている。
といっても運転席でお手軽ワンタッチで操作出来るわけではなく、トランクを開けて、巨大なガソリンタンクの横に付いているバルブから空気を入れてやるのである。どこかのジョイント部分からか、ショックアブソーバー本体からかわからないが、すこしずつ空気が抜けているようで、二ヶ月に一度くらいは空気を入れてやらないとリアがベッタリ下がってローライダーになってしまう。
頃合いを見てガソリンスタンドのコンプレッサーでシュッと入れてやると、一瞬でグッとリアが持ち上がって精悍なホットロッドのスタイルになる。
そしてこの空気の補充は、意外にも自転車用の空気入れでも可能である。
自宅にあったごく普通の床置式の空気入れで、試しにやってみたらちゃんと入ったのだ。車体が重くて相当負荷がかかるので力がいるけれど(ジャッキアップした状態ならば楽に入れられるだろう)。
自転車用の空気入れも案外捨てた物ではない。

追記/一時、ハイドロリクスで車高をヒョコヒョコ上げ下げするアメ車をよく見かけたが、最近とんと見なくなった。まだどこかで生息しているのだろうか?
まぁ同じアメ車というだけでまったく別のカルチャーなのでどうでもいいけれど。
本日の修理品
今回、千葉県の方からご依頼いただいたのはデニムジャケットの身幅ツメです。
デニムジャケットはデザインによって接ぎ目の位置が様々で、それに合わせて対応を変えていく必要があります。お送りいただいたのはシュガーケーンのサードタイプで、これは背中がサイドパネルで切り替えになっており、この部分を肩のヨークに向かって詰めてやれば自然なシルエットで絞ることが出来ます。腰帯の上で左右3センチずつ、腰回りで6センチカットします。元の縫製は2本針の巻き伏せ環縫いですが、地縫いミシンで一本ずつステッチを入れていきます。
当然腰帯もカットしなければなりませんが、接ぎ目が目立たないように左右のアジャストボタン用のストラップを一旦取り外して、その下にくるようにカットします。カットした端はひっくり返して地縫いし、袋状になるように始末します。カシメボタンが邪魔をするのでこの作業がかなり手間取りました。

画像上/身幅ツメする前の状態。チャコでマーキング。

画像中/サイドパネルの継ぎ目は解体し、この後縫い代を残してカット。腰帯は接ぎ目がストラップの下に来るようにカット。

画像下/作業完了。
BILLY BATHGATE(ビリー・バスゲイト)
1991年の作品であるから、もう20年も前になるのか。
過去にたぶん2、3回は観ているが、なかなか味わい深い作品で、レンタルビデオ屋で目に付いたので借りてきた。
これは1930年代に実在したビール王、ダッチ・シュルツと、その見習いとなった青年を題材に描かれた小説の映画化である。
主人公ビリーは、バスゲイトというスラム出身で、ひょんなことから禁酒法時代に密造酒で財をなしたユダヤ人のギャング、ダッチ・シュルツ(ダスティン・ホフマン)の知遇を得て、使い走りとして重用される。度胸と頭の良さでダッチの信任を得ていき、愛人の世話係までまかせられるが、すでに組織は往時の勢いをなくし、傾き始めている。当局から目をつけられ、脱税で起訴されている立場ながらも衝動的に殺人を犯したダッチは、シンジケートからも粛正の対象となり、やがて暗殺者が差し向けられることになる。ダッチの金庫番、アバダバ・バーマンの配慮で結果的に命を落とさずに済んだビリーは、ひとりまた元のスラムの生活に戻っていく。
この映画は、ダスティン・ホフマンに加え、ブルース・ウィリスにニコル・キッドマンという豪華な布陣なれど、ダッチの旧友ボー・ワインバーグ役のブルース・ウィリスはあっさりと殺害されてしまい、出演シーン自体が多くない。すでにアクションスターとしての地位を得ていたウィリスがあえて出演するような役ではなかったように思う。ニコル・キッドマンはわがままで奔放な人妻役を好演し、ヌードシーンまで披露している。ダッチの用心棒役にはスティーブ・ブシェミが出演し、肺病病みのような顔で印象を残している。他に性格俳優のスタンリー・トゥッチ、強面のマイク・スターなどが競演。
主人公ビリーの目を通して描かれた殺伐とした裏社会。そこでの経験と、その社会との決別を軸に描いているということでは、青春ものと言えなくもない作品だが、配役が必要以上に豪華すぎ、なんだかテーマがぼけてしまった感がなくもない。
しかし、時を経てもあらためて観てみたいという気持ちになるのであるから、けして駄作という訳ではない。
少なくとも私の中では。

追記/ちなみにF・F・コッポラの「コットンハウス」にもダッチ・シュルツが出てくるが、こちらではジェームズ・レマーが演じていた。
コラボレーション(ファニー×センチネラ)
時折商談で、東大阪にあるFUNNY本社を訪ねますが、そこでは通常のラインナップの他に、カタログ掲載されない企画ものや、材料の関係でスポット生産のものなど、ちょっと面白いものを紹介されます。
現在生産に入っているFUNNY(スタリオンブランド)の素晴らしい時計についてはWHAT'S NEWでもご紹介しましたが、ほかに目に留まったのがこの少量生産のウォレット。
オルテガと並び、ニューメキシコ州のチマヨ地方を代表するラグメーカー、センチネラ社のラグを使用したファニーとのダブルネームです。
手染めされたウールの糸で織り上げられたネイティブ柄のラグを美しくインレイしてあります。革と織り目の荒いラグの縫い合わせは技術的に難しく、縫い付け部分がスリップ(滑脱)しやすいため、外回りをぐるりと覆うように黒いラティゴレザーのトリミングをつけてあります。裏打ちと中の仕切りにもラティゴレザーを用い、型くずれに配慮しています。1$コインコンチョの仕上げも美しく、コバで革を2枚合わせにして埋め込み始末してあります。
今後しばらくは(少なくとも年内は)製作予定の無いレアな商品です。
こちらは他の誰ともバッティングしない「単品もの」がお好きな方にお奨めしたい逸品。
地デジ難民
総務省によると地デジ対策済みの家庭が95%を越えたそうだ。
本当かどうか疑わしい数字だが、こんな発表がなされると、何もしていない人達があせって一斉に対策を講じるかもしれない。
しかし我が家では今のところ積極的に対策を講じるつもりが無い。
このまま地上波放送を見る亊が出来なくなって何か不都合があるかと考えると、実際何も無いから放置している。
むしろ子供の教育などを考えれば、TVなど観ずにその時間を読書にでも充ててくれた方が絶対に良いと思う。タイムリーな情報などはいくらでもインターネットで拾い読み出来るし、YOU TUBEだってある。一方で現在の地上波放送のバカバカしさといったらもう噴飯物だ。バラエティやつまらないドラマのオンパレードは以前からだが、韓国の国策に呼応して電通がゴリ押しする韓流は不愉快きわまりない。ある意味文化的侵略、間接侵略と言えなくもない。こんなのに易々と引っかかって韓流スターに嬌声をあげる日本人の頭の中には、現在進行形の領土問題など存在しないに違いない。
さらに報道系の番組の偏向、情報操作、情報隠蔽などはもう報道の体をなしていない。スポンサードする企業にはパチンコ屋、サラ金、携帯電話屋などの外国勢が幅を利かせ、この連中の影響下で、まともな番組など期待する方が無理なのだ。TVを介して世の中の情報に接していたらとんでもないことになってしまう。
…ということで、我が家がこのまま地デジ難民となることは確定的である。
コンチョベルト製作
ケイシイズのギャリソンベルトをベースにコンチョベルトを製作しました。
お客様の御要望で、あまり派手になりすぎないよう抑え気味に大小のコンチョを配置しました。着用した時に背中心から左右均等なバランスでおさまるように取付けしてあります。コンチョは純銀ではありませんが、銀メッキを施した上でイブシ仕上げしてある質感の良いモノをチョイスしていただきました。
このケイシイズのベルトは一枚革で6ミリ以上の厚みがあり、取付けに際しては穴を開けてネジ止めしますが、長ネジに交換しても長さが足りず、裏側のネジのおさまり位置を少し窪ませる必要があります(画像上)。加工に若干時間をいただきますが、翌日にはお渡し出来るようにしています。

価格/ベルト9345円
   コンチョ大1000円×2=2000円
   コンチョ小800円×4=3200円

   合計金額14545円
パッチ縫い付け
遠く熊本のお客様から刺繍パッチの縫い付け依頼です。
今回の作業は、色違いの一枚革のライダースベストに立体刺繍のパッチを各々3枚ずつ縫い付けます。
刺繍は極めて精緻な仕上がりですが、縁までびっしりと細かい刺繍が施されていますので、革用の針は使えません。側面に刃のついた革針でザクザク縫っていくと刺繍糸を切ってしまう可能性があるためです(縁がフェルト地になっている刺繍パッチを革に縫い付ける場合なら革針を使用します)。作業はミシンに布用の丸針をセットして手送りで縫っていきます。背中のスカルのパッチは形状が複雑で、何度もミシンを切り返しながら仕上げていきます。左前のパッチの縫い付け部分は、裏側の身頃の見返しと内ポケットに干渉して革が重なるため、抵抗が強くて布用の針では限界の厚みでした。
ところで熊本といえば阿蘇で例年チョッパーミーティングがおこなわれるのが有名で、当地半田市内のお客様でも参加している方がいらっしゃいます。
また、カントリーゴールドというカントリーミュージックの祭典も毎年開催されており、本国から超一流どころが来日する、ライブとカントリーダンスの一大イベントになっています。
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本日のニュースより

中国監視船、一時尖閣沖に=右翼系団体の動きけん制? —沖縄 
3日午前6時35分ごろ、沖縄・尖閣諸島の魚釣島の北西約31キロの日本の接続水域内で、中国の漁業監視船「漁政201」が南南東方向に航行しているのを海上保安庁の航空機が発見した。同庁の航空機が領海に入らないよう無線で警告し、監視を続けていたところ、監視船は約4時間後の午前10時35分ごろ、接続水域を出た。
尖閣諸島の実効支配を主張する日本の右翼系団体が2日、同諸島沖での漁業活動のため漁船数隻とともに、石垣港(沖縄県石垣市)を3日早朝に出港すると表明。3月11日以来となる同諸島付近での中国監視船の活動の背景には、こうした動きをけん制する狙いもあるとみられる。 
(以上引用)

印象操作なう。
保守系の団体(がんばれ日本全国行動委員会)が合法的な活動をしているのに右翼?
右翼=ヤクザもの、総会屋、政治ゴロといった世間のネガティブなイメージを悪用した時事通信の誹謗中傷。
本日の修理品
旧DENIMEのXXタイプの修理品です。
サイフを入れる方のバックポケットの口が大きく裂けていますが、これもカケツギで修理することが出来ます。
このタイプは、リーバイスの501XXに準じてポケット口の左右に胴の隠しリベットが打ち込んであります。もちろん補強の為の物ですが、布に金属パーツを打ち込んでいる訳で、実際には打ち込みの穴から生地が裂けてしまうケースが見受けられます。過去にも同じ状態の修理品を何点か扱っています(本家のリーバイス501は60年代に隠しリベット廃止)。
修理はポケット口のちぎれてしまった部分を別布で継ぎ足し、三つ巻きしなおしてからコバを縫い付けていきます。こういう状態で隠しリベットを再度打ち直すのは無理があるので、取り去って穴を塞いでしまうこともありますが、今回は残したまま、上にポケットを被せてリベットの端ギリギリをタタいて縫い付けました。
本日の修理品
FUNNYの携帯ケースのナスカンを新品交換しました。
合金製の軸の部分は常に負荷がかかる状態で使用されますのでどうしても摩耗してしまいます。
このナスカンの取り付け部分は、初期型はスナップ釦だったのですが、ナスカンの交換はワンタッチで可能な反面、ちょっとしたはずみでスナップが外れてケース本体を落としてしまうことが頻発したため、すぐにカシメ式に変更されました。ナスカン交換の際にはカシメごと新品交換になります。革を傷つけずにカシメ部分だけを削って取り外し、新品のナスカン(強化タイプ)を挟み込んでカシメを打ち直します。
所要時間は15分程です。

画像上/ナスカンを留めていたカシメを削って取り除いたところ。

画像中/新品のナスカンを挟み込み、アンビルに固定してカシメを打ち直し。

画像下/作業完了。
スピーディップ
シルバー製品の黒ずみをあっという間に除去してくれるスピーディップは、特に複雑な形状の物をポリッシュするのに有効です。
シルバー製品は、空気に触れているだけでも表面が酸化しますし、硫黄の含まれる温泉などにつけたまま入浴するとびっくりするほど黒ずんでしまいます。
平板な物はシルバークロスでさらっと拭いてやれば、表面の酸化層が取り除かれ、美しさを取り戻します。シルバークロスには研磨剤も含まれるので、表面の線キズなどもきれいに消すことができます。
しかしこのペンダントヘッドのような形状だと、磨ききれない箇所があるのと、研磨剤入りのシルバークロスであまり磨き込むとエッジが丸くなってしまうので、スピーディップを使用します。カップの中に入った液体に浸けると硫化物が除去され、真っ白な地金の状態が現れます。あとはしっかり水洗いをするだけで元の輝きを取り戻すことができるのです。
シルバー製品の黒ずみが気になる方、お買い上げいただいた製品につきましては常時対応しておりますのでご相談ください。