10日ほど前にビンテージのブラッドチットを縫い付けたANが早くも修理で戻ってきました。
オーナーが着用し出してすぐに縫い付けのステッチに沿って破れが出たようです。
この革製ブラッドチットが作られたのは日米開戦前ですから70年以上前ということになります。非常にコンディションが良いものですが、すでに一度取り外されたときのステッチ痕があり、革も硬化しているため、二度縫いによってコバが保たなかったのだとおもいます。
破れた部分は身頃に直に接着して修正し、補強のため中央(中華旗と星条旗の下側ラインに沿って)横方向にステッチをかけて縫い留めます。