店長日記

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ディアスキングローブリメイク
ビンテージハーレーに乗るお客様のご要望で、過去にもいくつか同様の加工を施しました。
ジャケットの袖口に干渉しないためのリメイク。
手首のゴムは取り外し、スカラップ部分はまっすぐに裁ち直して、縁を縫い込みます。
パッチ縫い付け/コーチジャケット
キルティングの裏地付きのコーチジャケットに、アメキャラの刺繍パッチを縫い付けてカスタマイズ。
刺繍パッチは店頭のストック商品で、90年代製造品。一枚500円~です。
屋外看板リメイク
引き続き、店舗正面の看板も脚立を掛けて化粧直し。
短冊に切った造形ボードと、接着剤と、カッターナイフを持っての高所作業。
高さが4メートル以上あるので、風が吹くとかなり怖い。

画像1/ビフォー。

画像3/アフター。
屋外看板リメイク
今回購入した造形ボードは、「特黒」だったんだが、黒に近いグレーという感じ。
物性的に、漆黒みたいな色は出ないのかもしれない。取り付けてみて、必要なら塗装しようかと思っていたが、メリハリの利いた感じに仕上がったので、これで良しとする。
アールの部分も、熱を加えなくてもすんなり曲がるし、G17で簡単に接着出来、作業性も良い。
高所作業も、これならストレスなくいけそう。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。画像だとよくわからないが、格段に画立体的になった。
エクステリアもDIYで
先週取り付けたばかりのLEDソーラーライト。
早速、5個の内の1個が点かなくなった。一週間も経っていないというのに…。
バラしてみると、断線してる風でもないし、試しに充電池の接点にグリスを塗ってみると、あっさり復活。
でも何か対策しないと、すぐ同じことになりそう。
屋外用なのに、雨水が入り易そうだし、やっぱりレビュー並みのクオリティであった。
屋外看板リメイク
購入した造形ボードを使って、店舗向かって右側の看板をリメイク。
この自家製作の英字看板は、10年以上前に100均で買ってきた樹脂板を切り抜いて作ったもの。
何度がリペイントしているものの、陽射しや風雨に耐え続け、よくもまあ長持ちしているものだと思う。
今回購入した造形ボードは短冊状に切り出し、英字の縁に沿って接着する。
5ミリ厚のリブが付くことで、文字が立体的に浮き上がり、視認性が増す…と思う。
ネットでお買い物…造形ボード
硬質スポンジのような発泡体の平板で、ポリエチレン製。
緩衝材として梱包に使われる他、断熱材や、吸音材として建築にも利用されている。
切り貼りが簡単で、曲げ伸ばしも出来、形状安定性もあることから、コスプレーヤーが衣装を作るのにも利用する。
今回、当店の屋外看板の文字をリメイクするために購入。
看板は二箇所で、同じような造形ボードで文字を作ったものと、プラダンベースのものがあるが、どちらにもこのボードを短冊に切って縁取りを作り、より立体感を持たせてみたい。

画像1/ロール状で届いた1メートル角の造形ボード。

画像2/5ミリ厚。

画像3/カッターナイフで短冊状に切り出し。
本日の修理品/アルファ社 MA-1
画像1/丸編みリブは、まずコバステッチを解き、表地と裏地に挟んで固定された地縫いを解いて取り外します。

画像2/縫い代端をプレスで伸ばしておきます。

画像3/見頃側から手を入れて中表の状態にし、新しいリブ挟んで、縫い付け。この時、リブを伸ばしながら、皺が袖口回りに均等に出るように注意します。
本日の修理品/アルファ社 MA-1
1990年頃、MA-1の一大ブームがあり、国内で流通していたものはほとんどがこれでした。
アルファ・インダストリー社の民間向けMA-1。当店では堀越商会経由で輸入したものを販売していました。
まだ国内では本格的なミリタリーブランドが立ち上がる前の時代です。
左右の袖リブがボロボロ状態で、お客様のセルフリペアも限界なので、新品交換します。
丸編みのリブは、米軍放出品で、当店でストックしていたもの。わずかに色味は違いますが、取り付けてしまえば、違和感はないと思います。
袖リブは、内側から地縫いで取り付けられているため、袖口だけではなく、見頃の一部も解体して中表の状態にする必要があります。
MA-1カスタム
バズリクソンズの「Dタイプ」と呼ばれるMA-1。
1960年代以降のモデルで、リバーシブル仕様となっています。
表地は初期型と比較すると緑味が強く、裏面は鮮やかなレスキューオレンジ。
米軍放出の刺繍パッチを取り付けて、納品させていただきます。
B-10カスタム完成
渋染めしたレーヨン刺繍のパッチを縫い付けて完成。
新品のボディも、水通ししたことでヤレた感じに仕上がっております。
B-10カスタム制作中
右胸に旧字体で文字入れ。
コットン地に描く場合、滲み出ししないように塗料の粘度を調整します。
筆は百均の面相筆で、一回使うと筆先がダメになるので、使い捨て。
ネットでお買い物…LEDソーラーライト
日中に取り付け、日が落ちると同時に自動点灯。
本体は結構大きい(横8センチほど)のに、光量は豆電球ぐらいでショボい。
しかし電源不要で、どこにでも取り付けられるのは使い易い。
ネットでお買い物…LEDソーラーライト
電源不要の屋外ソーラーライト。
補助的な明かりとして、看板の周囲に取り付けるつもりで購入。購入前にレビューを見てみると、かなりの割合で点灯不良が発生するらしい。
まぁ、格安なので、そんなもんでしょう。
その点も織り込んで、多めに買い込んだ。
取り付け箇所に合わせ、プラボディを塗装。



半田市地域振興券 参加店舗登録
新市長の公約で、武漢肺炎(コロナともいう)による地域経済の落ち込みを補うための施策。
半田市民1人あたり2万円の地域振興券が郵送され、来月から利用可能とのこと。
当店も一応資格要件を満たしており、登録したところ、告知用のリーフレットやのぼりが送られてきた。
物品のご購入以外、修理工賃のお支払いにもご利用いただけます。
本日の修理品/シュガーケーン ファーストジャケット
修理した上衿と下衿をひっくり返して見頃に取り付けを行います。
上衿と下衿は、元々別の型紙で裁断されており、上衿の方がやや大きいので、取り付け位置で微調整を行います。

画像1/衿の下側を地縫いで取り付け。

画像2/上衿(元は下衿)をコバ縫いで取り付け。

画像3、4/作業完了。
本日の修理品/シュガーケーン ファーストジャケット
シュガーケーンが20年以上前に製作したファーストジャケット。
抜群の色落ちで、全体にコンディションは良いのですが、上衿腰が破れて口を開けています。
そのままタタキで穴を塞いでしまうのが最も簡単なやり方ですが、今回は一度衿を取り外し、穴を塞いだ後、上衿と下衿をひっくり返して取り付けを行います。

画像1、2/ビフォー。

画像3/衿の取り付けは、下側で地縫いされ、さらに上側でコバ縫いされています。要するに二工程で取り付けられています。

画像4/分離した状態。

B-10カスタム制作中
水通ししてゴワつき感の増したB-10と、渋染めしたレーヨン刺繍のパッチ類。
ちなみに、バズリクソンズB-10の洗濯絵表示は水洗い不可です。獣毛を使っている以上、当然です。
ショップとして、こういった手法を推奨しているわけではありません。
…念の為。