店長日記

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2020年春夏フェローズカタログ
フェローズから、春夏ものの商品カタログが到着しました。
平素当店で同社の製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げております。
ご入用の方はお早めにご来店ください。
スコードロンパッチ鋭意製作中
以前同じデザインで図案を描き、刺繍パッチを製作しましたが、今回はヌメ革に手描きで…。
第75戦闘飛行隊のスコードロンパッチ。
武漢市、空港・鉄道を封鎖 新型肺炎患者571人に 中国

新型コロナウイルスによる肺炎で深刻な被害が出ている中国湖北省武漢市は23日、市外への感染拡大を防止するため、空港や鉄道駅を閉鎖し、交通機関の運行を停止する事実上の移動制限に乗り出した。
(以上引用)

今頃かい。
被害が拡がって隠蔽しようがなくなってからの強権発動。
もう支那人自体が生物兵器みたいなもの。
それに対して厚労省は有効な手立てなし。
ネットでお買い物…メンズトルソー
現在撮影で使っている腕付きのトルソーは関節部の劣化が酷くて、直しながら使ってきたが、もうそろそろ限界である。
そこで同じメーカーで、関節部の作り込みがしっかりしていて、脱ぎ着の時に腕部の脱着が容易なタイプを購入。
木製の腕には手首から先までついていて、指の曲げ伸ばしまで出来る。
脚部にはデニムを穿かせるため、少々加工が必要になりそう。

本日の修理品/シュガーケーン ランチジャケット
このランチジャケットは全面裏付きなのですが、袖裏はキルティングになっています。
キルティングのシームを開いて表地の裏側を露出させ、生地の裂け目を覆うように短冊状の接着芯地で固定します。
あとはコーデュロイの地の目に沿ってタタキで押さえ、キルティングを塞いて作業完了となります。

画像1/キルティングのシームを一旦開いて表地の裏側を露出。

画像2/短冊状にカットした芯地を接着

画像3/タタキの作業。

画像4/キルティングのシームを塞いで作業完了。

本日の修理品/シュガーケーン ランチジャケット
シュガーケーンが、デザインを変えながら毎年製作するコーデュロイのランチジャケット。
こちらは10年以上前にお買い上げいただいたタイプだと思います。
難しいケースで、左腕の後ろシームがパンクした状態。縫い目がほつれたわけではなく、縫い目に沿って生地が裂けているのです。こうなると短冊状の生地を裏に当て、これ以上裂けないようにタタキで押さえるしかありません。裏地(キルティング)も一旦取り外す必要があります。
出来るだけ修復痕が目立たないように作業を進めます。
レザーパッチ完成
コンピューターグラフィックスを肉筆で模写するとこんな感じ。
レザーパッチ制作中
卓球少女の絵柄を仕上げてから、背景色を塗り潰す手順で…。
ラケットと球を持つ手が簡略化されすぎていて微妙な感じですが、一応そのまま模写しております。
ショルダーバッグリメイク
バトラーバーナーセイルズのシュリンクレザーを使ったショルダーバッグ。
内側にツイル生地のポケットというか、仕切りが入るのですが、間口が広すぎて底の方に落ちてしまい、用をなさないというご指摘です。
お客様とご相談の上、ポケットの真ん中に革の台座を縫い付けた上でスナップボタンを取り付けました。
同じ製品をお持ちのお客様には同様の対策、もしくはツイル生地を縦ステッチで固定し、ポケットを二つに分割する作業を無料にて承ります。

画像1/ビフォー。

画像2/バッグの後ろ側中央にはスナップの雄を取り付け。

画像3/スナップを取り付ける際の補強用の革を裁断。

画像4/ポンプでスナップを打ち込み。

画像5/アフター。
レザーパッチ制作開始
今回はスコードロンパッチと同じ手法で、卓球クラブのパッチを制作。
原画はパソコンで制作したものをいただいているので、横並べにしてレザーに模写します。
スポーツウエアへの取り付け方法は検討中。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズその他
2本とも同じお客様の依頼品。
着用者の体形や生活習慣で、大体傷みが出る箇所は同じです。
パンツ全体のコンディションは良好なので、傷んだ箇所に手を入れれば、相当長く穿いていただけます。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
寒中の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
冬場には何度か徒歩で登頂しているが、この1月中旬は初めてだったかもしれない。
厳しい冷え込みだったが、テフロン加工の防風ジャケットを着込んで出発。
最寄り駅から電車を乗り継いでJR三ヶ根駅へ。駅から登山口へ向かう途中のコンビニでお供えの酒を買い、入山。幹線道路から山に入ったとたん、辺りは静寂に包まれる。昨年9月に登頂した時は大量のクモの巣に悩まされたが、今の時期はその心配はない。途中には冬イチゴとムカゴが群生しているスポットがあり、生食して栄養補給。山では何を食べても美味しく感じられる。登山口から1時間強かけて頂上に到達。昨日は少し雲があったが、視界は良好だった。
参拝後はお世話になっているIさんの休憩所で昼食。
そこでIさんに、居合わせた元愛知県議の人を紹介されたが、偶然にも私の親族と深く関わりのある方だったので、驚いた。
夕方半田市内に戻り、武豊町の居酒屋「てっぽう」で直会。

画像1/登山道途中で群生している冬イチゴ。甘酸っぱくて美味。

画像2/近くではムカゴ(山芋)も発見し、食す。

画像3/頂上へ。ロープウェイの跡地から見渡せる東側の絶景。

画像4/20分ほど歩いて山頂の西側にある慰霊碑へ移動。入り口にある岸信介元首相が揮毫した巨大な石柱。

画像5/奥へ進み、廟の前で。いつ訪れても美しく手入れされた廟周辺。
バックル交換
マニフォールドの極厚ベルトのバックル交換。
お客様によると、オリジナルのスクエアバックルの下角がパンツの前立てに当たってデニムを傷つけてしまうとのこと。革厚が7ミリもあるので、バックル自体がせり出してしまうのも一因と思われる。
今回交換するタイプなら問題は解消されるはず。

画像1/手縫いで取り付けられているスクエアバックルを取り外す。折り返し部分は裏側を漉き、ケイシイズのバックルピンが収まるよう長穴をあける。

画像2、3/シニューを使って手縫いでバックルを固定して完成。
祝!成人
新成人のみなさま、おめでとうございます。
当地はおおむね晴れで、風は冷たいですが、良い日になりました。
ところで、2年後には成人年齢が18歳になり、成人式を20歳でおこなうか、18歳でおこなうかは自治体の裁量になるようです。
参加する側も準備にそれなりの期間もかかることなので、混乱が懸念されますね。
バックル交換
マニフォールドの極厚ベルトに手縫いで取り付けられている錫のスクエアバックルを、ケイシイズのブライドルバックルに交換する作業。
当然ですが、ポン付け出来るものではありません。
センターピンの収まる穴も開け、折り返し部分の革厚も調整が必要です。
現物合わせで革漉きの作業から行います。
B-10カスタム完成
完成したネームプレートと、フェルトベースの刺繍パッチを所定の位置に縫い付け、B-10カスタム完成。
ネームプレート製作中
年明けも引き続きフライトジャケットのカスタムは続きます。
ネームを制作し、スコードロンパッチと共にバズリクソンズのB-10に縫い付け予定。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ワークパンツ裾上げ
元々ガチな作業服メーカーであったディッキーズは、近年タウンウエアとして認知され始めた模様。
国内製造も始まっているようだけれど、こちらのツナギはグァテマラ製。
出来るだけオリジナルに近い糸を選択し、やや広幅のシングルステッチで裾上げ。
エアフォースパッチ鋭意製作中
定番商品として長年展開しているトリミング付きエアフォースパッチ。
在庫が薄くなってきたので、数をまとめて製作中。近頃はカバンなどにも取り付けさせていただいてます。
刺繍部分は75番手のレーヨン糸を使用。
一般的な刺繍製品に使われるポリエステル糸と違い、レーヨンは再生繊維(綿の屑毛が原材料)のため、経年で風合いの変化も見られます。
B-10カスタム
バズリクソンズの無地のB-10をパッチでカスタム。
エイジングされたネームプレートは、以前お客様の別のフライトジャケットに取り付けたものを再利用。