店長日記

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任坊山公園
車で3~4分のところにある中規模の公園。
公園西側の大きな農業用ため池周辺があらたに整備され、綺麗な遊歩道ができていたので立ち寄ってみた。
このあたりは元々里山だったはずで、駐車場は高台にあり、階段かスロープで少し下ると池のほとりへ出られる。遊歩道の先は、池を東西に跨ぐ橋になっていて、かなり水面に近い。水面を見ると、大きな鯉や赤耳亀がウジャウジャいて驚いた。
今朝はあまり日差しも強くなく、風が心地よい。
ベンチもいくつかあるので、もう少し気候の良くなったら読書するのにも良さそう。
レンズ交換予定
今ではほぼ使っていないサングラスを整理していたら、普段使い出来るようにクリアレンズに交換したらどうかと思い始めた。
元々視力が良いので普段は裸眼だが、老眼が進んで手元の細かい作業の時だけ拡大鏡に頼っている。
そこで、遠近両用のレンズに交換し、遠景は素通しのレンズで、手元だけ拡大できるようにしたら良いんじゃないかと単純に考えたのだ。
思いつくまま、セルフレームのレイバンを持って、昨日地元の老舗眼鏡店へ…。
専門職のスタッフさんの反応は微妙で、私の古いウェイファーラーはテンプルに対してレンズの傾斜がきつく、遠近両用には向かないとのこと。それでも懇切丁寧に視力検査してくださり、実際の見え方のシミュレーションもしてくれた。素人考えで、レンズが傾斜していても手元を見る分には不都合はないように思えたが、そうではないらしい。レンズが傾斜していて目に近すぎると、間近を見るのに具合が悪かったりするとのこと。その時は指を添えて少しレンズをずらしてやる必要があるかもしれない。パッド(鼻あて)を取り付け、わずかに距離を離す方法もご提案いただいたが、せっかくのボシュロム製のフレームに手を加えたくないので、そのままでお願いした。
一週間後に出来上がり予定。
環境省、ファッションの透明性を強化へ

小泉進次郎環境相は26日、国内の主要アパレル企業などと意見交換を行った。環境や生態系に配慮したサステナブルなファッションの促進に向けて、行政と民間企業の連携を探った。(オルタナS編集長=池田 真隆)
co2の排出量を産業ごとに比較すると、ファッション業界は2番手に位置する。製造するにあたり、大量の水を使い、シーズンごとに出る新作の半分は一度も着られずに処分されるというデータもある。こうした課題から、一般社団法人ファッションレボリューションジャパンは小泉環境相にファッション業界のサプライチェーンの透明化を求める提案書を7月13日に提出。意見交換会はこの提案書を受けて実施された。
意見交換会に参加した企業は、伊藤忠商事、豊島、日本環境設計、倉敷紡績、東レ、帝人フロンティア、H&M、アダストリア、ファーストリテイリングの9社。各社の担当者がサステナビリティに関する取り組みを発表した。近年のSDGsやESGの潮流を受けて、企業は水使用量やco2排出量などの環境負荷について、消費者や株主から開示を求められており、どのような基準で開示していくべきなのかを議論した。
(以上引用)

支那に生産拠点を置くサプライヤーが集まって、環境負荷がどうのこうのと、茶番もいいとこ。
それに乗っかってパフォーマンスする無能な大臣。
「サステナブル」とか、気持ち悪い表現はやめたらどうか。
私の道具達
最近ではほとんど使うことがないのだが、20代の頃に買ったサングラスがいくつか手元に残っている。
今のように情報が多く、様々なブランドから選択できる時代ではなかったので、映画などで紹介されたものに人気が集中し、皆がそれを買っていた。
そんなミーハーな風潮に乗っかって買ったサングラスが、今やビンテージとして人気らしい。

画像1/上からアメリカンオプティカルのアビエーター、レイバンのウェイファーラー、レイバンのアウトドアーズマン。いずれも現在でも作られている。

画像2、3/この頃のレイバンはボシュロム社のブランドで、アメリカ製。このウェイファーラーは現行品よりもグラス面が傾斜している。
ネットでお買い物…染み抜き剤
さすがに衣類の染み抜きは仕事の範疇ではなく、家庭用としての購入。
クリーニング屋さんでも使っている、汚れを分解して落とす染み抜き剤。
以前使っていたものは別ブランドのものだったが、もう廃版になっており、成分的には変わらないだろうこちらを購入。
ほとんどの水溶性の汚れ、付いたばかりの油性の汚れは、家庭での洗濯で対処可能。
さらに言えば、取り扱い表示にドライクリーニング(石油系)となっている衣類でも、手順さえ間違えなければ水洗いは可能です。
当店の商品につきましては、店頭でお尋ねいただければ、個々に適切な家庭でのクリーニング法をお答えいたします。
ブラス製品に注力!
ファニーが従来スターリングシルバーで製作していたコンチョ類を、同じ鋳型を流用してブラス(真鍮)で製品化し始めました。
表面をガンブルー(銃器用の酸化剤)で黒染めし、磨きをかけて凸面に真鍮の地肌を出した陰影のある仕上がりです。レザーやデニムとはとても相性の良い質感だと思います。
今後、徐々にブラスのラインナップが増えていくと思われますが、実は製品化にあたっては、銀地金の高騰の問題があります。
武漢肺炎の影響で世界経済が麻痺状態になり、ゴールドの価格が高騰しているのをご存じの方は多いでしょう。それに引っ張られるように銀の地金も高くなり、コスト的に見合わなくなりつつあるのです。
その点、加工しやすく手頃な価格でご提案できるブラスは、製品にワンポイント添えるパーツ材料として利用しやすいのです。
いただきもの
お客様のご母堂が、未使用のまま長期保有していたジャノメの裁ち鋏・コーベル。
一般的な裁ち鋏と違い、握り部分と上下の刃に角度が付いており、裁断台の上で生地を切るのに最も適した形状になっている。
調べてみると、1980年ごろの製品で、当時の特許品だったらしい(現在は期限切れで特許フリー)。これを製造したのは三菱金属で、ネック部分には三菱のロゴも刻印されている。
使い始めるのがもったいない気もするが、やはり使ってこその「道具」なので、今日から当店の裁断台に常備。
夏の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
今年は終戦の日には都合がつかなっかったので、本日早朝に一人、車で三ケ根山を訪れた。
武漢肺炎の影響で遺族会関連のイベントは自粛だったようだが、墓所にはたくさんのお酒や花が供えられていた。
岸元首相の揮毫による石柱も、有志の方々によって綺麗に塗り替えられていて、建てられたばかりのよう。
今日も暑さが厳しいが、山頂付近は日陰に入ればそれほどでもない。
廟の管理人Iさんの休憩所に立ち寄って、Youtubeで上久保靖彦教授の動画を視聴。現状の武漢肺炎対策が、完全に間違っていることがよくわかる内容。
Iさんが懇意にしておられる高須克哉院長は、14日にお立ち寄りになったらしい。
25日からの、大村バカ知事のリコール署名受任者の登録用紙をいただいて12時前に帰着。

画像1/綺麗に塗り替えられた巨大な石柱。

画像2/ボランティアの方々の手で管理の行き届いた廟の周辺。

画像3/献花やお供えの酒で一杯の七士墓。

画像4/休憩所から見た蒲郡側の風景。

画像5/高須院長のお声掛けで、河村名古屋市長、虎ノ門ニュース関係者らも賛同する大村愛知県知事のリコール運動。25日から署名スタート。
名著であるため、ご紹介
『おそめ』石井妙子著 新潮文庫

石井妙子さんの著作を読んだのは、『女帝小池百合子』から始まって3冊目。
本作は2009年に上梓されたもの。
ひょんなことから老境にさしかかった「おそめ」こと上羽秀に出会った著者は、それが一冊の本に纏まる当てもないまま、東京から京都に通い詰める。
仕事としてというより、伝説の銀座「おそめ」のマダムに対する興味が著者を駆り立てていた。
高名な政財界、文学界の大物たちが集った「おそめ」のマダムの口から、具体的な交遊録が語られることはついになかった。しかし周辺取材を進め、「おそめ」の過去をひも解いていくと、それがそのまま昭和という時代の裏面史になっている。
緻密な取材によって、(秘するが花)を貫いた伝説のマダムと、そこに集った名士たちを綴った上質なノンフィクション。
JA11、夏仕様
グログランテープで作った脱落防止ロープを装着。
ストラップ前部はフロントガラスの固定用フックのネジを利用して共締め。
ナスカンはドアのキャッチに掛けられる。
しばらくはこのスタイルで乗るつもり。
ネットでお買い物…糸切り鋏
先週一丁補充したところだが、また大型のものを見つけたので、即買い。
今回のは刃物屋のデッドストック品で、裁ち鋏でもそこそこ名の知れた「勇次郎」製。
製造年はわからないが、昭和のものであってもおかしくない。紙箱のデザインも古臭い。このブランドが今も存続しているのか、ネットで調べてもわからなかった。
先週購入したものは現代的なステンレス材(V金2号)で鏡面仕上げだったが、こちらは伝統的な燻し仕上げで、手にしっくり馴染んで使い易い。
当店には用途別に8台のミシンがあり、その内よく使うのが3台あるので、その3台のミシン台に常備しておくことにした。
JA11ドア取り外し
2016年に自家塗装した際に、固定されていたドアヒンジを取り外し、六角レンチで脱着出来るように作り変えたJA11。
外したドア部分に脱落防止のロープを取り付ければ通常走行も合法なのだが、その時は材料が無かったので、なんとなく月日が過ぎてそのままになっていた。
ドアレスだとさらに車重が軽くなるので、しょぼいエンジンでも走りが軽快になるのは間違いない。
今回ショルダーバッグのストラップにも使える頑丈なグログランテープを使って、現物合わせで脱落防止ロープを作ってみることにした。
黒染めの大型ナスカンは、バトラー・バーナー・セイルズさんのご提供。

*お盆の期間中も平常営業しております。
ジーンズ裾上げ
1950年代オリジナルのリーバイス501XX。
半世紀以上前のビンテージですが、比較的コンディションの良いもの。
残念なことに、家庭用ミシンで細番手のポリ糸を使って裾上げされています。
これを長さを変えることなく、チェーンステッチで仕上げ直し。
広幅で三つ折りされた裾線を解体し、プレスで伸ばしてから、再縫製します。

画像3/ビフォー。

画像5/アフター。

製品持ち込みの場合/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。

*お盆の期間中も平常営業しております。
2020年秋冬フェローズカタログ
フェローズよりこの秋冬の商品カタログが着荷しました。
平素当店で同社の製品をご愛顧いただいているお客様に限り、店頭で差し上げております。
冊数に限りがありますので、ご入用の方はお早めにどうぞ。

*お盆の期間中も平常営業しております。
パッチ縫い付け/A-2
横振りミシンによるハンドメイドパッチ。
この図柄に見覚えのある人はほとんどいないのでは?

*お盆の期間中も平常営業しております。
本日の修理品/ファニー ロングウォレット
今から26年前に、営業の本拠を現在地に移した頃にお買い上げいただいたFUNNYのウォレット。
現在ではカタログ落ちしている薄型タイプで、濃茶に手染めされた革が艶やかに変化しています。
内張は現在では使われていないソフトレザーで、折れ返り部分で表革との縫い合わせが糸切れして口を開けている状態。
出来るだけ元の穴に針を合わせて、オーバーステッチで再縫製。
今回はメーカーには送らず、当店の機械で対応させていただきました。

*他社様で購入された商品、中古流通品については一切お受けしておりません。

*お盆の期間中も平常営業しております。
ベルクロ縫い付け/海軍用パッチ
NAVYジャケットに脱着できるように、刺繍パッチの裏面にベルクロを取り付け。
ベルクロはシート状のものを使い、縫い付けた後に外回りをカットします。

*お盆の期間中も平常営業しております(火曜定休)。
本日の修理品/シュガーケーン ロンスタージーンズ
後発の細身タイプ、SC41501。
お買い上げいただいて3年ほどでしょうか。
センターシームが糸切れして口を開けているのと、左右インシームも擦り切れています。
タタキでしっかり補強しておけば、この先数年は保たせることができます。

画像1、2/ビフォー。

画像3/アフター。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
2020年秋冬バズリクソンズカタログ
バズリクソンズの秋冬カタログが入荷しました。
平素当店でバズリクソンズの製品をご愛顧いただいているお客様に限り、店頭で差し上げております。かなりの冊数を確保しておりますが、シーズン前に無くなってしまう事がありますのでご入用の方はお早めにどうぞ。
ワークパンツリメイク
ウエスト周りが大きすぎるヘリンボーンのカーゴパンツ。
各シームが二本針ミシンでガッチリ縫製されていて、背中心や脇を解体して詰めるのは大事です。
そうした時に、低予算で済む簡易なリメイク方。
腰帯のループとループの間を内側から縫い寄せて、タックを作ります。
今回は4箇所で2センチずつ摘み、約8センチ詰めております。
詰めた部分はベルトをすれば見えません。

画像1/ビフォー。

画像3/アフター。