店長日記

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安倍首相、休校要請を段階的に解除する方針 イベント「慎重」継続を 新型コロナ

安倍晋三首相は20日、首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、全国の小中学校や高校などに対する休校要請を新学期から段階的に解除する方針を示し、学校再開のガイドラインを取りまとめるよう文部科学省に指示した。自粛を要請している全国規模のイベントについては、引き続き慎重に対応するよう求めた。
(以上引用)

これで少しずつ終息に向かうのだろうか。
あらゆる産業が打撃を受けているが、アパレル業界でも支那に製造拠点を置いているメーカーは瀕死状態。ワンシーズンの商売を棒に振ったら、そのまま資金ショートして倒れてしまうようなところが多いのだ。
政府も「新型コロナ」ではなく、「武漢肺炎」と呼べばいいのに…。
日本人は、このチャイナリスクを真剣に考える機会にするぐらいしかない。
エアフォースパッチ鋭意製作中
型抜きした革トリムを刺繍パッチに乗せて縫い合わせ。
ショルダーパッチとして製作しておりますが、バッグなどの意匠にもご利用いただいております。
通販の場合は、普通郵便(84円)での発送も可能です。

価格2500円(税別)
本日の修理品/シュガーケーン 砂糖黍ジーンズ 
二種類の砂糖黍デニムを、クレイジーパターンで配した新作ジーンズ。
フロント開き止まりのコの字のステッチが切れ、股ぐりまで一気に開いてしまった状態。
開き止まりに閂止めが入っていないビンテージ(レプリカ)系の製品ではよくあるケースです。
生地が破れたわけではないので、元の合わせ目で再縫製を行います。コの字の部分は返し縫いを加えて強度を持たせておきました。
ご購入いただいて間もないので、無料にて対応させていただきました。
エアフォースパッチ鋭意製作中
今日は暖かくて風もないので、駐車場でハンマーを振るって革の打ち抜き作業。
刺繍パッチに取り付ける馬革トリムの作り置き。
エアフォースパッチのトリムは、馬革と牛革(タン、茶)で展開しておりますが、馬革の方は今回の裁断分で概ね使い切ってしまいます。この革は、阿久比町のエルパソさんから入手したもので、同じものはもう入ってきません。今後馬革を入手出来ても、色合いなどは違ったものになるでしょう。
ところで馬革は、牛革に比べると瑕疵が多く、大きなパーツを裁断するような衣類やバッグには不向きです。瑕疵の部分を避けて型入れしていると、どうしても裁断効率が悪くなります。ユーザーが、瑕疵や血筋を「味」として受け入れてくれれば、もう少し用途は拡がるかもしれません。
いずれにせよ、革は食肉の副産物としての利用なので、牛革の流通量が最も多いことに変わりはありませんが…。

画像1/このような瑕疵が何箇所かある。
ジーンズ裾上げ
リーバイスの企画ものビンテージレプリカ。
本家のレプリカ物は、以前は社外のレプリカメーカーほどの拘りもなく、評価が低かったですが、最近のものはそこそこ細かい所まで作り込んであります。
元の仕上がりから3.5センチ短くなるようにチェーンステッチで仕上げ直します。
裾線を解体せずに、そのまま鋏を入れて仕上げられるギリギリの長さです。

チェーンミシンによる裾上げ/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
本日の修理品/ウエアハウス 900
ヒップラインに合わせて裁断した当て布を内側に当て、穴の空いた所を中心にタタキで補修。
パンクしかかっていたインシームも、しっかり押さえこんでおります。
これで当分は、気兼ねなくご着用いただけます。
ちなみに今回のリペア費用は3500円(税別)。

画像3/アフター。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
電子申告
国策として、税申告の電子化が急速に進んでいる。
2020年度から、大企業は義務化され、中小企業も従来のペーパーによる申告だと、電子申告の場合よりも控除額が10万円減らされるという、実質ペナルティ制度になってしまった。
仕方ないので、当店も今年から電子申告。
本日の修理品/ウエアハウス 900
ウエアハウスのスリムフィット。
左ヒップの股ぐり近くと、インシームがパンクしている状態。
ヒップは、過去に他店で芯地張りとタタキでリペアされています。
その中心部分がパンクしているので、元のリペアはそのままに、上から当て布で補強を行います。
ヒップラインに合わせ、ライトオンスのデニムで当て布を制作。
ジーンズ裾上げ
持ち込みで、Leeの200番ビンテージその他。
すでにシングルステッチで裾上げされているものばかり。
長さを詰めてチェーンステッチで仕上げます。

チェーンミシンによる裾上げ/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
バックオーダーになっていたCBI章が本日入荷。
職人のおっちゃんの気まぐれ制作なので、納期はおまかせ。
熟練職人が横振りミシンを使って制作するパッチは、コンピューター制御の自動刺繍機でつくられた量産品と違い、同じ絵柄でも一点一点微妙に表情が異なります。
A-2,B-10,B-15Aなどのカスタム用に…。
お客様のアイアン・スポーツスター
当店が旧店舗の時代からご愛顧いただいているお客様。
愛車のスポーツスターでご来店。
純正度の高い70年代のAMF/ハーレーで、朱色がかったボディカラーも純正色のサバイバー。
ちなみに今日のお客様のいでたちは、フェローズ近作のキャップ、シュガーケーンのアーキュエットステッチ時代のデニム(15年超)、チェスウィックの前Vスウェット(20年超)、レッドウイングのエンジニアブーツ2268(25年超)です。
ベルクロ縫い付け/MA-1
schott(ショット)社のレザー製MA-1タイプ。
左胸にネームタブ用のベルクロを取り付け。
裏側は見返し(の縫い代)と、裏地を跨ぐ位置になるので、段差で目飛びしないように注意して作業します。
ジーンズ裾上げ
数十年ぶりにご来店の西尾市のお客様。
お持ち込みの4本の内、2本は当時物のリーバイス501(66モデル)、他の2本はレプリカです。
4本とも、チェーンステッチで裾上げを行います。

チェーンミシンによる裾上げ/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ウォッチブレスレットの電池交換&スリング交換
ハンドカービングのウォッチブレス。
ボタン電池の交換と同時に、ケースを留めている薄い革帯も傷んでいたので新品交換させていただきました。
当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはシチズン製クオーツで、販売時に、内蔵されているボタン電池で針を動かし、動作確認の上でお渡ししております。
電池の寿命は最長2年で、電池切れの場合には店頭に常時交換用の電池をストックしておりますので、格安にて即時対応いたします。

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
本日の修理品/シルバーリング
お預かりしていたスターリングシルバーのリングの修理。
折れた尻尾を元の位置に固定するのが非常に難しく、細い鉄線と、ピンセットを組み合わせて作業しました。
銀ロウで接着し、ポリッシュして作業完了。

画像1/鉄線を巻いて尻尾を固定し、その状態でロウ付け。

画像2/接着面を研磨。

画像3/テーパー棒にはめ、木槌で叩いて形を成型。

画像4/酸化による表面の汚れを除去。

画像5/作業完了。
スマホケースリメイク
それぞれのスマホカバーから樹脂のケースを分離。
お客様のケースに合わせ、ファニーのカバーのレンズ穴を開け直し、両面テープとミシンで固定して作業完了。
スマホケースリメイク
一般に流通しているポリウレタンのスマホカバーは、すぐに折れ山がボロボロになってしまいます。
その点、ファニーのレザーケースはしっかりした作りですが、対応機種が限られます。
そこで今回は、買い替えを希望されるお客様のスマホカバーから樹脂のケースだけ取り外し、外形寸法が近いPhone6プラス用に移植することにしました。
レンズ穴など異なる部分はあらためて開け直しが必要になります。

画像1/左がドナーとなるスマホカバー。右はファニーのPhone6プラス用。

画像2/ケースの縦横サイズはほぼ同じ。

画像3/ドナーからケースを取り外す。
本日の修理品/シルバーリング
以前お買い上げいただいた鰐をあしらったシルバーリングの破損。
誤って踏みつけられて尻尾の中程が折れている状態。
これは難しいケースで、折れた個所を銀ロウで接着するために、上手く固定しなければなりません。
ロウ付けは、接合面がぴったり固定されていないと、上手くロウが流れないのです。
円形のリングの割れと違い、端が繋がっていない形状の場合は、簡単にはいきません。
お預かりして対応いたします。
ブーツストレッチャー、リボーン!
かれこれ30年近く使っているブーツストレッチャーの一号機。
甲の部分の拡幅用で、左右に開いたダボ穴にチップをはめ込んで、ピンポイントで必要なところだけ伸ばすことも可能。人間の足型は人それぞれで、左右でも大きさが異なるため、これで微調整することは多いのです。
その鋳物で出来たハンドルが、ポッキリ逝ってしまったので、機械工のSNIPER 96さんに修理依頼。
スチールの削り出しで、ハンドルと軸を作り直してもらいました。
軸はシャフトの長いブーツにも対応できるようにやや延長され、旋盤で削り出されたハンドルは絶妙なカーブラインで、以前よりずっと握り易く仕上がりました。

画像3/Reborn!
バクダッドスキャンダル
今回もレビューで評価の高かった作品をレンタル。
実際にあった国連最大のスキャンダルを基に映画化された作品。
戦乱の続くイラクで、国連による人道支援プログラムが、実際には巨大な石油利権の温床になっていたという事実。世界的な企業や投資家、政治家から宗教教団にまで寄ってたかって食い物にされ、支援の食料は充分に末端には届かず、医薬品の多くは期限切れのものにすり替わっていた。
それには国連幹部も深く関わっており、善意の国連職員は口封じに暗殺される始末。それらが主人公の実名告発によって明るみに出る。
公になって以降も国連事務総長は内部調査に消極的で、実態解明にはほど遠い。
なんとも救いようがないが、これが国際連合の「平和維持活動」の一面。