店長日記

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パッチ縫い付け/A-2
カスタム中のラフウェアA-2が縫製作業を終えたところで、別件のデュボウA-2にパッチ3点を縫い付け。
ラフウェアとデュボウの外見上の違いは、台衿が付いて衿腰の高いラフウェアに対し、デュボウは一枚衿で、ステンカラーのような形状になっています。
フライングタイガース仕様ということで、本来左腕に付くエアフォースマークは右腕に。左腕にはCBI章を取り付けます。
「平和を願うならば戦いに備えよ!」
これほど端的で説得力のある言葉があろうか。
私が最も尊敬する政治家、前衆院議員の西村真悟先生の後援会から届いた葉書。
参院に鞍替えしてでも、出来るだけ早く国政復帰してもらいたいもんである。
A-2カスタム進行中
続けて背中心に大型パッチを縫い付け。
この後、背肩に沿って「MORS AB ALTO」の文字を直接ペイントします。
A-2カスタム進行中
本日は祭日(文化の日)ですので営業しております。
描き上がったフロントパッチと、エアフォース章、ネームプレートをバズリクソンズのA-2に縫い付け。
変形のフロントパッチは、出隅、入り隅が多いため、ミシンを切り返しながらの縫い付けになります。
スコードロンペイント完成
描き上がった背中の大型パッチとフロントパッチ。
今回は外回りをカットするのを後回しにしました。この後、製作済みのネームプレートとエアフォースパッチと共にA-2に縫い付け。
さらに背中上部には文字を直接ペイントするので、作業はまだ続きます。

*明日3日(火曜日)は祭日(文化の日)ですので営業いたします。
本日の修理品/バズリクソンズ A-2(メーカー対応)
10月初旬にお預かりしたA-2の袖リブ交換が完了し、メーカーから返送されてきました。
20年前にお買い上げいただいたバズリクソンズ初期のA-2で、当時はリアルマッコイズ(現在のトイズマッコイ)によって生産されていました。穴があいて簡易修理では保たない袖リブを取り外して新品交換します。今回の袖リブ交換にあたってはバズリクソンズの現行品のパーツを使いますので、交換しない裾リブとの完全な色合わせは困難です。
検討の上、今期もので一番色味の近い、ポーキープシーモデルのリブを使用しています。
左右袖リブ交換/14000円(税別)

画像1、2/ビフォー。

画像3、4/アフター。

*バズリクソンズ製品の修理についてお問い合わせいただくことが多いのですが、パーツ交換(ジッパー、リブ、スタッド等)を伴うメーカー対応修理につきましては、当店で販売した商品以外はお受けしておりません。お買い上げになった販売店にてご相談ください。当店に販売記録のある商品につきましてはメーカーへの発送、修理代の見積もり、納期管理等責任をもって承ります。
チョッパー&ボバー
どちらもトライアンフの旧車がベース。
ロングツーリングの途中でお立ち寄りになりました。
ライダーさん達には、そろそろ重装備の季節になって来ましたね。
スコードロンパッチ鋭意製作中
バズリクソンズA-2に取り付ける背中の大型パッチとフロントパッチ製作。
全体に大まかに色を乗せたところで、これから細部の描き込みに入ります。
ブーツストレッチャー
ちょっと前にレッドウイングのエンジニアブーツのシャフト部分を拡げるために、木製のジグをせっせと自作したことがあった。
先週ファニー本社に寄ったときにその話をしたら、次長が「そんならこうゆうのがありまっせ!」と、ダンボールに入ったこれを引っ張り出してきて見せてくれた。
ファニーの直営店で使っている立派なキャスト製のブーツストレッチャー。内側に二つのジャッキが仕込まれていて、ブーツの形状に合わせ、甲の部分からふくらはぎまでネジの力でグイグイと引き伸ばすことが出来る。ずっしりと重く、大雑把にバフがけされた合金の鈍い輝きも美しい。
しっかりしたプロ用ツールだけに高額で、絶対回収出来ないな(靴屋じゃないしね…)と思ったが、その道具としての魅力にヤラれて二つ返事で購入した。
ま、いずれ役に立つこともあるでしょう。
ワークパンツ・ダブル裾上げ
販売時はチノパン同様広幅の三つ折りになっているモールスキンのパンツ。
裾上げをダブルで仕上げたいという御要望でしたので対応しました。
かなりテーパーがかかっているので折り返し部分で横幅が足りなくなる可能性がありましたが、プレスで伸ばし気味にして収まりをつけました。

画像1、2/ビフォー。

画像3/折り返りの分量を確保するために元の叩き付けの糸を抜き、まっすぐプレスした上で必要分を見計らって端をカット。裏側にくる裁ち端がほつれないよう、ロックミシンをかけておく。

画像4/見頃をひっくり返し、端を裏側に固定。

画像5/3,5センチの幅になるよう表側に山を折ってプレスしてダブル仕上げ。
インパネ及びダッシュボード塗装
内外装はほぼやりつくした感のあるジムニーだが、樹脂を多用しているインパネやダッシュボード周辺が白っぽく変色して、なんとも貧相で気になっていた。
金属や皮革と違って、プラ素材は年月を経ると小汚くなっていくだけである。この部分もいずれオリーブドラブで塗ってしまおうと思っていた。
今日は久々の完オフだったので、朝から段取りしてじっくり時間をかけて仕上げてみた。

画像1/塗装するパーツ自体の取り外しが困難だったので、周辺パーツを出来るだけ取り外した。

画像2/ビフォー。

画像3/今までと同じ二液性のウレタン塗料を使用するが、定着を良くするためにバインダーを塗布。それが乾いてから本塗り。小さな凹凸が多いので、丸筆を使って細かい部分から塗っていく。今回はマスキングテープを使わず、境目もすべて筆で追っていった。

画像4、5/アフター。メーター周りとセンターコンソールを残し、細部まで塗り上げ。
オーバーホール
最近急に精度が落ち、日差で数分遅れが出るようになったサブマリーナ。
オイルが切れかかっているのは間違いない。そこでオーバーホールに出すことにしたが、今は日本ロレックスに頼むと発送用の梱包セットを送ってくれ、必要事項を書いて集荷に来てもらい、発送すればいいだけの手軽さ。自分で修理窓口に持ち込む必要も無く、見積もりもメールで届くようになっている。
この時計はずいぶん前に買ったものだが、当時大金持ちになった友人のH君が、ヨットマスターやデイトナの金無垢を使っているのを見て、「いいなぁ、俺も買おっ♪」と、大金持ちでもないのに釣られて購入したのだ。
しかし実際に使ってみると、重くて嵩張るのでだんだん出番が少なくなっていった。
普段使いにはステンレスのパーペチュアル・デイトの方が断然使い易いのだ(実感)。
パッチ縫い付け/MA-1
旧リアルマッコイズが1994年頃に販売したアルバートターナーMA-1。
この当時、マッコイズが販売していたナイロンフライトジャケットは東洋エンタープライズが生産に携わっていました。逆に、東洋がバズリクソンズブランドで展開していたA-2、B-3などのレザージャケットはマッコイズの生産によるものです。
このモデルは内ポケットの玉縁がかなり上にきており、パッチの縫い付けによってほとんど使えなくなります。

画像2/DRAGON FRIGHTのパッチは、残り一枚で終了となります。
スコードロンパッチ鋭意製作中
バズリクソンズのラフウェアA-2に取り付けるレザーパッチは色付け段階。
背中の大型パッチとフロントパッチに、同時進行で同じ色を乗せていきます。
ブーツジャック
ウエスタンブーツやエンジニアブーツ、ペコスブーツ等を脱ぐ時にこれがあると便利です。
当店では長年販売していますが、一般的にはあまり知られていないブーツジャック。一見しただけでは、何に使うのか判らない方もまだまだ多いのですが、隠れたロングセラー商品です。
一日の終わりに玄関先にこれがあれば、手を添えることなく一瞬でブーツから足を抜くことが出来ます。本体に片足を乗せて体重をかけ、U字型にカットされた先端にもう片方のブーツのかかと部分をかけて引き抜くだけ。
木製標準サイズ2000円(税別)にて販売中。
パッチ縫い付け/ヘルメットバッグ
昨日同様、無地のヘルメットバッグをベースにパッチの縫い付け。
プリントのエアフォースマークを覆うように刺繍のエアフォースマーク、その下にコットンテープに印字したネームを縫い付けます。
パッチ縫い付け/B-15D
以前にネーム用のベルクロが縫い付けられていたところに、ウイング章とUSAF章を並列して縫い付け。
元の針痕は消えませんが、ウイング章の横幅でギリギリ覆うことが出来ました。
B-15DとMA-1は衿の有無だけではなく、袖リブの取り付け方法も異なっており、B-15Dの方が袖口周りがソフトな着用感です。
スコードロンパッチ鋭意製作中
カスタム進行中のラフウェアA-2には、左胸と背中に死神のレザーパッチを取り付けます。
背中の大型パッチはやや薄く漉いた革を使い、フロントパッチと同様に下描き。
パッチ縫い付け/ヘルメットバッグ
今期バズリクソンズでは刺繍パッチとネームタグを付けたヘルメットバッグもラインナップしていますが、こちらは無地のボディを使用しての製作です。
当店でMA-1用に製作した刺繍パッチとお客様の指定で印字したネームタグを縫い付け。
ファニー別注 ライダースウォレット フィリグリー
昨日、ファニー本社で仕上りを確認した別注のライダースウォレット。
お客様から4月にオーダーを頂いたもので、現工場長の久保さんが手掛ける「クボクラフト」の逸品。
カービングの背景部分を切り抜き、エキゾチックレザーを挟み込むフィリグリーの手法で製作されています。フィリグリーのインレイにはブラックのリザードを使い、さらに外回りのコーナーにはブラックのクロコダイルをオーバーレイするというこれ以上無い贅沢なつくり。ポイントに使う石はターコイズではなく、ガーネットを使用。コンチョはスターリングシルバーのビクター37ミリ。インナーレザーも黒で統一感を持たせ、美しい「作品」に仕上がっています。