店長日記

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スタッズベルト完成
ベースはお客様のほっそりしたウエストに合わせて剣先をカットし、センター穴で約70センチで仕上げました。
スタッズもそれに合わせて配置しております。
本日の修理品/バズリクソンズ A-2(メーカー対応)
バズリクソンズ初期のA-2で、20年前にお買い上げいただいたもの。
これは当時のリアルマッコイズ(現在のトイズマッコイ)のラインで生産されたものです。
左袖のリブの傷みが酷く、店内の簡易修理ではカバー出来ないので、メーカーへ送って新品交換します。バズリクソンズの現行品のパーツを使いますので完全な色合わせは困難ですが、一番色味の近い、ポーキープシー社のリブを使用することにしました。穴があいていない右袖リブも、かなり伸びがきているのと、色合わせのために同時交換します。
袖口のリブ交換は、一般の方が考える程簡単ではありません。
袖リブの取り付けは、「中表」にされた状態で、表地のレザーと裏地のブロードでリブをサンドイッチして、一回の地縫いで仕上げます。中表にするためには、袖口部分を解体するだけではなく、身頃の裾リブの一部を外した状態で、裾から表地と裏地の間に手を入れて袖口を外に引っ張り出す必要があります。その状態で縫い付け作業をし、袖を元に戻したら、裾リブも元通りに縫い直さなければなりません。
今回の代金は左右で14000円(税別)ということです。

*バズリクソンズ製品の修理についてお問い合わせいただくことが多いのですが、パーツ交換(ジッパー、リブ、スタッド等)を伴うメーカー対応修理につきましては、当店で販売した商品以外はお受けしておりません。お買い上げになった販売店にてご相談ください。当店に販売記録のある商品につきましてはメーカーへの発送、修理代の見積もり、納期管理等責任をもって承ります。
仮合わせ
先週、ログカフェ「空」のオーナーからもらった古い軍用ジープのスチールホイール。
首尾よくジャッキも入手したので、前輪を外して仮合わせしてみた。フロントブレーキのキャリパーに当たるかどうかだけ、確認しておきたかったのだ。
結果的には問題なく、そのまま取り付けできた。あとは車屋に持ち込んで組み替えてもらうだけである。
つるりとした外観がクラシカルでなかなか良い。
スタッズベルト鋭意製作中
20年以上前からご来店いただいている岡崎のお客様の依頼品。
一緒にご来店になった中学生の娘さんへのギフトで、花柄パターンのスタッズベルトを製作します。既成のサイズでは長過ぎて間に合わないため、帯を短く断ち直した上でスタッズを打ち込みます。
36インチの帯の剣先を20センチカットし、センター穴で約70センチの仕上り予定。
いただきもの
ログカフェ「空」のオーナーから、相当古い軍用ジープのスチールホイールをいただいた。
JA11と同径で、フロントブレーキのキャリパーさえ干渉しなければ、そのまま取り付けられるはず。来週ジャッキを手に入れる手筈になっているので、仮合わせしてみて大丈夫なら、車屋に持ち込んで組み替えてもらうつもり。
純正のオリーブドラブは白っぽく退色しているが、これは絶対塗り替えなどせずに使用する。
CHITAHAN ROCK 2015
開催日が明後日となったので、再度告知します。
知多半島を中心に活動するロックバンドの野外音楽祭。
屋外開催ですが、当日は天気も良さそうですね。

日時/2015.10.4(日曜日) 10;00〜

場所/りんくうビーチ 北芝生広場 (常滑市)

入場料/1500円(当日)

出演バンド/K.H.M69
      Cancers Low
      GLASSJAW820
      THE INDEX
      NOTCROUD
      漲-MI・NA・GI-
      LAZE NO LIMIT
      きのこ
      Theボンゴメン
      ORdER
      THRASHER
      PC/GT

出演DJ/よ~ご
     HIRO-P
     sshinkuu
     DJ-パンク節
     TOMOYUKI

主宰/知多半島パンクス chitahanrock@gmail,com
当店の西側にある宮本町5丁目の交差点では頻繁に交通事故が発生する。
今日も昼過ぎに大きな事故があり、片側二車線の下り方向を塞ぐ形で、ひっくり返ったワンボックスカーと、フロントが潰れた軽自動車が停まっている。ここは南に向かって緩やかな下り坂が続いているため、スピード超過した直進車が交差点内で右折車と衝突するケースが多い。双方のけが人は救急搬送されたようだが、近所の方のお話では、一方は外国人であった模様。過失割合や怪我の程度は定かじゃないが、外国人相手となると事後処理が大変である。
愛知県には外国人の集住地区は多いが、車を保有していても任意保険に入っているケースはほとんど無いと、当店出入りの保険屋は言っていた。
ラスティ
ごく一部の方からは絶賛されているサビ塗装を一段進化させて、腐食で表面が盛り上がったガサガサ状態を演出してみた。
骨材を練り込んだ接着剤を盛り付け、イエローオーカーの塗料で色付け。
スコードロンパッチ完成
今回は描き上がったパッチに馬革のトリムを取り付け。
仕上りで直径13,5センチ程になりました。
パッチ縫い付け/MA-1
関東のお客様からの依頼品で、右胸、右胸に米軍放出の実物パッチを縫い付け。
製品はアルファーインダストリーのブランドネームが付いていますが、日本のメーカーであるエドウィンが企画製造したもの。これは米軍の納入メーカーであったアルファー社の日本におけるブランド使用権を、エドウィンが持っていたという事です。同様にLeeやWranglerもエドウィンが権利を保持していましたが、一昨年経営破綻し、現在は伊藤忠商事が再建にあたっているところです。
エドウィンはじめ、ビッグジョンやボブソンなど、日本のジーンズメーカー大手は、ここ数年でほとんど経営が行き詰まってしまいました。
ネットでお買い物…JA11FRPルーフ
ネットで偶然見つけた中古のトップルーフを購入してみた。
純正ではこんなパーツは無く、どこかのカスタムパーツメーカーのものであろう。
元々の幌の脱着はパーツが多くて大変だが、これはルーフに乗せてプラスドライバーで何箇所か留めるだけの手軽さ。表側だけ汚い黒塗装がされているが、どうせ塗り直してしまうので、FRPに割れが無い事だけ確認して購入した。
早速現物合わせしてみたが、やっぱり穴の位置は微妙に合わない。そもそも可倒式のフロントガラスとセンターピラーにブリッジのように留めるのだから、ズレが生じるのは想定内。丸鑢で調整して、大きめのワッシャーをかませて固定する予定。
スコードロンパッチ鋭意製作中
ちょっと間が空きましたが、飛虎のパッチは描き込みを進めています。
背景のブルーの直線部分は、今回スケールを使わずに入れてみました。
描き上がったら少し汚しを入れて、トリミングを取り付けます。
本日のニュースより
<内閣改造>稲田氏入閣固まる 丸川氏起用も検討

通常国会が25日に事実上閉会したことを受け、安倍晋三首相は10月7日前後に行う内閣改造・自民党役員人事の調整に着手した。女性登用の一環で稲田朋美政調会長の入閣が固まり、丸川珠代参院厚生労働委員長の起用を検討している。岸田文雄外相と塩崎恭久厚生労働相、高村正彦副総裁は留任させる。下村博文文部科学相は交代させる。公明党の太田昭宏国土交通相については、続投させる調整に入った。
(以上引用)

稲田氏の入閣確定は本当に嬉しい。
ポストは文科大臣か法務大臣あたりだろうか。
いっそ防衛大臣でも良いと思うんだがな…。
パッチ縫い付け/G-1
無地のG-1に海上自衛隊関係のパッチをびっしりと縫い付けました。
両袖や、プリーツのある後ろ身頃は難度が高いです。
ご依頼の際はご来店いただきましたが、完成品は宅急便で配送します。
ソリューション
このところフロントガラスを倒したまま使っているJA11。
当然ウインドウォッシャーを使うことはないが、ガラスを倒す時に、ウォッシャー液のホース先端はジョイント部から外したっきり、ブラブラ状態になる。ホースの長さにあと10センチくらい余裕があれば、ガラス側のジョイントに付けたまま倒せるが、現状では足りない。ブラブラ状態でも液がこぼれるわけではないが、ホースの先端がホールからニョコッと出ているのがどうにも気になる。
そこで、あり合わせの材料で何とかしようと試みた。
利用したのは余っていたゴム製のドアストッパーで、テーパー状になっており、偶然ホールに押し込むのに丁度良い径のものがあった。中心には床にネジ止めする時の穴があいている。その穴に、これもテーパーになっている筆の末端を切ってカチこんでやった。ドアストッパーから突き出した筆の端は、ホースの内径にぴったり収まる。その状態でホールにドアストッパーを押し込んでやれば、まるで専用パーツを組み付けたような仕上りじゃないか。
JA11の幌車(あんまりない)で、フロントガラスを倒して使用する人(ほとんどいない)限定の、お役立ち情報。
スコードロンパッチ鋭意製作中
バリエーションが多数あるフライングタイガースの中ではポピュラーな飛虎のデザイン。
今回は表面にシボのあるシュリンクレザーを使っての製作。
描き上がったら馬革のトリミングを縫い付けます。
レザーストラップ製作
インディアン・チーフのヘッドライト上の小物入れを固定するストラップを製作。
小物入れは円筒形の革製で、眼鏡ケースを大きくしたような感じ。現在ストラップが切れていて、ハンドルにタイラップで固定している状態。
先日ご来店時に寸法を当たっておいたので、色味の近い革で製作します。

画像1/タンニンなめし後、加脂された頑丈な革を選択。短冊状にカット。

画像2/革漉きで厚さを整え、スナップ用の穴を開ける。コバにはヘラでラインを入れてみた。

画像3/ポンプでスナップボタン打ち込み。小物入れの側面に開いた穴にストラップを通し、ハンドルにまわして固定する。

画像4/ついでにメッキのスナップの表面を荒らし、サビ塗装してみた。1947年製の車両に違和感無くおさまるように…。
G-1カスタム次回分
本日22日は祭日につき、営業しております。
一昨日、愛媛県からご来店になったお客様からのオーダーで、ベースのG-1に15枚のパッチを取り付け予定。パッチはお客様がこつこつ収集された海上自衛隊関係のもの。
半分は裏にベルクロが付いていますが、取り外して直縫いします。
本日の修理品/ケイシイズ ロングウォレット(メーカー対応)
今月初旬にお預かりしていたケイシイズ/クボタクラフトのモンタナ・アルチザン。
当店別注で、緋色ニシキヘビの革をインレイしてもらった限定品です。外回りのハンドレーシングが上下二箇所で切れ、製作者の窪田氏の工房で修理見積もりを取りました。
強度や色合わせの問題で、切れている二箇所を部分補修するよりも、すべて取り外して新品で巻き直しする方が望ましいとの事。その分費用はかかりますが、お客様とご相談の上、全交換で依頼し、仕上りました。
熟練のクラフトマンの手仕事はやはり見事です。

画像1/ビフォー。

画像2/下部ビフォー。

画像3/下部アフター。

画像4/上部ビフォー。

画像5/上部アフター。ポストも新品交換。

画像6/窪田氏の直筆で、今回の修理内容、長年大切にお使いいただいたユーザー様への御礼などが綴られた手紙。

*明日9月22日(火)は祭日のため、営業いたします。
ウォッチブレスレットの電池交換
コードバンにシンプルなシルバーコンチョを組み合わせたウォッチブレスレット。
綺麗にお使い頂いています。
当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはクオーツですので、内蔵されているボタン電池の交換が必要になります。当店では常時交換用の電池をストックしておりますので、即時対応いたします。

*工賃込みの価格500円(税別)

*基本的に当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
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*明日9月22日(火)は祭日のため、営業いたします。