店長日記

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N-1カスタム進行中
コットン生地へのペイントなので、塗料は染み出さないように濃い目に…。
所々下地が透ける感じを残しつつ仕上げ。
YAMAHA純正ビンテージヘルメット
近頃ビンテージのヘルメットにペイントさせてもらう機会があって、あらためてこの世界が異様に盛り上がっていることに気付いた。
バイク自体のカスタムは行きつくところまで行き、趣味人たちのアツい視線はヘルメットの世界に注がれている。
古くてコンディションの良いヘルメットはびっくりするような高値でやり取りされている模様。
私はもうバイクには全く乗っていないが、そういえば古いヘルメットがあったなぁと思い、倉庫から掘り出したラメ塗装の一品。
学生の頃に購入したYAMAHAの純正品。
1980年代にこの塗装は珍しく、大枚はたいて購入した憶えがある。
バイザーとチンストラップは紛失。いつしか内部のスポンジが劣化してパラパラ落ちてくるようになったので、ウォッチキャップをリムに沿わせて嵌め込んで対策した。
N-1カスタム進行中
左腕にパッチを取り付けたN-1にペイント作業開始。
まずは左胸から。
サンプルのジャケットを横並べにして模写していきます。
畝の強いグログラン生地はレザーに描くのとは全く違いますが、かすれた感じを生かして仕上げたいと思います。
ジーンズリメイク/マーベリック
マーベリックはラングラーの兄弟ブランドで、この製品は今は無きラングラージャパンの企画製造によるもの。
ペインターパンツ並みに太いシルエットを、大幅に絞り込み。
かなり大掛かりで大変な作業。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。
N-1カスタム
久々にコットンジャケットへのペイント。
お客様からはサンプルとして、両前胸と背中にプリントの入ったデッキジャケットをお預かりしており、これを元にして無地のN-1にペインティングを行います。
左腕にはサンプル同様に星条旗のパッチも取り付けてほしいということで、まずはパッチの縫い付け作業から…。
ネオンサイン、リボーン!
先週、スイッチの故障(引き込み部分が根元から千切れた)で、使用不能になっていたネオンサイン。
たまたまご来店の電気工事業のお客様にご相談したところ、本体のトランスは簡単に分解できないそうで、スイッチの配線を引っ張り出して直結し、別のスイッチを付けた方が良いということだった。
ついでに当店にあった半田ごてや工具類で繋ぎ直してくださったので、プロの手際であっさり修理完了。
カバーを元通り取り付けて、店頭に設置。

画像1/阿久比町の雷工電設の社長さん。25年超のお付き合い。
コロニル・シュプリーム
昔当店がペンドルトンの取り扱いをしていた頃にお買い上げいただいたベルト。
ペンドルトンのベルトは、国内の企画製造で、日本代理店が本国にロイヤリティを払って展開していました。
実にしっかりしたつくりで、革も上質ですが、オーナーは一度もメンテナンスしていないということで、油分が抜けて色もかすれてきています。
ベルトには、有機溶剤の入っていない乳化性(水分と油脂の混合)オイルのほうが適しており、店内のコロニル(黒)でメンテナンス。
ちなみに、有機溶剤主体のワックスは、靴のつま先の鏡面仕上げには適していますが、革そのものに栄養を与えるものではありません。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
昨年オーダーしていた刺繍スコードロンパッチが、職人さんの気まぐれ制作により突然入荷。
過去に制作した絵柄を元に、配色などを変更しています。
熟練職人による横振りミシンを使っての刺繍は、コンピューター制御の自動刺繍機でつくられた量産品と違い、同じ絵柄でも一点一点微妙に表情が異なります。
この魅力溢れるハンドメイドのパッチは、A-2、B-10、MA-1、N-1などのカスタマイズに最適です。
パッチ縫い付け/A−2
今回は関東のお客様から、持ち込みでのパッチの縫い付け依頼。
左胸に縫い付けるレザーパッチは難なく対応できましたが、フェルトに金モールの付いたショルダーパッチの方はミシンでの縫い付けは困難でした。
ミシンで縫っていくためには押さえガネでパッチを固定し、針の動きに合わせて送り歯で奥に送っていくのですが、コバに近い金モールに押さえガネが当たってしまいます。金モールは柔らかく、簡単に潰れてしまうので、押さえガネが触れないように縫わなければなりません。押さえガネには様々な形状があり、7種類ほどを使い分けていますが、フェルトの部分の出代があと数ミリないと、どれをもってきても掴み代がないので送りが機能しないのです。
流通品のパッチには、機械では取り付けようのないものが時々あり、首を傾げます。
縫い針で手縫いするなら何とかなるでしょうが、非効率なので当店ではお受けしておりません。
ライダースジャケット カスタムペイント完成
ベースはSCHOTTのシングルライダースPERFECTO。
空気抜きのハトメもそのままペイントし、ボーンの重なり部分と顎の部分に穴が開いています。
筆描きならではのタッチを強調した仕上がり。
ネームプレート製作中
通販でネームのみご注文いただいた分を製作。
外回りには縫い付けの時の目安になるネン押し。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ライダースジャケット カスタムペイント
SCHOTTシングルライダースへのペイント作業の続き。
細筆一本で描き込み。
年初にブーツのシャフトに描いたのと原画は同じですが、少し違ったタッチになっているかも…。
仕上げまでもう一歩。
ウインストン・チャーチル
レンタルDVDで鑑賞。
日本人技術者による特殊メイクが話題になった歴史大作。
性格俳優ゲイリー・オールドマンの演技は圧巻。頑固で癇癪持ちの夫を支える妻役クリステン・スコット・トーマスもそつがない。側近のタイピスト役のリリー・ジェームズは、ダンケルクの作戦で兄が戦死し、一次情報を知る立場だけに悲嘆にくれる役を上手くこなしていた。ラストの演説シーンに向かって少しずつ盛り上がっていく舞台のような構成。
日和見主義者の前首相チェンバレンに代わって英国を守ったウインストン・チャーチル。毀誉褒貶の激しかったこの政治家が、大戦時に果たした役割は大きかった。
一国の命運は、時の首相の決断次第で大きく変わっていくのだと教えてくれる傑作。
ネオンサイン故障
20年以上使ってきた「OPEN」のネオンサインのスイッチが故障した。
カバーを外してみたものの、内部パーツの蓋が外れない。
さて、どうしたものか…。
とりあえずウインドーのスペースには、昔使っていた二回りくらい小さいネオンサインを設置。
ライダースジャケット カスタムペイント開始
昨年末にエンジニアブーツに描いたスカル&ボーンズの絵柄を使い、SCHOTTのシングルライダースの左胸にペイント。
今日のところは下地塗り。

画像1/お客様から持ち込まれた絵柄は、スペースに合わせて若干小さく描きます。

画像2/アウトラインを決めて、ペーパーで足付け。

画像3/下地塗装。空気抜きのハトメ穴が開いてますが、躱しようのない位置なので、そのままペイント。
ベルクロ縫い付け/CWU-45P
滋賀県のお客様からの依頼品。
アルファ社CWU-45Pの前胸、左右上腕にベルクロを縫い付け、必要に応じてパッチを脱着出来るようにします。
袖山近くに10センチ角のベルクロを縫い留めるので、棚皺が出ないように注意しながら作業を行います。
本日の修理品/バズリクソンズ L-2B
少し前にL-2Bのリブの穴あきを樹脂で固めて補修しました。
今回も同様にリブの補修ですが、穴が大きいので、ニットの糸と針を使ってカケツギを行います。
穴は左右の袖に一つずつなので、リブごと新品に取り替えるまでもないということで、この対応とさせていただきました。

画像1/左袖ビフォー。

画像2/リブニットを解した糸を使用。

画像3/左袖アフター。

画像4/右袖ビフォー。

画像5/右袖アフター。

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
パッチ縫い付け/カウレザー スポーツジャケット
今回はミリタリージャケットではなく、ステンカラーのスポーツジャケットにフライングタイガースのパッチを縫い付け。
かつてロッカーの間で人気のあったジョンソンズ(ラ・ロッカ)のジャケットのイメージ。
バンドマン(ウッドベース)のお客様からのオーダー。