店長日記

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本日の修理品/ケイシイズ ビルフォード
使い込まれて美しい艶の出たケイシイズのビルフォード。
コインケースの蓋に付いているバネホックのバネが利かなくなっている状態です。
受けの中に入っている二の字のバネが破損しており、これを取り外して打ち換えします。

画像2/バネが破損している状態のホックと交換用の新品パーツ 

画像3/破損したホックは削って取り外し。
スコードロンパッチ鋭意製作中
前回と同じ334th「ファイティングイーグル」のスコードロンパッチを、違う手法で製作。
絵柄部分と背景を別々に作り、縫い合わせる。
ベースのヌメ革は、出来るだけ薄く漉いて使用。
名著であるため、ご紹介
『悪童殿下』工藤美代子著 幻冬舎

工藤美代子さんの人物伝はほとんど読んでいるが、これは女学生時代から接点があり、直接インタビューする機会もあった「髭の殿下」こと寛仁親王殿下についてのオマージュ。
とにかく型破りな皇族として、メディアに取り上げられることが多かった寛仁親王殿下。
学生時代から酒にタバコ、応援団長として他校の学生と殴り合うなど、およそ「宮様」のイメージとはかけ離れた生活から、成人後の命を削っての福祉活動への取り組み、長年にわたるガン闘病、家庭問題まで、著者との信頼関係によって明らかにされたエピソード満載。
軽妙洒脱な愛すべき人物であり、一方で、一般人が想像できないほどのストレスにさらされた生涯でもあった。
戦後皇族方の意外な日常も垣間見ることが出来る一冊。
D・E・OSCARの現在
ファニー直営のメキシコ工場で製作されるオリジナルブランド「D.E.オスカー」。
バックルやペンダント、リング、コンチョ等、スターリングシルバーを鍛造で成型し、鏨でカービングを施した素晴らしい商品を展開しています。
それが昨年末より、残念ながらメキシコ(人)特有の事情により、生産ラインがストップしております。
いずれ再開の運びとなるでしょうが、なにせメキシコ(人)のことですから予断を許しません。
店頭商品もフォローがきかないままの状態ですが、生産再開まで今しばらくお待ちください。
梅春
今年は寒さが長引いたせいで、ずいぶん遅い開花。
スコードロンパッチ完成
334th「ファイティングイーグル」のスコードロンパッチ。
絵柄部分は陰影まで描き込みます。革のシボが表面に出て、良い感じに仕上がっております。
今回は縁取りなしで…。

本日の修理品/桃太郎ジーンズ
バックポケットに特徴的なペイントの入ったヘビーオンスのデニム。
左右のポケット周りの糸切れと、フロントボタンホールの広がりをリペアしました。
色糸だと補修痕が目立つので、地色に近い藍色の綿糸を使用しております。

画像1、2/ビフォー。

画像3/アフター。
スコードロンパッチ鋭意製作中
過去に何枚も描いている334th「ファイティングイーグル」のスコードロンパッチ。
タッチや配色が以前のものと同じにならないようにしております。
今回は背景色で全体を塗り潰してから、絵柄の部分を描き込み。
最近インスタグラムを始めたところ、次々に訳の分からない投資や副業斡旋の他、自己啓発系のセミナー案内人がアクセスしてきて面倒くさい。
思っていた以上にカオスな世界になっている。
どれもこれも怪しさ満点だが、これでも稀には引っかかる人がいるのだろうか?
スコードロンパッチ鋭意製作中
ヌメ革をベースに手描きでスコードロンパッチを製作します。
今回は変形もの。
材料はあらかじめバンドナイフという漉き機で厚みを揃えたものを使っていますが、店頭の革漉き機で1,2ミリくらいまでに漉いて使用します。
越冬
今年は例年以上に厳しい寒さだったが、ここにきて少し緩んだような気がする。
デッキの鉢で飼っているメダカも、冬眠モードだったのがチョロチョロと動き出した。
水量が大分減っているので、カルキ抜きした水を加えてやらねば…。
踏板製作
真っ白の2×6材で製作した踏板だったが、上がり框みたいに見えるので、周囲に馴染むよう色付けしてみた。
側面はクラック塗装を施し、天板は柿渋を刷り込んでエイジング。

画像1/側面はクラック塗装。ダークブルーで地塗りし、クラック塗料を塗った上でオフホワイトで刷毛塗り。

画像2/上塗りがひび割れて、地塗りが所々顔を出している。

画像3/天板はステイン系の塗料を切らしていたので、柿渋で色付け。
踏板製作
当店は建物を建てた時の都合で、入り口を入って一段蹴上げがあり、そこからが店舗の床面になっている。
15センチくらいの蹴上げで大した高さではないが、それでもごくたまに蹴躓くお客様がいらっしゃるので、一段踏板を追加してみた。
近くのホームセンターで2×6の材木を買い、コーススレッドで固定して踏板の形にした。
真っ新の状態では違和感がある(上がり框と勘違いする人がいるかも…)ので、薄くステインでも塗って色合わせの予定。
先週から著しく体調が悪く、嘔吐感が続き、腎臓のあたりも痛くて夜眠れなかった。
めったなことでは医者に行かないのだが、さすがに不安になったので金曜日に受診し、予約を取って今日、エコーと内視鏡検査を受けてきた。
エコーはずっと前に受けたことがあるが、内視鏡検査は初めて。
鼻腔に麻酔をし、カメラを入れて検査するのだが、自分で画像を見ながら、横で先生が解説してくれる。時間にして10分くらいだったろうか。
結果的になんら異常は認められず、おそらく加齢で内臓の調子がおかしくなったのだろうという見立てだった。
今日の時点では体調も元に戻っているので、何の支障もないのだが…。
やっぱりだんだん無理の利かない体になってくるのを感じて、少し節制せねばと思った次第。
最優秀監督賞に日本人=捕鯨批判に反論-英映画制作者祭

ロンドンで17日、ロンドン国際映画制作者祭の授賞式が行われ、日本の捕鯨活動の実態に迫ったドキュメンタリー映画「ビハインド・ザ・コーヴ」を監督した八木景子さん(50)が、長編ドキュメンタリー部門の最優秀監督賞に選ばれた。
八木さんは2014年にイルカの追い込み漁で知られる和歌山県太地町に滞在するなどし、論争の続く捕鯨問題について、捕鯨に肯定的な視点で描いた。太地町のイルカ漁を批判し10年に米アカデミー賞を受賞した「ザ・コーヴ」に反論する内容となっている。
(以上引用)

以前は鯨油を採るためだけにクジラを殺伐していた毛唐が、偉そうに日本の食文化にケチをつけるのが間違い。
同じ土俵で対抗する作品が世に出たことは目出度い。
この映画を見る機会が無かったが、そのうちにDVD化されるのだろうか。
昨日、商工会議所のサポートでまとめた確定申告の書類を地元税務署に提出。
受付初日だったこともあってメチャ混み。
駐車場もすんなり車を駐められず、中に入ると長蛇の列だった。
そろそろインターネットでの申告を考えてもいいかも…。
SS追加企画
先ごろ盛夏モノのカタログが出来上がったばかりのフェローズから、早くも新柄Tシャツの企画書が届きました。
これから生産に入る分ですから、カタログ未掲載の柄ばかりになります。
イレギュラーなサイズにも対応可能ですので、ご興味のある方は店頭にてご覧ください。
パッチ縫い付け/L-2A
L-2(オリーブグリーン)からL-2A(ネイビーブルー)への変更期に存在した、リブだけL-2のパーツを使ったバージョン。
トイズマッコイの製品。
ちなみに、後継のL-2B(セージグリーン)になると、ボディの色だけでなく、シルエットもゆったりしたものになります。