店長日記

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エアフォースパッチ完成
本体のペイントに合わせ、斑染めした牛革のトリミングを取り付けてショルダーパッチ完成。
ミシンのメンテナンス
使用頻度の高い年代物のミシンをメンテナンス中。
懇意にしていた地元のミシン屋さんはかなり前に廃業され、以来、一通りの調整を自己流で行っている。
自動給油式のミシンは車と同様、定期的にドレンボルトを抜いてオイル交換が必要だが、今回はオイルパンを確認したところ、まだ大丈夫そう。
出光の専用オイルは、最近ではネットで購入している。
パッチ縫い付け/M-65他
オリーブとカモフラの2着のM-65、リップストップのフィールドジャケットにそれぞれネームテープを取り付け。
このあたりの裏無しジャケットは着回しが利き、春先や秋口に重宝するアイテムです。
ジーンズ裾上げ
西尾市のお客様からの持ち込みでフラットヘッドのブーツカット。
オリジナル縫製で途中で糸切れを起こしたチェーンステッチを、長さを変えずに再仕上げします。
部分的な修理では糸色も異なってしまうので、左右ともに全周のステッチを抜き、再縫製という手順になります。

今回の工賃/¥1,500円+500円(裾線解体)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
エアフォースパッチ鋭意製作中
今回トリミングには、馬革ではなく、牛ヌメ革を使用します。
手染めして乾燥後、エイジングを加えて取り付ける予定。
エアフォースパッチ鋭意製作中
フライトジャケットのカスタムではポピュラーなヨーロッパ戦域の第8航空群。
今回はある程度着込んだA-2やB-10向けに、エイジングしたものを製作中。
ベースの革も、いつも使っているヌメではなく、シボのあるシュリンクレザーを使用。
時短応じない飲食店「対策に不備」小池知事に弁明書

新型コロナウイルスの緊急事態宣言期間中、東京都が飲食店に営業時間短縮を要請していることに関し、26店舗で午後8時以降も営業を続けている飲食チェーン「グローバルダイニング」が、要請に応じない理由を、弁明書として小池百合子都知事あてに提出していたことが17日、分かった。
「グローバルダイニング」は、居酒屋「権八」や「モンスーンカフェ」など人気店を展開している。同社の長谷川耕造社長(71)の名前でつづられた弁明書では、緊急事態宣言で不要不急の外出を控える指示がありながら一部の遊興施設への営業を容認し、外食産業には締め付けを迫っていると主張。新型コロナ対策や経済対策の制度に「大きな不備がある」とした上で「民間、特に飲食店を狙い撃ちにした経済的我慢を強いる緊急事態宣言と時間短縮要請については不信しかありません」などとも記されている。
(以上引用)

この社長の主張は極めて論理的で筋の通ったもの。
根拠も疑わしい時短要請で、魔女狩りみたいに吊し上げられてはたまらない。大箱の飲食店にはロクな補償もないし、あくまで「要請」なのだから、腹をくくって拒否すればいいと思う。
小池のババアのパフォーマンスで狙い撃ちされなければいいんだけどね…。
ウチの近くに系列店が無いのが残念。
本日の修理品/バトラーバーナーセイルズ 2デイバックパック
ショルダーストラップは、内側からシームに挟んで縫い込まれており、縫い代端はパイピングされています。
作業のためパイピングを取り外し、作業完了後に閉じ直します。
今回は縫製糸の解れでしたが、本体のコーデュラは軽量かつ頑丈で、長年の使用に十分耐えられるハイテク素材です。
本日の修理品/バトラーバーナーセイルズ 2デイバックパック
容量の多いコーデュラのバックパック。
通学用として重い書籍を入れて2年ほど使用。
ショルダーストラップ取り付け部分のコバ縫いがほつれた状態。
ストラップは内側から地縫いされているので、これですぐに抜けてしまうようなことはありませんが、押さえのコバステッチは補強の意味でも必要なので再縫製します。
メーカーの工場には送らず、店内にて対応。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
ちょっと間が空きましたが、ボロさを活かしたジーンズリメイク完了。
当て布には、レプリカメーカー各社の裁ち残りをランダムに使用しています。
すでに裏張りしている個所は、表からのパッチワークで3重にもなり、パンツ自体もかなり重くなっております。
A-2カスタム完成
エイジング加工したレザーパッチを縫い付け、A-2カスタム完成。
A-2カスタム制作中
ショルダーパッチのエイジング完了。
スコードロンパッチ(制作時にエイジング加工)とのバランスを見て、塗装面、馬革のリムともに手を加えております。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。

画像3/加工済みの384FSのレザーパッチ。
ジーンズ裾上げ
碧南市のお客様からの持ち込み。
シングルステッチで裾上げされたデニムを、長さを変えずにチェーンステッチで裾上げします。
裾線のステッチを抜き、プレスで伸ばしてから、再縫製という手順になります。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
A-2カスタム制作中
関東のお客様のオーダーで、バズリクソンズのラフウェアモデルに、手描きのスコードロンパッチとショルダーパッチを取り付けて納品します。
凹凸感の強いA-2(BR80451)にエイジング加工した384FSのレザーパッチ、第8空章のショルダーパッチの組み合わせです。
ショルダーパッチには取り付け前にエイジング加工を加えて、全体のバランスを整えておきます。
フェローズ30周年記念モデル
今年で設立30周年を迎えるフェローズが、盛夏モノの追加企画として、30周年記念ロゴを刺繍したアイテムを生産いたします。
長袖Tシャツ(ホワイト・ネイビー)、Tシャツ(ホワイト・ネイビー)、リンガーTシャツ、キャップ(ネイビー・オリーブ)の4アイテムの展開。
完全受注生産となり、3月15日までにご注文いただいた製品のみデリバリーさせていただきます。
詳しくは店頭にてお尋ねください。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
ずいぶん前に、シュガーケーンが短期間販売していた紙ラベルのジップアップタイプ。
縮絨のかかった厚手の生地で、濃紺状態での販売でしたが、年月を経てスカスカに色落ちしています。
何度も裏打ちで補修していますが、今回は、余り布で表側から大雑把にパッチワーク仕上げ。
1月にメンテナンスして以来、たまに出番のある横振り(千鳥)ミシンを使って作業を行う予定。
ホームランド
この評価の高いテレビドラマを、なんとなく見過ごしていた。
もう放映開始から10年も経っていて、最終の第8シーズンも完結した模様。
レンタルビデオ屋で目にしたので、とりあえず第1シーズンを見終わったところなんだが、出来の良さに驚いた。
同じような系譜の作品でも、「24」なんかより、断然こちらのほうが良い(好みに合う)。
クレア・デインズは、アイドル女優みたいなイメージだったが、精神疾患を抱えながら活躍するCIA職員を見事に演じている。Wikiによれば、高名な演技指導者リー・ストラスバーグの設立したスタジオ出身とのこと(ストラスバーグはとっくに亡くなっているが、「ゴッドファーザー」の2作目に特別出演して、ハイマン・ロスを演じた)。
脇を固める俳優陣も素晴らしい。脚本もよく練られていて、スリリングな展開で飽きさせない。
巣ごもり時期(武漢肺炎ではなく、花粉のため)の時間つぶしにはもってこいの作品。
ベルトサイズ延長
元のバックルの取り付け部分からスナップボタンを取り外し、革漉きで薄く漉き込んでおきます。
そこに別革で制作した延長部分をサンドイッチして縫い付け。今回はミシンステッチではなく、目打ちしてシニューでしっかりと手縫いしました。
これで約5センチ(穴二つ分)用尺が長くなります。
バックルを留めた状態では、剣先が被さるので、延長した部分は見えません。

画像1/先端を漉いたベルトと、延長用に裁断して穴をあけた別革。

画像2/バックルを固定した後、太いシニューで接合部を手縫い。

画像3/バックルに剣先を通した状態。