店長日記

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本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
定番SC41947。
両裾のロールアップの折山位置が擦り切れてパンクしているのと、チェーンステッチの糸切れ多数。
裾はカットをせずに穴をタタキで塞ぎ、折山位置を変えてロールアップでお履きになるようです。
チェーンの糸切れは、着用上不都合なところをオーバーステッチで補修。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
N-1カスタム進行中
描き上がったレザーパッチをファインダーズキーパーズの馬革N-1に縫い付け。
今回制作したレザーパッチは、縫い付けの際に元々付いていたパッチのミシン痕が見えないように、わずかに大きくしております。
週明けからは、背中にU.S.NAVYのロゴをペイント予定。
N-1カスタム進行中
レザーパッチのペイント完成。
元のプリントパッチのデザインに羽根を描き加え、全体にグラデーションも付けております。
この後、レザージャケットへの縫い付け作業に入ります。
パッチ縫い付け/CWU-106P
ハイテク素材のノーメックスとケブラーで作られたCWU-106P。
軽量で、素材そのものに撥水性がある全天候型のフライトジャケット。
両胸と、右腕に刺繍パッチを縫い付け。
N-1カスタム進行中
取り外したプリントのスコードロンパッチを横並べにし、模写していきます。
お客様のご希望で、元のパッチには無い羽根を描き加えております。
本日の修理品/ヌーディージーンズ
北欧系のデザイナーズジーンズ。
ポリウレタン混のストレッチタイプが多い中、こちらはコットン100%でリメイク加工されたもの。膝下には裏から当て布してタタキが加えられていますが、そのすぐ上は穴が開いたままになっています。着用時に足先が引っ掛かって困るので、塞いで欲しいとのご要望。
脇が割り縫いになっているので、そこを解いて当て布し、リメイクの雰囲気を壊さない程度にざっくりタタキを入れて始末しました。
MA-1カスタム完成
MA-1のペインティングの続き。
地塗りの上をオレンジ系で着彩し、作業完了。
本日のニュースより
東京・神奈川など1都12県に「まん延防止」適用、政府が方針固める

政府は、新型コロナウイルスの感染が拡大している東京と神奈川、愛知など13都県に、緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の適用を決定する方針を固めた。18日夕の関係閣僚会議で適用方針を確認し、19日の対策本部で正式決定する予定だ。
重点措置が適用されるのは東京都と群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、愛知、岐阜、三重、香川、長崎、熊本、宮崎の各県。既に適用されている広島、山口、沖縄の3県を加えると16都県となる。
21日から適用を始め、3週間程度とする方向だ。
(以上引用)

感染が拡がっていようがいまいが、実態としてほとんど重篤な被害が出てないのに、また経済を止めるのか?
武漢肺炎(コロナともいう)を利権にしている連中と、助成金のおこぼれに与ろうとする業者以外、誰も納得しないのではないか。
N-1カスタム進行中
MA-1のペイントと並行して、こちらのカスタムも進めていきます。
レザーのN-1ジャケットからプリントのスコードロンパッチを取り外し、同じデザインでレザーパッチを制作、取り付けを行います。
さらに背中にはU.S.NAVYのロゴをペイント予定。

画像1/ファインダーズキーパーズのN-1。馬革製。

画像2/取り外したパッチを基にわずかに大きめに革を裁断。完成したら、元の針痕が出ないように縫い付けを行います。

画像3/黄色の背景に合わせて下塗り。
MA-1カスタム制作中
下塗りが乾いたら色を入れていきます。
今回はご要望によりオレンジ系で仕上げますが、黄色~オレンジは、濃色のボディに直塗りしても色が出ません。
ボディの色が映らないように、一旦白でペイントする必要があります。
スナップボタン追加
しっかりした6号キャンバスを製品染めしたバトラー・バーナー・セイルズの2125ショルダーバッグ。
ワンショルダーでも、クロス掛けでも使いやすいミドルサイズのバッグです。
このタイプには元々開き口の留めがありませんが、ご要望によりスナップボタンの取り付けを承っております。
ご購入の際にお申し出いただければ、無料で対応いたします。

画像2、3/上端中央にスナップを取り付け。生地のスリップ止めに、レザーのワッシャーを咬ませています。
MA-1カスタム制作開始
ナイロン素材にペイントを施すのは久々です。
絵柄はボンバーバロンを捩ったデザインのご要望。
最終的にはオレンジ系で着彩しますが、まずは下地のペイント。
ジーンズ裾上げ
蒲郡市のお客様からの持ち込み。
シングルステッチで裾上げされたデニムを、長さを変えずにチェーンステッチで裾上げし直します。
裾線のステッチを抜き、プレスで伸ばしてから、再縫製という手順になります。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650+¥550(縫代出しの為アップチャージ)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ディアスキングローブリメイク
過去に同様の加工を施しているのを、この欄でご覧になったお客様からオファー。
ジャケットの袖口に干渉しないため、スカラップ部分を切り詰めるリメイク。
今回は2センチほどカットし、手首のゴムはそのまま残しております。
ベルトサイズ詰め
画像1/バックルが収まる長穴とカシメ穴。元は三点留めでしたが、裁断の都合で二点留めとします。

画像2/カシメ打ち。

画像3、4/作業完了。
ベルトサイズ詰め
かなり使い込まれたバスケットパターンのスタッズベルト。
顔料の剥がれ具合が良い感じです。
バックル側を加工して6センチほど長さを詰めます。

画像2/裁断前にスナップボタンを取り外し。

画像3/バックルとカシメが収まる位置に穴開け。

画像4/折れ山と、後ろに回り込む部分を半分ほどの厚みに漉く。
パッチ縫い付け/ファイアーマンコート
ご指定の位置に刺繍パッチを縫い付け。
すべて裏地まで貫通縫い付けです。
この手の実用衣料は縫製が大雑把で、表地と裏地が縫いずれている箇所が多く、仕上がりで吊れや棚皺が出ないように注意して作業しております。
ベルトサイズ詰め
画像1/バックルが収まる長穴と、その左右にサルカン(剣先通し)を留め付けるカシメ穴。

画像2/カシメ打ち。

画像3/作業完了。
ベルトサイズ詰め
今回のベルトはアメリカブランドのウエスタンベルト。
12センチほど短くしますが、バックル側でカットし、バックルとサルカンが収まるように加工します。

画像2/サルカンを留めている一番奥の穴は再利用するため、スナップボタンを取り外しておきます。

画像3/アールを付けてカットし、バックルとサルカンが収まる位置に穴開け。

画像4/折れ山と、後ろに回り込む部分を半分ほどの厚みに漉く。