店長日記

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エクステリアもDIYで
想定外の大作業になってしまった正面階段の改修。

画像1/長尺の杉板と水平器を利用して高さ調整。

画像2/枕木の積み直し。黄色いペンキ跡が付いたのが、今回差し替えたもの。状態が良いだけに重い。

画像3/組み直した状態。

画像4/ネット購入した黒皮の「鎹」で連結。この後、さらにステーを追加して、作業完了。
エクステリアもDIYで
先月末に調達した枕木を、傷んだものと交換する作業に着手したが、土台として縦方向に組んであった2×4材も腐っていて、予想外な大工事になってしまった。
高さ調整のブロックにも不具合があったので、セメントを買ってきて固定し直すことに…。

画像1、2/階段として積んでいた枕木をすべて取り外し。

画像3/腐食した2×4材。

画像4/土台のブロックをセメントで固定。腐食した2×4材材料は、キシラデコールを塗った新品と交換。
メディスンバッグカスタム
中央のコンチョをジャーマンシルバーのものからファニーのフィリグリーコンチョに交換。
フラップの左右にはポリッシュしたフジツボ型のコンチョを追加。
両サイドのベロアのヒモにはプラスチックのビーズが付いていましたが、これを取り外し。
その穴に茶色の鹿ヒモを通してシルバー、ボーン、ガラスのビーズで意匠しました。
スピーディップ
長年お使いいただいているケイシイズのメディスンバッグ。
中央のコンチョを交換し、さらにシルバーコンチョとビーズ類を追加してアップグレードします。
作業の前に、取り付けるフジツボコンチョの表面の汚れをスピーディップで漂泊しておきます。
シルバー製品の黒ずみを簡単に除去してくれるスピーディップは、特に複雑な形状の物をポリッシュするのに有効です。シルバークロス(研磨剤)では磨ききれない凹部の汚れが除去され、真っ白な地金の状態が現れます。
あとはしっかり水洗いをするだけで地金を傷めることなく、元の輝きを取り戻すことができるのです。

画像2/ビフォー。

画像4/アフター。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
50年代のジッパーフライを模したSC42955。
1947モデルに近いストレートシルエット。生地は別物ですが、こちらもメリハリの利いた色落ちが楽しめます。
仕事でハードにお使いになっているので、後ろ見頃に糸切れ数箇所。
縫い目が開いてしまう前の段階でお持ちになりました。

画像2/環縫いの糸切れは放置しておくと広がってしまいます。

画像3、4/綿糸を使ってタタキで補修。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
スコードロンパッチ鋭意製作中
リクエストいただいている第1航空軍のショルダーパッチを手描き製作。
第1~第20まである航空軍の一つで、アメリカ本土の防空部隊ということです。
ポピュラーなエアフォースマークの上に「1」が入るデザイン。
エクステリアもDIYで
長い年月、メキシコ万年草と蔦だけが占拠していた地植えスペースに、昨年5月ごろから色々と植え始めた。
シーズンごとに植え替えなきゃならないものは性に合わないので、多年草と宿根草ばかりを選択。といっても、夏越しが難しくて実際は一年草になってしまうものもある。今の時期、花を付けているのは宿根ネメシアとウインターコスモスくらい。サルビアとメキシコ万年草は茎が立ち上がってきていて、開花も近い。昨秋に通販購入したエキナセアは芽吹き始めていて、夏に開花予定。まだ植えたばかりのクレマチスは、順調に弦を伸ばしている。
上手く配置を考えて、年中彩が絶えないガーデンに作り替えたいところ。
スコードロンパッチ完成
392ndのレザーパッチ完成。
先月、B-3の胸に直描きしたものと同じデザインですが、多少配色を変えております。
枕木調達
先日枕木階段の一本を部分的に補修したが、下段の一本が状態が悪く、丸ごと交換の必要を感じていた。
店舗で使っている枕木の半分以上は1996年に名鉄富貴駅で貰ってきたもので、その他は2012年に碧南市の業者から購入した。
今回は1本だけのことなので、以前庭師のお客様から紹介された地元の施工会社で、小売りもしているところに連絡し、自走で引き取りに行った。
10年前にまとめて購入した時と比較すれば倍以上の価格だが、たった一本のことだし、程度が抜群に良い。
鉄道会社から廃棄される枕木の状態は様々で、中には雨水にやられて内部が腐食し、スカスカのものもあるのだ。
かなり重量があって交換するにしてもそれなりの労力が必要なので、来週の休業日にじっくり取り組む予定。
スコードロンパッチ鋭意製作中
他の作業との兼ね合いで、しばらく中断していた392ndのレザーパッチ。
ブラウンの地塗りの上に、薄い色から重ね塗りしていきます。
エクステリアもDIYで
正面階段の枕木の角が一箇所ひび割れ、放置できない状態だったので補修を行った。
作業としては、欠けた部分を中心に幅50センチほど切り取って、キシラデコールを塗った2×4材を嵌め込む。太めのスクリューボルトで枕木にガッチリ留めれば当分は大丈夫だろうということで…。
2×4材が丁度収まるよう、枕木を抉り取るのはかなり大変な作業。線路で使われた本物の枕木はカチカチの栗の木で、鋸では全く歯が立たない。
ディスググラインダーで仕上げ線に沿って削っていき、鏨を入れて割っていく作業の繰り返し。

画像1/欠けた部分をディスクグラインダーで削り取る。

画像2/2×4材が綺麗におさまるよう微調整。

画像3/作業完了
ワークパンツリメイク
引き続きサーフパンツのウエスト出し。

画像1/切り開いた腰帯背中心にデニム生地を継ぎ足し。

画像2/内側はデニムの耳を伏せ縫い。

画像3/背中心にブランドネームを取り付け直し、全体をアイロンがけ。

画像4/作業完了。ウエストを6センチ延長。
ワークパンツリメイク
サーフパンツのウエスト出しの続き。

画像1/後ろ見頃の腰帯を、左右のダーツ部分まで取り外し。

画像2/ダーツをリッパーで解いて広げる。これで左右3センチずつ広げることが出来ます。

画像3/当然腰帯は長さが足りなくなるので、今回は背中心で切って別布で継ぎ足し。

画像4/接ぎの部分にはライトオンスのデニムを利用。
ワークパンツリメイク
旧知のお客様のご依頼で、サーフパンツのウエスト出しを行います。
製品は「鎌倉日曜製作所」さんのハンドメイド品。ジャストサイズだったのが、タバコをやめたことで太ってしまい、前合わせが閉じられない状態。
後ろ見頃の左右二箇所がダーツで絞られているので、このダーツを開いて腰帯を延長すれば、6センチほど広げることが可能です。
腰帯は背中心で断ち割って、別布を挟み込むことになります。
元のダーツを解いた痕は消えないので、その点をご了解いただいた上で、お預かりしました。

画像3、4/後ろ見頃左右に1,5センチほどのダーツがあります。これを開けば1,5センチ×2×左右2箇所で、6センチ広げられます。
ジーンズ裾上げ
持ち込みでオリゾンティ時代のドゥニームの製品。
オリゾンティは、神戸の大手アパレルメーカー「ワールド」の関連会社。ドゥニームはその後、別の会社の傘下となり、紆余曲折を経て、今はウエアハウスが運営するブランドとなっています。
当店では20年ほど前まで取り扱いをしていました。

ジーンズの裾上げにつきましては、持ち込み品にも対応しております。
綿100%のカタン糸で、糸番手は20/30番手を使用します。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ジーンズ裾上げ
セレクトショップさんの国産レプリカ製品をチェーンステッチでの裾上げ。

ジーンズの裾上げにつきましては、持ち込み品にも対応しております。
綿100%のカタン糸で、糸番手は20/30番手を使用します。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
刺繍パッチ下絵制作
毎回横振り刺繍のパッチ製作をお願いしている職人さんに郵便で送る下絵製作。
今回は、今までお願いしたことのない絵柄を選定。完全なアナログ世代の職人さんは、メールもやらないので、いつも電話とFAXでのやり取り、新柄については仕様書を作って郵便で送ることにしています。
あまり工数が多くならないように色数を縛り、デザインも出来るだけ簡略化。
現代の全自動ミシンではどんな微細なデザインもそのまま刺繍可能ですが、全く異なるハンドメイドの「味」に重きを置いて制作しております。
ネームプレート制作・縫い付け/A-2
こちらも関東のお客様の依頼品で、バズリクソンズが2015年に製作したA-2。
腕周りには深く着用皺が入って良い感じです。真鍮のホイッスルはオプション品。
ヌメ革ネームプレートは、作って取り付けた状態では白っぽいですが、次第に褐色に変化していきます。
ネームプレート制作・縫い付け/B-15
一昨日制作した革ネームをジャケットに取り付けていきます。
ベースはトイズマッコイ製B-15テストサンプルで、ライトブルーのコットングログラン生地。
相当前のものですが、とても良い状態を保っています。
関東のお客様よりご依頼いただきました。
パッチ縫い付け/A-2
こちらは愛媛のお客様からのオーダーで、バズリクソンズのA-2。
1994年の製品で、やや肉厚のホースハイド。元々左腕に付いていたプリントデカールを溶剤で取り去った痕が残っています。
今回リム付きのパッチを取り付けることで、溶剤の痕を綺麗に隠すことが出来ました。

*明日22日(水曜日)は、振り替え休日となりますので、お間違いのないよう宜しくお願い申し上げます。