店長日記

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G-1カスタム完成
完成したレザーパッチを縫い付け。
欠損していたファスナーの引手の制作もご依頼いただいており、ベジタン革を裁断して取り付けました。
ジーンズ裾上げ
持ち込みでアンクロード・サイクルトッグスというメーカーの防寒デニム。
表地は樹脂加工で遮風され、内側はシンサレートキルティング。
オリジナル通りに広幅シングルステッチで裾上げしますが、詰め分が少ないため、縫い代出しのために元の裾上げ線の解体も必要です。
裾のゴロつきを防ぐため、シンサレートのキルトだけは一折り分短くカットして裾上げしました。

画像1/ビフォー。

画像2/中綿は住友3Mの保温素材シンサレートのキルティング。

画像3/縫い代出しのために裾線解体。

画像4/裾上げ完了。
ネームプレート制作
通販でネームのみご注文いただいた分を製作。
今回は字数が多いため、出来るだけ字間を詰めて打刻しております。
乾燥後、普通郵便(84円)で発送します。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
スコードロンパッチ鋭意製作中
絵柄を模写したら、背景色を先に塗っていきます。
今回の絵柄では、ブルドッグの顔の部分は着色せずにヌメ革の地をそのまま残す仕上げとします。
黒の縁取りは、先日購入した「名村大成堂」の細筆で…。
スコードロンパッチ鋭意製作中
お客様のオーダーで、海軍モノのレザーパッチを制作し、G-1へ縫い付けを行います。
絵柄はシンプルなブルドッグで、資料を添えてご指定いただきました。
エアフォースパッチ完成
描き上がったエアフォースマークにトリミングを取り付けて完成。
背景のブルーは、所謂ネイビーブルーと、やや青みの強いブルーと二種制作しました。
ウォッチブレスレットの電池交換
ハンドバスケットの帯に黒文字盤のウォッチブレスレット。
スマホの普及とともに、磁気帯びで止まってしまうことが多くなりましたが、今回は電池交換することで正常に動き出しました。
帯電による故障の場合、新しい電池をセットしても正常に作動しません。その場合、専門職で「磁気抜き」することは可能ですが、文字盤(2200円)を新品交換するより高くついてしまうので、現実的には交換での対応になります。

当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはシチズン製クオーツで、販売時に、内蔵されているボタン電池で針を動かし、動作確認の上でお渡ししております。
電池の寿命は最長2年で、電池切れの場合には店頭に常時交換用の電池をストックしておりますので、格安にて即時対応いたします。

*工賃込みの価格550円(税込み)

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
サドルソープで丸洗い
2000年頃にファニーで制作したスエード製のチャイルドモカシン。
これらは現在もオーダーメイド可能です。
長年の汚れを、スカウトのサドルソープ(1540円)で除去します。
サドルソープの但し書きには「スエード素材には不適」となっていますが、多少の色落ちと色移りに注意すればどうということはありません。
何より汚れと雑菌が奇麗に洗い流され、リフレッシュされます。
乾燥には注意が必要で、日陰の風が通る場所に置き、今の気候だと完全に水分が抜けるまでに2日ほど要します。

画像1/ビフォー。

画像2/盥に水を張ってドブ付けし、スカウトのサドルソープでブラッシング。

画像3/アフター。
極細丸筆購入(二本目)
7月に、名古屋にある老舗筆メーカー「名村大成堂」の細筆を購入した。
まともな筆を購入したのは数十年ぶりで、それまで専ら百均で買った筆を使い捨てにしてきた。
安物はメンテナンスを考えずに気楽に扱えるが、少し使うと毛先が抜けたり、まとまらなくなってしまう。
やはり細部の描き込みには、良い筆の安定したしなやかさが必要だと思い、同メーカーの違うタイプを買い足した。
今回は握りの部分が三角形になったタイプで、こんな形状のものは私は初めて見たのだが、ネイリストやプロモデラーが使っているらしい。筆先はイタチの毛。
ネイルペイントに使えるのなら、粘度の高い革用弾性塗料にも使えるはず。
今、取り掛かっている作業の仕上げで、早速試してみる。
エアフォースパッチ鋭意製作中
現在店頭在庫を切らしているペイントパッチを制作中。
革の切り出しからペイント、トリミングの取り付けまで手作業で行っております。
数をまとめて同時制作することで時間単価を抑え、10000円以下の価格設定としています。
本日の修理品/エターナル811
ジグザグミシンでタタキを入れたら、作業のために開いた脇を元通りに閉じ、作業完了。
エターナルのフラッグシップモデルである811は生産に時間がかかり、次回の上りは来年の8月です。
当店では、現状ウエスト32~36の範囲で在庫しております(ワンウォッシュのみ)。
本日の修理品/エターナル811
エターナル811のリペア作業。

画像1/生地が欠損した膝部分にはデニムで裏張りしますが、あえて濃い色を使います。

画像2/地縫いで当て布を固定。

画像3/ジグザグミシンでざっくり周囲を縫い付け。糸はやや太めの30番カタンを使用。

画像4/ヒゲの周囲も当て布した上でジグザグミシンで仕上げ。
本日の修理品/エターナル811
このところ専らフライトジャケットのカスタムをご紹介しておりますが、デニムの修理もルーティンとしてやっております。
今回は膝の大穴と、ヒゲ山の擦り切れをリペア。
タタキを入れる際に、あえて色味の違う綿糸を使って、リメイク風の仕上げを行います。
A-2カスタム完成
制作したネームとショルダーパッチを縫い付けて作業完了。
今回のベースはバズリクソンズの赤リブ。
A-2カスタム制作中
制作したネームはコバにネン押しし、手描きのショルダーパッチと共にA-2に縫い付けをおこないます。
ネームプレート制作中
次回、バズリクソンズのA-2に取り付けるネームを制作中。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3300円(税込み)
N-1カスタム進行中
引き続きキャンバスベースのパッチを制作中。
本日は晴天なれど、11月らしい厳しい寒さ。
夏の花エキナセアは、この時期ほとんど花が落ちているが、なぜかオレンジパッションという苗だけ元気なまま。
N-1カスタム進行中
スコードロンパッチのベースとなるのは、刺繍ものではフェルトやツイル地、ペイントものではレザーが多いですが、キャンバス地にペイントというのも存在します。
今回はお客様のご要望で粗目のキャンバス地を使用。

画像1/素地のキャンバスに、ペインティングナイフで下地材(ジェッソ)を塗る。この工程は、油絵のキャンバス(カンバス)作りと同様。

画像2/乾燥後に裁断。

画像3/生地の畝でざっくりしたタッチになります。