店長日記

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本日の修理品
修理品として入庫するデニムは、長くはき込んで生地が傷んだケースばかりではありません。
今回は右後ろのポケット上部を何かに引っかけてカギ裂きになっている状態です。生地が欠損しているので、出来るだけ規格の近いデニムで裏張りをして、地の目と同方向にタタいていきます。
元通りというわけにはいきませんが、しっかりおさえ込んでおけばこれ以上穴が大きくなることはありません。
愛知は夏日
昨日、東洋エンタープライズの野崎さんが酷暑の中ご来店。
今週愛知は関東に比べずいぶん気温が高くなったようだ。バズリクソンズのニューモデルの紹介やら東西の市況について情報交換。
当店の店長代理きよじとツーショット。
ベルトサイズ詰め
今回はファニーのギャリソンベルトですが、前回同様カット分が5センチ程(穴二つ分)なので、元々空いているネジ穴の奥側をそのまま利用し、折り返し部分を作り直しています。
お客様のチョップド・スポーツスター
97年式1200CC。
オリジナルはエンジンのみのショーエントリーバイク。
プリズミックタンクに合わせてオイルタンクやレンズ類もすべて鋭角的なデザインに…。
本日のニュースより
生活保護費を不正受給、韓国クラブ経営の女逮捕

生活保護費を不正に受給したとして、警視庁は19日、韓国籍の東京都新宿区戸山、韓国クラブ経営許愛栄容疑者(54)を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。同庁幹部によると、許容疑者は昨年8月〜先月、同区役所に「病気で働くことができず、収入がない」とうその説明をし、生活保護費計約138万円をだまし取った疑い。許容疑者は「お金をたくさんためたかった」と供述している。許容疑者は2008年9月から同区歌舞伎町で韓国クラブを経営し、総額約1億2700万円を売り上げていた。同庁ではこの間の生活保護費約840万円の大半が不正受給だったとみている。
(以上引用)

生活保護費の不正受給にからんでの摘発だが、ようするに韓国人による管理売春の一端があきらかになったわけで、まさに「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」状況なのでは?
当の韓国がこの状態を放置し、国策のように外貨を稼いでいる側面がある。一方で過去において(自らの意思に反して慰安婦となった被害者)に謝罪と賠償をせよとわめいている。日韓基本条約ですべての補償は解決済みであるにもかかわらずである。
後ろから撃たれるように日本維新の会を除籍された西村議員は「韓国は、慰安婦を輸出しているのかと思うほどだ。東京、大阪の繁華街を夜歩いたら分かる。豊かになった韓国においても慰安婦を輸出してくる。貧しかったころはどれだけ輸出していたのか」と発言したが、事実を指摘しただけ。
それを日本のマスコミや低能議員が「女性蔑視」「民族差別」にすり替えてたたいているのは、海外においても事実を歪曲して反日宣伝を行っている韓国に加担するも同然で、残念なことである。
ベルトサイズ詰め
今回はケイシイズの極厚ベルトのサイズ詰めをおこないます。
カットする寸法は5センチ程なので、元々空いているネジ穴の奥側をそのまま残して利用します。

画像1/今回はバックルを留めている内側の穴を利用。

画像2/7ミリ程も厚みのある革を1/3に革漉きで漉く。先に裁断してしまうと変形する可能性があるため裁断、穴開けは後回し。

画像3/先端をカットし、バックルを収めるために穴を開け直し。

画像4/漉き取って地色が出た裏側を着色。

画像5/作業完了。
モノにより裾上げ不可の件
当店では、時間的な都合がつくかぎり、他社さんのジーンズの裾上げにも対応しておりますが、極端に生地が厚いものはチェーンミシンでの裾上げはお断りしています。
昨日も某社のものが持ち込まれましたが、帆布並みの厚みであったためやむなくお断りしました。
チェーンミシンは当店が販売する14オンス前後の製品に合わせて調整しているため、18オンス以上といった厚いものとなると、機械的にトラブルが起きる可能性があるのです。特に問題なのがインシームの部分で、縫い代が片倒しされて三枚重ねになり、それを三つ折りするので九枚重ねとなりますが、生地の厚みが増すとこの部分がすんなりラッパ(機械に巻き込むときのガイド)におさまらないことが多く、針が進まなかったり、その前後で目飛びを起こしたりするのです。上手くいくこともありますが、正直、やってみないとわからないところもあり、一か八かでお預かりした製品に鋏を入れるわけにもいきません。
あしからずご容赦ください。
*ちなみに地縫いミシン(シングルステッチ)であれば、どのような厚物であっても対応可能です。
本日のニュースより
維新・西村氏が離党届 「韓国人売春婦うようよ」発言で

日本維新の会の西村真悟衆院議員は17日午後、党代議士会での「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」との発言が不穏当だったとして、離党届と会派離脱届を松野頼久国会議員団幹事長に提出した。議員団は、会派離脱届を受理せず、会派を除籍処分とする方針だ。離党届に関しては松井一郎幹事長(大阪府知事)が対応を判断する。
(以上引用)

このタイミングで、火に油をそそぐような事を平然と言ってのける政治家だから、西村議員の舌禍事件は後を断たない。
しかし、その歯に衣着せぬ発言内容は(過去の事柄も含めて)すべて正論である。
しばらくマスコミの集中砲火を浴びるだろうが、この憂国の政治家を支持する人間はけして少なくはない。
今後も国会議員としての活躍を心から期待したい。
サドルソープで丸洗い
以前にも一度ご紹介したブーツの丸洗い。
一定期間履いたブーツはレザー用のソープで丸洗いすることにしています。革製品を丸洗いするのには抵抗がある人が多いでしょうが、洗濯後の処理をきちんとすれば全く問題はありません。
何人かのお客様は実際にこの方法でメンテナンスをされています。
私の場合は何足かまとめて洗うことにしているので、水をくんだ大きなポリバケツに放り込んでしばらく置いた後、ブラシに付けたソープでゴシゴシやっています。その後すすぎ洗いして風通しの良い所で日陰干しすれば内部まですっきり綺麗な状態になります。仕上げにその革に合ったメンテナンスオイルを塗って完了です。
サドルソープの説明書きには一応(スエードには適さない)となっていますが、これはおそらく色落ちの問題があるからで、かまわずスエード革も一緒に洗っています。むしろ汚れが付きやすいスエードは、洗濯後は驚くほど綺麗になります。ついでに言えば、牛革だけではなく、所持しているエキゾチックレザーのウエスタンブーツもすべて丸洗いするのが習慣になっています。パイソン、リザード、アナコンダ、イール、オーストリッチ、エレファントなどで、長年同じメンテナンスを繰り返しています。
レザーを丸洗いする専門業者もでてきていますが、DIYでも充分可能です。
トライしてみようという方、スカウト社のサドルソープ、700円にて販売中。
ストリップダウン…SCHWINN(シュイン)
ビーチクルーザーをタウンユースとしてチョッパーやボバーの手法でカスタムするショップが都心部にはポツポツ出来始め、ひとつのカルチャーになっている。
なんといってもモーターサイクルよりも手軽に楽しめ、デザインの自由度も高い。購入以来ノーマルのまま乗っていたシュイン・へビーデューティだが、それらのサイトを覗いているうち、思い立って前後のフェンダーを取っ払っうことにした。せっかく存在感のあるムッチリしたタイヤを、安っぽいメッキフェンダーで覆ったままにしておくのも何だなと思ったのだ。
このくらい10分もあれば片付くだろうと思ってかかったのだが、意外に手間取り、結果的に一時間以上もかかってしまった。それというのもリアフェンダーの前側を車体に固定しているネジが、フェンダーの内側(タイヤ側)からプラスネジで留められていたからである。つまりリアホイールを外さないと、作業出来ないのだ。しかもネジがガッチリ固着していたため、CRCを吹きかけてハンマーでつつきながら、溝をナメないように取り出すのに相当の手間を要したのだ。なんでこんな整備性の悪い組み付け方をしているのかよくわからない。しかもどうでも良い所に六角レンチで外すネジを多用しているのに、ドライバーが入りにくい所がナメ易いプラスネジなのだから…。
ともあれなんとか前後フェンダーを外して凸凹したタイヤパターンが剥き出しになったシュイン。
一層シンプルかつ脱力しきった心なごむスタイルになった。
L.A.ギャングストーリー
近くの劇場で昨日鑑賞。
舞台は1940年代末のアメリカ西海岸。実在のユダヤ人ギャング、ミッキー・コーエンと、彼の組織を叩き潰すために集められたアンタッチャブルな警察官達の戦い。
ミッキー・コーエンは映画「バグジー」にも登場し、その時はやはりユダヤ系のハーベイ・カイテルが演じていた。今回のショーン・ペンはメイクも含めてちょっとやりすぎだった感がある。かたや警察側のジョシュ・ブローリンは名作「トゥルー・グリット」での悪役とうって変わって実直な軍人上がりの巡査部長を好演している。助演の俳優たちがなかなか魅力的で、ニック・ノルティやジョバンニ・リビシ、ジョン・ポリトといった実力派揃い。「ターミネーター」のロバート・パトリックは別人かと思うくらい老けていたが、ガンマンの生き残りみたいな巡査役で、最後までピースメーカー一丁で戦って良い味を出していた。
ストーリーは単純で、クラシックな勧善懲悪モノに分類される。
ちょっと粗雑でリアリティに欠ける面があるが、個人的には十分楽しめる映画であった。
本日の修理品
日記欄で修理のご紹介をすると同じ状態のものが持ち込まれることがよくあります。
「ボタンホールの修理が出来るとは思わなかった!」
ということで、ボタンがすぐに外れてしまうために穿かなくなっていたドゥニームの製品をお持ちになりました。
他に傷みも見当たらないので、これでまた現役復帰です。
スタッズベルト鋭意製作中
欠品したままフォロー出来ずにいた自店のスタッズベルトを、営業開始前の時間に製作しています。
当店では狭いカウンターの中のスペースですべての作業を行うため、こういった作業は集中出来る時間に段取り良くこなさねばなりません。スタッズ打ちの作業には、ベルトをひろげて置いたり、いくつかの工具をセットするスペースが必要で、案外場所を取ります。
一連の流れの途中で別の作業が入ったりすると収拾がつかなくなるので、どうしても営業時間外にじっくり作業をすることになります。
パッチ縫い付け
少し前にバズリクソンズのB-15Cをベースに同様のパッチの縫い付けをおこないましたが、今回はL-2Aがベースです。
依頼者は前回と同じ奈良県の方。
右上腕にF-102の三角パッチ、左上腕には白抜きのエアフォースマークを覆うようにAIR DEFENSE COMMANDのパッチを縫い付けます。
本日のニュースより
落札の宗教法人、購入断念=朝鮮総連本部、再入札へ—東京地裁
  
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地建物の強制競売手続きで、45億1900万円で落札した宗教法人「最福寺」(鹿児島市)が、最終的に購入を断念したことが9日、分かった。同寺関係者が明らかにした。今後、東京地裁で再入札の手続きが進められる。
(以上引用)

昨日の報道ではゼネコンが融資に応じたようなことを言っていたが、また話がひっくり返ったのだろうか?
北朝鮮の出先機関がどうなるのか注視していたが、この入札の流れにどういう背景があるのかさっぱりわからない。
このお坊さんは元々右翼民族派とも関係が深く、民間外交でロシアまで行って北方領土交渉してくるような人のようだが、どういう意図があって動いていたのだろう?
しかし再入札となればもっと安値で落札出来るだろうし、そもそも純粋に資産としての価値があってペイ出来る金額なら、ゼネコンや商社が落として転売すればいいのだ。
どうであれ都心の真ん中に居座っている敵国人は所払いが望ましい。
A-2カスタム完成
関東のお客様からご依頼いただいた一連の作業はネームのペイントを入れて完了です。

画像1/下描きに沿ってグリーンでネームをペイントします。

画像2/面相筆で細くハイライトの線を入れて少し陰影をつけてみました。

画像3/ペイント完了。

画像4/ベースは旧マッコイズのA-2。両腕と左胸にパッチを縫い付け、右胸にはスコアボードをペイント。
六分咲き
ちょっと前に天候が不順だったせいか、昨年よりも開花が若干遅くなっているメキシコ万年草。

画像1/正面入り口付近は日当りが良いので開花も早い。

画像2/当店の東側には大地主のオジさんが趣味でやっている畑があるが、そこに黒猫の姿が…。

画像3/畑で用便を済ませ、砂をかける黒猫。畑のオジさんに見つかったら怒られるかも…(醗酵していない糞は堆肥にはならないらしい)。
本日の修理品
シュガーケーンのレインボーデニムは、縦糸を草木染めによって多色に染め分けた上で琉球藍で染色して織り上げたもの。洗いこんでインディゴが退色すると、独特の虹色の糸が顔をのぞかせます。
今回は千切れかかった前合わせのボタンホールを修復します。

画像1/修理前。ボタンのかかりが悪く、着用状態では比翼部分が引っ張られて外側に開いている状態。

画像2/四つのボタンホールすべて修理します。

画像3/比翼のボタンホールは芯糸も抜けています。

画像4/修理後。
A-2カスタム進行中
A-2のCBI・輸送部隊仕様は下描きを終え、ペイント作業を進めています。

画像1/銀ペンの下描きに沿って下塗り。ラクダのスコアボードは黄色と赤で仕上げますが、茶色のレザーの上に暖色系の色をそのまま乗せても下の色が映ってしまいます。そのため最初に白地を作る必要があります。

画像2/下地が充分乾いてから着色していきます。

画像3/オーナーの御要望で下段の中二つは赤色で。

画像4/スコアボード完成。
A-2カスタム進行中
先週から取りかかっているA-2のCBI・輸送部隊仕様はペイントの下描き作業に入っています。

画像1、2/右胸のラクダを模した輸送隊のスコアボード。銀ペンでアウトラインを描き込んだ状態。

画像3/左胸に縫い付けたフェリーコマンドの上に筆記体でネームをペイントします。