店長日記

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本日の修理品/ファニー メディスンバッグ
長年お使いいただいているディアスキンのメディスンバック。
ライダースウォレットのキーホルダー同様に、ストラップをベルトに廻してワンウェイスナップで固定するようになっていますが、その本体側(オス側)のスナップが破損した状態です。
このタイプは、元々本体側(オス側)のスナップがディアスキンの袋にカシメ付けられています。
しかし柔らかなディアスキンは伸びて不安定なので、この際本体の見返し(牛革)にも穴をあけ、スナップの軸を貫通させてカシメ打ちします。

画像1/モカシンと同様の素材で、ファニー大阪工場で製作。

画像2/本体側(オス側)のスナップ破損。ディアスキンの穴の周りは伸びきっている。

画像3/見返し側から貫通で留めるために、軸は長足のものを用意。

画像4/本体の見返し(牛革)に穴あけ。

画像5/ジグを挟んでカシメ打ち(正面側)。

画像6/作業完了(裏側)。
バックペイント鋭意製作中
ピンナップガールを描き終え、背景の描き込みに入っております。
爆弾の一番下の一列は、お客様による色指定。
ネームプレート製作中
県外のお客様から単品でご注文いただいていたネームの製作。
製作後普通郵便で発送します。
A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
本日の修理品/バズリクソンズ A-2(メーカー対応)
今の時期は比較的空いているようで、月初にファスナー全交換を依頼したA-2の修理完了。
ファスナーエンドの差し込み側のテープが切れ、スライダーも変形していて務歯が噛み合わない状態だったので、見頃をバラしてのテープごと交換となりました。
こうしたパーツ交換(ジッパー、リブ等)を伴う修理の場合は、パーツ管理の都合上、全てメーカーでの対応となります。

*バズリクソンズの製品であっても、他社様で購入された商品については一切お受けしておりません。
お買い上げになった販売店にてご相談ください。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。
ワークシャツリメイク/シュガーケーン ヒッコリーストライプ
縫製仕事が溜まってしまい、朝から懸命にこなしております。
この手のワークシャツは、同じ型紙で裁断していても、生地の問題で仕上がり寸法ににバラつきが出てしまいます。
試着段階でどうにも着丈が長いので、ワンサイズ分カットしたうえでお渡しします。
バックペイント鋭意製作中
ミシン作業の合間に顔の細部を描きこみ。
グレタ・ガルボみたいなほっそりした眉は30~40年代の主流でしょうか。
本日の修理品/ポーラキング ダックパンツ
左脇の工具を引っ掛けるループのすぐ下のシームがパンク。
巻き伏せ分の縫い代も無くなっているので、これはもう裏から当て布して穴が大きくならないようにタタくしかありません。
面倒なのは、全面チェックのフランネルで裏地が付いているので、当て布してタタキを入れる部分の裏地を一旦外す必要があります。

画像1、2/ビフォー。

画像3/糸切りで裏地脇のステッチを解いていく。

画像4/穴の位置に当て布して、表側からミシンでタタく。

画像5/タタキを終えた裏側の状態。この後フラノの裏地を閉じる。

画像6/作業完了。
晩春の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
ここ数年、色々な時期に訪れている三ヶ根山だが、昨日は徒歩で登るのには絶好の一日だった。
気温は高めだったが、山肌を吹きあがってくる風が気持ちよく、良いペースで山道を踏破して昼過ぎには山頂に到着。
お世話になっている廟の案内人Iさんの休憩所に立ち寄ってご挨拶し、昼食をいただく。日本中に人脈のあるIさんは、今回の震災で被災した知人をしきりに気遣っておられた。
食事を終え、一旦休憩所から徒歩で少し離れた殉国七士廟に向かおうとすると、入れ違いに休憩所の駐車場に見慣れないシルバーのセダンが入ってきた。その後、廟に到着した我々が参拝を終えて戻ろうとすると、先ほどのセダンが七士廟の駐車場に停まり、中からネクタイに黒スラックスの眼光鋭いオッサンが二人降り立ち、廟に参拝して、帰って行った。
「ありゃ、きっと警察だよね~」
「顔に警察って書いてあったよ!」
と、噂しあっていたが、再び休憩所に戻って訊いてみると、やっぱり公安の刑事さんだった。以前Iさん担当だった人が、年度替わりにあいさつ(&情報収集)に来た模様。
それでもきちんと参拝して帰るところはさすがである。
帰りは、登りとは異なる岩の多い斜面を下り、夕刻に半田に帰着。その後、山登りには参加できなかった人も合流し、プチ親睦会。
パッチ縫い付け/A−2
三重県から車でお越しのお客様。
二着ともバズリクソンズのA−2で、それぞれ左腕にエアフォースパッチを縫い付け。
シールブラウンのA−2には馬革のトリム付きパッチ。
ラセットのA−2にはベジタンのトリム付きを…。
明日は三ヶ根
明日は一か月半ぶりに、慰霊を兼ねた三ヶ根山登頂を行う予定。
登山口から徒歩で山に入り、山頂周辺に数多ある大日本帝国陸海軍顕彰碑や、殉国七士廟をお参りする。
明日は天気も持ち直すようだが、不安材料として、いつも先導してくれている登山慣れしたHさんが所用で来られない。
そこで、不肖私が先導役を務めさせていただきます(遭難したらごめんなさい)。
ジーンズ裾上げ
バックペイントの合間にデニムの修理。
ビンテージのリーバイス501で、俗に66と呼ばれるタイプ。
かなりヨレヨレで、各部修理の必要がありますが、まずは長すぎる裾をカット。
チェーンミシンで巻き上げた上で、表面にアタリを付けて仕上げます。

バックペイント鋭意製作中
引き続きピンナップガールの描き込み。
この段階では全体のバランスを見ながら、大まかに色に強弱を付けていきます。
カムストックヘリテージ×D・E・オスカー
先日大阪のファニー本社でピックアップしてきた現物商品。
アメリカ屈指のシルバーブランド、「カムストックヘリテージ」のスカルリングに、ファニーメキシコ工場の彫刻師がエングレーブを入れたコラボ商品。
厚みがあり、ずっしりと重い925シルバーのリングには、全面に(リングの縁まで)フローラルの彫刻が入れられております。オールシルバーと、スカル部分のみ18Kのタイプがあります。
この商品(というより作品)は、継続生産の予定はありませんので、現物在庫がなくなり次第終了です。
バックペイント鋭意製作中
オフホワイトの下地が乾いたところで、肌の色を乗せていきます。
このゴートスキン(山羊革)は、表面に細かなシボがあり、キャンバスに描いているような感覚があります。
今回もピンナップガールを仕上げてから、文字や爆弾を描いていきます。
いただきもの
昨日、ファニーから商品と共に送られてきた沢山のCD(とDVD)。
火曜日に本社にお邪魔した折、個人的に頂いたもの。その数50枚余り。新旧のカントリーシンガーのものが混ざっており、まったくなじみのない歌い手のものも多いので、ゆっくり聴かせてもらうことにする。
で、なぜか1枚、日本の歌姫のものが混じっていた。
バックペイント製作開始
今週からは、ぼちぼちとぺインターとしての仕事をこなしていきます。
ベースはオリーブのバズリクソンズ(アビエーション・アソシエーツ)のAN-J-3A。ワンシーズン着用し、そろそろ着用時期が終わるということで、お預かりしてカスタムを施します。
お客様指定の実物(画像1)写真を参考に、多少アレンジを加えて描いていきます。
大阪出張
昨日は休業日を利用しての大阪出張。
いつものように近鉄線荒本にあるファニー本社を訪ね、その後心斎橋で開催される東洋エンタープライズの冬物展示会をまわる。
ファニー本社では、インポートのストローハットをピックアップしたのと、ファニーメキシコ工場で彫刻を入れた素敵なスカルリングを幾つか見繕った。新作のビルフォード「GRAB」も見せてもらい、こちらは検討中。
このあと訪ねた東洋の展示会は、心斎橋駅に隣接したビルの貸しホールでおこなわれた。
展示会を終えた後、アメリカ村方面をぶらっとまわって帰ろうかと思って御堂筋を歩き出してすぐ、道沿いに警察車両が2台止められ、歩哨の警官数人にものものしく警備された建物に出くわした。その入り口には、なんとも禍々しい太極旗がはためいている。
そこは韓国領事館であった。
せっかくなので、反日国の出先機関を画像に収めておこうとデジカメを構えたら、歩哨の警官がすっ飛んできた。
「ダメです、ダメです、写真を撮らないでください!」
と言われ、職務質問まで受けたが適当に躱し、その場を離れる。警察官もご苦労なことである。
外国語が飛び交う繁華街を道頓堀川まで歩き、アメ村周辺を一回りした後、帰路に就いた。
明日は東洋エンタープライズの秋冬物展示会。
長年展示会場は船場の御堂会館というところだったが、耐震問題による建て替えとかで、今年から心斎橋にあるホールに替わった。一駅違うだけだが、繁華街の真ん中。もう長く行っていないが、アメ村にも近い。
今日は風が冷たいが、明日も気温が上がらない模様。
ベルクロ縫い付け/A−2
関東のお客様からの持ち込み依頼。
ベースはアメリカ製ゴートスキン(山羊革)の現代版A-2。
カット済みのベルクロを両胸、両腕に縫い付けます。
10センチ角のベルクロを両腕に縫い付ける際は、裏地に縫いズレが出ないよう注意深く作業を行います。
ワークシャツリメイク/シュガーケーン ウォバッシュストライプ
シュガーケーン定番のウォバッシュストライプのワークシャツ。
着丈を3センチ短くカット。
このビンテージ仕様のシャツは、脇裾に補強のための力布が挟み込まれています。
この脇部分には手を加えず、アールの部分でライン修正して三つ巻きし直しました。