店長日記

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混泳
暖かくなって動きが活発になってきたメダカたち。
現在ヒメダカと黒メダカは一つの鉢で共生中。本当は交配するのでイケないらしいが、デッキで飼っているだけなので、純血種にこだわる必要もない。
他にキラキラした「みゆき」という種類は別の鉢で飼育中。
ホテイアオイが枯れているので、買ってこなくては…。
ライブハウス・名古屋ケントス
昨日、久々に栄にあるライブハウス・ケントスへ。
たまには迫力ある生演奏を聴き、ライブハウスの熱気に触れたくなるのだ。
レパートリーの多いレギュラーバンドは気軽にリクエストにも応えてくれ、安定した演奏で楽しませてくれる。
50年代~60年代のポップスが中心なだけに、客席の年齢層はかなり高め。マナーも良いし、ノリも良くて、バンドマンと一体になって皆さん楽しんでおられた。
電車利用だったため時間に余裕がなく、最終ステージの前に引き上げて来なければならなかったのが残念。
二つの祖国(テレビ東京版)
後半となる二日目の放送。
原作とは多少異なっているところもあるが、戦勝国による東京裁判が、裁判の体をなしていない茶番であることをきちんと描き切れていると思う。
被告のキャスティングは微妙な感じで、全然似てない東條閣下と大川周明博士のほか、ラストエンペラーをなぜか織田信成が演じていた。広田弘毅役のリリー・フランキーはしっかり役作りしていたように思う。
全編に挿入されるBGMは時代背景とは関係なく、なぜか70年代の洋楽が入ったりするが、監督の趣味なんだろうか。
重要シーンでは防衛相の講堂や、旧帝国ホテル(たしか明治村内にある)をロケに使って臨場感を出しているが、一方でセットを使ったシーンは、セットそのものがショボすぎる。
いろいろアラはあるが、主演や助演の俳優陣は良かったし、TVドラマとしてはけして出来の悪い作品ではないと感じた。
リーバイスが再上場、CEO「ジーンズの冷凍ダメ、洗濯機もダメ」

ニューヨーク(CNN Business) ジーンズを冷凍してはいけない。洗濯機で洗うのもダメ。21日にニューヨーク証券取引所に上場した米リーバイスのチップ・バー最高経営責任者(CEO) が、愛好者にそんなアドバイスを披露した。
バー氏は2014年のイベントで、その時に履いていた「リーバイス501」は一度も洗ったことがないと告白。21日のCNNの番組の中 で、 そのジーンズは10年物になった今もまだ洗っていないと打ち明けた。
さらに、ジーンズは冷凍もしないようくぎを刺し、「あれは迷信だ」「効果はない」と言い切った。
(以上引用)

バカげている。
洗わなかったら、皮脂が付いて薄汚いだけ。
退色が嫌なら裏返して洗い、そのまま干せば良い(アメリカの場合はほとんど乾燥機だろうが…)。
冷凍って何のこと?
二つの祖国(テレビ東京版)
昨日前半が放送されたばかりだが、日系米国人家族の過酷な運命を描いた山崎豊子の名作を映像化。
あくまでファミリーヒストリーが中心なので、日米開戦に至る経緯や、ヨーロッパ戦線における日本人部隊の話などは部分的にしか触れられていないのが残念。
今日の後半は東京裁判が中心になるはずで、実際に東京裁判が開かれた防衛相の講堂でロケしたらしい。見た目は似ても似つかないビートたけしが東條閣下を演じ、これも似ていない笑福亭鶴瓶が大川博士を演じるらしいが、当時の映像も残っているシーンをどう演じるのだろうか。

ところで、日系米国人の大戦時の苦難については、以前日記欄(2010年05月17日)でご紹介した書籍が詳しいので再掲載。
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名著であるため、ご紹介

『棄民たちの戦場 米軍日系人部隊の悲劇』橋本明著 新潮社

真珠湾攻撃で日米が開戦し、アメリカ国内に居住していた日系アメリカ人は、その出自ゆえに(米国市民であるにもかかわらず)強制収容され、財産も没収されるという、過酷な運命に見舞われます。その鉄条網で囲われた収容所の中から、米国への忠誠心を証明すべく志願して結成されたのが第442部隊(日系人部隊)です。日系人に対する不当な差別、耐え難い偏見を克服するために手をあげた彼らはヨーロッパに送られ、最前線で戦うことになります。
「ゴー・フォー・ブローク」を合い言葉に、バンザイ突撃を繰り返し、文字通り決死の覚悟で戦った彼らは、米軍史上最多の死傷者と、そのひきかえに最多の勲章を獲得します。
生き残り、帰国の途についた黄色い肌のアメリカ軍人を迎えたトルーマンは「諸君は敵と戦っただけではなく、差別とも戦い、そして勝ったのだ」と述べています。
しかし、没収された財産ももどらず、名誉回復がなされるには数十年の後、レーガン政権の誕生まで待たねばなりませんでした。

本書には、厳しい差別にさらされながらも、アメリカ人の一員として国家に忠誠を誓い、悲劇的な戦いに臨んだ日系人の苦難の歴史が綴られています。

それにしても現代日本は、国内に住みついた敵性外国人に対してなんと寛容なことでしょうか。
八方ミシン調整中
2016年に購入し、袋物の底など立体の奥まった箇所の縫製に使っている八方ミシン。
八方ミシンとはその名の通り、縫製作業中に、針の進行方向を四方八方360度自在に転回させることが出来る特殊ミシン。下糸の収まるボビンケースが突き出していて、そこに立体ものの縫製箇所を被せるように置いて縫うことができる。
糸をやや平滑で番手の細いものに変えたところ、どうしても上下糸のテンションが合わず、昨日から苦戦中。
機械式のアナログミシンは、何箇所かある糸のテンション調整のつまみを動かして合わせていくが、勘に頼る作業でなかなか一発で決まらない。
ネームプレート製作
今回は通販対応で、完成後郵便でお送りします。
刻印したネームは一日自然乾燥させてから発送いたします。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
維新、存亡懸けたダブル選=反都構想で与野党は結集-大阪・統一地方選

「大阪都構想」を争点とするダブル選の一つ、大阪府知事選が21日告示され、都構想を推進する地域政党「大阪維新の会」の吉村洋文前大阪市長(43)と、反対の立場を取る自民党推薦の小西禎一元副知事(64)による一騎打ちが確定した。
維新がダブル選で敗北すれば、都構想が頓挫するだけでなく、党の基盤そのものが揺らぐことになる。党の存亡を懸け、維新幹部は背水の陣で選挙戦に臨んでいる。
(以上引用)

サラリーマン時代を府民として過ごしたし、今も取引先の関係でちょくちょく大阪には行くので、なんとなくウォッチしている。
大阪では自民が全くダメで、今回も反維新というだけで、立民や共産とまで組んでしまうのだから、ほとんど説得力がない。このままいくと維新に分がありそう。
維新は「二重行政の無駄」をさかんに言い立てるが、自民党から政権をかすめ取った時の民主党の「事業仕分け」みたいなことにならなければいいけどね…。
ギャリソンベルト、リボーン!
昨日サドルレザーのウエスタンベルトの染め直しをご紹介しましたが、今回は別のベルトでの裏面の糊の打ち直しです。
一枚革のベルトは、裏面の毛羽立ちを抑え、スムーズに脱着できるよう、水溶性の粉末糊(グリコール酸ナトリウム)を塗って磨き込みして仕上げられています。ベルトに限らず、バッグや財布などでも、まともな製品であれば裏面は糊打ちされています。
ただし永久に保つものではなく、使用に伴って剥がれ落ち、数年経つと毛羽立ってきますので、同じ工程で仕上げ直しいたしました。
ちなみにこの革帯は先染めのアメリカンラティーゴで、何年お使いいただいても表面の退色はありません。

画像1/ビフォー(手前が裏面)。

画像2/ゲル状の糊を塗る。

画像3/半乾きの状態で、樹脂製のコバ磨きで磨き上げ。

画像4/側面もコバ磨きの溝で磨く。

画像5/アフター。
コンチョベルト、リボーン!
過去にファニーの定番商品としてラインナップされていたコンチョベルト。
形の良い合金のコンチョや、3ピースのバックル類はファニーオリジナルで、国産の本格的なウエスタンベルトのはしりだった製品。
黒染めされていたサドルレザーの革帯は茶褐色に変色し、合金にメッキされた金具類は表面が酸化してくすんでいます。
ベルト本体はまだしっかりしているので、革帯をアルコール染料で染め直し、金具類は磨き直しを行います。

画像1、2/ビフォー。

画像3/アルコール染料を希釈せずに使用。

画像4/アフター。

画像5/合金製のバックル、サルカン、チップも磨き直し。濃淡が付いて純銀製のような仕上がり。
エプロン制作
ずいぶん前に、ジーンズ類の補修用に生地屋から購入したデニムの原反。
相当使ったが、まだかなり残っているので、これを裁断してシンプルなエプロンを作ってみた。生地の幅をそのまま利用し、左右の端は耳付き。
これから気候も良くなるし、外構作業の時にも使ってみるつもり。

画像1/シングル幅の生デニム。

画像2/左右は生地の耳。アーム部分はアールを付けて三つ巻き。

画像3/ショルダーストラップはコットンテープを利用。

画像4/アーム部分を切り取った生地を横地使いでポケットに…。

画像5/後ろもコットンテープで固定。
本日の修理品/ナッカード ジーンズ
企画ものの中古加工ジーンズで、販売時に両膝にタタキが入っているもの。
そのタタキの上方が大きく破れて口を開けているのと、左裾も擦り切れているのでリペアを行います。
いつものように脇を割って大きく当て布し、穴の所だけではなく、周辺全体を補強します。

画像1、2、3/ビフォー。


画像4、5/アフター。
ウォッチブレスレットの電池交換
年数を経たダイヤモンドパイソンはやや黄変していますが、鱗の剥がれもなく良い状態です。
コンチョは以前、5セント硬貨から同径のシルバーコンチョに交換済み。

当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはシチズン製クオーツで、販売時に、内蔵されているボタン電池で針を動かし、動作確認の上でお渡ししております。
電池の寿命は最長2年で、電池切れの場合には店頭に常時交換用の電池をストックしておりますので、格安にて即時対応いたします。

*工賃込みの価格500円(税別)

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
A-2カスタム完成
無地のA-2をパッチワークで飛虎仕様に。
ラセットブラウンのボディに、刺繍パッチの色がよく映えます。
ワークシャツリメイク/シュガーケーン 裏付きデニム
相当昔のシュガーケーンのデニムシャツ。
デニム生地に、真っ赤なブロードのような生地が裏打ちされたワークシャツで、ラングラーあたりが生産していたものを模したんでしょうか。
M表記ですが、現行品と比べるとサイズ感がかなり大きく、身幅も広め。着丈も長いので、4センチほどカットして、カバーオールのような使い方が出来るようにリメイクします。
脇には力布が挟み込まれているので、その手前でカーブラインを修正して三つ巻きし直します。

画像1/ビフォー。

画像4/アフター。
A-2カスタム進行中
ラセットブラウンのバズリクソンズA-2を飛虎仕様に。

AAF章/2500円(税別)

CBI章/4000円(税別)

CBIスコードロンパッチ/6500円(税別)
本日のニュースより
「帰化情報公開」問題、立憲・福山幹事長を夕刊フジが直撃!「コメントするのは適切ではない」

日本維新の会の足立康史衆院議員が7日の衆院総務委員会で、「国会議員の国籍・帰化情報を公開すべきだ」と提案して、国会周辺やネット上などで議論が起きている。かつて「二重国籍」問題が直撃した蓮舫副代表が所属する立憲民主党は、一体どのような考えなのか。福山哲郎幹事長を12日夜、直撃した。
国会内で行われた定例記者会見。福山氏は約20人の記者に対し、参院選の新人女性候補を紹介したり、安倍晋三首相の「自民党総裁4選」問題についてコメントした。夕刊フジ記者は会見後半に手を挙げ、足立氏の発言について、立憲民主党と福山氏の見解を聞いた。
福山氏はまず、「詳細を承知していないので、コメントするのは適切ではないと思います」と語った。
日本では、帰化すれば直後からでも選挙に出馬でき、国会議員になれる。米国では、上院議員は帰化後7年、下院議員は同9年しないと立候補できない。この点への見解も聞いた。
福山氏は「私は詳細を承知していないので。足立議員の議論については。いま、コメントするのは適切ではないと思います」と繰り返した。国会審議で首相や閣僚を激しく追及する福山氏だが、この日は淡々としていた。夕刊 フジ記者は「詳細とは? 適切ではないとはどういうことですか?」と質問した。
福山氏は「どういう審議をされているのか、私は承知していないので。維新の足立さんの委員会の審議を、私はいちいち確認しているわけではないので、そのレベルで答えるのは適切ではない」と答えた。足立氏の問題提起について、米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏は「新たな国家の一員になるのは神聖かつ重要なこと」「日本も米国のように、(国会議員や候補者については)帰化も含めて『いつから日本人になったのか』という国籍情報を公開するのは、当然のことだ」と語っている。
確かに、米国では「アフリカ系米国人」「プエルトリコ系」「韓国系」「中国系」などと普通に名乗っている。
夕刊フジ記者は最後に、「立候補するときに、帰化など情報を示すのは、有権者が一票を投じるうえでの判断材料になるとの指摘もある。福山先生や党の考えは?」と質問した。
福山氏は「それぞれの考えがおありだと思います」と語った。
(以上引用)

支那から帰化したことが官報にも記載されている(陳改め)福山哲郎に、直球すぎる質問。
福山に限らず、党の要職を帰化議員が占める立件民主党。
撮影用デザインボード制作
最近カバン類の取り扱いが増え、大型のものも多いので、撮影の際に背景となる大きめのデザインボードが必要になってきた。
従来使っていたものだと、高さや幅が足りないケースが出てきたのだ。背景とはいえ、ただ平板なボードでは味気ないので、それなりに作り込む。
以前は合板を使ったが、今回は軽くて頑丈なプラダンを塗装して制作。

画像1/プラダンボールの表面に、砂材入りの樹脂を塗り付け。

画像2/下地が乾いたら、艶無しの油性塗料で塗装。

画像3/乾燥させる。

画像4/アクリル顔料で叩くように上塗り。

画像5/漆喰風のデザインボードの完成。
仲春の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
昨日は春らしい温暖な気候だった。
久々に朝からドライブがてら三ヶ根山頂に向かう。
半田市から海底トンネルを抜け、西尾市に入り、海側から三ヶ根山スカイラインにアクセスするコース。途中には、あの高須クリニックの(美容外科ではない)総合病院がある。高須院長の出身は幡豆町で、代々地元の名士。時々三ヶ根の慰霊碑にも参拝されている。
スカイライン手前のドラッグストアは朝9時台から営業しており、お供えの酒と、廟の案内人Iさんが世話している捨て猫用の餌を買いこむ。スカイラインは平日はほとんど通行車もなく、スムーズに料金所を通って山頂へ。
静寂な山頂の空気はやはり気持ちがいい。
これからの時期はトレッキングにも最適なので、近いうちに徒歩で登頂の予定。

画像1/山腹南側から見る三河湾の眺め。

画像2/山頂から一本脇道に入ると見えてくる石柱(岸元首相揮毫)。

画像3/廟の手前の広い駐車場。周辺には様々な慰霊碑、顕彰碑が立ち並ぶ。

画像4/一番奥まったところにある殉国七士墓。日本酒をお供えして神道式に参拝。仏式で焼香するための香炉も置かれている。

画像5/参拝後、Iさんの休憩所に立ち寄り、食事をしながら長話。台湾土産のチョコレートを頂いた。

注)殉国七士廟には戦勝国の報復裁判でA級戦犯とされた東条大将以下七人の戦争指導者のご遺骨が眠っている。これは埋葬を許可しなかった米軍から有志が奪還し、紆余曲折を経てここに安置される事になった。この七人のA級戦犯とされた方々は靖国神社に合祀されているが、それについて特定の国が不当に干渉してくるのは周知のとおり。
J.L.クームス改
自前のクームスのリングブーツは、不具合があってあまり履いていなかった。
厚い一枚革を縫い合わせて作るモカシン製法のブーツで、ソールも頑丈なものが取り付けられており、一見履きやすそうな印象。
問題は、サイドに付いたダブルリングでストラップを固定して履くのだが、このストラップが歩き出して数歩で緩んでしまい、全く用を為さないのだ。
甲革の左右には深く切り込みが入っており、ストラップが効かないと足の動きに付いてこず、サンダルよりも歩き辛い。
ダブルリングがツルツルしすぎているのがダメなのかと思い、メッキの表面をサンドペーパーで荒らしてみたが、結果は同じだった。
デザイン重視で実用性を考えておらず、ムダに高額なアメリカブランドの一例。
仕方ないので、ストラップの上下にベルクロを縫い付け、ダブルリングを通した位置でしっかり固定できるようにした。