店長日記

6720

ライダースカスタム完成
無地のボディにパッチを縫い付け、レタリングを入れる一連の作業は完了です。
今回は関東の方からのオファーで、メールと電話でのやり取りで作業を進めさせていただきました。
ライダースカスタム鋭意製作中
後ろ身頃にもお送りいただいた画像を元に、デザインを落とし込んでいきます。
先に文字を仕上げ、その下に文字のアールに沿わすようにフライホイールを描きこみます。
今回はオフホワイト一色の仕上げとなります。
本日の修理品
ここまで激しく傷んでいるのを扱うのは久しぶりです。
60年代末のリーバイス・ビッグEのジャケットですが、上衿とカフスが大きく裂けて口を開けている状態です。これをなんとか実用レベルに修復しようということで、まずは左右のカフスから取りかかります。

画像1/40年以上前の70505−02。オーナーは普段使いで洗濯機でガンガン洗っていたため、ボロボロ状態です。古いデニム製品は生地が劣化していますので、洗濯の際はネットを使うか、手で押し洗いするなどの対応が必要です。

画像2/修理前のカフスの状態。

画像3/パンクしたカフスにデニム生地を挟み込んでミシンでタタキ付け。

画像4/修理後。
本日のニュースより
平岡氏、無所属で出馬=民主は推薦へ—参院補選

民主党の平岡秀夫元法相は21日午前、山口市内のホテルで記者会見し、4月11日告示、同28日投開票の参院山口選挙区補欠選挙に無所属で立候補することを表明した。平岡氏は「穏健保守から中道リベラルまでの政治勢力の結集を目指す」と強調した。
(以上引用)

独特の人権感覚で犯罪被害者には暴言を浴びせる一方、法務大臣時代には死刑を一件も執行しなかった税金泥棒、平岡秀夫。
日本に仇なす中・朝・韓の太鼓持ちを長年務め、その実績をひっさげて国政復帰を目指す!
安倍総理の地元、山口のみなさんの良識が試される注目の選挙戦となろう。
ランドセルにもスタッズ
今春小学校に入学するお子さんのランドセルの蓋に、スタッズでワンポイント意匠してほしいというオファーでした。
今のランドセルは昔の重い本革製のものと違い、本体も蓋も合成皮革製で格段に軽くなっています。
左右のストラップの留めはデザインカシメになっていましたが、これをなんとか取り外してファニーのアンチモニのスタッズに交換し、ステッチ目に沿ってニッケルの二本爪スタッズを打ち込んでみました。

画像1、2/ビフォー

画像3/取り外したデザインカシメとファニーのスタッズ(ストラップを挟んで裏からネジ止め)。

画像4、5/アフター
レ・ミゼラブル
ミュージカル映画というのにはあまり興味が無く、ほとんど観たことがなかった。
この作品は評判が高かったので、たまにはいいかということで今回家族連れで劇場鑑賞してみた。
それが以外にも冒頭の迫力ある船着き場のシーンから引き込まれ、最後までダレる亊無く楽しめた作品であった。
ほとんど歌で繋がれた3時間近くの長い映画だったが、適度に緩急があり、たくさんの登場キャラクターも巧みに描き分けられ、わかりやすく物語りが進んでいく。
ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンの圧倒的な声量は胸に迫ってくるものがある。ラッセル・クロウもこの古典的作品の敵役をきっちり演じきっている。アン・ハサウェイが感情を絞り出すように歌う「夢やぶれて」はスーザン・ボイルが歌ったことで良く知られている曲だが、この女優さんの歌は期待以上に素晴らしかった。
こういった作品は自宅鑑賞ではなく、劇場で観てこそと思わせる大作だった。
ライダースカスタム鋭意製作中
両袖が仕上がったシングルライダースは身頃のペイント作業に入っています。
まずは前身頃から、レターのアウトラインを描き込んでオフホワイトで塗りつぶしていきます。被覆力に優れた塗料ですが、一回塗りでは下地の黒が映ってしまうので何度も薄塗りを繰り返します。
大雨の中…
東洋エンタープライズで弊社を担当する野崎さんご来店。
今年のバズリクソンズのラインナップを中心に商談を行う。
東京から朝一で名古屋に出て、レンタカーで県内各地のディーラーをまわって日帰りするという厳しいスケジュール。ご苦労さまです。
写真うつりは前回よりカッコ良いかも…。
パッチ縫い付け
ベースになるフェローズMA-1は最初期のもので、退色してシルバーがかった色をしています。
関東のお客様からの依頼品で、ジャケットと共にお送いただいたネームケースと刺繍パッチ、当店ストックのエアフォースパッチの3点を取り付けます。

画像1、2/ビニールのネームケースをコの字に縫い付け。中に既製品のレザーネームを差し込む。

画像3、4/馬革でトリミングしたエアフォースパッチを縫い付ける。元々付いていたプリントのエアフォースマークはほとんど取れてしまって、わずかに痕跡が残るだけ。

画像5/右胸には横振りミシンでつくられた雰囲気の良いパッチを縫い付け。
ライダースカスタム鋭意製作中
画像上、中/両腕のラインのペイントが出来上がりました。

画像下/続いて前後身頃にレターをペイントしますが、まずはアウトラインをマーキングしていきます。
パッチ縫い付け
今回は関東の方からの依頼で1970年代の実物L-2B(7448J)をベースに3枚のパッチを縫い付けます。
ジャケットと共にお送いただいたパッチは空軍パッチではなく、お客様の所属する集団の部隊章ということです。世界的規模で活動する「スターウォーズ」のコスプレ集団で、帝国軍の着ぐるみで各種イベントを行ったり、ボランティア活動をするそうです。
宇宙を舞台にした壮大なサーガは1作目の公開からずいぶん月日が経ちましたが、今だ人気が衰えていないようです。
お客様のトヨタ・タンドラ
トヨタのテキサス工場で作られる巨大なピックアップトラック。
5700CCのV8エンジンは、この車体でもグイグイと引っ張ってくれるほどパワフルで、燃費もそれほど悪くないそう。
それにしても大きい…。
本日のニュースより
韓国僧侶、住職らに会えず=日本側「返還が先」、盗難仏像問題—長崎

長崎県対馬の観音寺から盗まれ、韓国に運び込まれた仏像「観世音菩薩坐像」の返還問題で、かつて仏像を所蔵していたと主張する韓国の浮石寺の円牛総務僧侶と市民団体の代表らが14日、対馬を訪れたが、観音寺関係者に面会できなかった。持参した浮石寺の仏像も渡せなかった。
円牛僧侶らは14日午前、対馬市に到着。同市豊玉町小綱の観音寺を訪れ、日韓双方の報道陣が囲む中、手を合わせ読経した。観音寺側は面会を拒否する意思を明らかにしており、田中節竜住職(37)らは姿を見せなかった。
(以上引用)

盗んだ仏像の代わりに菓子のオマケみたいな人形を持ってきて平然と面会を求める。
僧侶にしてこの無神経さ、傲慢さというのがこの国の低劣さをよく表している。これは外交問題にして徹底追及してもらいたい。
本日の修理品
両裾がクラッシュしていたデニムの修理を進めていきます。

画像上/裾の長さを変えずに仕上げますが、カケツギするために一旦ステッチ糸を抜いて解体します。当て布にはデニムを使用。

画像中/後ろ裾の大穴はデニムで塞ぎ、前の裾線も破れかかっていたのでテープを当てて返し縫いしておきます。

画像下/カケツギした布もくるみ込んでチェーンステッチで裾上げして完了。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
スタッズベルト完成
ご注文の長尺スタッズベルトが完成しました。

画像上/フローラルのセンターには赤いアクリルスタッズを使用。

画像中/背中心には着用者のイニシャル入り。

画像下/ギフト品なので製作年月も電気ペンで入れておきました。

今週はいくつもの案件が同時に進行しており、あっちに飛んだりこっちに飛んだりしていますが、ひとつを最初から最後まで片付けてから次へとはいかない場合があります。
当店にお越しになったことの無い方は、当店には二次加工のための広いスペースと職人が何人かいるのかと思われるかもしれませんが、そうではありません。カウンターの中の狭いスペースに何台ものミシンや道具類がギチギチにおかれ、その隙間で実際の作業にあたるのは一人だけです。なので、仕上げまでに何工程か必要な作業は、作業スペースや道具との兼ね合いで一時ストップして別の作業を突っ込んだりしています。
ライダースカスタム鋭意製作中
先週お預かりしたシングルライダースのカスタムを進めています。
当初は身頃と袖にペイントでレターを入れるだけの予定でしたが、上腕にお客様持ち込みの刺繍パッチも縫い付けることになりました。

画像1、2/左腕の刺繍パッチ。

画像3、4/右腕。

画像5/パッチの下あたり、腕回りに二本線をペイント。
本日の修理品
修理スペースが空いたので、先週お預かりしたデニム修理の段取りにかかっています。
裾が大きく擦り切れた状態のものを、お客様が市販の接着芯地を使って応急処置してある状態です。接着芯地は、表面に熱で溶ける樹脂の粉末をまぶした生地のことで、簡易修理に多用されます。うまく接着するのにはちょっとコツがあり、アイロンで樹脂が溶け出したのを確認したら、すぐに接着面を冷やしてやる必要があります。それでも永久的なものではなく、洗濯を繰り返すことで剥がれてしまいます。
今回はデニムで裏張りしてタタキで仕上げますので、剥がした状態から作業を行います。
パッチ縫い付け
今週は色々な作業を並行して進めています。
大型のボア衿が特徴のB-15Dの左胸と左腕にレザーパッチを縫い付けました。
後年このモデルの衿が取り払われ、MA-1へと進化していきます。
スタッズベルト製作開始
今回はお父さんから息子さんへのギフトという心温まるご注文をいただきました。
当店でオリジナル生産しているフローラルパターンでのご希望でしたが、ウエストが110センチほどあって裁断済みの革帯では最長のものでも長さが足りず、対応出来ませんでした。
そこでファニーのギャリソンベルトを長尺でオーダーし、それをベースに同パターンでスタッズワークを施すことになりました。
ファニーも100センチを超えるサイズは基本的に受注生産で、アップチャージとなり、期間も数ヶ月かかるのですが、今回は営業次長の計らいで一本早めに融通してもらいました。バックルピンからセンター穴までが110センチですので、革帯の全長は125センチにもなります。
背中心のスペースにはスタッズでイニシャルを入れる予定です。
震災から2年…
いまだ復興には程遠い状況のようだが、未曾有の大災害で学んだこといくつか…。

時の政権に危機管理能力が無いと国民はとんでもない苦労を強いられること。
自然災害を予測することが(現時点では)不可能なこと。
自衛隊が頼りになること。
災害時にあっても秩序を失わないなど日本人の民度が極めて高いこと。
被災地に心を寄せてくれる国(真の友好国)がどこか良くわかったこと。