店長日記

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スタッズベルト鋭意製作中
卸売り先(小売店)さんからの客注案件ということで、間に入っている商社(仲卸し・二次卸しともいう)から依頼を受けていたスタッズベルト。
以前製作したパターンを使うが、指定サイズが短いため、ポイントとポイントとの間を少しずつ詰めて、バランスを取り直して製作。

画像2/燻したスタッズを使用。
パッチ縫い付け/G-1
米軍指定メーカーが製作した比較的新しいG-1。
丁寧にエンボス加工されたネームはお客様が別注されたようで、当店では取り付けのみおこないます。
本日は時折、瀧のような大雨が降っておりますが、来週以降は一層秋めいてくるようです。
A-2カスタム完成
下地のオフホワイトが乾いたら、黄色で上塗りをおこないます。
下地を塗るのは定着性の問題もありますが、茶色のボディに黄色を直塗りしても透けてしまって発色しないのです。
縦型のブラッドチットとの組み合わせで、ワンオフものの完成です。
本日の修理品/ケイシイズ ロングウォレット(メーカー対応)
2008年にお買い上げいただいたケイシイズ/クボタクラフトのモンタナ・アルチザン。
カービングが所々くり抜かれ、別革がインレイされたフィリグリー仕様。当時当店が別注し、緋色ニシキヘビの革をインレイしてもらったもので、4個のみの製作でした。
大切にお使い頂いていたようですが、外回りのハンドレーシングが二箇所切れており、修理にお持ちになりました。
この製品のアフターフォローは、全て窪田氏の工房におまかせすることになります。
窪田氏は現在、遅めの夏休み中?とのことで、対応が少し先になりそうです。
A-2カスタム進行中
背中にブラッドチットを取り付けたA-2。
右胸に英字と漢字で、第14軍をあらわす文字を描き入れ。
最終的には黄色で仕上げるが、まずは下塗りから。
今日は三輪
ここのところ毎日咲いているホテイアオイの花。
咲いたと思えばすぐに萎んでしまうのだが、次々に別の茎が立ち上がってくるので、いつも開花状態。
A-2カスタム進行中
まずは背中心にブラッドチットを縫い付け。
ブロードクロスの裏地も中心がずれないよう固定した上で、作業を行います。
柚子肌塗装(想定外)
JA11の自家塗装をしたとき、社外品に交換したフロントバンパーだけはオリーブドラブに塗らず、購入時のままの艶無し黒だった。
しかし樹脂パーツを錆び塗装し、ラジエーターグリルもサビサビとなったので、全体のバランスを見るとバンパーはオリーブドラブに塗ってしまう方が統一感があって良い。ウレタン塗料も多少余りがあるので、ササッと刷毛で塗ってしまうことにした。
車体から取り外し、全体に脱脂をおこなったが、旧塗膜にそのまま塗ったのがまずかった。
二回塗りのつもりで一回目を軽く塗り、しばらく放置して二回目を塗ろうとすると、部分的に縮みが起きて、表面が凸凹になっている。
あ〜ぁ。
旧塗膜が弱くて、ウレタンシンナーに反応して縮みが出たのは間違いない。
サフェーサーを吹いてから塗ればたぶん大丈夫だったのだが、後の祭り。
こうなると一度表面を削ってサフェを塗り、再度塗装するしかないのだが、そこまでの時間はなかった。組み付けまで終わらないと走らせる事も出来ないので、凸凹状態のまま手早く上塗り。
塗装を繰り返してゴテゴテになった公園の遊具みたいな仕上りになった。
味があると言えば味があるが…。
パッチ縫い付け/L-2B
ライトゾーン用のフライトジャケットL-2Bは、秋への移行期に羽織り物として重宝します。
お買い上げいただいた状態で刺繍パッチを縫い付け、納品です。
A-2カスタム次回分
次回はバズリクソンズのA-2をベースに、フライングタイガース仕様を製作。
背中にブラッドチットを取り付け、右胸にはペイントで文字を入れます。
中華民国軍(現在の台湾)指揮下の対日部隊だったフライングタイガースは、撃墜された時の乗員の身分証代わりにフライトジャケットにこのブラッドチットを取り付けました。様々なパターンがありますが、これは中華民国旗が大きく入ったシンプルなデザインで、店内で革をパッチワークして製作したものです。
バックペイント完成
バズリクソンズオリジナルのバックペイントが入ったB-3に、ハーケンクロイツを描き加えるという作業。
銀ペンで描いた下絵に沿って色を入れ、細くアウトラインを入れて仕上げます。

画像1/色入れ。

画像2/色が乾いたら面相筆でアウトラインに沿って白を入れますが、直線なのでスケールを利用します。もう一本筆を逆さにして併せ持ち、その末端をスケールに沿わせて滑らせながら引いていきます。

画像3/完成。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
4月に下絵を描いて発注していたスコードロンパッチが入荷しました。
熟練職人さんが一点ずつ横振りミシンで刺繍を入れていますが、今回は特にお願いしてフェルト地をベースに使用しました。まず絵柄を別生地に刺繍し、それを切り抜いて、ベースのフェルトの上に横振りミシンで細かく叩き付けるという手間のかかる製法です。
今回は海軍モノ中心に絵柄をセレクトしております。
バックペイント製作
次回の作業は、メーカーオリジナルのバックペイントが入ったB-3に、ハーケンクロイツを描き加えるというもの。
2004年にバズリクソンズが販売したB-3で、ペイント入りで販売されたB-3はこの時が最初で最後ではなかったかとおもいます。
凹凸の大きい羊革は作業性が悪く、出隅の多い図柄は角を押さえていくのにも時間を要します。
B-15Cカスタム完成
バズリクソンズが限定製作したオリーブのリブ付きB-15C。
右胸と左腕にパッチを縫い付け、左胸にペイントを施して作業完了。

画像1/エアフォースブルーのナイロン地に直接ペイント。お客様の指定は黄色だが、暖色系はそのまま塗っても色が出ないので、まず白色で下地をペイント。

画像2/仕上げの黄色でペイント。
雨上がり
この辺で涼しくなって欲しいところですが、来週も30度越えの日が続くようですな。
B-15Cカスタム製作中
バズリクソンズのボア付きB-15C、エアフォースブルーの無地モデルがベース。

画像1/薄くなったプリントの上から刺繍のエアフォースパッチを縫い付け。

画像2/右胸には朝鮮戦争時代の45thTACのパッチ。

画像3/左胸にお客様のラフスケッチを元に、イラスト文字を直接ペイント予定。
メッシュキャップ、リボーン!
古い古い東洋製のメッシュキャップ3種。
使い込まれてよれよれの帽体から、お客様お気に入りの刺繍パッチを取り外し、新しい無地の帽体に付け直します。こういった曲面(しかも鍔付き)への縫い付けは特殊ミシン(八方ミシン)があるとスムーズにいくのですが、なんとか地縫いミシンで対応しました。
八方ミシンは、「あったらいいな」と思う事がしばしばあるのですが、これ以上はミシンの置き場所がないので、今のところ導入出来ないでいます。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。

画像3/ビフォー。

画像4/アフター。

画像5/ビフォー。

画像6/アフター。
スコードロンペイント完成
A-2の左胸に直接ペイントを施しました。
通常よりやや大きめの14センチ径でご指定いただきましたが、バランス良く収まっていると思います。
お客様のトライアンフ
TR6ベースのロングフォークチョッパー。
ピカピカ、ギラギラのチョッパーではなく、程よくヤレた野ざらし風。
しかし、機関部にはしっかり手が入っています。
CHITAHAN ROCK 2015
ちょっと告知です。
この秋、知多半島を中心に活動するロックバンドの野外音楽祭が開催されます。

日時/2015.10.4(日曜日) 10;00〜

場所/りんくうビーチ 北芝生広場 (常滑市)

入場料/1500円(当日)

出演バンド/K.H.M69
      Cancers Low
      GLASSJAW820
      THE INDEX
      NOTCROUD
      漲-MI・NA・GI-
      LAZE NO LIMIT
      きのこ
      Theボンゴメン
      ORdER
      THRASHER
      PC/GT

出演DJ/よ~ご
     HIRO-P
     sshinkuu
     DJ-パンク節
     TOMOYUKI

主宰/知多半島パンクス chitahanrock@gmail,com

「大勢の人を集めてただただ音楽を楽しみたい!」というのが主催者の弁です。ご興味のある方は是非!