店長日記

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パッチ縫い付け/L-2A
今の時期に丁度良いL-2Aは旧マッコイズの製品。
エアフォースブルーが所々退色して、独特の雰囲気を醸し出しています。馬革でトリムを付けた刺繍パッチを取り付け。
Lで始まるフライトジャケットはライトゾーン(低空域)用で、春や秋の羽織り物として使いやすいアイテムです。
<「2人以上出産」校長>休日校門に旭日旗 

大阪市調査へ全校集会で「女性にとって最も大切なことは子どもを2人以上産むこと」と発言した大阪市立中の男性校長(61)が、休日に旭日旗を校門に掲げていたことが市教委関係者への取材で分かった。市教委は「公人の行為として適切だったか疑問だ」として校長から事情を聴く方針。陸上、海上自衛隊が使用する旭日旗は旧陸海軍旗として用いられ、抵抗感を持つ人もいる。
市教委関係者によると、校長は1月末の休日、閉鎖された市内の鉄道駅にすみついていた金魚を中学校が譲り受けた際、校門に私物の旭日旗を掲げた。後日、これを知った市教委の担当者が校長室に旭日旗があるのを確認し、撤去させたという。
また、校長は「大陸では殺すこと、盗むこと、うそをつくこと、裏切ること、あらゆる悪徳が生存のために必要だった。正直な人は生存競争に負け滅びてしまった」「日本だけが唯一、約束を守る」などとする卒業式の式辞を学校ホームページで一時公開していた。市教委はこの文言についても問題視しており、事実確認を進める。
(以上引用)

リッパな教育者じゃないの。
すでに削除された全校集会の訓話も検索すれば出てくるが、当たり前のことをおっしゃっている。
シナ大陸についての発言もその通り。現代でも、阿Q正伝の時代と民度は同じ。
そういえば昔、この学校がある鶴見には取引先があったので何度も行った。まだ花博が開催される前だったので、今はすっかり街並みも変わっているだろうと思う。
ネームプレート製作・縫い付け
九州のお客様からの依頼品。
ベースのB-10とレザーのスコードロンパッチはお持ち込みで、レザーネームをご指定のロゴで製作し、パッチとともに取り付けを行います。
本日の修理品/ファニー キーホルダー
1921年製の1ドル銀貨をスナップボタンとして使用したキーホルダー。
ナスカンの可動部分が破損していますので新品交換します。
最も大きな37ミリ径のコンチョに合わせ、ベースのレザーも大きく裁断されていますが、実はナスカンもLサイズで専用のものが使われています。ポピュラーな31ミリ径のコンチョを使ったキーホルダーのナスカンに比べると、高さは5ミリほどしか違わず、あまり印象は変わりませんが…。
破損したナスカンはワンウエイスナップで本体にカシメられているので、スナップボタンごと取り外して交換になります。

画像1/破損したキーホルダーと、交換用のナスカンとワンウエイスナップ。

画像2/カシメを兼ねたワンウエイスナップを削って取り外したところ。この後、新しいナスカンを挟み込んで打ち直します。

ライダースワレットや携帯ホルスターに付属するナスカン(茄子カン)はダイキャスト製で、大事に使って頂いたとしても、いずれジョイント部分が摩耗したり、スプリングが破損することは避けられません。当店では常時各サイズに合わせたパーツをストックしておりますので、即日対応出来ます。
ドアの取り外しにリトライ
昨日の休業日、途中で断念したJA11のドアヒンジの取り外しに再挑戦した。
今回は、タガネの先端がしっかりトラスネジを捉えるように、ネジの頭にサンダーで溝を彫り込んでみた。サンダーには金属カッターの刃をセットし、ボディに傷を付けないように注意しながら縁の近くまで削り込む。その溝にタガネを当て、反時計回りに思い切ってハンマーで叩くと、10回ほどで頭がくるっと左に動いた。同じ要領ですべてのネジを取り外し、ドアの取り外しに成功。
ヒンジを外した痕には錆も回っているので、ちょっとサンディングして、ウレタン塗料でリタッチするつもり。

画像1/ガリガリと火花を立てながらサンダーで溝切り。

画像2/溝にタガネを当て、一つ目のトラスネジの取り外しに成功。このネジは、ショックドライバーくらいでは取り外しは不可能。

画像3/取り外したドアはかなりの重量がある。

画像4/取り外したトラスネジとタガネ。1,3キロの大型ハンマーは、以前お客様からいただいたもの。
ドアの取り外しにトライ
DIYで見事にリボーンしたJA11。
今日は荒天で気温も低いが、間もなく桜の季節になる。そろそろFRPのトップルーフも取り外して全開状態にしようかと思っているが、それと同時にドアも取り外してみようかと思い立った。
この頃のジムニーは、ヒンジのネジさえ上手く外せれば簡単にドアを取り払うことが出来る。代わりに脱落防止のロープをキャッチのところに取り付けておけば、車検もOKと車屋が言っていた。そこそこの重量があるドアまで取ってしまえば、しょぼい660CCのエンジンでもフットワークが軽くなるだろう。ネットで検索したら、同じことをやっている人が結構いて、ノウハウも記載されていた。ネジの頭の端にタガネで切り込みを入れ、そこを反時計回りにハンマーで叩いていけば、緩んで取り外せるようだ。ネジは取り外しの際に破損するので、同じピッチで、六角レンチで脱着できるネジも用意した。
ところが準備を整えて朝から挑んだにもかかわらず、一つ目のネジがビクともしない。CRCを吹き付け、大型のハンマーでガンガンやっても全くダメで、タイムアウト。
今日はもうあきらめて、日を置いて再度トライすることにした。

画像3/タガネが滑った時のためにボディ側に厚めのマスキングをした。

画像4/今後の脱着が容易なように揃えておいた、M8の六角レンチ用ネジ。
旧車とメキシカンスカル
オリジナルの雰囲気を残しつつ、各部に手の入ったヒストリックカー。
メキシカンスカルは、以前別のお客様がタコマのダッシュパネルに固定したスタイルを参考に、リアのパッケージトレイにステーで固定。
フィリグリーでコインケースを…
フィリグリーとは、花柄などのカービングの背景部分を所々切り抜いて、別革を挟み込む手法。
薄革で裏打ちも行うので、仕上がりとしては三層構造になります。製作にあたっては、美しさだけではなく、強度との兼ね合いにも配慮した高い技術が必要です。
この技法で昨年製作したFUNNYライダースウォレットのオーナーから、同一の素材、配色でコインケースは出来ないかとのご要望をいただきました。
ブラック×タンの配色で、挟み込みの革はブラックリザード。ポイントの石はガーネットで、フラップ先端にはポロサスのチップを取り付けます。
ファニーでもここまで凝った仕様でのコインケースの製作実績がなく、これに近いデザイン(フィリグリーではない)を参考にした見積もりでは、多分12~13万円くらいになるだろうということでしたが、あまり大雑把でも困るので、きちんとはじいておいてくれと指示していました。
ところが一向に返答がないので、こちらから電話すると、
「えっ、見積もり? あぁ~、ハイ出てます!12万5000円ですわ」
…と、まるで今思いついたような価格での返答(12~13万円の間を取っただけじゃね?)。
まぁ、原材料の価格変動も激しいし、工賃は実際にやってみないとわからない部分もあるので、このような回答もやむなしということで、お客様にお伺いを立て、オーダーとなりました。
ライダース同様、ファニー現工場長久保さんの手によるワンオフ製作です。
この小銭を入れるには高級すぎるフィリグリーのコインケース、納品予定は半年後。
ネームプレート製作中
デニムの修理が一段落したところで、県外のお客様からご注文いただいていたネームの製作。
今回も単品のご注文で、製作後普通郵便で発送します。
A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ジャケットリメイク/エヴィス ファースト
ずいぶん昔、レザージャケットの上に重ね着するために、ジージャンの袖をカットオフするというのを何着かやりました。
今回は両袖が擦り切れてしまったものを、ベストにして再生しようという試みです。
これからの時期、Tシャツの上に羽織るのには丁度良いかもしれません。

画像1/袖の付け線から巻き幅分を残して袖をカット。内側に三つ巻きしてステッチで押さえ込む。

画像2/見頃に大穴が開いているので、裁ち落とした袖の生地を利用してカケツギ。

画像3/作業完了。
HORSEHAIR
ウエスタングッズの素材としては、昔からポピュラーなホースヘア(馬毛)。
一見すると、ナイロン糸のような表情ですが、これらは馬の鬣や、尻尾の毛を染め分けて編み込んだ手工芸品です。意外に引っ張り強度が高く、 微妙な太さのバラつきや、染ムラなども天然素材ならではの温かみを感じさせます。
今回、新作のブレスレット類が入荷しております(画像1/1500円、2000円、5800円)。色も画像のもの以外にも多数あり、すべて一点ものです。
画像2のライターケースや画像3のベルトも店頭で販売しております。
しなやかな手触りは皮革とは異なる魅力がありますので、ぜひ一度店頭で現物をご覧ください。
田母神氏、政党支部でも「使途不明金」

元航空幕僚長・田母神(たもがみ)俊雄氏(67)の資金管理団体を巡る横領事件で、田母神氏が代表の政党支部も2014年、「使途不明金」として約487万円を計上していたことがわかった。
政治資金の私的流用が政党支部にも及んでいた可能性があり、東京地検特捜部は解明を進めるとみられる。
(以上引用)

これでもう参院選どころではなくなってしまったようで、本当に残念。
全国区でなら当選の目があったのに…。
本日の修理品/シュガーケーン 旧スタンダードジーンズ
一昔前の製品で、以前に当店で左右の膝を中心に40センチ以上裏張りをしましたが、その裏張りのすぐ下がパンクしています。
もう生地が限界なので、膝上でカットしてショートパンツにでもしたらとご提案したのですが、もう一度リペアしたいということで、承りました。
作業は一旦脇を開き、当て布をしてタタキをおこないます。

画像2、3/以前タタキで補強したすぐ下がパンク。

画像4/脇のシームを解いた状態。裏の当て布のすぐ下が口を開けている。

画像5/穴の位置を中心に当て布を重ね、表側からタタキで固定する。この後、脇を塞いで修理完了。
刺繍パッチ下絵制作
前回刺繍職人さんにオーダーしたスコードロンパッチは、意外なほど早く仕上がってきた。
毎回納期を切らずにお任せで、三~四か月待たされることもザラだったのに…。
もしかしたらヒマなのかも。
そこで、年明けに最後の在庫が売れ、現在欠品中のブラッドチットをオーダーすることにした。
これはスコードロンパッチよりずっと工数が多くて手間がかかるが、今のタイミングならすんなり進めてくれそうな気がする。
覚醒
冬の間、水底で冬眠状態だったメダカ。
ほんのちょっと前まで水面に氷が張ることもあったが、このところの水温の上昇で一気に目覚めて、元気に泳ぎ出した。
そこで今年初めての餌やり。
今日は4~5月並みの陽気で、花粉の飛散もピークらしい。
しかし個人的には、多少目のかゆみを感じるものの、仕事を妨げるほどの症状は出ていない。年を取って体質が変わったのか、耐性が出来たのかわからないが、ピーク時にこの程度なのはありがたい。
思い返せば、初めて花粉症の症状が出たのは20代の前半で、就職した会社の入社前研修で否応無く禅寺に連れていかれた時だった(当時はそういうのが流行っていた)。体が硬いのに無理に座禅を組まされ、ちょっと体を揺らすと板切れで背中を叩かれるし、痺れで足先の感覚は無くなるし、散々だった。そんな厳しいストレスの中で発症し、くしゃみが止まらなくて困ったものだった。
以来毎年春先には具合が悪くなる。
しかしそれで医者に行ったり、服薬することをせずに今まで凌いできたのだから、それほど重症の部類ではないのだろう。そういえば東洋の野崎さんは症状が重いようで、1年365日マスクをしている。
今年はこのままの体調で春を過ごし、夏を迎えたいものである。
バックペイント完成
ステンシルを使って丸筆でロゴを入れたヒッコリージャケット。
シームの凹凸部分など、色を入れ辛かったところは、小筆で修正を行います。
最後に当て布をして、アイロンがけして完成。
ネームプレート製作中
関東のお客様からの単体のご注文で、製作後普通郵便で発送します。
コバに縫い付け用の下穴を開けておいてほしいということで、刻印後、糸をセットしていない状態でミシンをかけておきます。
A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ワークシャツリメイク/フランネルシャツ
ボックス型で、カバーオールのようなディテールのワークシャツ。
着丈を短く詰めてほしいということで、お預かりしていました。
裾は広幅(3センチ)の三つ巻きになっており、脇にはスリットが入っていましたが、その部分は裁ち落として、アールを付けて細幅で巻き上げました。
前後見頃のカット分は4センチほどですが、脇を削ったことで、すっきり短くなった印象です。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。
仲春の三ケ根山・殉国七士廟再訪
昨日、三月とは思えない寒風が吹き荒ぶ中、三ヶ根山を踏破する殉国七士廟正参道ツアーをおこなった。
新たなメンバーも加え、JR線を乗り継いで三ヶ根駅に到着。いつもお供え物を購入する駅前のセブンイレブンに立ち寄ったところ、なんと潰れて別のテナントが入っていた。幸い少し離れたところにファミマがあったので、迂回してそちらで日本酒を購入し、30分ほど歩いて登山口に到着。
山に入ってしまえば強風も遮られ、いつものコースで歩き出すと身体も温まって気持ちの良い登山行になった。

画像1/前日の雨はすっかり地表に吸収され、まったく影響はなかった。モチベーションを上げるため、昭和の名曲を流しつつ前進。

画像2/東側から登り切ったところにはロープウエイ跡。この日視界はクリアで、実に見晴らしが良い。

画像3/廟の案内人Iさんの休憩所でお昼をいただいた。台湾から帰国したばかりのIさんには、この日も貴重なお話を聴かせていただいた。

画像4/ボランティアの方々の手で美しく整備された慰霊碑周辺。

画像5/碑の裏側には、理不尽な事後法で裁かれ、処刑された方々のお名前。Iさんによれば、両手を縛られた状態で揮毫したものを、そのまま石碑に写して彫り込んであるそう。

画像6/正参道ツアーの帰りのコースは石の多い急峻な下り坂になる。

夕刻には半田市に帰り着き、直会の後、10時過ぎに解散。