店長日記

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グリップカバーを革巻きで…
内装の樹脂パーツも、ほとんどオリーブドラブで塗ってしまったJA11だが、さすがにステアリングや助手席のグリップは剥離の可能性があるので、ノーマルのままだった。
しかしどうにもチープなので、黒革の端材でも巻いてみることにした。
とりあえず助手席グリップを仕上げてみて、上手くいったらステアリングのほうも本革巻きにするつもり。

画像1/握りの部分だけ塗り残していた助手席のグリップ。

画像2/グリップの直径をノギスで測り、要尺出ししてカットした黒革。縁にレース用の穴を開ける。

画像3/シニューを使って手縫い。

画像4/アフター。縫い目は下側に収めてある。
ジーンズ裾上げ
持ち込みでお預かりになっていたジーンズの裾上げに対応していきます。
ニューヨーク発の新興レディースブランド「AG」の商品で、チェーンステッチでの裾上げ依頼です。素材にポリウレタンを含んでおり、扱いにくい伸び伸びジーンズです。
物性的に、裁断、縫製の段階でどうしても裾線が横伸びしてしまうので、その点をご了解いただいた上で承りました(チェーンミシンでなく、地縫いミシンでも伸びが出るのは同様です)。
盛夏モノ追加企画
毎夏、フェローズではTシャツの新柄をシーズン中に追加生産します。
当然ながら、すでに配布しているカタログには掲載されておりません。
追加第1弾~3弾で、18型、各3色とかなりボリュームのある展開です。サイズレンジも幅広く、XSからXXLとなっております。基本的に受注分のみの製作で、GW明けから盛夏までの納品となります。
店頭で絵柄をご覧いただけますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
マイナーチェンジ
一昨日購入した汎用品のメッシュネットを早速取り付けてみた。
フロントグリルから取り外したノーマルのネットに合わせて外形をカット。ワイヤーカッターを使ったが、アルミ製なのでペンチでも易々カット出来るくらい。ボスの位置数か所に切り込みを入れ、ステーで固定したらぴったり納まった。ホットボンド等は使っていない。こういう作業は、いざやってみると予想外の問題が出たりするものだが、今回はあっけなく終了。
感じは悪くないが、やはりグリルに合わせて少し錆塗装してやったほうが良さそう。

画像1/ビフォー。

画像4/アフター。
本日の修理品/バズリクソンズ A-2(メーカー対応)
初期のM品番で、1996年に製作した赤リブエアロレザーモデル。
最近の同社のA-2と比較すると、厚くて硬めのホースハイドです。
ファスナーエンドの差し込み側のテープが切れ、スライダーも変形していて務歯がきちんと噛み合いません。こうなると左右の前立てをバラして、テープごと交換となります。
こうしたパーツ交換(ジッパー、リブ等)を伴う修理の場合は、パーツ管理の都合上、全てメーカーでの対応となります。当店で修理伝票を添付し、 メーカー工場にて修理いたします。

*バズリクソンズの製品であっても、他社様で購入された商品については一切お受けしておりません。
お買い上げになった販売店にてご相談ください。
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…少し補足しますと、メーカー対応の修理の場合、ショップとしての手数料は発生しませんし、一件ごとにかかる経費(梱包代、送料等)は当店負担での対応です。見積もりがすんなり出ないケースもあり、間に立って何度もやり取りすることもあります。修理が上がった段階では、メーカーからの伝票をお示しし、記載された請求額のみ頂いております。
早い話が、受ければ受けるほど経費の分だけ赤字ということです。
正規代理店として、販売からアフターフォローまでパッケージで考えておりますので、販売した商品につきましては誠意をもって対応しておりますが、それ以外はお受けしかねます。
おそらく、どこの代理店も基本スタンスは同じではないかと思っております。
ネットでお買い物…グリル用アルミメッシュ
外装はほぼやりつくしたJA11だが、ちょっとマイナーチェンジということで、ラジエターグリルのメッシュ部分をアルミ製の目の細かいものに替えてみることにした。
現在はグリルもメッシュもノーマルのプラスチック製に錆塗装をしてある状態。これでもぺインターとしての腕を振るっただけに完成度は高く、一部の人からはアツい視線を送られる。出先で、見知らぬオッサンから声をかけられることだってある(オッサンからだけだが…)。
しかしプラスチック成型だけにメッシュ部分はどうしても平べったく肉厚になっており、ここを細い金属製に替えてみたくなったのだ。
購入したのは汎用品なので、サイズに合わせてカットし、留め付けも多少の工夫はいるだろうが、どうということはない。
黒塗りされているのでとりあえずそのまま付けてみて、雰囲気を見てさらに錆塗装を施すかもしれない。
フィリグリー・ギャリソンベルト
ファニーへの発注が昨年9月初旬で、納品までに7か月お待ちいただきました。
最上級のクラフトワーク、フィリグリーのオーダーベルト。
形状は1+3/4インチ(45ミリ弱)幅のギャリソンベルトで、ハーマンオークレザーの全面にフラワーカービングが施され、タン~ブラウンのマルチカラーで染め分けられています。背景の所々をナイフで切り取り、レッドのパイソンをインレイ。8か所のポイントには天然ターコイズ埋め込み。バックルの留めボタンは純銀コンチョ。
レザークラフト界を牽引するファニー工場長、久保孝博氏による逸品です。

参考価格/159600円(税別)
本日の修理品/COOTIE(クーティー) ジーンズ
フロントの比翼部分の穴あき補修。
これは、フロントボタンが皿型で角が立っているために、摩擦で穴が開いたのだと思われます。
ミシンを当てにくい場所ですが、解体せずに当て布を挟み込んで、なんとかタタキで始末しました。

画像1、2/ビフォー。

画像3/裁ち残りの耳付きデニムで当て布してタタキ。

画像4/アフター。
シルバーコンチョ、リボーン!
入荷状況が悪くて長い間欠品していたシルバー用のクロスが入荷しました。
微細な研磨剤入りのクロスで、酸化した表面を軽く磨くだけで本来の輝きを取り戻します。
コンチョやリング、チェーン等シルバー製品全般、無垢の真鍮製品にもご利用いただけます。

価格/500円(税別)
2016年サンサーフカタログ
今シーズンのサンサーフの商品カタログが入荷しております。
平素当店でサンサーフの製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げております。かなりの冊数を確保しておりますが、シーズン前に無くなってしまう事がありますのでご入用の方はお早めにどうぞ。
本日のニュースより
韓国人学校に都有地貸与 都庁前でデモ、批判3千件超が殺到 舛添知事は「撤回しない」

韓国人学校を増設するため、東京都が新宿区にある約6千平方メートルの都有地を韓国政府に貸し出す方針を固めたことに、批判が相次いでいる問題 で、舛添要一知事は25日、報道陣の取材に対し「(見直す考えは)全然ありません」と計画を撤回しない考えを示した。
都有地のあるJR市ケ谷駅周辺はマンション新設が相次ぎ、保育ニーズも高まっているが、舛添氏は「なんでもかんでも保育園のニーズ、ニーズ。都有地を国際親善に使うことが問題なのか」と述べた。
(以上引用)

問題だよ。
日本人を差し置いて、反日分子の養成機関への優遇政策など、石原御大や猪瀬さんが知事だったらありえなかった。
コイツ、文春にスキャンダルでもほじくり出されて失脚すればいいのに…。
本日の修理品/シュガーケーン ロンスタージーンズ
ユーズド加工モノとして完成度の高いシュガーケーンのロンスタージーンズ。
両裾の擦り切れをタタキで補修します。

画像1、2/ビフォー。

画像3、4/裾線を解いて裏張りし、地の目に沿ってタタキ。

画像5/裾を巻き直して作業完了。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
ストローハットのサイズ調整
そろそろストローハット(麦わらを固めたカウボーイハット)が出回る時期になります。
ウエスタンのアイテムとはいえ、ハワイアンシャツと合わせたり、大きなブリムが日除けになるのでゴルフコースで使っているという方もいらっしゃいます。
ファニーが輸入元となって様々なメーカーのものが入ってきますが、横幅の無い欧米人の頭の形で成形されており、日本人が横幅で合わせると、どうしても前後に隙間が出来ておさまりが悪くなります。
そこでこれを解消するため、ファニーからの提供で接着スポンジテープをご用意しております。
これを前後の返しの内側に固定することで、ピッタリ頭に沿わせることが出来ます。
塗り残し部分を…
先日ドアヒンジの固着したネジをタガネとハンマーで取り外したJA11。
取り外したヒンジの裏側と、車体側のヒンジ下の未塗装部分もサンディングしてウレタン塗料で刷毛塗りした。取り外したネジの代わりには同ピッチの六角レンチネジを用意してあるので、今後はドアを容易に脱着できるようになる。
脱落防止のロープは、そのうちに素材を見繕ってカッコいいのを作ろうと思っている。
パッチ縫い付け/ワークシャツ
両腕にブレードと呼ばれる飾りテープが叩き付けられたバズリクソンズのシャンブレーシャツ。
左胸のポケット上の色抜け部分を覆うように刺繍パッチを縫い付け。
こちらは北関東のお客様の依頼品。
パッチ縫い付け/A−1 
ウイリアム・ギブソンのラインで製作したA-1。
身頃はN-1等に用いられるグログランで、袖はブロンコハイドを採用。
フェルトをベースにした77TH FTRのパッチを縫い付け。
このパッチは残り一枚になりました。 
A-2カスタム
ベースは旧マッコイズの製品で、関東のお客様からの依頼品。
左腕に取り付けるCBI戦区章は、レザーをパッチワークして製作した当店の労作。右腕に取り付ける刺繍パッチには、CBI戦区章と同じ牛革をトリミングに使っております。右胸のフライングタイガースパッチはお客様からの持ち込み。
ジーンズ裾上げ
キャピタルの製品他、持ち込みでチェーンステッチでの裾上げ依頼です。
内側のシームが二本針ミシンで巻き伏せ縫いされており、その部分が厚く(巻き伏せで4枚×三つ折り=12枚)なっているので、地縫い(シングルステッチ)での縫製のほうが望ましいのですが、あえてチェーンでというご要望です。ちなみにビンテージ系ジーンズでは、ほとんどインシームは縫い代を片倒ししているので、ここまでの厚みになることはありません(片倒しで3枚×三つ折り=9枚)。
何が問題かといえば、穿いているうちにシームで糸切れしやすいので、そのまま糸が縫い始めの方向に滑脱することが多いのです。
その点をご了解いただいた上で、作業させていただきました。
パッチ縫い付け/L-2B
続いてこちらもライトゾーン用のフライトジャケットL-2B。
実はL-2Aとは、色が違うだけではなく、シルエットも異なります。
このL-2Bのほうが、全体にゆったりしたつくりになっています。