店長日記

6504

ワークパンツリメイク
バズリクソンズチノパンツの「裾出し」の続き。
三つ折りだった裾線を解体し、細幅の二つ折りで仕上げます。
ポピュラーなやり方では、裁ち端にロックミシンをかけて解れ止めし、二つ折りしてタタキ付けというものです。
ただ、厚みの無いチノクロスでは、二つ折りだと頼りないので、ヘリンボーンのテープを見返しのように取り付けました。
ステッチはテープの上端、裾から2センチくらいのところに入ります。

画像1/裁ち端に沿ってテープを取り付け。

画像2/テープの上端を裏側から縫い留め。

画像3、4/作業完了。
ワークパンツリメイク
バズリクソンズのチノパンツで、裾上げではなく「裾出し」の作業。
以前お買い上げいただいたもので、出来るだけ長さを出して欲しいというご要望。
このタイプは広幅で三つ折りしているので、裏側に3,5センチ+1センチの縫い代があります。それを利用して裾出しすることは可能ですが、ある程度穿き込んでおられるので、裾の折れ線はプレスでは消えません。
また最初の裾上げのステッチ痕も残ったままとなります。
それをご了解いただいた上で、作業に入ります。

画像2/糸切りでステッチを解いていきます。

画像3/縫い代を伸ばしてアイロンプレス。

画像4/しっかりプレスしても、元の裾の折れ線の痕、裾上げのステッチ痕も残ったままとなります。内側に折り込まれていた3,5センチの縫い代分を延長し、細幅のステッチで再仕上の予定。
ホームセンターでお買い物…パネル額縁
購入した額縁に刺繍パッチを収めて展示してみた。
陸軍航空隊、海軍航空隊、戦後の空軍と、古い年代のリプロダクションが中心です。
全て横振りミシンによる制作。
A-2デッキカスタム進行中
右胸に刺繍パッチを取り付けたA-2デッキジャケット。
続けて背中にご指定の文字を描き入れていきます。
B-15Cカスタム完成
今回はお客様の御意のまま、難易度の高いナイロン素材へのペイント。
少し納期が押してしまいましたが、これにて作業完了です。
ーーーーーーー
当分の間、他社さまで購入された製品のリペア、リメイク、カスタム等はお断りいたします。現状で当店の作業能力を超えており、通常営業にも差し支えがあるため、しばらくは当店販売商品に限って対応させていただきます。
バックペイント鋭意製作中
引き続きバズリクソンズB-15Cのバックペイントの続き。
下塗りした文字の上に色を入れていきます。
ナイロン素材へのペイントは、塗料が染み出さない様に粘度高め。
筆運びもゆっくりになります。
パッチ縫い付け/A-2デッキ
B-15Cのバックペイントと並行して、関西のお客様のオーダーでA-2デッキのカスタムを進めていきます。
まずは右胸に放出品の刺繍パッチを取り付け。
ネームプレート制作中
通販でネームのみご注文いただいた分を制作。
外回りには縫い付けの時の目安になるネン押し。
乾燥するのを待って郵便発送します。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3300円(税込み)
ホームセンターでお買い物…パネル額縁
近くのホムセンで、商品のパッチをディスプレイするための額縁を購入。
60センチ×80センチ程の大きさ。
ポスター用のフレームなので、厚みのあるパッチが収まるかどうかわからなかったが、なんとかイケそう。
30枚程のパッチを、フェイスアウトで見易くディスプレイする。
バックペイント鋭意製作中
作業は背景の文字入れに入っています。
両肩のダーツを跨いで曲面に描いていきますが、まずはフリーハンドで下描き。
バックペイント鋭意製作中
バズリクソンズB-15Cのバックペイントの続き。
ピンナップガールのディテール描き込み。
他の作業と同時進行なので中々進みませんが、来週半ばには仕上げに持っていきたいところ。
本日の修理品/フェローズ421
フェローズ定番モデルの修理の続き。
一通り手を入れて、実用レベルに仕上げております。

画像1/フランネルのポケット地は底穴を塞ぎ、ポケット口の破れもカケツギします。

画像2/股ぐりの穴あきは裏から当て布し、タタキで補修。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
ネームプレート制作・縫い付け
完成したネームプレートをバズリクソンズのA-2に縫い付け。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
本日の修理品/フェローズ421
まずは左ポケット口の角部から…。
隠しリベットを避けて、捲れ上がったコバを縫い付けていきます。
底に携帯電話で擦れた穴が有りますが、今回は補修しません。
本日の修理品/フェローズ421
販売時には硬く、張りのあった濃色デニムですが、各部が擦り切れています。
必要箇所にタタキを入れ、実用上差支えが無いレベルに仕上げます。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
当店別注のミリタリーパッチが入荷しました。
いにしえの刺繍パッチを元に店内で下絵を製作し、熟練職人さんが一点ずつ横振りミシンで刺繍を入れています。
コンピューター制御の自動刺繍機でつくられた量産品と違い、一点一点微妙に表情が異なります。
この魅力溢れるハンドメイドのパッチは、フライトジャケットのカスタマイズに最適です。
台座となるレーヨンのエンブロイダリークロス(デッドストック)の在庫が少なくなる中、配色によっては制作できない絵柄も出てきています。
ネームプレート制作中
関東のお客様のオーダーでネームプレートを制作中。
乾燥するのを待ってバズリクソンズのA-2に取り付けます。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
バックペイント鋭意製作中
バズリクソンズB-15Cのバックペイント。
下塗りが乾いてから色を入れていきます。
刷毛の返しで塗料が飛ばないよう、念の為にマスキングして作業を進めます。