ベントウッド（曲げ木）の元祖、トーネットをご存知だろうか？
歴史は古く、実に産業革命の時期に開発された曲げ木（蒸した木を型にはめて成形する）の特許技術で一世を風靡したドイツ発祥のメーカー。そして今なお当時と同じ技術で軽量で頑丈、安価な家具を作り続けている。必要最低限のパーツ数で組み立てられた、工業製品としての究極のかたち。
これと似た物は喫茶店やファミリーレストランなどどこででも目にする事が出来る。
ショップの増設した2階部分にわずかなプライベートのスペースがあり、そこに置くためにネット通販で4脚購入した。
なかなか近場では同じ物は購入出来ず、こういう時にはネットは便利である。

『スクラップメイドのインテリア』伊波英吉著　グラフィック社

ちょっと変な題名だが、どこにでもあるチープで魅力の無い家具を、あらゆる技術を駆使してアンティーク家具そのものに生まれ変わらせるテクニック満載の楽しい新刊本である。
単に古めかしく塗装するにとどまらず、プラスチックを木材に見せかけたり、金属に変身させるような技法も紹介されている。材料や道具、塗り方の基本テクニックなどが懇切丁寧に画像入りで記載され、エイジング塗装、フェイク塗装の教本としては非常に良く出来ている。
この分野は個人的に興味があり、ショップ運営上も必要になる事が多いため、自分なりにいろいろ試してきたが、思いがけないテクニックも記載されており、ほぉ、そんな手もあったか！と感心させられた。
1900円とちょっと高めの本だが、イマジネーションが刺激される充分な内容がある。

昨日ご紹介したポーセレンの引き出し用ハンドルは残り5つです。
（平素から当店をご利用頂いているお客様に差し上げております）。

これは店舗の改装をしてくれているイエローガレージさんからのいただきものです。
カートンのままデッドストックになっていたものをいただきました。
カウンター内で工具入れとして使っている木製の小引き出しに取り付けてみましたが、なかなか良い雰囲気です。たくさんあって全部使い切れないので、ご自宅でお使いになりたい方に差し上げます。
本体はおそらく亜鉛合金製で、金メッキされ、白い取っ手の部分はポーセレン（焼き物）です。古い物でメッキがくすんでいますが、良い味を出しています。全長約12センチ。ネジ穴の間隔約7,6センチ。扉に穴を開けて裏からネジ止めするようになっています（ネジ付き）。それなりの加工は必要ですが、ドリルさえ使えれば問題ありません。
ご入用の方は遠慮なくお申し出ください。
（以前から当店をご利用頂いているお客様に限らせていただきます）。

今回は、かなり難しいファスナーのスライダー交換です。
ファニーのビルフォードで内側のコインポケットをファスナーで開閉するタイプがありますが、そのスライダー本体が破損しています。このタイプのスライダーは、合金の引き手が折れることはままあり、その場合は引き手だけ交換すれば良いのですが、今回はスライダーごと取り外して新しいものに替えなければなりません。
これが難しいのは、ジャケットなどに用いられるオープン型ファスナーであればトップエンドの金具を外して交換しますが、下止め付きのファスナーの場合、その下止め金具を取り外し、下側から新しいスライダーをはめ込まねばならず、テープぎりぎりまでステッチで押さえ込まれている場合は拡大鏡を使いながらの作業になります。
これでうまくいかない場合は、ファスナーのテープごと交換する事になりますが、その場合は一度ビルフォードを解体して再縫製することになり、ファニーの東大阪の工場での対応になります。

画像1／スライダー本体が破損している。YKKのものを使っているのでこういうケースはほとんどない。

画像2／下止め側から取り外したスライダーと交換用の新品のスライダー。

画像3、4／交換完了。

＊この修理は当店で販売した商品以外はお受けしておりません。

ラングラーの珍しい企画モノでサイドシームが耳付きになっています。
裾を4センチ詰めてチェーンミシンで巻き直してほしいとの依頼です。
現状ではシングルステッチとなっていますが、巻き幅が1,8センチと非常に太く、仕上り線の2センチほど下にステッチが来ているため、それを抜いて開き、縫い代を確保する必要があります（仮に5センチ詰めるのであれば単純に切り落とすだけでその作業は不要）。
チェーンでの巻き直しにはオレンジ系の綿糸を使用します。

不法上陸の5人、那覇到着＝入管法違反、本格聴取へ—沖縄県警・海保

沖縄県・尖閣諸島（中国名・釣魚島）の魚釣島に自称中国籍の活動家が上陸するなどしたとして、入管難民法違反容疑で男14人が逮捕された事件で、魚釣島に不法上陸した容疑で逮捕された5人を乗せた海上保安庁の巡視船「くにがみ」が16日午前、那覇市の港に到着した。5人は県警那覇署など四つの警察署に移送される。
不法入国容疑で逮捕された残り9人も16日夕には那覇市の港に到着する予定。
県警や海保は、警察署や関連施設など複数の場所に順次身柄を移送し、上陸した動機や経緯などについて詳しく事情を聴く。その上で同日中にも、強制送還に向けた手続きに入るかどうか判断する見通し。
不法入国・上陸の容疑で逮捕され、その他に容疑がない場合は、検察には送致されず、入国管理局によって強制送還されるケースが多いという。
（以上引用）

寄ってたかって領土をかすめ取られそうですが、これも『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』結果ですね。
ありがとうございます。

6月に近所の百円均一SHOPで木製のスイッチカバーを発見し、その翌日には店頭在庫になっていたものをかっさらうようにすべて購入したのだが、それでも改装工事でコンセントが大幅に増えた分が間に合わず、どうしたものかと思っていた。
製品自体はもう生産を終えており、取り寄せ出来ない旨確認していたので、あとは系列店で同じ商材の扱いがあれば店頭にある分のみ購入出来るということだった。
そこでちょっと離れたところにある愛知県下で最も床面積が広い系列店（なんと1000坪！）に一応電話で問い合わせてみた。商品が多いからなのか要領が悪いのか、確認するだけで相当待たされたが、同じ商品が10個あまりあるということなので全部キープしてもらい、昨日買い受けに行った。
商品としては一穴と二穴のものしかないので、一番多い三穴のスイッチに対応するためには二穴ものの中心をノコで切り取って使うが、どうという事は無い作業だ。
私にとってはここ数年で最もお得感のある買い物であったが、100均を訪れるお客さんの大半は見向きもしない商品であろう…たぶん。

日射しの強い日中にはほとんど姿を現さなくなった近所の黒猫。
今日は雲が多く、風もあるので涼みに出てきた模様。

バズリクソンズの2012年カタログが出来上がってきています。
平素当店でバズリクソンズの製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げております。かなりの冊数を確保しておりますが、シーズン前に無くなってしまう事がありますのでご入用の方はお早めにどうぞ。

李大統領、従軍慰安婦問題の日本政府対応を批判

１３日付の韓国紙・東亜日報は、李明博大統領が竹島上陸を決断した背景に、「歴史問題での（日本の）不誠実な対応がある」と自ら語ったと伝えた。
大統領は「大統領として韓国の領土を訪問したことは、一種の地方視察だ」と述べ、日本の反発に、「理解できない」と感想を漏らしたという。
大統領は、１０日の竹島上陸後、ソウルの大統領府で同行者と夕食を共にした。この席上、「日本を必要以上に刺激するつもりはないが、歴史問題での日本政府の対応に、この間、あまりにも誠意がなかった」と語り、昨年１２月の日韓首脳会談での、いわゆる従軍慰安婦問題を巡る日本政府の対応を批判した。大統領は、「野田首相は言葉をあちらこちらにそらし、会談後にも日本政府は何もしなかった」と述べ、「残念だ」と何度も口にしたという。
（以上引用）

この在日出身の大統領は、本音のところでは竹島が日本領だということも、従軍慰安婦がでっちあげだという事も知っているのではないか。
それを自身の政権基盤が揺らぎ始めたため、復権のためのパフォーマンスに利用する。しかもオリンピックの真っ直中にである。
もうこの反日が国是の気が狂った隣国とは人的、経済的な交流を一切断つ以外無い。

お盆の期間中も通常営業しております（火曜定休）。
店頭はまだまだ夏物の実売時期ですが、メーカーからはお盆休みの直前に出荷された秋物が届いており、順次撮影してアップロードしていきます。
自店で展開している長袖ウエスタンシャツも釦付けが完了したものから店頭に出していきます。

3月の店舗改装後に、汎用品のカーペット材を買ってきてDIYで敷きつめたフィッティングルームの床。
それなりに仕上がってはいたが、どうも地味すぎてもの足りない。そこそこ単価の張るジーンズの試着をしていただくスペースとしては、もう少し高級感がほしい。
たまたま他の用途で手に入れていた砂岩調の磁器タイルをあてがってみたら使えそうなので、この際張り替えることにした。

画像1／汎用品のループカーペットを裁断して敷き詰めたフィッティングルームの床。境目はアルミ製の縁材をカットしてネジ止めした。

画像2／33センチ角の輸入物の磁器タイル。手前の左右と奥の一列は床にあわせてカットしなければならない。厚みがあるのでサンダーを使った。

画像3／ループカーペットをバリバリとはがし、タイル用の接着剤で寸法通りカットしたタイルを接着。

画像4／水で練った目地材をゴムベラで詰めていく。

画像5／はみ出した目地材を拭き取り、アルミプレートは再利用して完成。

先月末にオーダーいただいたショルダーバッグ、本体にレザーのストラップを取り付けて完成です。

画像1／本体とストラップを留めるのは銅無垢のリベット。これは馬具用のもので、ワッシャーを通した状態で先端を叩いて潰していきます。

画像2／ピンの先端が潰れて広がり、ワッシャーと一体化してがっちり固定します。バリが残ると危険なので注意深く仕上げます。この打ち抜きリベットが進化したものがジーンズのポケット口に採用されています。

画像3／革のボタンは鹿ヒモで蓋に縛り付け。外ポケット下部から出ている鹿ヒモを巻き付けて蓋を固定します。

画像4／お客様の体格に合わせストラップはサンプル品より2センチ長く取りました。

製作中のショルダーバッグ、やっと本体は仕上げ段階まできました。

画像1／中央のジッパー開きのすぐ下に外ポケットを付けます。先にレザーで作った蓋を縫い付け、その下にマチ入りのポケットを叩き付けていきます。ポケットは長財布がすっぽり入る大きさで裁断しています。ポケットの底の部分にはあらかじめ鹿ヒモを通すホールを付けてあります。

画像2／本体の外回りを縫いますが、ジッパーを開けた状態で、中表にして地縫いします。

画像3／仕上げの時に縫い代がゴロつかないようアールの部分は短くカットしておきます。

画像4／外回りが縫われて袋状になっていますので、ジッパーの開きから手を入れて表裏をひっくり返します。

画像5／表に返した外回りをプレスし、コバステッチを入れて本体の完成です。

まだ新しいレッドウイングのエンジニアブーツを二本爪のスタッズで意匠します。
いつもは履き口周りにも打ち込みますが、今回はそれをやめ、かわりにシャフトの前面中央に円形に配して打ち込みます。ストラップと円の中央ポイントにはクリアブルーのスタッズを選択していただきました。

解散「近いうち」は確約と認識＝自民党総裁

自民党の谷垣禎一総裁は８日夜、野田佳彦首相（民主党代表）と会談し、一体改革関連法案は速やかに成立させること、関連法案が成立した暁には「近いうちに」国民の信を問うことで合意したことを明らかにした。
解散時期の表現を民主党が修正し「近いうち」としたことを「極めて重い言葉だ」とし、「近いうちに」との文言修正は、解散の確約と受け止めると評価した。この結果、内閣不信任決議案や首相問責決議案は「当面、出さない」と明言。中小野党提案の内閣不信任案などの採決では否決に協力する考えを示唆した。
（以上引用）

谷垣さんのたよりない顔つきは、それだけで野党の党首として失格ではないか。
人柄の良さと調整能力だけで微妙なパワーバランスの上に立って党首をしているが、ほとんど覇気が感じられない。
一方すでに民主党は死に体になっており、早晩空中分解する。あんな連中は次の選挙で全員討ち死にすれば良いのだ。
私の目下の関心事は、平沼赳夫さん率いるたちあがれ日本がどこまで票を伸ばせるかということと、国士・西村真悟前衆院議員が国政復帰出来るかどうかということぐらいである。

ワンオフ製作中のショルダーバッグ、レザーパーツの製作に入っています。

画像上／すべてのレザーパーツは裏面の毛羽立ちを抑えるために糊をうって磨きをかけます。

画像中／従来中央に来るボタンは鹿の角を輪切りにしたものを使用していましたが、あまりウエスタン寄りにしたくないというお客様の御要望で、厚革をカットしたものをボタンの形に成形します。

画像下／ヌメ革のストラップに製作年月、お客様のお名前を刻印します。

VC-79のレザーパッチの仕上げです。

画像上／色を入れ終わった状態。

画像中／濃色でクッキリとラインを入れて絵が完成したらまわりをカットしていきます。毛羽を落とすために部分的にサンダーも使用。

画像下／パッチ完成。