店長日記

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ネットでお買い物…コミック版「虹色のトロツキー」
知ってる人は知っている、旧満州を舞台にした歴史漫画の大作。
日蒙混血の青年を主人公に据えたフィクションだが、実在の人物を多数登場させ、またその人物描写も巧みである。
関東軍参謀の石原莞爾はじめ、辻政信、甘粕正彦、東條英機、岸信介らが活動する大東亜戦争直前の支那大陸。「五族協和」の理想のもとに、日本軍のスパイとして教育を受ける主人公。そして対ソ戦略の一環として、ソ連を追われて亡命中の革命家トロツキーの身柄を確保する密命を帯びるのだが…。
1990年代の作品のコミック版で、古書でセット売りされているのを購入した。
作者の安彦良和さんは、「機動戦士ガンダム」の作者としても有名。
コインケース弐号製作中
小ぶりなサイズのコインケースの試作続き。
今回は二つ折りしたときにボタン留め出来るようにするが、スナップボタンを表まで貫通させると容量が減るので、内側だけに取り付けることにした。
普段あまり使わないセグマ(SEGMA)というアメリカ製のスナップを使ってみた。

画像1、2/セグマのスナップは、ベルトのバックル留めや、A-2に使われる。

画像3/端を縫い合わせる前に、裁ち端に糊を塗って毛羽を押さえておく。

画像4/切り抜いたコインの出入り口の反対側にあたる部分も、糊で仕上げておく。
フェローズの冬物企画
フェローズから送られてきた冬物商品の企画資料。
これから夏に向かうこの時期、我が業界は、冬物の商談が大詰めを迎えます。
発注から納品までのリードタイムの長いメンズのアパレルメーカーは、この時期に受注を取らないと間に合いません。そのためにサンプルで展示会を行い、各地から集まった販売店がそれを見て発注をおこなうというのが普通の流れです。
ただ、当店では担当氏にお願いして、サンプルの撮影画像をディスクに焼いてもらい、発注書と一緒に郵送してもらっています。
フェローズの展示会は東京のショールームで行われるため、当地から出張っていくのはなかなか大変なのです。
ちょっと横着ですが、取引関係も長いので、ご配慮いただいています。
夏日
今日の愛知は30度超えの予想。
でも、湿気がないので過ごしやすい一日になりそう。
今年はまだ冷房を使っておらず、正面扉を開けたままで営業中。

*フロアマットで爪とぎしているのは、当店の飼い猫ではありません。
コインケース弐号
この4月に、10年ぶりに再始動したコインケースの製作だが、ジーンズのフロントポケットにすんなり入る大きさが良いといったご意見があり、検討してみた。
現状でも入るのだが、幅を1,5センチほど削れば収まりが良い。同時に、スリム化するために外回りのパイピングは省き、二つ折りしたときに内側で留めるボタンを追加する仕様で試作することにした。

画像1/新たに作った型紙を乗せ、革を粗裁ち。薄茶のベジタブルタンニングの革を使用。

画像2/コバの縫い合わせ部分の裏側を漉いておく。

画像3/漉きあがり。

画像4/コインの出入り口を抜く。
トップルーフもエイジング
今日は快晴で、風も無いので、営業開始前に屋外でちょっとペイント作業を…。
先日購入したテクスチャー塗料を使って、JA11のエイジングをFRPのルーフにまで拡げてみた。
四隅の、錆が来そうなところにスポンジで塗料を乗せ、乾燥後に錆塗料でペイント。
お試し
購入したばかりのテクスチャー塗料を使って、柱や壁に取り付ける大型のフックを塗装してみた。
ユニクロメッキされているので、サンドペーパーで足付けをおこなった上で作業開始。

画像1/骨材入りの塗料をスポンジで斑に塗布。

画像2/乾いた後、グレーのテクスチャー部分を覆うようにブラウンの錆塗料を上塗り。

画像3/さらにイエローの錆塗料を重ねながら、ボカシを入れる。

画像4/エイジング完成。塗膜はかなりしっかりしている。本物の錆と違い、衣類に付着する心配もない。
いただきもの
西尾市のお客様が、タミヤの1/32スケールの組み立てキットを使用し、細部まで忠実に作り込んだ労作。
言わずと知れた帝国海軍の主力戦闘機であるゼロ戦。
正式には三菱海軍零式艦上戦闘機の五二型で、大東亜戦争の後半から終戦まで投入された型式。
しばらく店頭で鑑賞させていただきいた後、しかるべきところに奉納させていただく予定。

画像1/一切の無駄を排した機能美。黄金比のフォルム。

画像2/コックピット内も細かく作り込まれている。

画像3/針の先ほどのリベットにも色が入っている。

画像4/日の丸部分はエアブラシで塗装。

画像5/(敵が)低空から見上げた時に、空の色と同化するように機体の下半分がグレーになっている。
「太陽政策」に回帰=革新系の文在寅政権船出-韓国

韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。北朝鮮の核・ミサイル問題で朝鮮半島の緊張が高まる中、文氏は北朝鮮への融和路線を貫いた金大中、盧武鉉政権時代の「太陽政策」への回帰を模索。北朝鮮への圧力よりも対話を優先する新政権の誕生で、南北関係は転換点を迎え、圧力強化を重視する日米両国との連携の乱れも予想される。
(以上引用)

日本にとっては、「反共の防波堤」であること以外には何一つ価値の無い迷惑な隣国。
そこの愚民が、よりによってこの時期に、反米・反日で容共の大統領を選出した。
就任早々、カネを受け取って締結した慰安婦合意を、あっさり反故にしそうな勢い。
日本国民からは「やっぱりね~」と、納得の声多数。
ネットでお買い物…錆塗料&テクスチャー塗料
一昨年お試しで買ってみた錆塗料だったが、車や什器に使ってみたところ耐久性もあり、今後もいろいろ利用できそうである。
前回ブラウンとイエローの二色を購入したが、ベースカラーのブラウンを使い切ってしまったので、こちらだけ容量の大きな瓶で買い足した。イエローは錆の中心部に少しトッピングするくらいの方が自然で、あまり沢山使わないのだ。
今回はついでに、骨材として砂が入ったテクスチャー塗料も買ってみた。
下地に凹凸感を出すには色々な方法があり、手持ちの材料を駆使すれば事足りるが、塗料屋が一押ししていたこの塗料も試してみたくなったのだ。
リメイク検討中
アメリカンダイナーのK'S PITのマスターから、仕事で使うオーバーオールのストラップ部分に、平ゴムをかませられないかとお問合せ。
一年中オーバーオールで仕事をしているので、やっぱり多少なりとも運動性があった方が良いということ。それはまぁ、そうでしょう。
ユニフォームとして何本もお買い上げいただいているので、とりあえず一本リフォームしてみようかと検討中。
丁度40ミリの平ゴムが使えそうだが、断ち切った端をうまく収めて違和感が無いように仕上げたい。
吸気カバーの錆塗装ふたたび
先月二回目の車検も難なく通過して、故障知らずのJA11。
あえて樹脂パーツの部分にだけ施した錆塗装は、どこへ行ってもおじさん達のアツい視線を浴びる。
もしかしたら、こういうカスタムは思っているよりも市場性があって、その気になって取り組めばビジネスとして成立するかもしれない。
リアルな錆表現は、絵画を描くような技量も必要で、一般の塗装屋さんでは参入し辛い分野だろうから…。
本日の修理品/フラットヘッド3005
このメーカーの製品は、縫製にコアヤーン(化繊の芯に綿を被せた糸)を使っていて、100%綿糸よりは強度がありますが、それでも穿き込めば糸切れは避けられません。
左右のポケット口は一旦リベットを取り外したいところですが、大ごとになるので、このままでギリギリまでミシンで追っていきます。
腰帯の内側や、裾のチェーンステッチも切れているのでカケツギを行います。
エクステリアもDIYで
先日、骨材の入ったスタッコで凹凸感を加えた磁器タイルの壁に、白ペンキで上塗りをした。
少し黄色味を帯びたスタッコの上から、ローラーで大雑把に塗り付ける。
水性のアクリル塗料だが、天気が良いので乾きも早い。
いただきもの
第二次大戦前後に米軍がデザインとして採用したディズニーキャラクターを中心に、700点あまりのパッチを収録した「ミリタリーインシグニア・オブ・キャラクターズ」。
全ページカラー印刷され、所属部隊なども表記された資料的価値の高い本。
豊川市のフライトジャケットコレクターのお客様からのいただきもの。
満開
例年に比べると発育が遅かったメキシコ万年草だが、やっと開花。
今日は地域の資源ゴミの回収日だったので、たまっていた段ボールを近くの神社まで運ぶ。一回では載せきれず、二往復した。
以前は古紙回収業者に頼んでパッカー車(圧縮機の付いたトラック)を廻してもらっていたが、JA11の荷台に積んでロープをかければけっこう運べるので、近頃はそうしている。

”青い黄金”を追え!一獲千金 荒野のデニムハンター
昨夜、たまたま衛星放送でやっていた番組。
ビンテージのジーンズを発掘するため、廃坑となったゴールドラッシュ時代の鉱山跡や、古い農家の納屋を廻る男をカメラが追うドキュメンタリー。
実際に重装備で崩れかけた廃坑の中に入り、砂と埃の中に埋もれていたお宝をゲットし、「オーマイガァッ!」と叫んでいるシーンも捉えられている(でも、これって盗掘じゃね?)。
発見されたお宝はブローカーの手を経て、最終的にはコレクターの手に渡る。
ブローカーのもとには、遺品整理などで見つかるミントコンディションのジーンズも集められる。これらを日本から買い付けに来ている古着ディーラーも出演していた。極上品は、最終的には数百万円といった価格となる。
当店も、開業時にはビンテージジーンズを商っていたが、現地価格の高騰についていけず、足を洗ってリプロ品に切り替えた。
古着のジーンズが、気軽に着用できる価格でなくなった時点で、これはちょっと違うなと見切りをつけてしまったのだ。
当店の店内には、そのころ現地買い付けしたビンテージ物の一部を、参考品として残しているので画像でご紹介。

画像1/リーバイスファーストジャケット。打ち抜き式の尾錠も残っている。LAでバイヤーから購入。

画像2/同セカンドジャケットと501ビッグE。LAでバイヤーから購入。

画像3/101のジャケット(ブランケット付き)とパンツ。LAのスワップミートで購入。
ネームプレート製作
豊橋市のお客様から製作依頼。
文字数が多いので、出来るだけ字間を詰めて刻印しました。
「R.D.ANDERSON」って、「スターゲイト」に出ていた俳優の名前?
A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
エイジング
バズリクソンズの定番A-2、ラフウェア実名モデル(BR80253)。
このアニリン染料で深く手染めされたブロンコハイドが、数年の着用によっていかに違った表情を見せるかということで、新品と比較してみました。
経年サンプルは、お客様が数年にわたって着用したもの。
あまり表情に変化のないラッカー仕上げと比べ、手間のかかる染色仕上げですが、茶褐色のボディがここまで変化するのを想像出来るでしょうか。
変化の過程で、腕や衿の折り皺に沿って濃淡やテカリが出て、着用者のライフスタイルも反映した一着に仕上がるのです。

*画像右側が新品。左側は同じ製品を3年ほど着用した状態。