店長日記

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ベルトサイズ延長
少し前に日記欄でご紹介した定尺ベルトのサイズ延長。
前回は5センチほどの延長でしたが、今回は約9,5センチと、かなりの長さになります。
バックルの取り付け部分を、色の近いベジタンの革で制作します。
パッチ縫い付け/A-2デッキ
N-1の後継モデルであるA-2デッキジャケット。
基本的なデザインはそのままに素材を変更し、軽く、扱い易いジャケットに仕上がっています。
手振り刺繍の海軍パッチを取り付けてカスタム。
SS追加企画
フェローズより、春夏新柄Tシャツの企画書が届きました。
これから生産に入り、5月以降に納品される分で、カタログ未掲載の柄ばかりになります。
XS、Sサイズにつきましては店頭受注分のみデリバリー可能です。
ご興味のある方は店頭にてご覧ください。
店頭ラックもDIYで
黒鉄色で上塗りしたプラの継手とエンドキャップに錆塗装を施す。
乾燥後、カットした塩ビパイプを通して組み上げ。塩ビパイプは未塗装だが、スチールウールで表面を擦ってエイジングした。
高さが150センチほどで、バッグを二段掛け出来るラックの完成。
ファミマ、「はだいろ」表記のPB下着を回収

ファミリーマートは26日、新たに発売したプライベートブランドの衣料品の色の表記で不適切な表現があったとして、店舗から回収したことを明らかにした。女性向けの下着で「はだいろ」と記しており、社員や加盟店から不適切ではないかと指摘する声が出たという。
衣料品は「コンビニエンスウェア」として今月23日から全国で発売したシリーズの一部。女性向けのキャミソールやショーツなど3種類(各2サイズ)で色の表記を「はだいろ」としていた。計約22万5千枚を売り出していたという。
(以上引用)

日本企業が日本人向けに慣用的な表現で「肌色」と表記するのが、何故不適切なのか。
近頃、画材にも「肌色」が使われなくなってきて、「薄橙」などと表記され始め、苦々しく思っている。
人種的な配慮も行き過ぎ。

店頭ラックもDIYで
先月、「イレクター」という商品名の鋼管がインサートされた塩ビパイプで二段掛けのラックを制作したが、組み上げも容易で強度もある。
そこで今回は、バッグの展示スペースで利用できるラックを制作することにしたが、目線の位置にプラの継手がくるため、そこにあらかじめエイジング塗装をしておくことにした。
チープなプラスチックの質感は、商品もチープに見せてしまうのだ。

画像1/ビフォー。

画像2/プライマーを塗り、金属の質感を出すためにエフェクト塗料で塗装。

画像3/黒鉄色で上塗り。

画像4/スチール風の塗装は完了。この後錆塗装。
エアフォースパッチ完成
本体のペイントに合わせ、斑染めした牛革のトリミングを取り付けてショルダーパッチ完成。
ミシンのメンテナンス
使用頻度の高い年代物のミシンをメンテナンス中。
懇意にしていた地元のミシン屋さんはかなり前に廃業され、以来、一通りの調整を自己流で行っている。
自動給油式のミシンは車と同様、定期的にドレンボルトを抜いてオイル交換が必要だが、今回はオイルパンを確認したところ、まだ大丈夫そう。
出光の専用オイルは、最近ではネットで購入している。
パッチ縫い付け/M-65他
オリーブとカモフラの2着のM-65、リップストップのフィールドジャケットにそれぞれネームテープを取り付け。
このあたりの裏無しジャケットは着回しが利き、春先や秋口に重宝するアイテムです。
ジーンズ裾上げ
西尾市のお客様からの持ち込みでフラットヘッドのブーツカット。
オリジナル縫製で途中で糸切れを起こしたチェーンステッチを、長さを変えずに再仕上げします。
部分的な修理では糸色も異なってしまうので、左右ともに全周のステッチを抜き、再縫製という手順になります。

今回の工賃/¥1,500円+500円(裾線解体)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
エアフォースパッチ鋭意製作中
今回トリミングには、馬革ではなく、牛ヌメ革を使用します。
手染めして乾燥後、エイジングを加えて取り付ける予定。
エアフォースパッチ鋭意製作中
フライトジャケットのカスタムではポピュラーなヨーロッパ戦域の第8航空群。
今回はある程度着込んだA-2やB-10向けに、エイジングしたものを製作中。
ベースの革も、いつも使っているヌメではなく、シボのあるシュリンクレザーを使用。
時短応じない飲食店「対策に不備」小池知事に弁明書

新型コロナウイルスの緊急事態宣言期間中、東京都が飲食店に営業時間短縮を要請していることに関し、26店舗で午後8時以降も営業を続けている飲食チェーン「グローバルダイニング」が、要請に応じない理由を、弁明書として小池百合子都知事あてに提出していたことが17日、分かった。
「グローバルダイニング」は、居酒屋「権八」や「モンスーンカフェ」など人気店を展開している。同社の長谷川耕造社長(71)の名前でつづられた弁明書では、緊急事態宣言で不要不急の外出を控える指示がありながら一部の遊興施設への営業を容認し、外食産業には締め付けを迫っていると主張。新型コロナ対策や経済対策の制度に「大きな不備がある」とした上で「民間、特に飲食店を狙い撃ちにした経済的我慢を強いる緊急事態宣言と時間短縮要請については不信しかありません」などとも記されている。
(以上引用)

この社長の主張は極めて論理的で筋の通ったもの。
根拠も疑わしい時短要請で、魔女狩りみたいに吊し上げられてはたまらない。大箱の飲食店にはロクな補償もないし、あくまで「要請」なのだから、腹をくくって拒否すればいいと思う。
小池のババアのパフォーマンスで狙い撃ちされなければいいんだけどね…。
ウチの近くに系列店が無いのが残念。
本日の修理品/バトラーバーナーセイルズ 2デイバックパック
ショルダーストラップは、内側からシームに挟んで縫い込まれており、縫い代端はパイピングされています。
作業のためパイピングを取り外し、作業完了後に閉じ直します。
今回は縫製糸の解れでしたが、本体のコーデュラは軽量かつ頑丈で、長年の使用に十分耐えられるハイテク素材です。
本日の修理品/バトラーバーナーセイルズ 2デイバックパック
容量の多いコーデュラのバックパック。
通学用として重い書籍を入れて2年ほど使用。
ショルダーストラップ取り付け部分のコバ縫いがほつれた状態。
ストラップは内側から地縫いされているので、これですぐに抜けてしまうようなことはありませんが、押さえのコバステッチは補強の意味でも必要なので再縫製します。
メーカーの工場には送らず、店内にて対応。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
ちょっと間が空きましたが、ボロさを活かしたジーンズリメイク完了。
当て布には、レプリカメーカー各社の裁ち残りをランダムに使用しています。
すでに裏張りしている個所は、表からのパッチワークで3重にもなり、パンツ自体もかなり重くなっております。
A-2カスタム完成
エイジング加工したレザーパッチを縫い付け、A-2カスタム完成。
A-2カスタム制作中
ショルダーパッチのエイジング完了。
スコードロンパッチ(制作時にエイジング加工)とのバランスを見て、塗装面、馬革のリムともに手を加えております。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。

画像3/加工済みの384FSのレザーパッチ。