店長日記

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バックペイント その3
少しずつ色を加えて、ディテールを描き込んでいきます。
金髪で肉感的な、少しケバい感じのカウガールです。作業はこの段階で、まだ全体の3割ほどです。
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本日のニュースより
中井担当相、大丈夫? 「めぐみさんは高校生の時、仕事帰りに拉致…」 
中井洽(ひろし)拉致問題担当相が19日、霞が関の官庁街を訪れた子供たちに、拉致事件について誤った情報を伝える一幕があった。夏休みの催し「子ども霞が関見学デー」での出来事。
子供たちから「拉致問題で私たちに何ができますか」と質問され、中井担当相は横田めぐみさん=拉致当時(13)=の拉致事件を説明。「めぐみさんは高校生の時、仕事帰りに拉致されたが…」と述べた。めぐみさんは中学1年だった昭和52年11月、新潟市内で、学校でのクラブ活動からの下校途中に拉致された。拉致の残酷さを象徴する事件さえ正確に覚えておらず、担当相としての自覚が問われることになりそうだ。
(以上引用)

暑さで頭をやられたんでしょうか?
このオッサン、かつては民社党の春日一幸さんの薫陶を受け、西村真悟さんとも親しかったはずですが、このところのボケぐあいはどうしたことでしょう?
もう退場してもらった方が良いとおもいます。
バックペイント その2
上塗りは人物から進めていきます。
塗料を調色し、肌の薄い色から塗っていきます。その際、元絵と全く同じ色調にはせず、ジャケットの色とのバランスも考えて少し明るめに色を乗せていきます。顔の部分は、このあとある程度時間をかけて描き込みしていきます。普段誰もが見慣れている人間の顔は、わずかにバランスが崩れただけで違和感があるので気を使います。
バックペイント
今日からはバックペイントの製作に入ります。
千葉県のお客様からのご依頼で、背中全面と左胸にペインティングします。
ベースになるフライトジャケットは、お客様のコレクションでJ・A・デュボウ社のA-2です。レプリカではなく、第二次大戦中の本物です。各部に多少の傷みはあるものの、革のコンディションは非常に良く、65年以上前のものとはおもえない程です。ジッパーも、当時のままのTALON製で、テープやムシの傷みも無く、完全に作動します。最近ではこのように日常使用に耐えられるレベルのモノは本当に少なくなりました。
画像は、元絵のカウガールの配置を決め、マーキングした後、下地の塗料を塗っているところです。上塗り塗料の食いつきを良くする為と、オフホワイトで下地を作る事で、茶色の革のうえに肌色や黄色を乗せる事が出来るのです。革の茶色が見えなくなる程度に薄く、アウトラインに沿って塗っていきます。この後、下地が完全に硬化したら描き込みに入ります。
気の早い方に…
蒸し暑い日々が続きますが、分厚いウールメルトンのCPOジャケットなどいかがでしょうか?
暖かいですよ…(汗)
この暑さ厳しき折り、メーカーからは秋口のシャツ等とともに、早くも冬の商材が入荷しています。
かつて業界には、「問屋」というメーカーと小売店の間に入って、在庫や出荷の調整弁になる仕組みがありましたが、時代の変化でその数は減少の一途をたどっています。変わって私どものようにメーカーと直接取引したり、自社生産するスタイルが多くなったのです。特化した商品展開をするにはその方が都合がいいのですが、一方生産サイドの都合で納期が多少ずれこむこともあります。季節の移り変わりとタイミングを合わせて順序良く納品されるのが理想的ですが、なかなかそうはいきません。それは一定のリスクとしてSHOPサイドも引き受けなければならないと考えています。
かりにSHOP側が、あまりシビアに納期にこだわれば、メーカーの倉庫は出荷待ちの早上がりの商品が山のようになってしまいます。
そのあたりも考慮して、当店では納期指定はしていません。
ということで気の早いお客様に向け、入荷商品をご紹介してみました。
本日の修理品
持ち込み品でシングルステッチによる裾上げです。
エドウィン企画のLeeの復刻品で、200番系のブーツカットです。通販で未洗いのものをお買いになり、水洗い、乾燥の後、当店にお持ちになりました。
リーバイス系とは違い、巻き幅の太いシングルステッチ(1,2ミリ)で、内側がオレンジ、外側がイエローになっているので、オリジナル通りの巻き幅、配色で裾上げいたしました。

工賃1000円
本日の修理品
FUNNYのウォレットレーンの修理品です。
車からおりる際にドアに引っかかった状態で引っ張ってしまい、ナスカンを留め付ける部分がちぎれてしまったようです。この製品は、FUNNYのメキシコ工場製で、ホースヘア(馬の毛)を染め分けて編み込んだ高級品ですが、留め付けの部分がちぎれてしまうと元通りには修復出来ません。
そこで編み棒で付けの部分の横糸をすくって、そこにシルバー製の丸カンを通し、ナスカンを繋ぎました。見た目にも違和感は無く、強度的にも通常の使用なら問題はないと思います。
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本日のニュースより
イタコ「口寄せ」癒やしに効果…国助成で研究
故人の霊を呼び寄せて言葉を伝えるイタコの「口寄せ」に、自殺者の遺族(自死遺族)が癒やされるケースが多いことに注目し、その理由を探る文部科学省の補助金助成研究が、今月末からスタートする。
自殺者が12年連続で3万人を超える中、新たな遺族支援のあり方を提案したい考えだ。
研究は、青森県立保健大健康科学部の藤井博英教授らが実施。調査は3年間で、今年度は、県内のイタコを訪れる自死遺族5人に協力を求め、口寄せを受ける理由や受けた直後の気持ちの変化、話の内容や口調などイタコのどこに癒やされたか——などを聞く。
(以上引用)

はぁ?…
なにコレ?…サイエンス系の補助金は出し渋るくせに、イタコの研究に補助金出すって?
<イタコの「口寄せ」に、自殺者の遺族(自死遺族)が癒やされるケースが多いことに注目し>そりゃあ癒されるだろうさ、それを求めてイタコの口上を聴きにきてる遺族の方達なんだから。いわばカウンセリング効果で、あらためて文科省が補助金出して研究対象にするようなことなのか?
なにか他のことにカネを使ってもらった方が良いとおもいますけど…。
プレゼント用包装も承ります。
リング、ウォッチブレス、キーホルダー等の小物から、シャツ、スウェット、ジャケットまでギフト用のラッピングを承ります(無料)。
一応ギフト品の販売実績としては、サイズの問題の無い小物類が一番多いのですが、ウエア類もおよその体格をお伝えいただければ対応出来ます。奥様から旦那様へお贈りになる場合に、現に着用されているシャツを持ってきてくださる場合もあり、そうしていただけると確実で助かります。
ツーリングレザー
時々、店頭にお越しのお客様より、使用中の無地のウォレットに(後から)カービングを入れる事は出来ないかとお問い合わせいただきます。
…残念ながら出来ないのです。
それは以下の理由によります。
まず、カービング製品の製作工程として、粗断ちしたパーツの段階でカービングはおこなわれます。その際に革全面に水を含ませた上で大理石の台座の上でカットを入れ、タガネでスタンプし、乾いたら着彩し、他のパーツと合わせて縫い上げ、製品となるのです。製品として出来上がっている状態でこの作業をおこなう事は出来ません。
また、最初から無地の製品として流通しているものは、カービング用の革とは材質が違います。無地の製品にはロウ質の革や、油分を染み込ませた革を使用しますが、これらには模様をしっかり彫り込む事が出来ません。カービング用のツーリングレザーは水分を含みやすく、彫りを入れて乾いた跡で彫り込まれた跡がクッキリと残る性質があります。とくに上質なツーリング用レザーは、何年経っても凹凸がはっきり残っています。
無地製品には無地の良さがありますので、商品の特性をご理解いただいてご愛用いただければとおもいます。

*画像は2004年に店内で製作したウォレット&携帯ケース。タンニンなめしのレザー使用。
サドルバッグ改造
先週お買い上げいただいたコロラド・サドラリー社のサドルバッグを、バイクのサイドバックとして流用するために二分割しました。
カットした端を内側に折り込んでリベットでがっちり留めつけ、ループ状になった部分にフェンダーステーが収まるようになっています。必要な位置にロックタイ用のストラップも打ち付けてあります。このコロラド社のサドルバッグは分厚いヌメ革でつくられており、ハードな使用にも充分耐えられ、しかもお値打ち(25000円)です。
バイク用品として販売されているサイドバッグは、そのままポン付け出来るようにはなっていますが、高価な割に材料はペラペラで情けないものが多いようです。
良書とは言えませんが、反面教師としてご紹介
『長崎市長 本島等伝 赦し』横田信行著 にんげん出版

市長在任中、昭和天皇の戦争責任発言で右翼に銃撃され、瀕死の重傷を負った本島氏の自伝です。
本人の出自についても詳しく書かれており、長崎の隠れキリシタンの末裔であり、被差別部落に私生児として生まれた本島氏は、極貧の中で苦学をしながら成長します。長じて地方政界に入り、頭の良さと清濁合わせ飲む懐の深さで、自民党の有力政治家として頭角をあらわします。けして清廉な人ではありませんが、実務においては優秀な人で、多くの実績を残しています。そして社会的弱者(あくまで本島氏の基準でですが…)に対する手厚い処遇は、この人の政治信条なのでしょう。どこか京都の野中広務さんに通じるようなところがあります。しかし、その出自ゆえか弱者に思いをよせるあまり、首長としてのバランス感覚が欠けているとおもわざるをえません。昭和天皇批判の他、原爆の問題では公務として渡韓し、日本で被爆した韓国人を訪ね、「すべて日本の責任です」と言葉をかけ、涙を流して謝罪した上に市の予算に韓国人被爆者の支援金まで計上しています。
この人は一体どこの国の政治家なのか?。
当時日本国籍だった韓国人に対する補償は、日韓基本条約で莫大な補償金を払い、とっくに片付いています。それを日本の側から問題をむし返すように土下座外交までしてどうしようと言うのか。仮に、韓国人被爆者が充分な補償を受けられないでいるのなら、それは韓国の国内問題で、補償金の分配の仕方に問題があるのです。
皮肉な事に四選があやぶまれた本島氏は、銃撃事件で同情票が集まり、再選を果たします。
私の記憶でも、当時のマスコミは、まるで正義を貫いた政治家の鏡のような扱いで、国益という視点の欠けたこの人物を持ち上げていました。
本島氏は五選目にして落選しますが、その後かえって足かせが取れたかのように饒舌に「反戦平和」を語り出します。その言葉は、ほとんど社民党に近いような現実離れした平和路線で、かつて自民党に籍を置いた人とは到底おもえません。
『赦し』…本書のテーマでもある赦しとは、一体誰が誰を(あるいは何を)赦すのか?
このキリシタンの末裔が本書で語る日本の責任論、戦争犯罪論などは自虐史観そのもので、どうにも理解し難いものでありました。
本日の修理品
今回はレギュラー丈のリメークジーンズを切り詰めてクロップド風に加工しました。
それもはき古して裾が傷んだものを再生利用するというのではなく、新品購入時に、バッサリと7部丈にカットしてしまいました。
最近注目されているクロップドパンツは、別に目新しいものではなく、昔のデザインの焼き直しです。以前はどちらかというとレディース中心の展開でしたが、最近ではメンズ衣料でも定着した感があります。
この秋冬ものでも各メーカーがクロップドのラインナップを増やしていますので、素材のバリエーションも増え、季節を問わずに着用出来るアイテムになりそうです。
エアフォースパッチ試作品
100%レーヨン糸の刺繍パッチの試作品が完成しました。
当店では、デッドストックのエアフォースパッチを10年以上前からチビチビと販売していましたが、WEBで販売するようになってから一気に在庫が減り、このままでは年内に在庫切れをおこす可能性があります。そこで今回刺繍工場さんの協力を得て、数量をまとめて注文製作する事にいたしました。その試作品が工場さんから送られてきたのです。
出来上がりが現代風のカチカチなものにならないようベースになる布は出来るだけ柔らかいものを使用し、背景のブルーの部分とウイングマークを細番手、縁取りにやや太番手の刺繍糸を使ってあります。色は艶のない濃いめのものを選択しました。レーヨンは綿を原材料にした再生繊維で、少しずつ年を取るように色が抜けていきます。すべてのフライトジャケットに対応できるこの素敵なパッチ、今秋から展開の予定です。

価格未定…まだ原価計算していません。
秋冬ものの商談
昨日、弊社を担当している東洋エンタープライズの営業二人組がやってきました。
この酷暑の中、サンプルを抱えての営業、ごくろうさんです。画像では人相が悪く写ってしまいましたが、実物はもうちょっと男前です。
さて、今年度から展開しているキャッツポウのパンツに新たなラインが加わります。チノクロスの尾錠付きペインターパンツとウール素材のブロックチェックの細身のストレートです。9月の初旬にはH,P上でもご案内できるとおもいます。ロンウルフのブーツとぴったりコーデュネート出来るこのパンツ、価格はいずれも8295円。
友、遠方より来る
H君「ハッハッハッ、久しぶり〜!」
>おおっ!本当にひさしぶりだね。10数年ぶりじゃない?最近どうしてたの?
H君「10年ぐらいアメリカにいて、その後しばらくドバイに行ってたんだわ」
>ドバイ?…何してたの?
H君「レアメタルや石油の売り買いしとったんだわ」
>へぇ〜、上手くいったの?
H君「うん、儲かった。でも全部清算して日本円に換金したらいっぱい税金で持っていかれた」
>いくら納税したの?
H君「◯◯億ぐらいかな、ハッハッハッ』
>えぇ〜!!!

一見、ホームレスに見えなくもないH君とはずいぶん古いつきあいです。
彼は20代の頃の商売で一山当て、30代後半で、すでに億単位の資産を持っていました。ネクタイを締めた事は一度も無く、いつもヨレヨレのTシャツにジーンズで、なぜか腕時計だけ高島屋で買った一番高いROLEXという、不思議なセンスを発揮していました。
組織に与さず、独立独行で人生を切り開いてきたH君は、度胸の良さと勝負勘は抜群です。
(異能の人)H君と久々に再会し、なにかエネルギーをもらったような気がします。
靖国
終戦の日間近になると、首相が靖国参拝するか否かが話題になりますが、菅直人が参拝する事はまずないと思われます。かりにスケジュールが空いていたって足が向かうとはおもえません。
15日前後は一般参拝者の数もピークに達するとおもわれますが、お世話になっている当店のお客様が一足早く、一日に参拝されました。お土産に美しい日章旗と守札を頂戴しました。
例年、首相の参拝については、政教分離の観点からの反対論がありますが、戦没者への敬意は民族としての儀礼であって神道の儀式に則っていても宗教行為とは違うとおもっています。政治家の中にはクリスチャンであっても靖国参拝を欠かさない人だっているのです。
またA級戦犯の合祀問題も、そもそも戦勝国の論理で裁かれて戦犯とされたわけで、それを根拠にした分祀論などナンセンスです。
まして中・韓の顔色をうかがう必要など毛の先ほどもありません。
これはあくまで日本国内の事柄なのですから。
本日の修理品
一見修理困難にもおもわれる程、激しくクラッシュしています。
こういったケースではかなり広範囲に裏張りして生地を保たせなければなりません。穴の周辺の傷みはきれいに修復することは出来ないので、リメイク風にざっくりとカケツギします。ボロくて味のある、カッコいいジーンズに仕上げたいとおもいます。
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先日のニュースより
外国人に「首相選ぶ権利」 党員・サポーターに国籍要件なし
民主党は9月、菅首相(党代表)の任期切れに伴う代表戦を実施する。課題の一つが党員・ サポーターによる代表投票のあり方だ。自民党も総裁選で党員が投票するが、民主党とは大きな違いがある。自民党員は日本国籍保有が 条件であるのに対し、民主党規約は党員・サポーターの資格をこう記す。「18歳以上の個人(在外邦人および在日の外国人を含む)」外国人に門戸を広げ「開かれた党」をアピールする狙いからだ。民主党が政権を獲得したことで、 事実上、外国人にも「首相を選ぶ」権利が与えられる形となった。同党は「外国の特定の勢力が代表選に影響力を及ぼすのは困難で、問題はない」として、 外国人党員などの数も公表していない。民主党はかつて、永住外国人への地方選挙権付与問題をテコに、在日韓国人党員などを 増やそうとしたことがあった。2008年12月、当時の小沢一郎代表らが在日本大韓民国民団(韓国民団)幹部らと会い、 国政選挙での支援を求めた際、韓国民団の1人は「私もサポーターだ。(民主党政権になれば) 間接的に私が首相を選ぶ図式になる」と明言し、協力を約束した。韓国民団は「民主党代表選に組織的にかかわることはない」と説明するが、党内には「外国人の投票 を認めることに矛盾を感じる」との不満がくすぶる。大石眞・京大教授(憲法・議会法)は「政治資金規正法は外国人や外国組織から政党などへの寄付を 禁じている。日本の政治や選挙が外国の影響を受けるのを防ぐためだ。民主党代表選はこの法律の主旨 とズレがある。政権与党としてきちんと説明する必要がある。」と指摘する。だが、党内でこの問題を 真剣に議論した形跡はうかがえない。
(以上引用)

<外国人に門戸を広げ「開かれた党」をアピールする>だって…WWW
…バカか???
民主党の代表=日本の首相の代表選挙に外国人が投票する事自体、あきらかに内政干渉で、憲法背反。外国勢力の影響が及ばないわけがないじゃないか!

…よって結論
この党是も綱領もない政治屋集団は日本の癌。解体すべし。

*当店では反民主党キャンペーンを続行して参ります。
クレイジー・ハート
先月日本でも一部の劇場で公開された、本年度のアカデミー賞2部門を獲得した作品です。
FUNNYがこの映画の宣伝に噛んでいた関係で、次長がDVD(字幕入り)を送ってくれました。
かつて一世を風靡しながら、落ちぶれてドサ周りを続けるカントリーシンガーが、シングルマザーとの出会いで人生に希望を見いだし、再びクレイジー・ハート(荒ぶる魂)で人生に向き合うという再起の物語です。
主演男優賞を受賞したジェフ・ブリッジスは、劇中の曲を吹き替え無しで歌いきり、人生に傷ついたアル中のシンガーそのもので、無精髭とヨレヨレのウエスタンシャツ、ボロいシボレーがいかにもといった感じです。シングルマザーとして懸命に子育てする地方紙の記者役のマギー・ギレンホール、友人として主人公をささえる役のロバート・デュバルの演技も光ります。かつての弟子でスーパースターを演じたコリン・ファレルもしぶい歌声を披露しています。
ストーリーはいたってシンプルで、ちょっと前に公開されたミッキー・ロークの「レスラー」にダブるところもあります。ただ脚本のせいか編集の都合かわかりませんが、人物の描き込みが足りないような気がして、かなり想像力を働かさないといけません。
地味で良質な作品ですが、本国での評価とは裏腹に日本では話題になる事も無く、大手のシネコン系では全く上映されなかったのは残念です。
しかし俳優陣の抑制の利いた演技は素晴らしく、全編に流れるカントリーミュージックも、背景の土埃舞う大地にぴったりとマッチして心にしみます。アメリカ南西部の雰囲気やカントリーミュージックが好きな方には充分楽しめる映画だと思います。
本日の修理品
ずいぶん昔に販売したFUNNYの携帯電話ケースの修理品です。
ヘアー付きの革がインレイされた珍しいタイプですね。
今回はストラップを留めるギボシ(砲弾型の留め具)を新品交換しました。このクロムメッキの大型のギボシは今は使われておらず、現行品では突起部分の小さないぶし仕上げのものになっています。店頭に旧型パーツのストックが有りましたので、そちらで対応しました。
このギボシはネジ留めではなく、カシメ式なのですが、必要な打ち具が国内では流通しておらず、当店で自作した打ち具を使用しています。
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本日のニュースより 
トヨタに有利な調査結果隠す?米当局に疑い浮上 
トヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題で、急加速の原因が運転者の操作ミスとみられる複数の調査結果を、米高速道路交通安全局(NHTSA)が意図的に公表しなかった疑いのあることが30日、分かった。
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が報じた。
7月にNHTSAを退職した元幹部が、実名で告発した話として伝えた。急加速が起きた23台について、NHTSAが運転記録を調べたところ、いずれもアクセルが全開でブレーキを踏んだ痕跡がなく、運転者のペダルの踏み間違いの可能性が高かったという。
(以上引用)

この隠蔽が事実なら、日本のメディアは徹底的に糾弾しなきゃなりませんね。米自動車業界の圧力が背景にあったんでしょうが、当局がこんな姿勢では、不当なトヨタバッシングが繰り返されてしまいます。二度とこういう事が無いよう、トヨタもハゲタカ弁護士を雇って米当局から被害相当額を毟り取ってやる必要があるのでは…。
naughty nellies…これ、ブーツジャックなんです!
説明不足でございました。
店頭で販売しているノーティー・ネリーを指して、「なんすか?これ」とお客様に訊かれ、今更ながら、説明を加えなければ理解されない商品だとわかりました。…たしかに何の説明も添えてなければ、初めて見る人にはただの鉄の置物ぐらいに思われてしまいそうです。
これはブーツを脱ぐときに使う鋳物で出来たブーツジャックで、片方の足で体重をかけて本体を踏みつけながら、もう片方の足のブーツのかかと部分をネリーの足の間にかけて引っ張ると簡単に脱げるというものです(画像とは反対の向きで使用)。ウエスタンブーツやエンジニアブーツなどを立ったまま脱ぐことが出来るので、玄関先に置いておくととても便利なものなんです。
ノーティー・ネリーには古くから様々なバージョンがあり、本国ではコレクターズアイテムになっています。解説書によれば、本品はロデオ・カウガールのHelen Bonhamという女性が所有していたコレクションのレプリカ品ということです。
ネリーは乳母らしいんですが、どう見ても酒場のおねえさんといった風情ですね。

価格7800円
本日の修理品
前後左右のポケットが激しく破れたパンツの修理品です。
とくにライダースワレットを差す後ろポケット口は大きく裂けています。このダブルエックスのレプリカはポケット口左右に隠しリベットが打ち込んであり、生地を傷めずにこのリベットを外してポケットを身頃から分離するのは困難なので、このままの状態で補強をして繋ぎあわせます。
底部の穴の開いた部分は、ポケットの下半分のコバステッチをはずして当て布し、再び縫い付けます。
後ほどカスタマーサービス/ジーンズ関連項目としてUPしますので、ご覧下さい。