化粧直し 2014年06月25日 サボテンのペイント見本を製作したついでに、店先に長く置いてある素焼きの壷のリペイントもしてみた。 これは傘立てとして使っているもので、無地のものを常滑で購入してペイントを入れて使っていた。 日に当たって、すっかり色が飛んでしまったので、化粧直し。
試作品 2014年06月22日 数日前に下絵を製作したものを、カウハイドのウォレットにペイント。 今回はケイシイズさま(依頼主なので敬称^_^;)からのオファーで、サンプル製作。 作業時間を考えると、カービング製品よりもコストアップになると思うので、商品化に至るかどうかはわからない。 まぁ、しかし、常にあらたな試みがメーカーには必要なのだ。
DM 2014年06月21日 なかなか気の利いたDMは、ケイシイズからの雑貨EXPOへの招待券。 チョコレートバーそっくりの外観と厚みで、ヤマトのメール便で配送された。ラベル裏の品質表示欄にはケイシイズのブランドコンセプトが印刷され、中の銀紙を破ると招待券が出てくる。包装資材専門のデザイナーが考えたものだろうが、相当なコストがかかっているはず。 雑貨EXPOというのは毎年7月に東京ビッグサイトで開催される、国内最大規模の雑貨の展示会。ギフトショーとも呼ばれている。オールジャンルで数百社が出店し、バイヤーやショップ経営者との商談を行う場。
梅雨の晴れ間に… 2014年06月20日 祖父が遺した大正十年製の大日本帝国陸軍四伍式軍衣の外干し風景。 湿度が高いこの時期、うっかりするとカビの繁殖を招くことがあるので、対策のため収納袋から出して風に当てる。基本的には日陰干しだが、日光に当てる時は色抜けを防ぐため、裏返しにしている。 一度カビの胞子が付いてしまうと非常に厄介で、本職のクリーニング職人でも除去が困難なケースが多いのだ。 もちろん現代衣料でも同様で、梅雨時は素材にかかわらず、クローゼットに仕舞い込んだままの重衣料は要点検。
下絵制作 2014年06月19日 スコードロンパッチのデザインをアレンジして、ペイントの下絵を製作中。 今回は、バックペイントでもスコードロンパッチの製作でもなく、ウォレットにペイントするという試み。 そういえばずいぶん昔、ヌメ革のウォレットにチマヨ柄をペイントしたことがありましたが、そのとき以来です。
スカルスポッツ燻し仕上げ 2014年06月19日 かなり大振りなスカルのスポッツを配置して、スタッズベルトの新たなバリエーションを模索中。 画像1、2/箱出し状態でピカピカのスカルとエキスプレス。 画像3/燻しを加えた上で装着。
名著であるため、ご紹介 2014年06月18日 『すべては朝日新聞から始まった「慰安婦問題」』 山際澄夫著 WAC 昨日の大阪出張も電車利用だったので、行き帰りの車中で読了した。 グーグルで「山際澄夫 」で検索をかけると、『山際澄夫 うるさい』とか、『山際澄夫 バカ』とか、気の毒な形容が勝手にくっついて来るが、その騒がしいキャラクターは置いておいて、言っていることは至極まともである。 元産経新聞の記者で保守論客の山際氏は、今ほど朝日新聞社のデタラメぶりが世に知れ渡るずっと前から、朝日の反日姿勢を追求してきた憂国のジャーナリスト。 本書でも、その外見に似合わぬ丹念で緻密な取材力で、国内はもとより海外にまで足を運び、朝日が火をつけ韓国人が便乗した反日謀略宣伝を告発している。 この一冊で、所謂慰安婦問題の概要はスッキリと理解出来る。 尚、本書の最終章では、日本民族の不屈の歴史を描いた泉水隆一監督の名作「凛として愛」も紹介されている。 一日でも早く、朝日新聞社が潰れるのを願ってやみません。
スタッズベルト鋭意製作中 2014年06月18日 今回はお客様のウエストに合わせ、長尺(+4000円)の帯をベースに製作。 カラーポイントの周りをピラミッドのスタッズで囲む連続柄。 ベルトをはめた状態で背中心を基準点に、左右で柄の出方が揃うように製作しています。
ビッグ・アメリカン 2014年06月16日 レンタルDVDの数少ない西部劇コーナーで見つけた旧作。 本作はロバート・アルトマン監督で、勧善懲悪の西部劇とは全く趣が違う。ジョン・ウエインあたりの単純明快な西部劇が好きな人がこれを観たら、面白くもなんともないんじゃないかと思う。 舞台は1880年代、人気を博したバッファロー・ビルのワイルドウエストショー。 西部開拓も終わり、白人とインディアンの戦いがすでにショーの演目になってしまった時代。 往年のガンマンであるバッファロー・ビル・コディを中心に、曲撃ちのアニーや、かつて騎兵隊と死闘を繰り広げたスー族の戦士、シッティング・ブルなどがショーに登場する。ショーは連日大盛況だが、舞台裏では、一筋縄ではいかない出演者たちをまとめあげるのが大変である。バッファロー撃ちの名人として名を馳せたビルと、バッファローが捕り尽くされたために生活の糧を失い、やむなく白人に投稿したシッッティング・ブルが同じ舞台に立つのだ。 ロバート・アルトマン一流のブラックコメディで、老境に差しかかったビルも含め、実在した人物が色付けされて登場する。人間関係は皮肉と風刺に満ち、突き放したような描かれ方である。 俳優陣は必要以上に豪華。ビルを演じるのはポール・ニューマンで、脇役に大御所バート・ランカスターが出ている。アニーを演じるのはチャップリンの娘のジェラルディン・チャップリン。若い頃のハーベイ・カイテルも変なヘアスタイルで出演している。存在感があるのは、『カッコーの巣の上で』にも出ていた巨躯のインディアン、ウィル・サンプソン。 やたらと派手で意匠に凝ったウエスタンファッションはどうにも間抜けに見えるが、それもアルトマンの狙いのうちだろうか。かなりひねりの利いた異色の西部劇。 1976年、ベルリン映画祭で金熊賞受賞の作品。 ーーーーーーー さて、西部劇で多少モチベーションが上がったところで、明日は日本ウエスタンの老舗、ファニーで商談の予定。
魔除けとして… 2014年06月15日 エフ商会より、「ザ・トーキョースタイル」と銘打った旧日本軍シリーズの新作Tシャツが入荷しました。 今回は二柄(零式戦闘機と帝国海軍手旗信号)がモチーフ。各々二配色の展開です。 韓国人が忌み嫌い、見ただけで発狂するという、美しい旭日旗プリント入り。 価格/4300円(税別)
本日の修理品/エターナル811 2014年06月15日 ワンウォッシュ状態でお買い上げいただき、程よくアタリが出始めたエターナルの定番デニム。 フロントのボタンホールの芯糸が抜けてボタンが掛からない状態。 千切れる寸前の箇所も含め、5つとも補修をおこないます。
ライブハウス・本郷アルマジロ 2014年06月14日 名古屋市名東区にある老舗ライブハウス。 ここでは曜日によってさまざまなジャンルのライブが行われているが、元々はカントリーミュージック中心のライブハウス。昨日はカントリーナイトということで、お客さんと連れ立って生演奏を聴きに行った。 本郷駅近くの古いビルの地下、やたらと重いドア(鍵が掛かってんじゃないのかと思うほど)をギッと開けると、板張りのフロアに漆喰壁の異空間があらわれる。けして広いとは言えないライブスペースを取り囲むように、ストローハットにウエスタンブーツという出で立ちのお客さんで盛況だった。 レパートリーは古いスタンダードナンバーから新しいポップ寄りのカントリーまで幅広い。 半田市からはかなり距離があるので滅多に行けないが、たまには足を運んで、ガンボ料理でも食べながらこの雰囲気に浸りたいものだ。 画像1/前座は店のオーナーやスタッフがミュージシャンとして演奏する。そのため、9時半にメインのバンドの演奏が始まるまでは料理の注文は受けてくれない。 画像2/この日のトリはオース・シティ・リミッツ。長いキャリアを持つカントリーバンド。メインはオジさんのボーカルだが、若い女性ボーカルも数曲歌う。サニー・スウィーニーの早口言葉のような曲、「IF I COULD」をノリノリで歌っていた。 画像3/店内に飾られたアルマジロの剥製。たぶん今はワシントン条約の指定種で輸入出来ないはず。
パッチ縫い付け/A-2 2014年06月13日 おそらく20年位前に生産された、アビレックス社のミルスペック復刻版A-2。 右胸にパッチを取り付けるためのベルクロを縫い付け。 *都合により、本日6月13日(金)の営業はPM7:00までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
パッチ縫い付け/B-15D(MOD) 2014年06月12日 現在ではラインナップから外れたバズリクソンズのB-15D。 B-15DはMA-1の前身で、MA-1同様のセージグリーンのナイロンシェルが使われています。元々衿ボアが付いていたのをモディファイドされて、一見MA-1とそれほどの違いはありません。 パッチの位置はお客様の指定で、内ポケットの玉縁に干渉しない程度の高さです。 *都合により、明日6月13日(金)の営業はPM7:00までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
梅雨の三ヶ根山・殉国七士廟再訪 2014年06月11日 昨日の休業日、梅雨の合間の曇り空に突然思い立ち、車で三ケ根山山頂を訪れた。 時節柄、三ケ根山スカイライン沿いの紫陽花が見頃であることをふと思い出したのだ。セントレア空港の関連で道が整備され、半田市から西尾市にある三ケ根山までは一時間もかからない。 画像1/山頂の路側帯から見た蒲郡側。 画像2/いつも美しく管理されている廟の周辺。この日は白い菊が供えられていた。先客でかなりご高齢の、旧軍関係者の方が参拝されていた。 画像3/廟の由来が彫られた殉国七士奉賛会の石板。裏を見たら協賛者として、鶴田浩二さんらの名前があった。 画像4、5/廟の案内人、Iさんの休憩所前では沢山の猫が屯する。このところIさんは体調を崩されており、この日廟の前での祝詞が聴けなかったのが残念。 画像6/スカイライン沿いに咲き始めた紫陽花。下山するまで延々と続くが、急カーブの連続なので見とれていると危ない。 *都合により、6月13日(金)の営業はPM7:00までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
A-2カスタム完成 2014年06月11日 バズリクソンズ初期A-2のペイント作業のつづき。 お客様からいただいたサンプル画像を元に、右腕にB-24爆撃機の尾翼を模したペイントを施します。 画像1/白×赤で塗り分けた部分が乾いた後に、黒でクッキリと縁取り。 画像2/最後に、薄く溶いた茶色で全体を上塗りし、薄汚れた雰囲気に仕上げます。 画像3/作業完了。左胸には当時モノの実物パッチを縫い付け、エポーレットには中尉章をペイント。 *都合により、6月13日(金)の営業はPM7:00までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
A-2カスタム進行中 2014年06月09日 左胸に当時の実物パッチ、両肩に中尉章を描き込んだバズリクソンズのA-2。 右腕にはB-24爆撃機の尾翼を模したペイントを施します。 画像1/型紙に沿って垂直尾翼のアウトラインを描き込み。 画像2/下地の塗料には黄土色の顔料を混ぜ、黄ばんだ感じに。 画像3/フリーハンドで識別マークを描き込み。 本日の作業はここまで。仕上げは水曜の予定。
ソルジャー・ボーイ 2014年06月08日 70年代の地味な作品の中には、拾い物がけっこうある。 これは1972年の作品であるから、ベトナム帰還兵を扱った映画のはしりと言えるんじゃないだろうか。 ジョー・ドン・ベイカーを中心とした4人の若者は陸軍を除隊後、お金を出し合って牧場を経営することを夢見る。中古のキャデラックを買い、家族の反対も振り切って、カリフォルニアを目指して大陸横断の旅に出る。しかし厭戦感の拡がったアメリカでは、行く先々で出くわす人々の彼らを見る目は冷たく、様々なトラブルに巻き込まれる。ついにはお金を盗まれ、給油のために立ち寄った田舎町(その名もHOPE)で給油機を壊している所を見咎められ、発砲される。それが引き金になり、戦場から持ち帰ってトランクに積んでいた銃器、手榴弾で町全体を破壊し、殺人マシンのように住民を皆殺しにしてしまう。 それまでのフォークソングが流れるロードムービーが、唐突に凄まじい銃撃シーンに切り替わるのである。ついには出動した州兵と銃撃戦となり、私服から野戦服に着替え、特殊部隊のベレー帽を冠った彼らが射殺されるシーンで物語りは終わる。 その後の『ランボー』や『タクシードライバー』よりもずっと早くベトナム戦争後遺症をテーマにした映画で、ヒットはしなかったが、実に見ごたえのある作品である。 ちなみに強面のジョー・ドン・ベーカーは、今は太った脇役俳優だが、73年に主演した『ウォーキング・トール』も面白い作品で、暴力的な保安官を好演していた。