店長日記

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バックペイント製作
次回の作業は、メーカーオリジナルのバックペイントが入ったB-3に、ハーケンクロイツを描き加えるというもの。
2004年にバズリクソンズが販売したB-3で、ペイント入りで販売されたB-3はこの時が最初で最後ではなかったかとおもいます。
凹凸の大きい羊革は作業性が悪く、出隅の多い図柄は角を押さえていくのにも時間を要します。
B-15Cカスタム完成
バズリクソンズが限定製作したオリーブのリブ付きB-15C。
右胸と左腕にパッチを縫い付け、左胸にペイントを施して作業完了。

画像1/エアフォースブルーのナイロン地に直接ペイント。お客様の指定は黄色だが、暖色系はそのまま塗っても色が出ないので、まず白色で下地をペイント。

画像2/仕上げの黄色でペイント。
雨上がり
この辺で涼しくなって欲しいところですが、来週も30度越えの日が続くようですな。
B-15Cカスタム製作中
バズリクソンズのボア付きB-15C、エアフォースブルーの無地モデルがベース。

画像1/薄くなったプリントの上から刺繍のエアフォースパッチを縫い付け。

画像2/右胸には朝鮮戦争時代の45thTACのパッチ。

画像3/左胸にお客様のラフスケッチを元に、イラスト文字を直接ペイント予定。
メッシュキャップ、リボーン!
古い古い東洋製のメッシュキャップ3種。
使い込まれてよれよれの帽体から、お客様お気に入りの刺繍パッチを取り外し、新しい無地の帽体に付け直します。こういった曲面(しかも鍔付き)への縫い付けは特殊ミシン(八方ミシン)があるとスムーズにいくのですが、なんとか地縫いミシンで対応しました。
八方ミシンは、「あったらいいな」と思う事がしばしばあるのですが、これ以上はミシンの置き場所がないので、今のところ導入出来ないでいます。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。

画像3/ビフォー。

画像4/アフター。

画像5/ビフォー。

画像6/アフター。
スコードロンペイント完成
A-2の左胸に直接ペイントを施しました。
通常よりやや大きめの14センチ径でご指定いただきましたが、バランス良く収まっていると思います。
お客様のトライアンフ
TR6ベースのロングフォークチョッパー。
ピカピカ、ギラギラのチョッパーではなく、程よくヤレた野ざらし風。
しかし、機関部にはしっかり手が入っています。
CHITAHAN ROCK 2015
ちょっと告知です。
この秋、知多半島を中心に活動するロックバンドの野外音楽祭が開催されます。

日時/2015.10.4(日曜日) 10;00〜

場所/りんくうビーチ 北芝生広場 (常滑市)

入場料/1500円(当日)

出演バンド/K.H.M69
      Cancers Low
      GLASSJAW820
      THE INDEX
      NOTCROUD
      漲-MI・NA・GI-
      LAZE NO LIMIT
      きのこ
      Theボンゴメン
      ORdER
      THRASHER
      PC/GT

出演DJ/よ~ご
     HIRO-P
     sshinkuu
     DJ-パンク節
     TOMOYUKI

主宰/知多半島パンクス chitahanrock@gmail,com

「大勢の人を集めてただただ音楽を楽しみたい!」というのが主催者の弁です。ご興味のある方は是非!
スコードロンペイント開始
しばらくはペインターとしての仕事が続きます。
今回はA-2がベースで、左胸に直接ペイントをおこないます。
ご指定いただいたのはAVGタイガーシャークの図柄で、やや大きめの14センチ径で製作。

画像1/銀ペンのコンパスで外回りの線を引く。

画像2/下地のペインティング。
第8空章ペイント完成
ペイントの過程では、子供の塗り絵のように大雑把に色をのせていきますが、詰めの作業で色合いやバランスをきちんと整えて納めさせていただきます。
2015年秋冬バズリクソンズカタログ
バズリクソンズの秋冬カタログが入荷しております。
平素当店でバズリクソンズの製品をご愛顧いただいているお客様に限り、店頭で差し上げております。かなりの冊数を確保しておりますが、シーズン前に無くなってしまう事がありますのでご入用の方はお早めにどうぞ。
第8空章ペイント
元々プリントされているエアフォースマークを塗りつぶし、第8空章をペイントします。

画像1/オリジナルの状態。

画像2/下地塗り。

画像3/大雑把に色を付けていく。本格的な描き込みはこれから。
岐阜県内のミャンマー人技能実習生、失踪急増 難民申請か

「ごめん」手紙残し消えた5人
ミャンマー人技能実習生の失踪が、岐阜県内で相次いでいる問題。労働集約型の産業で深刻な人手不足に悩む縫製業とアイロンプレス業では、外国人技能実習生は欠かすことのできない労働力となっている。実習先企業は突然、働き手を失い、経営に大きな痛手となっている。
既製服関係の会社が加盟する県内の受け入れ団体は昨年1月、ミャンマーから女性7人を初めて受け入れた。それまでは中国から受け入れてきたが、日本と中国の賃金の差が縮まってきた影響で、若くて優秀な人材が中国から集まりにくくなった。ミャンマーは中国やベトナムに比べて人件費が低く、外資の繊維産業が進出し、カンボジアやインドネシアに比べてミシンを扱える人が多い。2年前に加盟企業が資金を寄せ、ミャンマーの都市ヤンゴンに来日前の実習生向けの日本語教室を新設するなど、受け入れ体制を備えてきた。
(以上引用)

これは全国的な問題で、もうずっと前から、織布工場や縫製工場、二次加工の工場では日本人の働き手が足りない。
単調でキツい仕事だし、あまり将来性も無いと思うのか、募集をかけてもサッパリ集まらないのだ。待遇面もあるが、ある程度の規模の工場だと僻地にあったりするので、尚更人が集まりにくい。若い人が入ってこないので、日本人従業員の平均年齢も相当高齢化している。
それで仕方なく、外国人の実習生をはめ込んでラインを維持しているような状態。しかしトンズラする実習生があとを断たないのだ。
「ものづくり日本」の現実は、なかなか厳しい。
パッチ縫い付け/B-3
出来上がったネームプレートと399bonbの刺繍パッチを縫い付け。
ネームの方は念入りに下穴を開け、ゆっくりと手送りで縫い留めていきます。
羊革の中でも最も毛足の長いB-3は難度高し。
ところで最近バズリクソンズでは、このB-3がラインナップから外れていますが、原材料が高くなり過ぎたことで製作を手控えているようです。
わびさび
わびしく廃れていくさま=侘び寂び(錆ではない)。
残った樹脂パーツは、ボンネット上の吸気口くらい。
しかし塗料の残量があまりないので、どうするか思案中。
ネームプレート製作中
そろそろフライトジャケットの季節が近づいてきて、いろいろオファーをいただいております。
今週はバズリクソンズのB-3をベースにカスタムを製作します。
スコードロンパッチとネームを取り付け、左腕に第八空章をペイントする仕様。
ブーツの幅出し・リトライ
先日ストレッチャーを使って甲の部分をひろげたレッドウイングの2268。
ところがオーナーに試してもらったところ、シャフトの付け根のところで甲が引っかかって容易に入らない。なんとか入った状態では横幅には余裕があるが、これでは脱着が非常に困難。
時を経て、オーナーの体型とともに、足にもずいぶん肉がついてしまった模様。
仕方がないのでシャフトの部分も出来るだけひろげて、足がすんなり入るようにしてみようということになった。
この部分に当てる専用の器具は無いので、甲を伸ばすストレッチャーのハンドルと軸を利用して製作する。ストレッチャーは、ハンドルを回すと軸の先端に付けられたコマがネジの力で前進し、左右の型を押し広げていく構造になっている。シャフトの中に収まりそうな丸太を用意して、コマが収まる溝をノミと彫刻刀で彫り込んだ。
本日は久々の木工仕事。

画像1、2/長さをあわせて輪切りにした丸太の内側に、金属のコマと固定ピンが収まる溝を彫り込む。

画像3/シャフトの縦方向を伸ばして固定。

画像4/時間をおいて横方向を伸ばす。

*こうした作業はアフターフォローの一環ですので、当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
終戦の日の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
本日は営業日だが、早朝に起き出して家族を引き連れ、ファミリーカーで参拝に行く事にした。
西尾市にある三ケ根山までは、車でなら片道一時間もかからない距離。とくにお盆の時期は渋滞も無い。三ケ根山スカイラインの入り口近くのコンビニに、お供えの酒を買うために立ち寄ると、偶然にも自転車で来ていたお客様と遭遇した。ツール・ド・なんとかに出場出来そうな本格装備で山頂を目指すらしい。
三ケ根山スカイラインの料金所では、切符きりのおっさんから、「今日は右翼が集まってくるし、警察も来てるから気をつけてね!」とご忠告いただいた。
廟の前に到着すると、時間も早かったので街宣車のご一統は見かけなかったが、覆面パトカーが停まっていて、眼光鋭い公安警察の方々が睨みをきかせていた。ボランティアの人達の手で整備されている廟にお参りをすませ、展望台付近へ移動。コンビニ弁当を食べ、比島観音周辺をまわって、お世話になっているIさんの休憩所にご挨拶に伺う。お話していると、さっきの公安の刑事さんが部下を連れてあらわれ、ニコニコと挨拶していった。情報収集も兼ねているのだろう。集まってくる車両のナンバーくらいは記録しているのかもしれない。
一年前のこの日は、山間部がすごい霧で視界不良だったが、今年は蒲郡側まですっきり見通せるほど晴れ渡っていた。
10時前には帰途につき、定時に営業開始。
今日はBGMとして、軍歌、戦時唱歌でお客様をお迎えしております。

画像1/岸信介首相の揮毫による石碑。

画像2/殉国七士の廟。

画像3/山頂からの見晴らし。

画像4/休憩所でコーヒーに添えられたお茶菓子は、台湾で有名なメーカーのものらしい。

注)殉国七士廟には戦勝国の報復裁判でA級戦犯とされた東条大将以下七人の戦争指導者のご遺骨が眠っている。これは埋葬を許可しなかった米軍から有志が奪還し、紆余曲折を経てここに安置される事になった。この七人のA級戦犯とされた方々は靖国神社に合祀されているが、それについて特定の国が不当に干渉してくるのは周知のとおり。
本日の修理品/リーガルウイングチップ(外部委託)
先月、レッドウイングのクレープソールの張り替えを承った際、これも張り替え可能なら一緒にやってもらいたいという事でお預かりしていました。
30年ほど前のリーガル(日本製靴)のウイングチップ。状態はいいのですが、ラバーソールが加水分解して真っ二つに割れています。
当店が外注している修理屋さんは、元々こういったグッドイヤーウエルトの張り替えが専門なので、作業的には問題ないようです。
ソールは社外品の国産ラバーで、色の近い物で間に合わせてもらいました。ウエルト(細革)、ヒールは再利用しています。

画像1、2/ビフォー。

画像3/アフター。
装着
絶妙なサビ加減で仕上がったラジエターグリルを装着してみる。
見る人が見れば「おや?」と興味を引くだろうが、知らない人からすれば、「ひどいボロだな!こんな車に乗ってるなんて、どんだけ貧乏なんだよW」くらいにしか思えないかもしれない。