店長日記

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ジーンズリフォーム/シュガーケーン USA
裁端にロックミシンをかけた段階で中断していたウエストサイズ出しを仕上げていきます。
色味の残っているシュガーケーンUSAの639。

画像1/ビフォー。

画像2/両脇にマチを入れ、腰帯はレザーパッチの下に隠れる位置で接ぎを入れます。

画像3/アフター。
パッチ縫い付け/ダイビングベスト
こういうイレギュラーな作業にも、たまには対応しております。
地元のお客様のご要望で、スキューバダイビングに使う浮力調整用のベストに、屋号を刺繍したパッチを縫い付け。
何時でも良いということで期限を切らずにお預かりしましたが、保管しておくスペースに困ってしまい、早めに対応いたしました^_^;)。

画像1/メーカーのブランドロゴの上に縫い付けますが、左右の端がパッチからはみ出すので、ロゴの刺繍を解きます。

画像2/本体が嵩張るので、ミシン台の上にセットするのが大変。

画像3、4/作業完了。
本日の修理品/バズリクソンズ B-15A
続けて腰のリブパーツの穴補修。
地縫いの付け根部分の穴で、樹脂で固定することも出来ないので、手縫いでカケツギを行います。こういう部分では、一旦リブを取り外して穴の開いたところの下1センチくらいを縫い込んで隠してしまうやり方もありますが、コバステッチや裏地も広い範囲で解体しなければならず、大事になってしまいます。
穴も大して大きくないので、簡易修理で済ませておきます。
本日の修理品/バズリクソンズ B-15A
今回はパッチ付けでお預かりしているB-15Aですが、両ポケットのスナップボタンの打ち直しと、リブの補修を先に行います。
スナップボタンは破損しているわけではありませんが、グリーンに着色されたキャップの塗装が不自然に剥がれているので、取り外して新品に交換します。

画像1/ビフォー。左右共、キャップ中央の塗装が削られたような状態。

画像2、3/裏側から、生地を傷つけないようにカシメを削ってキャップとスナップのメスを取り外し。

画像4/新品のスナップをセットして打ち込み。

画像5/アフター。
本日の修理品/ファニー キーホルダー
ファニーがウォレット&キーホルダーにスタッズを使い始めた初期ロットの製品。
このころは現在使われているFUNNYロゴ入りのナスカンではなく、汎用品のニッケルメッキのナスカンが付けられていました。
破損したナスカンはワンウエイスナップで本体にカシメられているので、スナップボタンごと取り外して交換になります。

画像1/タン色が茶褐色に変色したキーホルダー。カンの回転軸が摩耗して抜けた状態。

画像2/現行品のナスカンに交換。カシメを兼ねたワンウエイスナップは削って取り外します。

画像3/新品のナスカンをセットしてカシメ打ちし、修理完了。現在では希少な1964年のシルバーコンチョは磨き直し。

ライダースワレットや携帯ホルスターに付属するナスカン(茄子カン)はダイキャスト製で、大事に使って頂いたとしても、いずれジョイント部分が摩耗したり、スプリングが破損することは避けられません。当店では常時各サイズに合わせたパーツをストックしておりますので、即日対応出来ます。
ジーンズリフォーム/バズリクソンズ 大戦モデル
見頃を解体してのウエストサイズ出し。
まずはバズリクソンズの大戦モデルジーンズから。
両脇にV字型のマチを入れ、腰帯はレザーパッチの下に隠れるように接ぎを入れております。

画像1/ビフォー。

画像2、3、4/アフター。
ジーンズリフォーム/シュガーケーン USA他
作業スペースの関係で日が開いてしまいましたが、シュガーケーン2本とバズリクソンズの大戦モデルのウエスト出しにかかっております。腰帯とサイドシームに接ぎを入れて色味の近いデニムを挟み、ウエストを拡げるという手間のかかる作業。まず後ろ半分の腰帯とベルトループを取り外し、脇もリベット下4センチくらいまで解体します。
同じ東洋の製品でも、ディテールが異なるので現物合わせで作業を進めます。

画像1、2/最近カタログ掲載されなくなったバズリクソンズの大戦モデルジーンズ。

画像3、4/こにらもカタログに載っていないシュガーケーンUSAの639。

画像5、6/太番手の糸を多用したユニオンスタージーンズ。
パッチ縫い付け/B-15
続けて同じカイゲル社モデルに異なる戦域のパッチ類を縫い付け。
左内ポケットの玉縁上部にステッチがかかりますが、使用可能です。
パッチ縫い付け/B-15
バズリクソンズが2004年に実物を元にリリースしたB-15の珍品。
カイゲル・テキスタイル社の実名復刻もの。
B-15の特徴であるオフセットされたフロントファスナーがこのモデルではセンターに取り付けられ、表生地もざらりとしたキャンバスになっています。
今回、同型2着にそれぞれにパッチを取り付けします。
パッチ縫い付け/B-15C
続いてナイロンシェルのB-15Cモディファイド。
イエローゴールドのパッチがよく映えます。
タンクカバー完成
ミシン作業の合間に、昨年末からの積み残しのスタッズワーク。
スタッズの配置を変えて2パターン製作。
当店は製作のみで、販売と取り付けはバイク屋さんが行う。
ジーンズリフォーム/ファニー チャップスジーンズ
裾上げが完了したチャップスジーンズは、引き続きウエスト出しをおこないます。
腰帯とサイドシームを割って接ぎを入れますが、サイドシームはデニムの共布ではなく、デザインとしてウォッシャブルレザーを挟んで拡幅します。

画像1/ビフォー。

画像2/腰帯とベルトループ、レザーパッチを取り外し、両サイドも解体します。腰帯はレザーパッチの下の位置で断ち割って接ぎを入れます(後でレザーパッチを取り付けて継ぎ目を隠す)。

画像3、4、5/アフター。
いただきもの
靖国神社のお守りと日の丸ステッカーセット。
三ヶ根山を歩いて登る時に先導役を務めてくれているHさんのお土産。二日にお参りされた際は大変な人出であった模様。
今年中に、長距離ドライバーをしているお客様の手配で、車で靖国参拝ツアーを計画しているが、できるだけ人出の少ない時を選んでゆっくりと訪れてみたい。
ジーンズリフォーム/ファニー チャップスジーンズ
フライトジャケットのカスタムと並行してデニムの修理、リメイクも進めております。
ファニーが製作したチャップス(シャップス)ジーンズの裾上げ&ウエスト出し。
まずは裾上げですが、そもそもこのジーンズは、後で裾上げ出来る構造になっていません。それにしては股下の設定寸法が86~90センチと長く、カットなしで穿ける方は少数派です。ほぼ企画ミスと言っても良い部類でしょう。パンツ部分よりわずかに短いチャップスはインシームに挟み込まれてガッチリ一体化されており、長さを詰めようとすると周辺を全て解体する必要があります。
今回はウエスト部分も、在庫の29インチをお客様に合わせて1インチほど拡げて納品します。サイドシームにレザーで接ぎを入れて拡幅します。

画像1/ファニーがカントリーシンガーのケニー・ロジャースを勝手にリスペクトしたチャップスジーンズ。

画像2/裾上げビフォー。

画像3/パンツ本体、チャップス部分共6センチ詰める。

画像4/裾上げアフター。
パッチ縫い付け/B-15
豊川市のお客様のオーダーで、バズリクソンズの新旧6着のジャケットを順次カスタムしていきます。
まずはB-10の後継モデルであるB-15をフライングタイガース仕様に。
Olders From New York…海外通販その後
年明け早々に、年賀状に混じってポストに投函されていた海外からの封書。
はて…?
開けてみると、当店あての郵便為替(INTERNATIONAL POSTAL MONEY ORDER)が入っていた。そういえば、昨年末にニューヨークからメールで商品の問い合わせがあり、忙しい時期でもあったので放っておいたら再度問い合わせが入り、しょうがないのでつたない英語を駆使して返信を送ったのだった。その時のレートで商品代と送料をはじいて、郵便為替以外では(絶対に)取引しない旨書き送った。その後音沙汰なかったのだが、指示通りに為替にして送ってくれたということだ。
日記欄で「問い合わせの文面がバカっぽい」などど、失礼なことを書いてすみませんでした…。
それで、郵便局が始業になる今日、換金と郵送のための手続きで局を訪れたのだが、メチャクチャな混みよう。
順番が来るまでに20分ほど待たされた上、職員も郵便為替の扱いに不慣れで、一度引っ込んでどこかの部署に電話し始めて、また20分ほど待たされた。そのあげく、1月からは為替の換金に身分証の他、マイナンバーが必要だと言う。
…マイナンバーカードは作っていないし、番号は自宅に送られてきた通知カードを見なければわからない。
結局一度自宅に帰って出直す羽目になった。
なんとか換金とEMSでの商品発送を済ませ、開業時間ぎりぎりに帰り着く。
パッチ縫い付け/A-2
こちらは以前もお取引いただいた九州のお客様。
ベースのA-2はウイリス&ガイガー社のホースハイド。
お持ち込みの胸パッチとともに、当店でハンドペイントした第5空章を取り付けて納品します。
いただきもの
せっせとミシン作業を進めているところへ、碧南市のお客様からの差し入れ。
ワッフルのような生地に餡が入ったお茶菓子。
コーヒーブレイクの時にいただきました。