八方ミシン稼働中

八方ミシン稼働中
昨年導入し、試行錯誤を繰り返して調整してきた八方ミシン。
ぼちぼちと稼働する機会が出てきて、今回はレザーではなくナイロンバッグの修理作業。壊れたファスナーをテープごと取り外し、別のファスナーをセットして叩き付けする作業。
立体として出来上がった製品の奥まった箇所を縫うには最適、というか他のミシンではこういった作業は困難。仮にボストンバッグのファスナー交換を平テーブルの地縫いミシンでやろうとすると、一旦バッグをバラバラにしなければミシン台にセットできないのだ。

画像1/破損したSKOというメーカーのコイルファスナー。

画像2/手持ちのファスナーの中で、色も長さも近いYKKのプラファスナーを流用することにしたが、いかんせんオープンタイプ。

画像3/エンドケースの中にピンを差し込んだ状態で瞬間接着剤を流し込んで、開かない様固着させた。かなり強引だが、実用上はこれで問題なし。

画像4/ボストンバッグのコーナーの奥に八方ミシンでファスナーを留めつけ。

画像5/作業完了。