パッチ縫い付け/B-10 2016年10月21日 先週ペイントしたキャンバス地のパッチをB-10に縫い付け。 ベースのB-10は、バズリクソンズが1999年と2000年に製作した実名復刻(OLDIN DENNIS社)もので、表地がレーヨンとコットンの交織素材という変わり種。
ブランドバナーもDIYで 2016年10月21日 「TAILOR東洋」のバナーを店内で製作中。 色を付ける場合も、まずはオフホワイトで下地を作ってから。 塗料が乗りにくい生のデニムなので、大きな丸筆で習字のように一筆書き出来る訳ではなく、何度も重ね塗りが必要。 画像1,2/面相筆で「はね」の細い部分から描く。 画像3/太い筆に持ち替えて…。
ブランドバナーもDIYで 2016年10月20日 ここ最近のスカジャンブームで、平素はスカジャンなど見向きもしないようなメーカーまでが参入しているが、ここは元祖のメーカーである東洋の存在をアピールしておかねばなるまい。 そこで、急遽「TAILOR東洋」のブランドバナーを作ることにした。 デニムのナマ生地を裁断して、手描きでロゴを入れて販促に使うのだ。 販促用品までセルフ製作してくれるなんて、なんてありがたい販売店なんだ!と、営業担当者は思うに違いない。 画像1/耳から耳まで生地幅一杯に使用する。 画像2/「東洋」の自体は行書風で。チャコで下描き。 画像3/下描き完了。
パッチ縫い付け/G-1 2016年10月17日 県外から当地に長期出張中のお客様からの依頼品。 バズリクソンズのG-1に、お客様が海外サイトで収集したパッチ類を各部に縫い付け。 G-1は後ろ身頃にアクションプリーツがあり、表地と裏地の間に、左右のプリーツを繋ぐように2本のゴムが仕込まれています。これでプリーツが開閉するようになっていますが、背中にパッチを縫い付けることでゴムが固定されるので、動きはある程度制限されてしまいます。 作業は背中心で表地と裏地とゴムの位置がずれないよう注意しながら行います。 画像1/背中心のパッチから縫い付け。 画像2/背中上部。 画像3/背中右。 画像4/背中左。 画像5/右上腕。 画像6/作業完了。
本日のニュースより 2016年10月16日 民進・蓮舫代表 台湾籍離脱手続き「不受理」 日本国籍「選択宣言した」 国籍法違反の疑いも 民進党の蓮舫代表は15日、日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題について、都内の区役所に提出した台湾籍の離脱証明書が受理されなかったことを明らかにし、戸籍法に基づき「(日本国籍の)選択宣言をした」と述べた。都内で記者団に答えた。党関係者によると、選択の宣言は今月7日付。 (以上引用) その場しのぎでウソをつくのが習い性というか、人格の一部になっていると思われる。 たとえバレても恬として恥じない強靭な精神力は、さすがかの国の血を引くだけのことはあると感心する。 しかしこれでしばらく与党は安泰。 この機会に外国人の影響を政界から排除できるよう、法整備も進めてもらいたい。
ウエスタンハットリメイク 2016年10月16日 引き続きステットソンのハットの鍔(ブリム)を切り詰めて、一回り小さなサイズにリメイクする作業。 画像1/裁ち端をピンキング鋏でジグザグにカットしてみた。これは単に見た目のため。 画像2/外周りを二つ折りにしてミシンで叩くが、あらかじめスチームアイロンでしっかり折り込んでおく。円周の裁ち端が一番距離が長いので、折り込みの際は端が余ってギャザーのようにならないように注意。作業としてはこれが一番難しい。 画像3/作業完了。鍔が短いので、ワイヤーは入れずに済ませた。 画像4/ハットバンドは以前レザーで製作したもの。これが幅広のリボンテープになると、ほとんどフェドラハットと変わらなくなる。
ウエスタンハットリメイク 2016年10月15日 昨日ファニーが輸入している「インディー・ジョーンズ」のフェドラハットをアップロードしたが、このくらいの鍔の張り出し具合なら、街着としてコーデュネートし易い。 フェドラハットは(ウエスタンのファニーが輸入しているとはいえ)厳密にはウエスタンハットではないが、これに近い小ぶりなデザインのハットも西部開拓時代を描いた映画にはよく登場する。たしか北部型は鍔が小さく、南下するほど鍔が大きくなるというようなことを、Gun誌で読んだ記憶がある(うろ覚え)。 ともあれ、自分用にも鍔の小さめのハットが欲しくなったので、手持ちのウエスタンハットで出番の少ないものをつくり直すことにした。 メーカーはステットソンで、大きな鍔の縁にワイヤーが入っているもの。柔らかいフェルト製で、ワイヤーを曲げてシェイプラインをつくるようになっ ている。ちなみに高級なものはフェルトにビーバーの毛が沢山入っていて硬く、スチームアイロンで成型する。 まずは鍔が仕上がりで6,5~7センチ程度になるよう、縁の折り返し分を残して裁ち鋏でカット。 画像1/現状。クラウン(頭の収まる部分)の上端は、つまみやすいように窪みがつけられている(モンタナ・クリース)。 画像2/裁ち鋏で端をカット。フェルトは断ち切りでも端がほつれることは無い(不織布)。 画像3/裁断完了。 画像4/縁の入っているワイヤー。長さを詰めて再利用できるが、鍔の幅が小さくなるので多分不要。
パッチ縫い付け/L-2B 2016年10月14日 ウイリアム・ギブソンのブラックL-2B。 左腕の白抜きのステンシルを覆うように刺繍パッチを縫い付け、右胸には米軍放出の実物パッチを縫い付けて納品させていただきます。
大阪出張 2016年10月12日 昨日はショップの休業日を利用しての大阪日帰り出張。 近鉄線荒本にあるファニー本社は、それまで物流倉庫だった一階部分が改装されて工場が移転しており、本格的に稼働していた。 L字型のスペースに裁断、染色、縫製のラインが作られていて、若い職人さんも多い。 近年、国内の衣料品の縫製工場はちっとも若い人が入ってこないので、かなり高齢化が進んでいるが、ここは全く違う印象。 機械類も充実していて、特大のプレス機や、バンドナイフと呼ばれる大型の革漉き機はもちろんのこと、新型の腕ミシンはすべてサーボモーターが付いていた(かなりうらやましい)。 一方で職人さんの技量に負う部分も多く、素材に合わせた染色も、染料を独自に調色するところからおこなっている。 久しぶりにお会いした工場長の久保さんは当代一流のクラフトマンで、フィリグリーのような難しい作業を引き受けてくれている。 興味深く見学させていただいたが、企業ヒミツに関わることもあるので、画像は入り口のみ。 このあと訪ねた東洋の展示会は(いつもながら)撮影禁止なので画像はありません。
明日は大阪 2016年10月10日 明日は毎年この時期に開催される東洋エンタープライズの春夏物の展示会。 展示会場にはサンプルとして製作したアイテムが並び、それを見て各地の販売店がサイズと個数を発注します。営業担当者が受注をまとめると、生産部門が生地や付属を発注し、工場に投入。それがシーズンに入ると商品として納品されるというのがおおよその流れです。 メーカー側は在庫リスクを減らしたいので、受注分を大きく上回って見込み生産するということはありません。 かつては「問屋」がメーカーと販売店の間に入り、在庫の調整弁の役割をしていましたが、今では問屋自体が少なくなり、販売店とメーカーの直接取引が多くなっています。結果的に定番商品以外は、店頭在庫を切らすとフォローが難しくなっています。 いつものように近鉄線荒本にあるファニー本社にも立ち寄る予定。 ファニーでは、従来離れたところにあった工場が本社内に移転したので、工場の方々とも顔合わせの予定。
スコードロンパッチ鋭意製作中 2016年10月08日 関東のお客様のオーダーで、キャンバス地をベースに手描きします。 ビンテージの参考画像をいただいていますが、ディテールがはっきりせず、ある程度想像力で補って下描き。
スコードロンパッチ製作 2016年10月07日 今週はぺインティングの仕事を集中的にこなしております。 以前にも製作している47thBOMBのスコードロンパッチ。森永チョコボールのキャラクターに似ていないこともありません。 若干シボの多いレザーをベースに使用しました。
パッチ縫い付け/レザートレンチコート 2016年10月03日 今回は持ち込みの革コートに、ハンドペイントで製作したエアフォースパッチを取り付け。 メルトン生地で総裏張りのこのコート、超重量級です。 静岡のお客様からの依頼品。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501 2016年10月02日 ちょっと間が開いてしまいましたが、お預かりしていた古い501のリペアが完了しました。 前見頃は左右とも大きく当て布し、ポケット口も出来るだけ補修しております。後ろ見頃も広範囲に当て布してタタいています。 生地がヘタっているので、補修用の糸も針も細いものを使っています。