2013年10月

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パッチ&ネームプレート縫い付け
裁断した革のトリミングをパッチの上に縫い合わせ、A-2本体へ縫い付けします。
ネームプレートは先週製作しておいたもので、パッチの上の定位置に取り付け。同じオーナーからの発注で広幅(タテ25ミリ)のネームプレートも製作済みで、別のA-2に縫い付けます。
パッチ縫い付け…難あり
先週、ネームプレートの製作・縫い付けと同時にお手持ちのパッチも縫い付けてほしいという事でご依頼いただいておりました。
ところがA-2とともに送られてきたパッチはトリムの幅が狭く、パッチ本体の厚めで柔らかい革の端から浮き上がった状態で、縫い付けの際の押さえガネで固定することが困難なものでした。
仕方がないのでオーナーにご了解いただいてトリミングを別革でつくり直して取り付けます。

画像1/取り付けられているトリミングのステッチをほどき、取り外す。

画像2/絵柄がプリントされたもので、剥がした痕に地色が出ている。

画像3/パッチの外回りにあわせて用意した革にマーキング。
大阪出張
昨日は4ヶ月ぶりの大阪出張。
一日でファニー本社と東洋エンタープライズのS・S(スプリング・サマー)展示会をまわり、台風とともに夜愛知へと帰ってきた。
近鉄線の荒本にあるファニー本社ではウエスタン関連のインポート雑貨を見て回る。

画像1/ファニー本社前。実物大のFRPで出来た馬がお出迎え。

画像2/アメリカから輸入された中古のガラスケースが入庫していた。中は雑貨用の棚になっており後ろに引き出せる。適度にボロくて私好みなのでつい目が行ったが、これは直営店で使用するらしい。

画像3/新入荷の楕円形のブリキのバケツ。レプリカで中古風の塗装がしてある。

画像4/ウエスタンというよりメキシカンカルチャーのカラフルな髑髏のフィギュア。

画像5/ブリキ製のブーツは花瓶として使えるようになっている。

画像6/トラクターの椅子を模した鉄製のスツール。赤サビ風の塗装がしてある。

このあと訪ねた東洋の展示会は来夏のハワイアンシャツなどの商談が中心。
撮影禁止なので画像はありません。
パッチ縫い付け
続いてはかなりレアなビンテージのAN-6552。
取り付けるのは、これもレアなモール刺繍されたフライングタイガースのパッチ。モール刺繍は、帽章やエンブレムを製作するときの手法で、熟練工の手作業によるものです。
非常にデリケートで、ミシンの押えがねがあたると切れてしまうことがあるため、モールが張り出している部分は手縫いを併用して取り付けます。

画像1/取りつけ位置を確認。

画像2/左手部分は外側に飛び出しており、コバぎりぎりにモール刺繍が施されているためミシンでの縫い付けが困難。

画像3/ミシンステッチは左手の上下までで止めて返し縫いしておく。

画像4/モール刺繍の周りは手でまつり付け。

画像5/作業完了。
パッチ縫い付け
バズリクソンズが20年前に製作したB-15D。
元々セージグリーンだったとは思えない程、表地はすっかり退色してオレンジ色に変化しています。今回は左腕のプリントステンシルの上にビンテージものの刺繍パッチを縫い付けます。
パッチは横振りミシンで仕上げられた手作り感溢れるものですが、横方向にテンションがかかって若干卵形になっています。
いただきもの
三重県からご来店頂いたお客様からのいただきもの。
四日市名物の太白永餅(たいはくながもち)。餅米で出来た皮で小豆を包んだ細長い生菓子。
歯ごたえも良く、上品な甘さでコーヒーブレイクの時においしく頂きました。
本日のニュースより
慰安婦問題の拡大阻止 92〜93年、東南アで調査せず

旧日本軍の慰安婦問題が日韓間で政治問題になり始めた1992〜93年、日本政府が他国への拡大を防ぐため、韓国で実施した聞き取り調査を東南アジアでは回避していたことが、朝日新聞が情報公開で入手した外交文書や政府関係者への取材で分かった。韓国以外でも調査を進めるという当時の公式見解と矛盾するものだ。
「河野談話」が出る直前の93年7月30日付の極秘公電によると、武藤嘉文外相(当時)は日本政府が韓国で実施した被害者からの聞き取り調査に関連し、フィリピン、インドネシア、マレーシアにある日本大使館に「関心を徒(いたずら)に煽(あお)る結果となることを回避するとの観点からもできるだけ避けたい」として、3カ国では実施しない方針を伝えていた。
(以上引用)

ま〜たアサヒか。
そもそも、(旧日本軍の慰安婦問題が日韓間で政治問題になり始めた)のは、売春婦を従軍慰安婦と言い換え、火の無いところに煙を立てて旧日本軍を貶めた朝日の捏造報道が発端ではなかったか。
今回は国連総会で韓国のバカ閣僚が謝罪要求してきたのに呼応するようなタイミングで報道している。
しかしインターネットの普及で朝日の反日性はあまねく知れ渡ってしまったので、国内ではまともに取り上げる人は少なかろう。周辺の反日国にタカリのネタを提供したことにはなるが…。

一日でも早く、朝日新聞社が潰れるのを願ってやみません。
パッチ縫い付け
マッコイズのA-2、サイズは希少な32。
通常サイズの刺繍パッチが大きく見えます。
フェローズ定番商品カタログ、唐突に入荷
「STANDARD」と銘打たれた立派なカタログが着荷。
はて?
…この時期に、継続生産している定番商品のみを纏めたカタログなど出した事があっただろうか?
しかも上質な紙を使っている。
不景気もなんのそのという感じで好調なフェローズの事、宣伝経費が余っているのかもしれない。
ということで平素当店でフェローズ製品をご愛顧いただいているお客様にお渡しいたします。ご入用の方はお早めにご来店ください。
パッチ縫い付け
奈良県のお客様から複数のご依頼をいただいており、そのうちの1点。
実物のG-1(7823)で、50年代のものと思われます。
大きめのVAH-6の刺繍パッチを右胸に取り付けました。
ベルトサイズ詰め
シュガーケーンのスタッズベルトを約4センチ(穴1,5個分)、バックル側でカットします。
スリムになったお客様は、現在一番奥の穴で留めて使用中。
剣先をカットして奥に穴をあけ足す単純な方法もありますが、スタッズが穴の近くまで打ち込まれているのでバックル側で詰めることにしました。
留めの部分が手縫いになっているので、元の穴を利用してバックル付けの寸法分内側に折り込んで始末しました。

画像1/ビフォー。

画像2/手縫い部分を解体。

画像3/革漉き機でバックルが収まる部分を薄くする。かなり厚みがあるので一回で漉ききれず、何度もおこなう。

画像4/漉き終わったらバックルが収まる穴をあけ直し、曲げた状態でしばらくクセ付け。折り返した先は必要分を残してカットする。

画像5/バックルを収め、シニューで手縫いして完成。
ネームプレート製作中
今回も大阪の方からご依頼いただきました。
A-2に縫い付けるネームプレートを2着分、幅を変えて製作します。
現在打刻が終わった状態で、水分が抜けるのを待って縫い付けを行います。

価格¥3000(縫い付け工賃はA-2の場合1500円)

*タテは通常18ミリで裁断していますが、広幅も可能です。価格は変わりません。
*ヨコは100〜120ミリです。
ミシンアディクト
もう20年近く前になるだろうか。
当店がビンテージのジーンズなどを扱っていた頃にスタッフのひとりだったA君。
今は結婚して二児の父となったが、この業界にとどまっており、個人で始めた縫製業を生業にしている。パターンメイキングから縫製、仕上げまで一人で行う昔のテーラーさんのようなスタイル。あえて非効率的なやりかたで、「製品」というより「作品」をつくるようなスタンスで取り組んでいる。
近々フランスで行われる合同展示会にも出展するそうで、渡仏の準備と作品づくりに没頭しているようだ。
大雨の中、数年ぶりに近況報告を兼ねて来店してくれた。おみやげに彼が製作したアーミーハットを持ってきてくれた。張りのある昔ながらのヒッコリー。このタイプはトレッキングの時に丁度良さそうなので、近いうちに使わせていただくとしよう。
A君の工房・ミシンアディクト、HPはこちら→http://www2.plala.or.jp/missin-addict/
パッチ製作・縫い付け
手描きのレザーパッチは完成し、バズリクソンズのN-3に縫い付けます。
これで一通りの作業は終了です。
ご依頼の際は大阪からご来店いただきましたが、仕上がったものは梱包してヤマトの宅急便でお送りします。
パッチ縫い付け
ロングツーリングに適した時期になって、各地でミーティングが行われているようです。
厚手の一枚革のベストに記念パッチの縫い付け依頼。
スコードロンパッチ鋭意製作中
ライトフィールドのパッチは本来円形で、その中に矢じりのようなデザインが入るのですが、お客様のアレンジでその矢じり部分をやや拡大したパッチを製作しています。

画像1/ヌメ革の下塗りが乾いたら全体を黄色で着色。

画像2/中央にブロック体で文字入れ。出隅が多い文字は、角を面相筆で追わなければならず、案外時間がかかります。

画像3/中央の文字を囲うように背景を茶色で着色。
パッチ縫い付け
今回のベースはマッコイズ製のB-15B。
店頭でストックのパッチの中からエアフォースマークとモスキートのパッチをお選びいただきました。
B-15Bはフロントファスナーが右身頃側にオフセットされているのが特徴です。

本日の修理品
先週お預かりしたオリゾンティ時代のドゥニームの名品、ダブルエックス。
千切れかかっていたボタンホールを修復し、股ぐりも補強しました。
続けて両膝の穴もリペアしますが、御要望により、リメイク風にミシン跡を残した仕上げとします。

画像1/ビフォー

画像2/アフター

画像3/右膝。二箇所の穴をカバーするためにタテ20センチ程裏張り。ステッチ糸は50番と30番を使い、色も3色使い分け。

画像4/左膝には横振りミシンも併用してパッチワークで仕上げ。
靴の曇りはココロの曇り
火曜日の三ケ根山登頂で埃と雑草のタネにビッシリ覆われたトレッキングブーツを丸洗い。
このダナーは比較的屋外での使用頻度が高いため、全体に傷だらけ。それだけに本来のアウトドアブーツとしての機能を充分に発揮してきた。
内側もきれいに洗い、この後日陰干し。乾いたらクリームを塗って、ほんの少量水分を含ませた布で光沢が戻るまで磨き上げ、次回の出番に備えるのだ。
ネームプレート製作・縫い付け
先週三重県からご来店いただいたお客様からのオファー。
英字と数字の組み合わせは任意で、ご希望通り単品製作致しました。

価格¥3000(縫い付け工賃はA-2の場合1500円)

*タテは通常18ミリで裁断していますが、広幅も可能です。価格は変わりません。
*ヨコは100〜120ミリです。